ゲスト
(ka0000)
森の奥、淵の調査
マスター:竜桐水仙

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在3人 / 3~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/06/27 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/07/06 07:30
オープニング
●山中
森の中、澄んだ小川を辿って、男が進む。
背丈ほどもある草木をかき分けながら、川上に向けて歩いていた。
彼は山師で、木を切り倒してそれを卸すことを生業にしていた。
しかし最近は、その仕事に身が入らないでいる。
がさり
どこかで下生えが鳴る。
男はビクリと立ち止まり、怯えた表情であたりを見回した。
森の中で音がすることそのものは、さほど珍しいことではない。
なにせ、猪が闊歩していることもある山奥である。リスなどの小動物が駆け回っていることもあるし、風が地表を撫でていくこともありえる。
それでも、木こりがその音を無視できないでいる理由は、この先にある淵が原因だった。
「怖いなぁ」
そう言って足を止めた男の目の前に広がっているのは、不気味な雰囲気の淵。
ぬるぬるとよどみ、青黒く染まった水面が、嫌な雰囲気を醸し出している。
淵の真ん中には、骸骨じみた岩が顔を出していて、じっとこちらを見詰めているように感じられた。
空気もよどんでいるようで、湿気の強い風が頬をこする。
この淵を見つけたのは単なる偶然だった。
山の裏側に回り込んだ折、都合良く綺麗な沢を見つけ、そのそばで昼休みにしたのがそもそもの発端だ。
メシを平らげ、手持ち無沙汰を感じた彼が、沢に流れ込む小川を上って行ったとき、たまたま目の前に広がっていたのである。
この淵を見つけて以来、下生えの中から雑魔が顔を出してきそうな気がして、周囲を気にしないではいられなくなった。そうして、いてもたってもいられなくなった彼は、思い切ってハンターに調査を依頼することにしたのである。
●ハンターオフィス
依頼を持ってきたハンターに対し、眼鏡のクールな受付嬢は、事務的に受付を済ませていく。
「この依頼の達成目標は、案内人である山師の護衛と、淵周辺に雑魔が発生していないかの調査です。加えて、可能であればで構わないので、淵のよどみを解消してきてください。水の流れが悪いと、負のマテリアルが溜まりやすくなります。雑魔発生の危険を減らすために、可能な限り水の流れを確保してきていただきたいです」
書類を確認しながら、その他注意事項を読み上げていく。
「朝一番で出発し、午前中に淵周辺の調査を完了させ、午後にハンターオフィスへ戻ってくる予定となっています。昼食はお弁当を森に持って行くことになるでしょうか。森の状況を聞く限り、雑魔が発生するほどマテリアルは偏っていないと思いますが、念のため戦闘もできるよう、準備しておいてください」
顔を上げ、眼鏡を押し上げながら締めくくる。
「簡単な依頼ですが、万が一がないとも限りません。注意して臨んでください」
森の中、澄んだ小川を辿って、男が進む。
背丈ほどもある草木をかき分けながら、川上に向けて歩いていた。
彼は山師で、木を切り倒してそれを卸すことを生業にしていた。
しかし最近は、その仕事に身が入らないでいる。
がさり
どこかで下生えが鳴る。
男はビクリと立ち止まり、怯えた表情であたりを見回した。
森の中で音がすることそのものは、さほど珍しいことではない。
なにせ、猪が闊歩していることもある山奥である。リスなどの小動物が駆け回っていることもあるし、風が地表を撫でていくこともありえる。
それでも、木こりがその音を無視できないでいる理由は、この先にある淵が原因だった。
「怖いなぁ」
そう言って足を止めた男の目の前に広がっているのは、不気味な雰囲気の淵。
ぬるぬるとよどみ、青黒く染まった水面が、嫌な雰囲気を醸し出している。
淵の真ん中には、骸骨じみた岩が顔を出していて、じっとこちらを見詰めているように感じられた。
空気もよどんでいるようで、湿気の強い風が頬をこする。
この淵を見つけたのは単なる偶然だった。
山の裏側に回り込んだ折、都合良く綺麗な沢を見つけ、そのそばで昼休みにしたのがそもそもの発端だ。
メシを平らげ、手持ち無沙汰を感じた彼が、沢に流れ込む小川を上って行ったとき、たまたま目の前に広がっていたのである。
この淵を見つけて以来、下生えの中から雑魔が顔を出してきそうな気がして、周囲を気にしないではいられなくなった。そうして、いてもたってもいられなくなった彼は、思い切ってハンターに調査を依頼することにしたのである。
●ハンターオフィス
依頼を持ってきたハンターに対し、眼鏡のクールな受付嬢は、事務的に受付を済ませていく。
「この依頼の達成目標は、案内人である山師の護衛と、淵周辺に雑魔が発生していないかの調査です。加えて、可能であればで構わないので、淵のよどみを解消してきてください。水の流れが悪いと、負のマテリアルが溜まりやすくなります。雑魔発生の危険を減らすために、可能な限り水の流れを確保してきていただきたいです」
書類を確認しながら、その他注意事項を読み上げていく。
「朝一番で出発し、午前中に淵周辺の調査を完了させ、午後にハンターオフィスへ戻ってくる予定となっています。昼食はお弁当を森に持って行くことになるでしょうか。森の状況を聞く限り、雑魔が発生するほどマテリアルは偏っていないと思いますが、念のため戦闘もできるよう、準備しておいてください」
顔を上げ、眼鏡を押し上げながら締めくくる。
「簡単な依頼ですが、万が一がないとも限りません。注意して臨んでください」
解説
目的:
・依頼主たる山師の護衛、並びに淵周辺の調査。雑魔がいないかを確認して欲しい。
→可能であれば淵のよどみを解消してくること。
注意:
・朝一番にハンターオフィスを出発。午前中に調査を終える予定。昼食は各自持参(「マスターより」参照)。
・淵周辺、並びに道中は、背丈ほどの高さを持つ幼い木や、丈の高い雑草などにより、かなり見通しが悪い。
・雑魔がいる場合のみ、戦闘が発生。
・雑魔がいないことを証明する必要があるが、そもそもの歪虚の性質として、存在するだけで正のマテリアルを侵食する点などに注意されたし。物理的な痕跡からもアプローチできるかもしれない。
・淵のよどみは、いくつかの要素が複合的に作用し合った結果である。
・依頼主たる山師の護衛、並びに淵周辺の調査。雑魔がいないかを確認して欲しい。
→可能であれば淵のよどみを解消してくること。
注意:
・朝一番にハンターオフィスを出発。午前中に調査を終える予定。昼食は各自持参(「マスターより」参照)。
・淵周辺、並びに道中は、背丈ほどの高さを持つ幼い木や、丈の高い雑草などにより、かなり見通しが悪い。
・雑魔がいる場合のみ、戦闘が発生。
・雑魔がいないことを証明する必要があるが、そもそもの歪虚の性質として、存在するだけで正のマテリアルを侵食する点などに注意されたし。物理的な痕跡からもアプローチできるかもしれない。
・淵のよどみは、いくつかの要素が複合的に作用し合った結果である。
マスターより
こんにちは。マスターの竜桐です。
ぶっちゃけると雑魔を出す予定はありません。雑魔がいないことの証明や、よどみについての考察、昼食でなにがしたいかなどにプレイングの文字数を割いてください。
そして、リプレイの字数に余裕がある場合のみ昼食風景を描写します。上には昼食は各自持参と書きましたが、描写できるか分からないため、携帯品の欄などに食べ物を設定しておらずとも、昼食風景を描写する場合は自然な感じで絡ませます。
白紙プレイングにはご注意ください。皆さまのプレイング、楽しみにしています。
ぶっちゃけると雑魔を出す予定はありません。雑魔がいないことの証明や、よどみについての考察、昼食でなにがしたいかなどにプレイングの文字数を割いてください。
そして、リプレイの字数に余裕がある場合のみ昼食風景を描写します。上には昼食は各自持参と書きましたが、描写できるか分からないため、携帯品の欄などに食べ物を設定しておらずとも、昼食風景を描写する場合は自然な感じで絡ませます。
白紙プレイングにはご注意ください。皆さまのプレイング、楽しみにしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/07/05 08:34
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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調査依頼 レイア・アローネ(ka4082) 人間(クリムゾンウェスト)|24才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/06/27 01:00:23 |