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  • 戦闘

【空蒼】恨絶の狂機 1機目

マスター:赤山優牙

このシナリオは5日間納期が延長されています。

シナリオ形態
ショート
難易度
やや難しい
参加費
1,000
参加人数
現在4人 / 4~4人
ユニット参加人数
現在4 / 0~4
マテリアルリンク
報酬
多め
相談期間
4日
プレイング締切
2018/06/25 19:00
リプレイ完成予定
2018/07/09 19:00

オープニング


「なぜ、貴方がここに……」
 研究所の一室で星加 籃奈(kz0247)が絶句する。
 所長が行方不明になって空いていた席に新しい所長が就任。それが、夫を陥れた上司だったからだ。
 そして、この上司こそ、軍との癒着による不正を行っていた人物なのだ。
「身の丈に合う事は何事も大切だよ、籃奈君」
 相変わらず、いやらしい視線を向けてくる上司。
 あまりの気持ち悪さに思わず一歩引きそうになったが、辛うじて耐えた。
「……こんな、こんな事があっていいはずない! 所長は、貴方の不正を!」
「なんの話をしているか分からないが、前の所長は仕事を放棄して蒸発した。それだけだ」
 籃奈が想定していた以上に、闇は深そうだ。
 上司はニヤリとした表情を浮かべながら、書類の束を机の上に叩きつける。
「君に“仕事”だよ。早速、明日から宇宙に行ってもらう」
「拒否します」
「それは認められない。なぜなら、これは“マテリアルライン”の不都合を確認しなければならない事案だからね」
 新型のCAMであるコンフェッサーには特別な能力が搭載されている。
 マテリアルラインという一種の通信能力なのだが、それが不都合を起こし、時として通話できないという事が発生したと報告があったのだ。
 実際は搭乗者の何らかのミスでしかないのは明らかなのだが、時として世の中は不条理なもの。
「君も知っての通り、既にコンフェッサーの生産は始まっている。カスタムタイプも含めれば相当数に上る。今更、不都合がありましたでは済まされないのだ」
「……そうやって、私の主人も死地に送り込んだのですか!」
「どうも、君は妄想癖があるようだね。これは軍からの作戦だ。拒否するというのなら、それでも構わない。敵前逃亡になるだけの事」
 しばらく沈黙が続いた後、籃奈は静かに書類の束を手にした。


 地球圏に残存するVOIDを殲滅する為、各地で戦いが繰り広げられている。
 その動きは地上だけではなく、宇宙でも同様であった。廃棄されたコロニー群とその周辺には今だ、多数のVOIDが潜んでいるという話もあるらしい。
 それらを討伐する連合宙軍は拠点の再構築も行う必要があった。
「……その拠点の一つを構築する為に、付近のVOID勢力を殲滅するのが、私達の作戦です」
 作戦室で告げたのは籃奈だった。
 相手は今回の作戦の為に集められた強化人間達だ。
 如何にも堅物の軍人というイメージの男が、図太い腕を挙げる。
「質問よろしいでしょうか?」
「コンドウ曹長、質問を認めます」
「ハンター達は同行しますか?」
「全作戦とは断言できませんが、可能な限り、ハンター達も参戦する予定です」
 籃奈の答えに強化人間達からどよめきが起こる。
 中には一緒に戦ったという者も居るのかもしれない。
「っへ。あいつら、可愛い子が多いからな。どうなってるんだが、そう思わないかい? シーバちゃん。いや、君も可愛いけどね」
「え? えと……」
「無駄な私語は慎みなさい、リー軍曹。シーバ軍曹が困っているわ」
 チャラそうな強化人間の男が注意され、ビシっと敬礼をする。
「失礼しました。一番可愛いのは、我らが籃奈隊長殿と思っております」
「この馬鹿をここに配属したのは誰よ……」
 呆れ顔の籃奈に、一同から笑い声があがる。
 寄せ集めの隊員らではあるが、CAMの操縦技術は各々あるようだ。宇宙空間での戦闘経験者も多い。
 恐る恐る、シーバという名の女性強化人間が訊ねる。
「ハンター達との共同作戦では……その、通信の件は……」
「心配しなくてもいいわ。研究所からコンフェッサーの試作オプションがあるから。詳細は各自の端末に送った資料を各自確認して」
 宇宙空間では通信が大切だ。
 通信機の持ち込みは当然の事だが、周波数合わせや機材の調整をハンターと行う手間が発生する。
 今回の作戦に合わせ、籃奈が持ち込んだ試作品は、コンフェッサーの“マテリアルライン”を応用したものだ。
 籃奈機がハブとなり、ハンターを含めた各機との通信網を構築する事になる。
「それでは作戦開始まで、各自、最終調整を」
 強化人間らが一斉に立ち上がった。
 VOIDを駆逐する為に――。


 一方、地上では籃奈の一人息子である孝純が夜空を見上げていた。
 残されるのはいつもの事だ。空港で分かれる際、いつもより力強く抱き締めてきた母の事が不安になる。
「……父さんも、あの作戦に出る前に、あんな感じだった」
 何か覚悟を決めたようなそんな想いが伝わってきた。
「父さん……母さんを守ってあげて……」
 その時、トンと肩に手を置いたのは鳴月 牡丹(kz0180)だった。
 籃奈が留守している間、時折、様子を見に来る事にしているからだ。
「孝純君は大丈夫なのかい?」
 まだ十歳そこらの男の子だ。
 頼れる親族も居ない状態なので、一人で暮らしていかなければならない。
「やらないといけない事があるから……軍人になる為に」
「学者になるんじゃなかったのかい?」
「……母さんを守りたいんだ」
「そっか」
 少年らしい想いを聞き、牡丹は微笑を浮かべた。

解説

●目的
小型クラスタの破壊

●内容
VOIDを出現させている小型クラスタを破壊する

★戦場(注意事項)
障害物が少ない宇宙空間。
無重力での戦闘ルールが適用されます。
【界盟】作戦で使われた特別なイニシャライザーは、今回、準備の関係上、ハンター達には限定的となります。
その為、『生身や生体ユニット等での出撃は不可。認められるのはCAMでの出撃のみ』とさせて頂きます。
(シナリオの主旨・課題として、今回はCAMに焦点を当てている為の特別ルールとなります)
(CAMが無い場合、未強化のコンフェッサーを貸し出されます)

●敵勢力
小型クラスタ サイズ8 1隻
軍艦の形をした小型クラスタとなります。
負のマテリアル状のビームやミサイルで攻撃してきます。
複数のVOIDを放出してくる母艦でもある。

中型狂気(擬人型) サイズ3 十数機
クリムゾンウェストにおいて歪虚CAMと呼ばれる個体。
CAMに似た外見をしている。頑丈で運動性能と攻撃能力が高い。
マテリアルソードやマテリアルライフルを武装としている他、触手やレーザーでも攻撃できる。

小型狂気(眼球型) サイズ1 多数
大きな眼球を持った虫とクラゲが融合したような外見。
ゆったりとした速度で浮遊・飛行する。触手の他、目からのレーザーで攻撃する。

●味方勢力
星加 籃奈(kz0247)
特別仕様のコンフェッサーに搭乗し、強化人間部隊を率いる。
直接戦闘は控え、通信網のハブとなっている。護衛の必要はない。

強化人間部隊
シーバ、コンドウ、リーといった強化人間の部隊。十数人から成り、全員がコンフェッサーに搭乗している。

●その他
籃奈機が戦場に存在している限り、通信機の持ち込み無しでも、各機体が通信可能な状態となっている。
(ただし、マンツーマンの会話は出来ず、全員に対して会話が流れる)
(個々に通信したい場合は、通信機の持ち込みが必須となる)

マスターより

●挨拶
皆様、こんばんわ。AdivMSの赤山です。
CAMオンリーの『ロボットもの』となります!

●攻略のヒント
しっかりと装備やスキルの準備が成されれば、特に問題はないと思いますが、油断は禁物です!
ちな、牡丹は関連NPCになっていますが、気にしなくて大丈夫です。

関連NPC

  • ハンター
    星加 籃奈(kz0247
    人間(リアルブルー)|35才|女性|猟撃士(イェーガー)
  • 女将軍
    鳴月 牡丹(kz0180
    人間(クリムゾンウェスト)|24才|女性|格闘士(マスターアームズ)
リプレイ公開中

リプレイ公開日時 2018/07/01 20:52

参加者一覧

  • 【ⅩⅧ】また"あした"へ
    十色 エニア(ka0370
    人間(蒼)|15才|男性|魔術師
  • 粛々たる刃
    鹿東 悠(ka0725
    人間(蒼)|32才|男性|闘狩人
  • 忍軍創設者
    ルンルン・リリカル・秋桜(ka5784
    人間(蒼)|17才|女性|符術師
  • 望む未来の為に
    クラン・クィールス(ka6605
    人間(紅)|20才|男性|闘狩人
依頼相談掲示板
アイコン 相談の場
鹿東 悠(ka0725
人間(リアルブルー)|32才|男性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2018/06/25 07:07:00
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2018/06/21 13:24:52