ゲスト
(ka0000)
【CF】僕に恋を教えて!
マスター:赤山優牙

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/12/23 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/01/01 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
12月、リアルブルーでは多くの街がどこもかしこもクリスマスに染まるこの時期、クリムゾンウェストでもまた同じようにクリスマスムードに包まれる。
それはここ、崖上都市「ピースホライズン」でも変わらない。
むしろどこもかしこも華やかに、賑やかにクリスマス準備が進められていて。
リアルブルーの街に輝くという電飾の代わりに、ピースホライズンを彩るのは魔導仕掛けのクリスマス・イルミネーション。
立ち並ぶ家や街の飾りつけも、あちらこちらが少しずつクリスマスの色に染まっていく。
特に今年は、去年の秋に漂着したサルヴァトーレ・ロッソによって今までになく大量に訪れたリアルブルーからの転移者たちが、落ち着いて迎えられる初めてのクリスマス。
ハンターとして活躍している者も多い彼らを目当てにしてるのか、少しばかり変わった趣向を凝らす人々もいるようで。
果たして今年はどんなクリスマスになるのか、楽しみにしている人々も多いようだった。
●ピースホライズンのとある衣装屋にて
1人の新米脚本家が悩んでいた。
「みんな、持ち上げ過ぎなんだよぉ……」
有名な脚本家の元に弟子入りしたまでは良かった。
だが、修行だと言われて貰った仕事で彼は一躍有名になってしまい、そのせいで師弟関係も悪くなってしまった。
いくつか仕事を行って無難には過ごしてきたが、次の仕事はヤバい。
どの位ヤバいかと言えば、彼のデビュー作で出てきたゴキブリ雑魔並にヤバい。
「恋愛なんてした事ないのに……」
彼の次の仕事……。
それは、ピースホライズンの一角で行われる恋愛劇の脚本。
クライアントからは、間に合えば、ぜひ、クリスマスでも! というオマケ付きでだ。
「それで、我を頼りに来たのか、親友よ」
脚本家と向かい合うのは、衣装屋の主人。
「そうなんだよぉ」
「お前、結婚しているじゃないか」
「お見合いだったし……」
そうだったと衣装屋は思い出した。
昔から奥手な性格で、恋とは無縁だったんだと。
「恋人同士がどんな風にラブラブするのかわからないので、脚本に悩んでいるなら、自分で勉強するしかないだろ」
衣装屋がもっともな事をアドバイスする。
時間があれば、歓楽街にいくらでも連れて行ってあげたいものだが。
「べ、勉強はしましたよぉ」
妻とと付け加える。
「だけど、違うんです。劇として必要な物は、もっと、こう……」
「……インパクトか」
「そう! それなんです! 大衆が、『おぉ!』とドキドキするような、そんな、シチュエーションが欲しいのです!」
急に目をギラギラさせて熱弁する脚本家。
顔が近い。衣装屋は彼の両肩を押しながら、落ち着かせる。
「確かに、お前の作った作品は、どこか、そういったものがあるよな」
「実際にあった出来事を脚色しているだけですけどね……」
再び悩み始める脚本家。
野郎2人で悩んでも出る答えでもないだろうと衣装屋は心の中で感じた時だ、ふと、ひらめく。
「そうだ。ハンターに頼めばいいんじゃないか?」
「デビュー作はハンターと雑魔の戦いを描いた物だったけど……」
まだ、ピンと来ていないようだ。
「ハンターはなにも、常に戦っているわけじゃないだろう。お前が望む様なシチュエーションを依頼として出せば、やってくれるんじゃないか?」
「なるほど! でも、さすがに、ハンターに依頼を出すには費用が……」
財布を取り出す。
その財布の薄さに、諦める。
「そこで、我が出番だよ。親友よ」
まるでステージの上で演じている様な大げさが身振り。
二度三度くるくると回ったあげく、ビシっと脚本家を指差す。
「衣装展示会を行う予定でね。仮装したハンター達にデモンストレーションを行ってもらおうと思っていた所なのだよ」
「その依頼の中に、入れてくれるというの?」
「あぁ。なにしろ、大親友のお前の悩みじゃないか!」
ギュッと抱きしめる。
脚本家は感動のあまり涙を浮かべた。
「ありがとう! ありがとう!」
「うむ。まぁ、あれだ。その代わり、今回、お前が作った劇で使う衣装は我が衣装屋からよろしくな!」
「……その性格、昔から変わってないね……」
脚本家は急に冷静になって、そんな事を呟いたのであった。
12月、リアルブルーでは多くの街がどこもかしこもクリスマスに染まるこの時期、クリムゾンウェストでもまた同じようにクリスマスムードに包まれる。
それはここ、崖上都市「ピースホライズン」でも変わらない。
むしろどこもかしこも華やかに、賑やかにクリスマス準備が進められていて。
リアルブルーの街に輝くという電飾の代わりに、ピースホライズンを彩るのは魔導仕掛けのクリスマス・イルミネーション。
立ち並ぶ家や街の飾りつけも、あちらこちらが少しずつクリスマスの色に染まっていく。
特に今年は、去年の秋に漂着したサルヴァトーレ・ロッソによって今までになく大量に訪れたリアルブルーからの転移者たちが、落ち着いて迎えられる初めてのクリスマス。
ハンターとして活躍している者も多い彼らを目当てにしてるのか、少しばかり変わった趣向を凝らす人々もいるようで。
果たして今年はどんなクリスマスになるのか、楽しみにしている人々も多いようだった。
●ピースホライズンのとある衣装屋にて
1人の新米脚本家が悩んでいた。
「みんな、持ち上げ過ぎなんだよぉ……」
有名な脚本家の元に弟子入りしたまでは良かった。
だが、修行だと言われて貰った仕事で彼は一躍有名になってしまい、そのせいで師弟関係も悪くなってしまった。
いくつか仕事を行って無難には過ごしてきたが、次の仕事はヤバい。
どの位ヤバいかと言えば、彼のデビュー作で出てきたゴキブリ雑魔並にヤバい。
「恋愛なんてした事ないのに……」
彼の次の仕事……。
それは、ピースホライズンの一角で行われる恋愛劇の脚本。
クライアントからは、間に合えば、ぜひ、クリスマスでも! というオマケ付きでだ。
「それで、我を頼りに来たのか、親友よ」
脚本家と向かい合うのは、衣装屋の主人。
「そうなんだよぉ」
「お前、結婚しているじゃないか」
「お見合いだったし……」
そうだったと衣装屋は思い出した。
昔から奥手な性格で、恋とは無縁だったんだと。
「恋人同士がどんな風にラブラブするのかわからないので、脚本に悩んでいるなら、自分で勉強するしかないだろ」
衣装屋がもっともな事をアドバイスする。
時間があれば、歓楽街にいくらでも連れて行ってあげたいものだが。
「べ、勉強はしましたよぉ」
妻とと付け加える。
「だけど、違うんです。劇として必要な物は、もっと、こう……」
「……インパクトか」
「そう! それなんです! 大衆が、『おぉ!』とドキドキするような、そんな、シチュエーションが欲しいのです!」
急に目をギラギラさせて熱弁する脚本家。
顔が近い。衣装屋は彼の両肩を押しながら、落ち着かせる。
「確かに、お前の作った作品は、どこか、そういったものがあるよな」
「実際にあった出来事を脚色しているだけですけどね……」
再び悩み始める脚本家。
野郎2人で悩んでも出る答えでもないだろうと衣装屋は心の中で感じた時だ、ふと、ひらめく。
「そうだ。ハンターに頼めばいいんじゃないか?」
「デビュー作はハンターと雑魔の戦いを描いた物だったけど……」
まだ、ピンと来ていないようだ。
「ハンターはなにも、常に戦っているわけじゃないだろう。お前が望む様なシチュエーションを依頼として出せば、やってくれるんじゃないか?」
「なるほど! でも、さすがに、ハンターに依頼を出すには費用が……」
財布を取り出す。
その財布の薄さに、諦める。
「そこで、我が出番だよ。親友よ」
まるでステージの上で演じている様な大げさが身振り。
二度三度くるくると回ったあげく、ビシっと脚本家を指差す。
「衣装展示会を行う予定でね。仮装したハンター達にデモンストレーションを行ってもらおうと思っていた所なのだよ」
「その依頼の中に、入れてくれるというの?」
「あぁ。なにしろ、大親友のお前の悩みじゃないか!」
ギュッと抱きしめる。
脚本家は感動のあまり涙を浮かべた。
「ありがとう! ありがとう!」
「うむ。まぁ、あれだ。その代わり、今回、お前が作った劇で使う衣装は我が衣装屋からよろしくな!」
「……その性格、昔から変わってないね……」
脚本家は急に冷静になって、そんな事を呟いたのであった。
解説
●目的
衣装屋が開催する衣装展示会の関係者向けデモンストレーションへの参加。
並びに、恋人同士の燃えるシチュエーションを演技する。
●依頼内容
仮装した上で、2名1組になり、展示場内の催しや体験ブースで、イチャラブシチュエーションを実演する。
依頼主の衣装屋の屋敷が会場となります。
時刻は夕方~夜にかけてになります。
庭 :ステージがある広い庭です。机や椅子の他、一角は庭園になっています。
1階:主に食事関係の屋台やバーがあります。飲み物や簡単な食べ物を買えます(今回は費用は発生しません)。
2階:衣装の展示スペースになっています。水着から、リアルブルーのなにかを模した制服から、魔物の仮装まで、わりと色々あります。試着可です。
屋上:オープンカフェになっています。見晴らしは良くないですが、イルミネーション輝く街中の雰囲気はとても良いです。
●仮装
サンタ服だけではなく、ハロウィンの様な仮装でも可です。また、衣装の貸出も行われますので、ありきたりな物は衣装屋で用意できます(難しいのは対応しきれない場合があります)。
また、PCが自前で持っている仮装については、プレイングで説明した上で、『ギャラリー参照』と入れてくれると報告者が喜ぶかもしれません。
●カップル実演
クリスマスに限らず、ドキドキする様な、イチャラブシチュエーションの演技をお願いします。
ただ時間を過ごすだけよりも、一点集中の濃い演技を脚本家は望んでいます。
演技に必要な小道具や簡単な仕掛けがあった場合、衣装屋の方で準備する事も可能です。ただし、花火や火が吹き出るといった火災の危険のある仕掛けはできません。
全ての演技が脚本家に採用される保障はありません。また、18禁的な描写に関してはカットされる恐れもあります。
実演内容が重視されますので、恋人同士の性別に関しては特に指定はない様子です(脚本は男女の設定になります)。
衣装屋が開催する衣装展示会の関係者向けデモンストレーションへの参加。
並びに、恋人同士の燃えるシチュエーションを演技する。
●依頼内容
仮装した上で、2名1組になり、展示場内の催しや体験ブースで、イチャラブシチュエーションを実演する。
依頼主の衣装屋の屋敷が会場となります。
時刻は夕方~夜にかけてになります。
庭 :ステージがある広い庭です。机や椅子の他、一角は庭園になっています。
1階:主に食事関係の屋台やバーがあります。飲み物や簡単な食べ物を買えます(今回は費用は発生しません)。
2階:衣装の展示スペースになっています。水着から、リアルブルーのなにかを模した制服から、魔物の仮装まで、わりと色々あります。試着可です。
屋上:オープンカフェになっています。見晴らしは良くないですが、イルミネーション輝く街中の雰囲気はとても良いです。
●仮装
サンタ服だけではなく、ハロウィンの様な仮装でも可です。また、衣装の貸出も行われますので、ありきたりな物は衣装屋で用意できます(難しいのは対応しきれない場合があります)。
また、PCが自前で持っている仮装については、プレイングで説明した上で、『ギャラリー参照』と入れてくれると報告者が喜ぶかもしれません。
●カップル実演
クリスマスに限らず、ドキドキする様な、イチャラブシチュエーションの演技をお願いします。
ただ時間を過ごすだけよりも、一点集中の濃い演技を脚本家は望んでいます。
演技に必要な小道具や簡単な仕掛けがあった場合、衣装屋の方で準備する事も可能です。ただし、花火や火が吹き出るといった火災の危険のある仕掛けはできません。
全ての演技が脚本家に採用される保障はありません。また、18禁的な描写に関してはカットされる恐れもあります。
実演内容が重視されますので、恋人同士の性別に関しては特に指定はない様子です(脚本は男女の設定になります)。
マスターより
●ご挨拶
こんばんわ。赤山です。恋話が苦手な割りに、懲りずに恋話ネタです。クリスマスですしね。
●攻略のヒント
参加者全員が男になっても泣かない。それはそれで、ある意味、ドキドキしますが。
カップル内の演技だけではなく、組同士の演技なんかも、ありかもしれませんね。
●その他
傾向的にアドリブが多くなる可能性もあります。
こんばんわ。赤山です。恋話が苦手な割りに、懲りずに恋話ネタです。クリスマスですしね。
●攻略のヒント
参加者全員が男になっても泣かない。それはそれで、ある意味、ドキドキしますが。
カップル内の演技だけではなく、組同士の演技なんかも、ありかもしれませんね。
●その他
傾向的にアドリブが多くなる可能性もあります。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/27 20:47
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 アルテア・A・コートフィールド(ka2553) 人間(クリムゾンウェスト)|12才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/12/21 19:57:07 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/21 22:50:24 |