ゲスト
(ka0000)
迎撃!マギア砦強襲
マスター:とりる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在15人 / 6~15人
- ユニット参加人数
- 現在15 / 0~15
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/04/20 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/05/04 09:00
オープニング
辺境某所――。何やら歪虚の陰謀が蠢いていた……。
「順調そうだな」
「おや、牙城殿ではないですか。滞りなく進んでいますよ」
「牙城か。俺達は特にやることもないんでな。見てるだけってのもつまらんものだ」
指揮官クラスの少女型歪虚、牙城・焔(kz0191)と――他二人の歪虚が言葉を交わす。
「ふっ、お前達姉妹は巨人の中でも好戦的な部類だからな。烏合の衆であった巨人共を纏め上げた手腕は評価しよう」
「お褒めいただきありがとうございます」
「おうよ、そろそろ殴り込みにいきてぇところだがな」
二人を見上げ、焔はふむりと顎に手を当てる。
「気持ちは解るがまずは性能試験をしたらどうだ。実戦で使い物になるかどうか見極めが必要だ」
「……性能試験は既に済ませていますが、実地試験は確かに必要ですね」
「むぅん、試験なら俺は必要ないか」
「まあ待て。時期を見て仕掛ければ良かろう。……しかし、これらを見てハンター共はどういった反応をするか」
焔は陳列されている巨大な何かに目をやり、ほくそ笑む。
「お前達の戦い、括目させて貰おう。とりあえずまずは前哨戦だ」
「ご心配なく、私達にお任せあれ」
「これを装備させたサイクロプス共を砦にぶつけて様子を見る。はは、ハンターの奴らがどう対処するか見物だぜ」
***
ところは変わり、壁面の修復作業が完了したマギア砦――。
「ようやく終わりましたか。あの後巨人やその他歪虚の襲撃がなく幸いでした」
「念のためハンターの部隊を交代で駐留させていましたが必要無かったですかね」
連合軍少尉、相川・俊一ともう一人の連合軍士官がマギア砦の高台に立って話す。
「いや、備えは必要です。敵にあれだけの損害を与えたとは言え、いつまた襲って来るともしれません」
数か月前、修復作業中のマギア砦に向けて巨人の集団が襲撃して来たのだ。ハンター達の奮戦により砦に被害は無かったが。
「あの数の巨人を撃破したのですから、奴ら、砦に手を出すのを躊躇しているのかもしれませんよ」
「…………」
相川少尉は無言。
(楽観視は危険……。敵が体勢を立て直す頃合いとしてはそろそろ……)
少し俯き、メガネを中指で直す相川少尉。そのとき――
「敵襲ー!! 敵襲ー!!」
見張り台から大声、その後に砦全体に警報が鳴り響く。
(やはり……!)
相川少尉は目を見開く。
それから二人は見張り台まで走り、見張り員の兵士に尋ねた。
「状況を知らせてください」
「前回と同様、巨人の群れが南下中です。種別はサイクロプス……ですが……」
「どうしました?」
額に汗を浮かべる兵士に対し、相川少尉は再度尋ねた。
「これを見てください。高台からCAMの望遠カメラで撮影した画像です」
兵士は端末を操作し、スクリーンに画像を表示する。
「こ、これは……!?」
「なんということだ……!」
少尉ともう一人の士官は目を疑った。
――そこに映し出されていたのは、従来の棍棒や投石用の岩石、ただの鉄板などの原始的な装備をした巨人ではなく……。
明らかにCAMなどと同様のライフルや刀剣、そしてヘルメットやボディアーマーで身を固め、隊列を組んで進軍してくる巨人の『軍勢』であった。
「これは……ハリボテ……ということはありませんよね……」
青ざめた表情の連合軍士官。
「いいえ、敵の装備は明らかにCAMなどと同等です。しかも動きに統制が取れている。敵は装備や戦術を近代化したと見るべきでしょう」
相川少尉は冷静に分析し、その結果を口にした。
「CAMと同サイズの銃器や刀剣類や防具を装備した巨人は、つまりCAMなどと同等の戦力と言うことです。流石に練度は我々連合軍やハンターの方が上と考えたいですが……やはり物量では敵に分がある」
「どうしましょう少尉!?」
「すぐに待機中のハンター達に出撃準備をさせましょう。准尉、場合によっては私達も出る事になるかもしれません」
「じ、自分はまだ実戦経験は……!」
狼狽した様子の准尉と呼ばれた兵士。彼は相川少尉のCAM小隊に所属している。
「そんな事を言っている状況ではありません。敵の陣容は、前回とは明らかに違う。ハンター達にも気を引き締めて貰う必要がありそうですね」
「りょ、了解しました!」
准尉はぎこちなく敬礼。
「残念ながら、マギア砦の壁面の修復は完了したものの、砦備え付けの武器は間に合っていません。ハンター達の機体が主戦力となります。我々の小隊は砦の直掩に当たりましょう」
言い終えた相川少尉は小走りでCAMハンガーに向かいなら思考する。
(敵の襲撃は予想範囲内だが装備の急激な近代化はなんだ……? これから戦いは変わる……のか……)
また厳しい戦いが始まりそうであった。
「順調そうだな」
「おや、牙城殿ではないですか。滞りなく進んでいますよ」
「牙城か。俺達は特にやることもないんでな。見てるだけってのもつまらんものだ」
指揮官クラスの少女型歪虚、牙城・焔(kz0191)と――他二人の歪虚が言葉を交わす。
「ふっ、お前達姉妹は巨人の中でも好戦的な部類だからな。烏合の衆であった巨人共を纏め上げた手腕は評価しよう」
「お褒めいただきありがとうございます」
「おうよ、そろそろ殴り込みにいきてぇところだがな」
二人を見上げ、焔はふむりと顎に手を当てる。
「気持ちは解るがまずは性能試験をしたらどうだ。実戦で使い物になるかどうか見極めが必要だ」
「……性能試験は既に済ませていますが、実地試験は確かに必要ですね」
「むぅん、試験なら俺は必要ないか」
「まあ待て。時期を見て仕掛ければ良かろう。……しかし、これらを見てハンター共はどういった反応をするか」
焔は陳列されている巨大な何かに目をやり、ほくそ笑む。
「お前達の戦い、括目させて貰おう。とりあえずまずは前哨戦だ」
「ご心配なく、私達にお任せあれ」
「これを装備させたサイクロプス共を砦にぶつけて様子を見る。はは、ハンターの奴らがどう対処するか見物だぜ」
***
ところは変わり、壁面の修復作業が完了したマギア砦――。
「ようやく終わりましたか。あの後巨人やその他歪虚の襲撃がなく幸いでした」
「念のためハンターの部隊を交代で駐留させていましたが必要無かったですかね」
連合軍少尉、相川・俊一ともう一人の連合軍士官がマギア砦の高台に立って話す。
「いや、備えは必要です。敵にあれだけの損害を与えたとは言え、いつまた襲って来るともしれません」
数か月前、修復作業中のマギア砦に向けて巨人の集団が襲撃して来たのだ。ハンター達の奮戦により砦に被害は無かったが。
「あの数の巨人を撃破したのですから、奴ら、砦に手を出すのを躊躇しているのかもしれませんよ」
「…………」
相川少尉は無言。
(楽観視は危険……。敵が体勢を立て直す頃合いとしてはそろそろ……)
少し俯き、メガネを中指で直す相川少尉。そのとき――
「敵襲ー!! 敵襲ー!!」
見張り台から大声、その後に砦全体に警報が鳴り響く。
(やはり……!)
相川少尉は目を見開く。
それから二人は見張り台まで走り、見張り員の兵士に尋ねた。
「状況を知らせてください」
「前回と同様、巨人の群れが南下中です。種別はサイクロプス……ですが……」
「どうしました?」
額に汗を浮かべる兵士に対し、相川少尉は再度尋ねた。
「これを見てください。高台からCAMの望遠カメラで撮影した画像です」
兵士は端末を操作し、スクリーンに画像を表示する。
「こ、これは……!?」
「なんということだ……!」
少尉ともう一人の士官は目を疑った。
――そこに映し出されていたのは、従来の棍棒や投石用の岩石、ただの鉄板などの原始的な装備をした巨人ではなく……。
明らかにCAMなどと同様のライフルや刀剣、そしてヘルメットやボディアーマーで身を固め、隊列を組んで進軍してくる巨人の『軍勢』であった。
「これは……ハリボテ……ということはありませんよね……」
青ざめた表情の連合軍士官。
「いいえ、敵の装備は明らかにCAMなどと同等です。しかも動きに統制が取れている。敵は装備や戦術を近代化したと見るべきでしょう」
相川少尉は冷静に分析し、その結果を口にした。
「CAMと同サイズの銃器や刀剣類や防具を装備した巨人は、つまりCAMなどと同等の戦力と言うことです。流石に練度は我々連合軍やハンターの方が上と考えたいですが……やはり物量では敵に分がある」
「どうしましょう少尉!?」
「すぐに待機中のハンター達に出撃準備をさせましょう。准尉、場合によっては私達も出る事になるかもしれません」
「じ、自分はまだ実戦経験は……!」
狼狽した様子の准尉と呼ばれた兵士。彼は相川少尉のCAM小隊に所属している。
「そんな事を言っている状況ではありません。敵の陣容は、前回とは明らかに違う。ハンター達にも気を引き締めて貰う必要がありそうですね」
「りょ、了解しました!」
准尉はぎこちなく敬礼。
「残念ながら、マギア砦の壁面の修復は完了したものの、砦備え付けの武器は間に合っていません。ハンター達の機体が主戦力となります。我々の小隊は砦の直掩に当たりましょう」
言い終えた相川少尉は小走りでCAMハンガーに向かいなら思考する。
(敵の襲撃は予想範囲内だが装備の急激な近代化はなんだ……? これから戦いは変わる……のか……)
また厳しい戦いが始まりそうであった。
解説
【依頼概要】
※本依頼は機械系ユニット(CAM・魔導アーマー・ゴーレム等)推奨シナリオです。
(あくまで推奨です)
マギア砦に向けて南下して来る、近代兵器で武装した巨人の軍勢が確認されました。
敵軍は北から真っ直ぐ砦へ進軍しています。
ハンターの皆さんはユニットに搭乗し、これを迎撃して下さい。
作戦目標は砦の防衛。敵軍を「撃退」出来れば依頼成功です。
現在の砦はOPで相川少尉が言っているように、壁面の修復は完了していますが武装がありません。
攻撃の要はハンターです。注意して防衛に当たってください。
【敵情報】
●武装サイクロプス×30~
近代兵器で武装した全高6~8m程の巨人です。全個体がヘルメットや防護服(アーマー)で身を固めています。
以下、確認されている武装。
・巨人用突撃砲(アサルトライフル)
・巨人用散弾砲(ショットガン)
・巨人用狙撃砲(スナイパーライフル)
・巨人用ナイフ
・巨人用太刀
・巨人用盾
(※PL情報ですが、巨人用装備の性能はショップ売りの機械系ユニット装備と同程度です)
【味方情報】
●魔導型デュミナス×4
相川少尉が指揮するCAM小隊です。砦を直接防衛しますので攻撃には加わりません。
【戦場・天候】
平地です。特に遮るものはありません。当日の天候は曇り。雨は降りません。
【その他】
何か質問があれば質問卓を立てた上でクラヴィーアまでどうぞ。
※ちなみに牙城・焔はOPに登場しているので関連付けしてありますが敵としては登場しません。
※本依頼は機械系ユニット(CAM・魔導アーマー・ゴーレム等)推奨シナリオです。
(あくまで推奨です)
マギア砦に向けて南下して来る、近代兵器で武装した巨人の軍勢が確認されました。
敵軍は北から真っ直ぐ砦へ進軍しています。
ハンターの皆さんはユニットに搭乗し、これを迎撃して下さい。
作戦目標は砦の防衛。敵軍を「撃退」出来れば依頼成功です。
現在の砦はOPで相川少尉が言っているように、壁面の修復は完了していますが武装がありません。
攻撃の要はハンターです。注意して防衛に当たってください。
【敵情報】
●武装サイクロプス×30~
近代兵器で武装した全高6~8m程の巨人です。全個体がヘルメットや防護服(アーマー)で身を固めています。
以下、確認されている武装。
・巨人用突撃砲(アサルトライフル)
・巨人用散弾砲(ショットガン)
・巨人用狙撃砲(スナイパーライフル)
・巨人用ナイフ
・巨人用太刀
・巨人用盾
(※PL情報ですが、巨人用装備の性能はショップ売りの機械系ユニット装備と同程度です)
【味方情報】
●魔導型デュミナス×4
相川少尉が指揮するCAM小隊です。砦を直接防衛しますので攻撃には加わりません。
【戦場・天候】
平地です。特に遮るものはありません。当日の天候は曇り。雨は降りません。
【その他】
何か質問があれば質問卓を立てた上でクラヴィーアまでどうぞ。
※ちなみに牙城・焔はOPに登場しているので関連付けしてありますが敵としては登場しません。
マスターより
こんにちは。とりるです。
個人的ユニットシナリオ第二弾。
今回もマギア砦防衛戦ですが敵の様子はいつもと大きく違います。
その辺り、よく考えて作戦を練って下さいね。
では、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
個人的ユニットシナリオ第二弾。
今回もマギア砦防衛戦ですが敵の様子はいつもと大きく違います。
その辺り、よく考えて作戦を練って下さいね。
では、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/04/24 09:54
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談用スレッド デスドクロ・ザ・ブラックホール(ka0013) 人間(リアルブルー)|34才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/04/20 06:35:19 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/04/18 17:58:09 |