ゲスト
(ka0000)
ハンター芸能、活動報告web生放送
マスター:凪池シリル

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在8人 / 1~50人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/06/21 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/06/30 19:00
オープニング
●の前に、ちょっとした後始末
──結局のところ、何が一番悪かったのか。
ごろりと草原に寝そべり青空を眺めながら伊佐美 透は考える。後悔ならいくらでも挙げられた。付随する言い訳も反射的に思い付くが、却って情けなさを上乗せする心地もあった。纏まらない、半ば纏まるわけがないと思う思考をそれでもこれ以上は散らかすまいと悪あがきする。そして。
「んー、何が一番悪かったかって言ったら、手前どもが思うに」
隣で、同じくぼんやり空を眺めていたチィ=ズヴォーが口を開く。
「運じゃねえっすかね」
一言だった。
あまりに堂々とした一言だった。
それはとっくに考えた道筋でそれに対する反論も何通りもあった筈なのに自分以外の口から聞かされるそれには否定しがたいものかあった。
……だってあれはただの雑魔退治のはずだったのだ。そもそもの計算違いは何なのかと言われればそりゃあ、あんなもんに遭遇してしまったからとしか言いようがない。断じて狙ってこのあとの仕事に大穴開けようとしたわけではないのだ。万一重体になっても日程的にはどうにかなると逆算した上で程度を弁えて仕事を選んだ筈だった。どうしろと。
……仕事。こないだのと、これからのと。どちらも、今の自分の在り方だ。結局。
「……まあ、こうしてうだうだ悩んでたって、これからやることが変わる訳じゃないんだよな」
立ち上がる。何時ものように。そうして、透はチィを見た。大体こうやって、彼に一言もらえばそろそろ終わりの合図だった。今回もそうやって終わる。
そんなわけで。
●本題ここから
「はい! 放映をご覧の皆さん初めましてこんにちは伊佐美 透です。観覧の皆は雨の中どうもありがとう。……風邪ひかないように気を付けてね?」
秋葉原の某ビルにあるサテライトスタジオ。カメラの前と外に集まる人たちに穏やかな笑顔で手を振っていた。
いけしゃあしゃあと、という想いは直前まであったが、それでも、観衆の前ではおくびにも出さない。そういう職業だから。
というわけで、本日の仕事である。秋葉原のスタジオを使っての公開web放送。彼単独ではなく、先日立ち上げられたハンター専用の芸能事務所、その全体としての番組。
放送の内容は、リアルブルーで芸能活動を始めた、今始動している活動内容を報告、紹介するもの。
「というわけで、俺からの発表なんですが。えー、新たに舞台の出演が決定しました! タイトルは『放課後/七不思議/倶楽部』!」
彼が出演するのはライトノベルを原作とした舞台劇だ。高校を舞台とした冒険活劇で、霊媒トラブル体質、故に気弱で引っ込み思案の中野 央太を主役に、元気で姉御はだの東谷 明、クラスの高嶺の花的存在のお嬢様西丘 静、のんびり癒し系男子南川 暖、冷静で皮肉屋の北山 涼の5人が、央太に巻き込まれる形で学園に残された呪いと隠された悲劇に挑んでいく、というもの。友情を通じた主人公の成長が主な見せ場となる。
「というわけで、こちら北山 涼役として出演させていただくことになりました。……うん。高校が舞台ですよ? ……うん、入学して数ヶ月のことって事だから、15か6の筈だね。俺? 27だけど何か」
ところでweb放送なのでweb視聴者からはリアルタイムでコメントが入る。時にそれらと軽快にやりとりする必要がある。
……実際、舞台の世界ではこれくらいの役と実際の年齢差は時折あることなのでこれ自体についてはそうそう卑下も気負いもしていない。
「しっかり、納得してもらえる演技を堂々やってみせたいと思います。そのために、そうだな、原作とか色々読み込んで、あとは若い子とも会話とかしつつ若作りしていきたいと思います……あれ? いや違うよ!? 役作りね!? 普通に言い間違えた!」
スタジオの外の、窓から覗く観覧者たちの声はこちらには聞こえないが、こちらが話す内容は聞こえている。多くの人が笑う中、透は恥ずかしそうに顔を覆う。
「もう良いです。次行こう次! 俺の報告終わり!」
そう言って彼は強引に話を打ち切って──実際この辺が尺的には頃合いである──場を明け渡すように下がっていく。
……さて、次に話すのは?
──結局のところ、何が一番悪かったのか。
ごろりと草原に寝そべり青空を眺めながら伊佐美 透は考える。後悔ならいくらでも挙げられた。付随する言い訳も反射的に思い付くが、却って情けなさを上乗せする心地もあった。纏まらない、半ば纏まるわけがないと思う思考をそれでもこれ以上は散らかすまいと悪あがきする。そして。
「んー、何が一番悪かったかって言ったら、手前どもが思うに」
隣で、同じくぼんやり空を眺めていたチィ=ズヴォーが口を開く。
「運じゃねえっすかね」
一言だった。
あまりに堂々とした一言だった。
それはとっくに考えた道筋でそれに対する反論も何通りもあった筈なのに自分以外の口から聞かされるそれには否定しがたいものかあった。
……だってあれはただの雑魔退治のはずだったのだ。そもそもの計算違いは何なのかと言われればそりゃあ、あんなもんに遭遇してしまったからとしか言いようがない。断じて狙ってこのあとの仕事に大穴開けようとしたわけではないのだ。万一重体になっても日程的にはどうにかなると逆算した上で程度を弁えて仕事を選んだ筈だった。どうしろと。
……仕事。こないだのと、これからのと。どちらも、今の自分の在り方だ。結局。
「……まあ、こうしてうだうだ悩んでたって、これからやることが変わる訳じゃないんだよな」
立ち上がる。何時ものように。そうして、透はチィを見た。大体こうやって、彼に一言もらえばそろそろ終わりの合図だった。今回もそうやって終わる。
そんなわけで。
●本題ここから
「はい! 放映をご覧の皆さん初めましてこんにちは伊佐美 透です。観覧の皆は雨の中どうもありがとう。……風邪ひかないように気を付けてね?」
秋葉原の某ビルにあるサテライトスタジオ。カメラの前と外に集まる人たちに穏やかな笑顔で手を振っていた。
いけしゃあしゃあと、という想いは直前まであったが、それでも、観衆の前ではおくびにも出さない。そういう職業だから。
というわけで、本日の仕事である。秋葉原のスタジオを使っての公開web放送。彼単独ではなく、先日立ち上げられたハンター専用の芸能事務所、その全体としての番組。
放送の内容は、リアルブルーで芸能活動を始めた、今始動している活動内容を報告、紹介するもの。
「というわけで、俺からの発表なんですが。えー、新たに舞台の出演が決定しました! タイトルは『放課後/七不思議/倶楽部』!」
彼が出演するのはライトノベルを原作とした舞台劇だ。高校を舞台とした冒険活劇で、霊媒トラブル体質、故に気弱で引っ込み思案の中野 央太を主役に、元気で姉御はだの東谷 明、クラスの高嶺の花的存在のお嬢様西丘 静、のんびり癒し系男子南川 暖、冷静で皮肉屋の北山 涼の5人が、央太に巻き込まれる形で学園に残された呪いと隠された悲劇に挑んでいく、というもの。友情を通じた主人公の成長が主な見せ場となる。
「というわけで、こちら北山 涼役として出演させていただくことになりました。……うん。高校が舞台ですよ? ……うん、入学して数ヶ月のことって事だから、15か6の筈だね。俺? 27だけど何か」
ところでweb放送なのでweb視聴者からはリアルタイムでコメントが入る。時にそれらと軽快にやりとりする必要がある。
……実際、舞台の世界ではこれくらいの役と実際の年齢差は時折あることなのでこれ自体についてはそうそう卑下も気負いもしていない。
「しっかり、納得してもらえる演技を堂々やってみせたいと思います。そのために、そうだな、原作とか色々読み込んで、あとは若い子とも会話とかしつつ若作りしていきたいと思います……あれ? いや違うよ!? 役作りね!? 普通に言い間違えた!」
スタジオの外の、窓から覗く観覧者たちの声はこちらには聞こえないが、こちらが話す内容は聞こえている。多くの人が笑う中、透は恥ずかしそうに顔を覆う。
「もう良いです。次行こう次! 俺の報告終わり!」
そう言って彼は強引に話を打ち切って──実際この辺が尺的には頃合いである──場を明け渡すように下がっていく。
……さて、次に話すのは?
解説
秋葉原にあるスタジオを使って、芸能活動としてのweb生放送を行います。
貴方の、リアルブルーアイドルとしての芸能活動を、軽いトークも交えて観衆の心を掴みつつ宣伝しちゃいましょう。
【※重要!!!】
他のシナリオによる実績をを語るのではなく、ここで新たに活動内容を考えてもらうものとします。そして、その活動は、リプレイ公開をもって【事実として確定したもの】として扱われます。描写としては宣伝となりますが、貴方のPCがその内容について実際に、リアルブルーで活動を行ったことが、本リプレイを根拠として今後事実と扱って良いものとします。
つまり、貴方の考える芸能活動実績をFNBにおける史実として確定させるためのシナリオ、とお考え下さい。
また、出演できるのは必ず【芸能活動の報告とセット】であることが必須です。ハンターとしてリアルブルー人に訴えたいことがある、ネットに顔と名前を出したい、そうした目的のため「だけ」に本放送を利用することは出来ません。
下記のようなものが考えられます。
・アイドル、アーティストとしてのライブ活動
・アーティストとしてのCD、音源販売の決定及びリリースイベントの開催
・雑誌などの写真掲載、インタビュー
・舞台、ミュージカルなどの出演
曲や写真、劇の内容について、大まかな説明とトーク内容の雰囲気などの指定をお願いします。
NPCと同じ舞台に共演するのもありです。逆に書かれてる役柄をPCで埋める義務もありません。
色々自由に発想してみて下さい。
ただ、まだ駆け出しですのであまり大きなことは出来ません。小さめの劇場くらいからだと思ってください。
スタッフとしての参加も可とします。主に雑用ですが望めば、番組サイトにスタッフとして小さく名前が載ります。
観客として覗きに来るのもありです。交友が認められれば、放送の前後に出演者に会って構いません。ただし報酬は無し(同額を結果反映時に差し引き)となります。
貴方の、リアルブルーアイドルとしての芸能活動を、軽いトークも交えて観衆の心を掴みつつ宣伝しちゃいましょう。
【※重要!!!】
他のシナリオによる実績をを語るのではなく、ここで新たに活動内容を考えてもらうものとします。そして、その活動は、リプレイ公開をもって【事実として確定したもの】として扱われます。描写としては宣伝となりますが、貴方のPCがその内容について実際に、リアルブルーで活動を行ったことが、本リプレイを根拠として今後事実と扱って良いものとします。
つまり、貴方の考える芸能活動実績をFNBにおける史実として確定させるためのシナリオ、とお考え下さい。
また、出演できるのは必ず【芸能活動の報告とセット】であることが必須です。ハンターとしてリアルブルー人に訴えたいことがある、ネットに顔と名前を出したい、そうした目的のため「だけ」に本放送を利用することは出来ません。
下記のようなものが考えられます。
・アイドル、アーティストとしてのライブ活動
・アーティストとしてのCD、音源販売の決定及びリリースイベントの開催
・雑誌などの写真掲載、インタビュー
・舞台、ミュージカルなどの出演
曲や写真、劇の内容について、大まかな説明とトーク内容の雰囲気などの指定をお願いします。
NPCと同じ舞台に共演するのもありです。逆に書かれてる役柄をPCで埋める義務もありません。
色々自由に発想してみて下さい。
ただ、まだ駆け出しですのであまり大きなことは出来ません。小さめの劇場くらいからだと思ってください。
スタッフとしての参加も可とします。主に雑用ですが望めば、番組サイトにスタッフとして小さく名前が載ります。
観客として覗きに来るのもありです。交友が認められれば、放送の前後に出演者に会って構いません。ただし報酬は無し(同額を結果反映時に差し引き)となります。
マスターより
……。まあ、その。
ちょっと色々ありましたけど私にもコイツにもスケジュールというものがありまして。傷の治りも浅いうちから抉ってるような罪悪感もあるんですが。そんなわけで。……完全に一旦さておいて進めるのとどっちが良かっただろう……。すみません。気にならない人は前半はまったく気にしないでください……。
まあそんなわけで今度の舞台のこいつは学ラン眼鏡です。いや実際舞台演劇では高校生はおろか中学生だろうとわりとある話だしこれまで見て来たやつの感想としては演技で全然気にならないし役者さんてすごいなと思う次第です。実際に皆さんがこいつをどう思うかは勿論自由ですが。まあなんだ。私の趣味です。
ちょっと色々ありましたけど私にもコイツにもスケジュールというものがありまして。傷の治りも浅いうちから抉ってるような罪悪感もあるんですが。そんなわけで。……完全に一旦さておいて進めるのとどっちが良かっただろう……。すみません。気にならない人は前半はまったく気にしないでください……。
まあそんなわけで今度の舞台のこいつは学ラン眼鏡です。いや実際舞台演劇では高校生はおろか中学生だろうとわりとある話だしこれまで見て来たやつの感想としては演技で全然気にならないし役者さんてすごいなと思う次第です。実際に皆さんがこいつをどう思うかは勿論自由ですが。まあなんだ。私の趣味です。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/06/27 05:37
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/06/21 18:37:48 |
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相談卓 大伴 鈴太郎(ka6016) 人間(リアルブルー)|22才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2018/06/18 21:50:50 |