ゲスト
(ka0000)
【反影】黒蜥蜴ダンジョン攻略隊
マスター:馬車猪

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- ユニット参加人数
- 現在9 / 0~10
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2018/04/19 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/04/28 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●迷宮世界
無限の瘴気が噴き出す大迷宮。
滅びに瀕した世界を救うため、20を超える大国が精鋭を送り出した。
そして今。
たった5人の生き残りが迷宮最下層に辿り着いた。
「大きい、な」
黄金竜がこちらを見ている。
輝く鱗には傷一つ無く、その巨体からは圧倒されるほどの生気を感じる。
ひび割れた剣、ぼろぼろの鎧、疲れ果てた体しか残っていない5人に勝ち目などない。
「それでも」
諦められる訳がない。
5人の男女が覚悟を決めて一歩を踏み出す丁度そのタイミングで、背後の階段から何かが降りてきた。
『ハンター……じゃねェのか』
黒いドラゴンだ。
黄金竜よりずっと小さい。
鱗はひび割れだらけで片足を引きずっている。
外見は迷宮中層のモブでしかないのに、肌が粟立ち息が苦しくなるほどに、怖い。
『やる気がねェなら見物してろ』
黒竜が歩き出す。
慌てる5人の間をするりと避けて、見上げるほど大きな黄金竜へ近づく。
『何者だ』
黄金竜が身を起こす。
瘴気が押し寄せ5人の苦鳴が響く中、災厄の十三魔と呼ばれた竜が好戦的な笑みを浮かべる。
『食いに来た』
黒竜が加速する。
黄金竜が吼え、瘴気……負のマテリアルで出来た炎が襲いかかる。
『ハンター個人の術より弱いとはな』
ブレスの薄い箇所を見つけて頭から飛び込む。
少し焼けるが致命傷には遠い。
止めのつもりの金爪を蹴りつけ宙で向きを変え、ハンターと比べると無防備も同然の喉に食いついた。
●クリムゾンウェスト
ハンターズソサエティーから派遣された偵察班が、緊張からくる汗を流していた。
見張っているのは異界の入り口だ。
中には強力な歪虚が潜んでいて、滅んだ世界の断片に滅びの1日を繰り返させることでマテリアルを搾り取っているはずだった。
「シェオル型歪虚の集団が入り口と接触します。大型中心、数は20……23」
黒い歪虚達が唐突に消えた。
「歪虚全ての消滅を確認」
『異界の入り口は』
「えぐい気配がびんびん来てます」
『健在のようですね。安全第一で偵察を継続して下さい。……もしもし?』
「シェオル型の別集団が接近中。念のため一旦距離をとります」
通信を切って移動する。
ソードオブジェクトから出現後放置されたらしいムカデ型のシェオル・ブリッツが、馬並みの速さで無人の土地を走る。
「異界は24時間で巻き戻しらしいけど」
軍用の腕時計で時刻を確認する。
最初にシェオル型の侵入を確認してからそろそろ24時間だ。
異界が巻き戻されると同時に侵入者は元の場所に戻されるはずなのだが、入り口に全く変化がない。
「ブリッツの群れが入り口で消えました。……24時間経過を確認」
録音を続けながら通信を再開すると、先程までとは打って変わって焦った声が聞こえた。
『無事ですか!』
「あ、はい」
『竜型歪虚ガルドブルムがその付近に潜伏している可能性があります』
「えっ? あれって人類に味方したのでは」
『同じ歪虚にも噛みつく戦好きです! あなた結構強いんですから襲われて殺されますよ』
「りょ、了解です」
ぺこぺこ頭を下げながら視線を動かすと、また別のシェオル型が近づいてきていた。
●破綻したループ
喉を押さえた黄金竜は、ブレスを豪雨の如く連発して黒竜の接近を防ごうとする。
金の鱗が地面に吐き捨てられた。
ガルドブルムは口内の血と肉を飲み下し、呆れたように鼻を鳴らす。
「少しは鍛えろよ」
同じ竜種とは思いたくないほどに弱い。
ブレスにしてもサルバトーレ・ロッソほどの威力もなくハンターほどの技量もない。
体も緩んでいて躱す動きも防ぐ動きも鈍すぎる。
『不味ィマテリアルだ』
息を吸う。
ダイダロスとの戦闘ですり減った負マテリアルを集め、ハンターの術を参考に集束する。
『とっとと潰れて外に出せ』
青白い光の束が黄金竜の眉間へ迫る。
鱗が消し飛び頭蓋が焼かれた時点で異界の主としての力が発動。
しかし核である黄金竜が傷ついていたため、巻き戻しは不完全であった。
『ホゥ』
黒竜がにやりとする。
ここは迷宮の地下1階。
見慣れたシェオル型歪虚が、どこにも繋がっていないはずの階段から降りてくるところだった。
4つ足の大型歪虚群が魔法弾の豪雨を発生させる。
ムカデ型の歪虚が地下1階に到達した後、飛ぶような速度で突っ込んでくる。
複雑な地形を活かして忍び寄る小型の4つ足も見た目より歯ごたえがありそうだ。
『無関係の雑魚を巻き込んだか。頭を使える竜で安心したぞ!』
翼を広げ馬鹿馬鹿しいほど広大な階層を飛び回る。
『ここかァ!』
表面だけ古びた扉を破壊し地下2階への階段を下る。
今度こそ、不出来な同属を食らいクリムゾンウェストへ戻るつもりだった。
●攻略隊
「異界を破壊する必要はありません。情報を持ち帰ることを優先して下さい」
転送装置の前で、オフィス職員が真剣な顔で説明を終えた。
装置が稼働を開始する。
行く先は最前線。
その近くの異界が目標だ。
最悪の場合、高位歪虚2体を相手にする必要が有る。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●迷宮世界
無限の瘴気が噴き出す大迷宮。
滅びに瀕した世界を救うため、20を超える大国が精鋭を送り出した。
そして今。
たった5人の生き残りが迷宮最下層に辿り着いた。
「大きい、な」
黄金竜がこちらを見ている。
輝く鱗には傷一つ無く、その巨体からは圧倒されるほどの生気を感じる。
ひび割れた剣、ぼろぼろの鎧、疲れ果てた体しか残っていない5人に勝ち目などない。
「それでも」
諦められる訳がない。
5人の男女が覚悟を決めて一歩を踏み出す丁度そのタイミングで、背後の階段から何かが降りてきた。
『ハンター……じゃねェのか』
黒いドラゴンだ。
黄金竜よりずっと小さい。
鱗はひび割れだらけで片足を引きずっている。
外見は迷宮中層のモブでしかないのに、肌が粟立ち息が苦しくなるほどに、怖い。
『やる気がねェなら見物してろ』
黒竜が歩き出す。
慌てる5人の間をするりと避けて、見上げるほど大きな黄金竜へ近づく。
『何者だ』
黄金竜が身を起こす。
瘴気が押し寄せ5人の苦鳴が響く中、災厄の十三魔と呼ばれた竜が好戦的な笑みを浮かべる。
『食いに来た』
黒竜が加速する。
黄金竜が吼え、瘴気……負のマテリアルで出来た炎が襲いかかる。
『ハンター個人の術より弱いとはな』
ブレスの薄い箇所を見つけて頭から飛び込む。
少し焼けるが致命傷には遠い。
止めのつもりの金爪を蹴りつけ宙で向きを変え、ハンターと比べると無防備も同然の喉に食いついた。
●クリムゾンウェスト
ハンターズソサエティーから派遣された偵察班が、緊張からくる汗を流していた。
見張っているのは異界の入り口だ。
中には強力な歪虚が潜んでいて、滅んだ世界の断片に滅びの1日を繰り返させることでマテリアルを搾り取っているはずだった。
「シェオル型歪虚の集団が入り口と接触します。大型中心、数は20……23」
黒い歪虚達が唐突に消えた。
「歪虚全ての消滅を確認」
『異界の入り口は』
「えぐい気配がびんびん来てます」
『健在のようですね。安全第一で偵察を継続して下さい。……もしもし?』
「シェオル型の別集団が接近中。念のため一旦距離をとります」
通信を切って移動する。
ソードオブジェクトから出現後放置されたらしいムカデ型のシェオル・ブリッツが、馬並みの速さで無人の土地を走る。
「異界は24時間で巻き戻しらしいけど」
軍用の腕時計で時刻を確認する。
最初にシェオル型の侵入を確認してからそろそろ24時間だ。
異界が巻き戻されると同時に侵入者は元の場所に戻されるはずなのだが、入り口に全く変化がない。
「ブリッツの群れが入り口で消えました。……24時間経過を確認」
録音を続けながら通信を再開すると、先程までとは打って変わって焦った声が聞こえた。
『無事ですか!』
「あ、はい」
『竜型歪虚ガルドブルムがその付近に潜伏している可能性があります』
「えっ? あれって人類に味方したのでは」
『同じ歪虚にも噛みつく戦好きです! あなた結構強いんですから襲われて殺されますよ』
「りょ、了解です」
ぺこぺこ頭を下げながら視線を動かすと、また別のシェオル型が近づいてきていた。
●破綻したループ
喉を押さえた黄金竜は、ブレスを豪雨の如く連発して黒竜の接近を防ごうとする。
金の鱗が地面に吐き捨てられた。
ガルドブルムは口内の血と肉を飲み下し、呆れたように鼻を鳴らす。
「少しは鍛えろよ」
同じ竜種とは思いたくないほどに弱い。
ブレスにしてもサルバトーレ・ロッソほどの威力もなくハンターほどの技量もない。
体も緩んでいて躱す動きも防ぐ動きも鈍すぎる。
『不味ィマテリアルだ』
息を吸う。
ダイダロスとの戦闘ですり減った負マテリアルを集め、ハンターの術を参考に集束する。
『とっとと潰れて外に出せ』
青白い光の束が黄金竜の眉間へ迫る。
鱗が消し飛び頭蓋が焼かれた時点で異界の主としての力が発動。
しかし核である黄金竜が傷ついていたため、巻き戻しは不完全であった。
『ホゥ』
黒竜がにやりとする。
ここは迷宮の地下1階。
見慣れたシェオル型歪虚が、どこにも繋がっていないはずの階段から降りてくるところだった。
4つ足の大型歪虚群が魔法弾の豪雨を発生させる。
ムカデ型の歪虚が地下1階に到達した後、飛ぶような速度で突っ込んでくる。
複雑な地形を活かして忍び寄る小型の4つ足も見た目より歯ごたえがありそうだ。
『無関係の雑魚を巻き込んだか。頭を使える竜で安心したぞ!』
翼を広げ馬鹿馬鹿しいほど広大な階層を飛び回る。
『ここかァ!』
表面だけ古びた扉を破壊し地下2階への階段を下る。
今度こそ、不出来な同属を食らいクリムゾンウェストへ戻るつもりだった。
●攻略隊
「異界を破壊する必要はありません。情報を持ち帰ることを優先して下さい」
転送装置の前で、オフィス職員が真剣な顔で説明を終えた。
装置が稼働を開始する。
行く先は最前線。
その近くの異界が目標だ。
最悪の場合、高位歪虚2体を相手にする必要が有る。
解説
・異界
負マテリアルを外へ吐き出す巨大迷宮
中世レベルの装備で身を固め、攻撃系スキルしか使えない人間が攻略を試みていました
歪虚「黄金竜」が死ぬと消滅し、ハンターとガルドブルムは元の場所へ戻されます
・攻略者
この依頼で登場する人間NPCは全員、負のマテリアルにより再現されたダンジョン攻略者達です
ループが崩れたため、自分の状態に気づいた者も少数ですがいます
気づいた後全てを諦める者もいますが、特に強い5人の前衛は黄金竜討伐だけは完遂しようとします
・黄金竜
この異界の核であり巨大迷宮の最終ボスです
全高30メートル強。サイズ5
1階層全てを射程に収める円錐形ブレスを使用可能。威力は高く防御側の回避は5割減扱い
近接戦はガルドブルム曰く「雑」です
牙、爪、尻尾を武器として扱い、しかも3回攻撃可能ですが1度に狙えるのは1つのみ。射程は1~10スクエア
生命力を最大値の2割消費することで、ガルドブルムを第一階層へ転送可能
・ガルドブルム
対ダモクレス戦のダメージはそのままです
黄金竜にダメージを与えるほど負マテリアルを吸収し強くなります
異界が消滅すると去って行きます
・シェオル型
人間を優先して狙う
不規則に増援出現
・シェオル・ノド
サイズ1。4足。爪や牙。炎状オーラ
・シェオル・ブリッツ
サイズ2。ムカデ風。高移動力。体当たり
・シェオル・タンク
サイズ3。歪んだ甲虫。魔法弾による遠距離範囲攻撃。近接も可
・地形
1――(狭い道。サイズ1のみ移動可能。長距離)――最
階 下
層――(広い道。全てサイズ移動可能。短距離)―――層
現地到着時点で、ハンターとガルドブルムとシェオル型は第一階層にいます
狭い道は迷わず徒歩で駆けて2時間、広い道は迷わず飛ぶと30分程度で最下層へ到着
迷うと1日単位の時間がかかるかも
ガルドブルムは道順を間違えて覚えています
負マテリアルを外へ吐き出す巨大迷宮
中世レベルの装備で身を固め、攻撃系スキルしか使えない人間が攻略を試みていました
歪虚「黄金竜」が死ぬと消滅し、ハンターとガルドブルムは元の場所へ戻されます
・攻略者
この依頼で登場する人間NPCは全員、負のマテリアルにより再現されたダンジョン攻略者達です
ループが崩れたため、自分の状態に気づいた者も少数ですがいます
気づいた後全てを諦める者もいますが、特に強い5人の前衛は黄金竜討伐だけは完遂しようとします
・黄金竜
この異界の核であり巨大迷宮の最終ボスです
全高30メートル強。サイズ5
1階層全てを射程に収める円錐形ブレスを使用可能。威力は高く防御側の回避は5割減扱い
近接戦はガルドブルム曰く「雑」です
牙、爪、尻尾を武器として扱い、しかも3回攻撃可能ですが1度に狙えるのは1つのみ。射程は1~10スクエア
生命力を最大値の2割消費することで、ガルドブルムを第一階層へ転送可能
・ガルドブルム
対ダモクレス戦のダメージはそのままです
黄金竜にダメージを与えるほど負マテリアルを吸収し強くなります
異界が消滅すると去って行きます
・シェオル型
人間を優先して狙う
不規則に増援出現
・シェオル・ノド
サイズ1。4足。爪や牙。炎状オーラ
・シェオル・ブリッツ
サイズ2。ムカデ風。高移動力。体当たり
・シェオル・タンク
サイズ3。歪んだ甲虫。魔法弾による遠距離範囲攻撃。近接も可
・地形
1――(狭い道。サイズ1のみ移動可能。長距離)――最
階 下
層――(広い道。全てサイズ移動可能。短距離)―――層
現地到着時点で、ハンターとガルドブルムとシェオル型は第一階層にいます
狭い道は迷わず徒歩で駆けて2時間、広い道は迷わず飛ぶと30分程度で最下層へ到着
迷うと1日単位の時間がかかるかも
ガルドブルムは道順を間違えて覚えています
マスターより
ガルドブルムを倒すのは非常に困難ですが不可能ではありません
質問卓で質問すれば、ガルドブルムから雑な返答があるかも
質問卓で質問すれば、ガルドブルムから雑な返答があるかも
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/04/25 06:11
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【質問エリア】 黒の夢(ka0187) エルフ|26才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/04/18 22:28:13 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/04/17 02:44:46 |
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【相談卓】黒蜥蜴とダンジョン Uisca=S=Amhran(ka0754) エルフ|17才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2018/04/19 18:18:34 |