ゲスト
(ka0000)
ある雨の日のブックカフェ
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/06/16 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/06/30 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
「雨の多い季節になってきたね……」
リアルブルーでも雨の季節というのは存在していたが、異なる世界でもそう言うものが存在しているとは。
数年をこのリゼリオで過ごしてきたリアルブルー人も、気が付けばクリムゾンウェストの気候の変化を肌で感じることがで切るようになっていた。
でも、やはり雨の日は外に出るのが何となく躊躇われる。
面倒くさくなってしまうと言うのはよくある理由だ。人間、なんだかんだでそういうことはどこに行ったとしても変わらないものらしい。
「それでも、ちょっと最近の雨は去年よりも降ってるみたいな気がするな……?」
街のだれかがそんなことを呟いた。
●
「雨が多いわねえ」
ブックカフェ・シエルの女主人エリスもそんなことを言って空を見上げる。
確かに例年より雨の多い印象があるが、店に通ってきてくれる人々はお目当ての本を読んで満足そうに帰るのが日課だった。
そしてエリスの日課は、店にやってくる客をもてなし、料理や飲み物を提供することだ。それは一年毎日、変わることがない。
しかし毎年この季節は、どうしても客足が減ってしまうのが悩みの種。しとしとと降る雨の影響で、今ひとつこの時期の客足は鈍ってしまうのだ。
「前にもハンターさんに相談したりもしたけれど……ねぇ」
ついつい出てしまうため息に、慌てて口を閉じる。
ため息と一緒に幸運まで逃げてしまうなんて、そんな諺もあるのを思いだしたからだ。
店の経営という意味ではそれなりに順調ではあるが、それでもなにかあれば盛り上げていきたいのが店主としての心。
「……雨の日だからこそのイベントがあってもいいのかもね」
エリスはふとそう呟くと、くすりと笑った。
「そうね。そうかも知れないわ」
そう言いながら彼女の頭の中では色々なアイデアが浮かんでいた。
●
――これはそんなある雨の日の、ブックカフェの様子を記すことになる。
その日は「雨の日限定、ラテアートサービス」となっている。普段よりも気軽にラテアートを楽しめるように。そして雨のせいで気鬱になりがちな心持ちを明るく出来るように。
――貴方ならどう過ごすだろう?
●
「雨の多い季節になってきたね……」
リアルブルーでも雨の季節というのは存在していたが、異なる世界でもそう言うものが存在しているとは。
数年をこのリゼリオで過ごしてきたリアルブルー人も、気が付けばクリムゾンウェストの気候の変化を肌で感じることがで切るようになっていた。
でも、やはり雨の日は外に出るのが何となく躊躇われる。
面倒くさくなってしまうと言うのはよくある理由だ。人間、なんだかんだでそういうことはどこに行ったとしても変わらないものらしい。
「それでも、ちょっと最近の雨は去年よりも降ってるみたいな気がするな……?」
街のだれかがそんなことを呟いた。
●
「雨が多いわねえ」
ブックカフェ・シエルの女主人エリスもそんなことを言って空を見上げる。
確かに例年より雨の多い印象があるが、店に通ってきてくれる人々はお目当ての本を読んで満足そうに帰るのが日課だった。
そしてエリスの日課は、店にやってくる客をもてなし、料理や飲み物を提供することだ。それは一年毎日、変わることがない。
しかし毎年この季節は、どうしても客足が減ってしまうのが悩みの種。しとしとと降る雨の影響で、今ひとつこの時期の客足は鈍ってしまうのだ。
「前にもハンターさんに相談したりもしたけれど……ねぇ」
ついつい出てしまうため息に、慌てて口を閉じる。
ため息と一緒に幸運まで逃げてしまうなんて、そんな諺もあるのを思いだしたからだ。
店の経営という意味ではそれなりに順調ではあるが、それでもなにかあれば盛り上げていきたいのが店主としての心。
「……雨の日だからこそのイベントがあってもいいのかもね」
エリスはふとそう呟くと、くすりと笑った。
「そうね。そうかも知れないわ」
そう言いながら彼女の頭の中では色々なアイデアが浮かんでいた。
●
――これはそんなある雨の日の、ブックカフェの様子を記すことになる。
その日は「雨の日限定、ラテアートサービス」となっている。普段よりも気軽にラテアートを楽しめるように。そして雨のせいで気鬱になりがちな心持ちを明るく出来るように。
――貴方ならどう過ごすだろう?
解説
今回の依頼には目的などは基本的にありません。
ある雨の日のブックカフェの様子を、描いていく感じになります。
ブックカフェにある書籍はふたつの世界のフィクション・ノンフィクション、更に最近はエバーグリーン関連の簡単な本なども置くようになっている感じです。
写真集のようなビジュアル中心の本もあります。
開店時間は11時から18時。すこし短いかも知れませんが、ディナーの用意がこの店にはありませんので、早めの店じまいです。
飲食の提供ができるのは基本的に普通の喫茶店にありそうなものならあるとお考え下さい。
お菓子や軽食類、ドリンクなどです。前述の通り、ディナーはありません。
また雨の日限定のサービスとしてカフェラテを頼んだ時のおまかせラテアートがサービスになっています。普段はリクエストに応えて……と言うこともあるので追加料金が発生したりもするのですが、今回はサービスですのでそう言う心配はありません。
気持ちを少しでも晴れやかに出来るようにとの工夫のようです。
参加される皆さんは、
・来店するおおよその時間帯
・同行者の有無(依頼参加者同士での同行に限らせていただきます)
・手に取る予定の本のイメージ
・注文するメニュー(無茶ぶりでなければある程度は提供可能です)
を忘れずにお願いします。
また、本を無断で持ち出したりするのは当然禁止ですのでお気をつけ下さい。持ち込みは無論かまいませんが。
勿論、店に来る目的はなんでもかまいません。本が読みたい、ちょっと通りかかった、デート、等など。
では、ご来店お待ちしております。
ある雨の日のブックカフェの様子を、描いていく感じになります。
ブックカフェにある書籍はふたつの世界のフィクション・ノンフィクション、更に最近はエバーグリーン関連の簡単な本なども置くようになっている感じです。
写真集のようなビジュアル中心の本もあります。
開店時間は11時から18時。すこし短いかも知れませんが、ディナーの用意がこの店にはありませんので、早めの店じまいです。
飲食の提供ができるのは基本的に普通の喫茶店にありそうなものならあるとお考え下さい。
お菓子や軽食類、ドリンクなどです。前述の通り、ディナーはありません。
また雨の日限定のサービスとしてカフェラテを頼んだ時のおまかせラテアートがサービスになっています。普段はリクエストに応えて……と言うこともあるので追加料金が発生したりもするのですが、今回はサービスですのでそう言う心配はありません。
気持ちを少しでも晴れやかに出来るようにとの工夫のようです。
参加される皆さんは、
・来店するおおよその時間帯
・同行者の有無(依頼参加者同士での同行に限らせていただきます)
・手に取る予定の本のイメージ
・注文するメニュー(無茶ぶりでなければある程度は提供可能です)
を忘れずにお願いします。
また、本を無断で持ち出したりするのは当然禁止ですのでお気をつけ下さい。持ち込みは無論かまいませんが。
勿論、店に来る目的はなんでもかまいません。本が読みたい、ちょっと通りかかった、デート、等など。
では、ご来店お待ちしております。
マスターより
こんにちは、四月朔日です。
いよいよ入梅の季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
植物などには天の恵みでも、人間も同様というわけにはいかないのが雨。
リゼリオもそんな季節です。
みなさんにはそんなしっとりした一日を過ごしてもらいたいと思います。
ちなみに四月朔日ならロイヤルミルクティを頼みます。
では、お待ちしております。
いよいよ入梅の季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
植物などには天の恵みでも、人間も同様というわけにはいかないのが雨。
リゼリオもそんな季節です。
みなさんにはそんなしっとりした一日を過ごしてもらいたいと思います。
ちなみに四月朔日ならロイヤルミルクティを頼みます。
では、お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/06/27 21:56