ゲスト
(ka0000)
【初心】壁も突けば倒れるかもしれない
マスター:狐野径

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加制限
- LV1~LV20
- 参加人数
- 現在3人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/04/27 22:00
- リプレイ完成予定
- 2018/05/09 22:00
オープニング
●足を踏み外した
ラカ・ベルフは龍園のとあるところを歩いていた。雑魔が出るという噂があったため調査に来たのだった。情報確認であり、実際調査するのは駆け出しのハンターということになっている。
歩いていると、目の前を白いイタチが通り過ぎた。
「……フェレット! フェレットですか!」
ラカは走り寄った。先日色々あってフェレットへの思いが募っていた。
道の幅を考えていなかった。そのため、ラカは滑落した。
「……うっ、ううう」
幸いけがはない。落ちたところは谷になっている。岩の影に白いイタチが震えている。
「怖くないのですわ、怖くないのですわ」
おいでおいでとする。
イタチはやってきた。飼われていた可能性があるとラカは考えた。一応、フェレットの生態については調べたのだ。
「オコジョでもイタチでもないです。なんでこんなところに推定フェレットがいるのでしょうか?」
転移してきた可能性もゼロではないし、ペットが逃げ出してここにいたのかもしれない。
「帰りましょう!」
ラカは上を見た。
「登れるでしょうか? いえ、頑張れば登れますわ……それより、私、依頼の監督を頼まれていたのですが……」
ぶわっと冷や汗が出た。約束をたがえる方が問題だ。
「青龍さま」
祈った。たぶん、祈られても青龍も困ると思うけれど、祈った。
●オフィス
職員は依頼を眺め、ハンターを眺め、ため息を漏らした。
「たぶん大丈夫。危なくなったら戻ってくるんです」
今回の依頼はベテランのラカを伴っていく、もしも何かあれば助けてもらえるかもしれないけれど自分たちで頑張らなければハンターとして成長できないという内容の依頼。
結局は自分たちでするのだけれど、保険があるのは心強い、はずだった。ラカがこの場にいない。まさか滑落しているなど誰も知らない。
「敵の状況を確認してきてください」
丘に上がる道に壁ができることがあるというのだ。幸いにして、まだ大きな被害は出ていないがこのまま放置はできない。
十中八九雑魔の類。
「形状は壁です」
職員ははっきり言う。大きなタンスのようなサイズを示す。
「これが出現すると、道が通れません。通れなくても困りませんが、通行の邪魔です」
それは困っているという。
「とりあえず、頑丈そうですね」
現状がわからないために調査に行くため、そのあたりは「壁」というイメージからの連想に過ぎない。
「ラカさん見つけたらとりあえず、怒って良いです。頼まれた仕事をきちんとできない人にはなってはいけませんよ!」
職員は力強く言った。
「今回調査と言っていますが、討伐できるならば討伐してくださいね。もしも、危険ならば退くことを考えるのも重要です」
職員は念を押す。
「ラカさんがいれば、皆さんを立っている状態にはしてくれるんですけれどね」
それは生命力尽きない限り無理でも戦えというおそろしい話だ。つまり、ラカがいない方が選択肢は増えるのではないかと鋭いハンターは思ったかもしれない。そういう話でもないため、ラカがいないことは困ったことであるのだ。
「無茶をしろとは言いませんから、安心してくださいね」
職員、いい笑顔で内容を再提示した。すでに矛盾に満ちた職員の言動。本人は意図して言っているのだろうけれども、妙なプレッシャーを一同に与えた。
ラカ・ベルフは龍園のとあるところを歩いていた。雑魔が出るという噂があったため調査に来たのだった。情報確認であり、実際調査するのは駆け出しのハンターということになっている。
歩いていると、目の前を白いイタチが通り過ぎた。
「……フェレット! フェレットですか!」
ラカは走り寄った。先日色々あってフェレットへの思いが募っていた。
道の幅を考えていなかった。そのため、ラカは滑落した。
「……うっ、ううう」
幸いけがはない。落ちたところは谷になっている。岩の影に白いイタチが震えている。
「怖くないのですわ、怖くないのですわ」
おいでおいでとする。
イタチはやってきた。飼われていた可能性があるとラカは考えた。一応、フェレットの生態については調べたのだ。
「オコジョでもイタチでもないです。なんでこんなところに推定フェレットがいるのでしょうか?」
転移してきた可能性もゼロではないし、ペットが逃げ出してここにいたのかもしれない。
「帰りましょう!」
ラカは上を見た。
「登れるでしょうか? いえ、頑張れば登れますわ……それより、私、依頼の監督を頼まれていたのですが……」
ぶわっと冷や汗が出た。約束をたがえる方が問題だ。
「青龍さま」
祈った。たぶん、祈られても青龍も困ると思うけれど、祈った。
●オフィス
職員は依頼を眺め、ハンターを眺め、ため息を漏らした。
「たぶん大丈夫。危なくなったら戻ってくるんです」
今回の依頼はベテランのラカを伴っていく、もしも何かあれば助けてもらえるかもしれないけれど自分たちで頑張らなければハンターとして成長できないという内容の依頼。
結局は自分たちでするのだけれど、保険があるのは心強い、はずだった。ラカがこの場にいない。まさか滑落しているなど誰も知らない。
「敵の状況を確認してきてください」
丘に上がる道に壁ができることがあるというのだ。幸いにして、まだ大きな被害は出ていないがこのまま放置はできない。
十中八九雑魔の類。
「形状は壁です」
職員ははっきり言う。大きなタンスのようなサイズを示す。
「これが出現すると、道が通れません。通れなくても困りませんが、通行の邪魔です」
それは困っているという。
「とりあえず、頑丈そうですね」
現状がわからないために調査に行くため、そのあたりは「壁」というイメージからの連想に過ぎない。
「ラカさん見つけたらとりあえず、怒って良いです。頼まれた仕事をきちんとできない人にはなってはいけませんよ!」
職員は力強く言った。
「今回調査と言っていますが、討伐できるならば討伐してくださいね。もしも、危険ならば退くことを考えるのも重要です」
職員は念を押す。
「ラカさんがいれば、皆さんを立っている状態にはしてくれるんですけれどね」
それは生命力尽きない限り無理でも戦えというおそろしい話だ。つまり、ラカがいない方が選択肢は増えるのではないかと鋭いハンターは思ったかもしれない。そういう話でもないため、ラカがいないことは困ったことであるのだ。
「無茶をしろとは言いませんから、安心してくださいね」
職員、いい笑顔で内容を再提示した。すでに矛盾に満ちた職員の言動。本人は意図して言っているのだろうけれども、妙なプレッシャーを一同に与えた。
解説
雑魔の討伐
ラカを見つけたらどうにかする
●雑魔
土壁×2。横幅150センチ、奥行き50センチ、高さ199センチの土壁。とりあえず、固そう、回避はしない。
時々素早く動いて体当たりをしてくる。のり面に向いて人間をよせてつぶしたり、崖から落とそうとする。
●出現ポイント(前後も似たり寄ったりな地形)
■■■××■■■■
■■■□□■■■■
■■■□□■■■■
■■■□□■■■■
■■■□□■■■□
■■■□□■■■□←??
↑斜面↑道↑傾斜
□=2×2メートル(1スクエア)=侵入可能場所
■=傾斜。画面の左から右に向けて下る。侵入はできるが、通常移動は難しい
×=雑魔が出てくるところ
ハンターは画面下から上に向かって上がってくる
●監督役
ラカ・ベルフ 本来なら皆さんについていくはずの聖導士。集合場所に来ていません。さてどうしますか? 回復魔法は装備しています。
●プレイングでの注意点
今回、ラカの滑落はPCさんは知りえない情報としてあります。
例えば救出するにしても、ロープを持って行って助けるとは宣言できません。つまり、ロープを持っているとしても「ラカを助ける為ではなく、何か別の用途で持っていた」という「ついで」という面が付いてきます。
言い訳(?)は自由ですし、MSを言いくるめればOKです。
なお、積極的に助ける必要はありませんが彼女と接触できていると便利です。現場に着くまでにどういう気持ち、状況で向かうかということですね。
雑魔討伐が重要事項であり、ラカとの合流は次点ですのでバランスよく書きましょう。
ラカを見つけたらどうにかする
●雑魔
土壁×2。横幅150センチ、奥行き50センチ、高さ199センチの土壁。とりあえず、固そう、回避はしない。
時々素早く動いて体当たりをしてくる。のり面に向いて人間をよせてつぶしたり、崖から落とそうとする。
●出現ポイント(前後も似たり寄ったりな地形)
■■■××■■■■
■■■□□■■■■
■■■□□■■■■
■■■□□■■■■
■■■□□■■■□
■■■□□■■■□←??
↑斜面↑道↑傾斜
□=2×2メートル(1スクエア)=侵入可能場所
■=傾斜。画面の左から右に向けて下る。侵入はできるが、通常移動は難しい
×=雑魔が出てくるところ
ハンターは画面下から上に向かって上がってくる
●監督役
ラカ・ベルフ 本来なら皆さんについていくはずの聖導士。集合場所に来ていません。さてどうしますか? 回復魔法は装備しています。
●プレイングでの注意点
今回、ラカの滑落はPCさんは知りえない情報としてあります。
例えば救出するにしても、ロープを持って行って助けるとは宣言できません。つまり、ロープを持っているとしても「ラカを助ける為ではなく、何か別の用途で持っていた」という「ついで」という面が付いてきます。
言い訳(?)は自由ですし、MSを言いくるめればOKです。
なお、積極的に助ける必要はありませんが彼女と接触できていると便利です。現場に着くまでにどういう気持ち、状況で向かうかということですね。
雑魔討伐が重要事項であり、ラカとの合流は次点ですのでバランスよく書きましょう。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
最近、私が某妖怪アニメを見ているのは気のせいです。外見的にはぬりかべですね……。変則的な動きをしますが、段取りつければ倒せます。
頑張ってくださいね!
注意事項を書きましたが、一言でいえばプレイヤーさんとキャラクターの情報は違うから気を付けてねという線引きです。
よろしくお願いします。
最近、私が某妖怪アニメを見ているのは気のせいです。外見的にはぬりかべですね……。変則的な動きをしますが、段取りつければ倒せます。
頑張ってくださいね!
注意事項を書きましたが、一言でいえばプレイヤーさんとキャラクターの情報は違うから気を付けてねという線引きです。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/05/03 20:39
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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雑魔退治の話し合い+α ミク・ノイズ(ka6671) エルフ|17才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/04/26 15:23:37 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/04/26 01:59:32 |