ゲスト
(ka0000)
合コンを教えて
マスター:ゆくなが

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/07/06 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/07/15 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
「時間がないと思うの」
「ていうか、もうないの」
「焦らなければならないの」
「ああ、彼氏欲しい……」
私こと、アンナ・アーレイは酒場でハンター仲間と飲んでいた。面子は全員女性。リアルブルー風に言えば女子会ということになる。
その面々が、口々に「彼氏欲しい」と言っていた。
「だって寂しいじゃない!」
立ち上がりながら1人が言う。
「なんで、私たち依頼ばっかりこなしてるわけ? どうして、異性との出会いより歪虚との出会いのほうが多いわけ? おかしい、こんなの女として間違っている!」
あまりに滔々と、現在の自分の寂しさ、色っぽい話の無さを彼女が大声で語るので、酒場の注目が彼女に集まっていた。
その彼女が、びしり、と私を指差した。
「ちょっと、アンナ、聞いてるの?」
「え、聞いてるよ? 実は、新しい装備のこと考えてたけど」
「あなた、寂しくないの? 彼氏欲しくないの?」
「んんー、別に、いいかな。依頼、楽しいし」
これは本心だった。
「はっ、仕事が趣味ってわけ? 他に趣味なり、興味のあることなりあったりしないの?」
「んんー、片付け、とか?」
先日、私はオフィスに依頼を出すことで、ハンターたちの協力のもと、汚部屋の片付けに大成功していた。
いまも、その片付いた部屋での生活は続いている。リバウンドすることもなく、日々の疲れを自分の部屋で癒している。やってみたら、掃除とか、楽しかったし。
「そんなんだと、いつのまにか、シワシワのおばあちゃんになっちゃうわよ!」
「そんな先のこと言われてもなー」
「未来なんて、あっという間に来るわよ! 覚悟しておいた方がいいんじゃなくって!?」
そうは言われても、実感がありません。
「よし、合コンをしましょう」
「はい?」
彼女は机をダンっと叩きながら言った。
「合コンして、彼氏作るの。わたしは寂しいの。これは決定事項よ。ここにいる全員参加でいいわね?」
「合コンとは?」
「リアルブルーにある男女の交流会のことよ!」
「へえ、そうなんだ……」
彼女は私たちを見回した。
他の面子はやる気充分といった様子。
「えー、私はいいよー」
「アンナ、そう強がっていられるのも今うちよ!」
またまたびしりと指差された。
そんなこんなで、この日の集まりは解散になったのでした。
数日後。私は先輩ハンターといたずら好きのコボルド退治を終えて、オフィスに報告にきていた。
2人して泥だらけになって、やっとコボルドたちを追っ払うことができたのである。疲れたけれど、心地のいい疲れだった。お酒とか飲みたいなーと思ったので、先輩を飲みに誘ったのだが、
「ごめん、彼氏が家で待っているから」
と、断られた。
「あれ、先輩彼氏いたんですか?」
「そうだよ。だから、ごめんねー。今日の依頼楽しかったよ。それじゃ」
先輩はひらひら手を振って本当に楽しそうな笑顔で帰っていった。
仕方ないので私も自分の部屋に帰った。
相変わらず、部屋は片付いている。物も増えてない。私は理想の暮らしをしている。だがしかし、この寂しさはなんだ。
「ああ、彼氏欲しい……」
まさか自分からこんな言葉が出るなんて!
私は私に驚きながら、この寂しさに付いて考えだした。
今日の依頼は楽しかった。だからこそ、先輩と語り合いたかった。でも、予定があるなら仕方ない。こんな時、話せる相手が欲しい。
私は、ネガティヴな気分になってきたので、着替えて、掃除を始めることにした。
毎日掃除をしていても、埃は積もっていく。生活の厳しさと虚しさをその堆積に感じるのだった。
そういえば、片付けの依頼をしたとき、アドバイスで「恋人を家に呼ぶと良い」というものがあったっけ。
確かに、掃除は自分のためだけど、最近はモチベーションが低下しているのも事実だ。なんとなく、掃除の手つきが雑なのである。
「恋人、か……」
彼氏がいるってどんな感じかしら。
そもそも、私、仕事以外で男の人と話すことなくない?
異性との交流の仕方、知らないんじゃない?
合コンはもうすぐだ。どうやら発起人がオフィスで手当たりしだいに男性に声をかけて人数は調達したらしい。
私には、きっと、そんなことできない。だって、仕事抜きで異性と会話するってどう言う状況? きっと無理よ。
「これは一大事よ」
いま、私は猛烈に彼氏が欲しい。
しかし、異性との交流の仕方がわからない。
つまり……。
「ハンターオフィスに依頼を出すしかないわ!」
「時間がないと思うの」
「ていうか、もうないの」
「焦らなければならないの」
「ああ、彼氏欲しい……」
私こと、アンナ・アーレイは酒場でハンター仲間と飲んでいた。面子は全員女性。リアルブルー風に言えば女子会ということになる。
その面々が、口々に「彼氏欲しい」と言っていた。
「だって寂しいじゃない!」
立ち上がりながら1人が言う。
「なんで、私たち依頼ばっかりこなしてるわけ? どうして、異性との出会いより歪虚との出会いのほうが多いわけ? おかしい、こんなの女として間違っている!」
あまりに滔々と、現在の自分の寂しさ、色っぽい話の無さを彼女が大声で語るので、酒場の注目が彼女に集まっていた。
その彼女が、びしり、と私を指差した。
「ちょっと、アンナ、聞いてるの?」
「え、聞いてるよ? 実は、新しい装備のこと考えてたけど」
「あなた、寂しくないの? 彼氏欲しくないの?」
「んんー、別に、いいかな。依頼、楽しいし」
これは本心だった。
「はっ、仕事が趣味ってわけ? 他に趣味なり、興味のあることなりあったりしないの?」
「んんー、片付け、とか?」
先日、私はオフィスに依頼を出すことで、ハンターたちの協力のもと、汚部屋の片付けに大成功していた。
いまも、その片付いた部屋での生活は続いている。リバウンドすることもなく、日々の疲れを自分の部屋で癒している。やってみたら、掃除とか、楽しかったし。
「そんなんだと、いつのまにか、シワシワのおばあちゃんになっちゃうわよ!」
「そんな先のこと言われてもなー」
「未来なんて、あっという間に来るわよ! 覚悟しておいた方がいいんじゃなくって!?」
そうは言われても、実感がありません。
「よし、合コンをしましょう」
「はい?」
彼女は机をダンっと叩きながら言った。
「合コンして、彼氏作るの。わたしは寂しいの。これは決定事項よ。ここにいる全員参加でいいわね?」
「合コンとは?」
「リアルブルーにある男女の交流会のことよ!」
「へえ、そうなんだ……」
彼女は私たちを見回した。
他の面子はやる気充分といった様子。
「えー、私はいいよー」
「アンナ、そう強がっていられるのも今うちよ!」
またまたびしりと指差された。
そんなこんなで、この日の集まりは解散になったのでした。
数日後。私は先輩ハンターといたずら好きのコボルド退治を終えて、オフィスに報告にきていた。
2人して泥だらけになって、やっとコボルドたちを追っ払うことができたのである。疲れたけれど、心地のいい疲れだった。お酒とか飲みたいなーと思ったので、先輩を飲みに誘ったのだが、
「ごめん、彼氏が家で待っているから」
と、断られた。
「あれ、先輩彼氏いたんですか?」
「そうだよ。だから、ごめんねー。今日の依頼楽しかったよ。それじゃ」
先輩はひらひら手を振って本当に楽しそうな笑顔で帰っていった。
仕方ないので私も自分の部屋に帰った。
相変わらず、部屋は片付いている。物も増えてない。私は理想の暮らしをしている。だがしかし、この寂しさはなんだ。
「ああ、彼氏欲しい……」
まさか自分からこんな言葉が出るなんて!
私は私に驚きながら、この寂しさに付いて考えだした。
今日の依頼は楽しかった。だからこそ、先輩と語り合いたかった。でも、予定があるなら仕方ない。こんな時、話せる相手が欲しい。
私は、ネガティヴな気分になってきたので、着替えて、掃除を始めることにした。
毎日掃除をしていても、埃は積もっていく。生活の厳しさと虚しさをその堆積に感じるのだった。
そういえば、片付けの依頼をしたとき、アドバイスで「恋人を家に呼ぶと良い」というものがあったっけ。
確かに、掃除は自分のためだけど、最近はモチベーションが低下しているのも事実だ。なんとなく、掃除の手つきが雑なのである。
「恋人、か……」
彼氏がいるってどんな感じかしら。
そもそも、私、仕事以外で男の人と話すことなくない?
異性との交流の仕方、知らないんじゃない?
合コンはもうすぐだ。どうやら発起人がオフィスで手当たりしだいに男性に声をかけて人数は調達したらしい。
私には、きっと、そんなことできない。だって、仕事抜きで異性と会話するってどう言う状況? きっと無理よ。
「これは一大事よ」
いま、私は猛烈に彼氏が欲しい。
しかし、異性との交流の仕方がわからない。
つまり……。
「ハンターオフィスに依頼を出すしかないわ!」
解説
目的はアンナ・アーレイに、異性との交流の仕方を教え、合コンに備えさせること。
●アンナについて
アンナ・アーレイ。女性。26歳。覚醒者。クラスは聖導士。
初登場シナリオは「片付けを教えて」。
クリムゾンウェスト出身のハンター。
黒髪長髪で眼鏡をかけている。瞳は茶色。肌は色白。目が大きく鼻が低めの、綺麗と言うより、ちょっと童顔風なかわいい系の顔立ち。
ハンターとして体は動かしているため、贅肉はなし。細身の筋肉質。代わりに胸もない。
身長は170cmくらい。
仕事が趣味で、ハンターとしては優秀。しかし、それ以外はてんでダメだったが、片付けと掃除に関してはできるようになったようだ。
合コンは初参加。いろはもわからない初心者。しかし、やる気は十分のようです。
服装について、どんな会話をすればいいかについて、食事中の気の利かせ方について、自分のアピールの仕方について……などなど、教えてあげることは山ほどあるでしょう。
●場所について
アンナの部屋。部屋自体は片付いているので、心配はいりません。
●合コンについて
参加者は女性4人、男性4人の合計8人
●アンナについて
アンナ・アーレイ。女性。26歳。覚醒者。クラスは聖導士。
初登場シナリオは「片付けを教えて」。
クリムゾンウェスト出身のハンター。
黒髪長髪で眼鏡をかけている。瞳は茶色。肌は色白。目が大きく鼻が低めの、綺麗と言うより、ちょっと童顔風なかわいい系の顔立ち。
ハンターとして体は動かしているため、贅肉はなし。細身の筋肉質。代わりに胸もない。
身長は170cmくらい。
仕事が趣味で、ハンターとしては優秀。しかし、それ以外はてんでダメだったが、片付けと掃除に関してはできるようになったようだ。
合コンは初参加。いろはもわからない初心者。しかし、やる気は十分のようです。
服装について、どんな会話をすればいいかについて、食事中の気の利かせ方について、自分のアピールの仕方について……などなど、教えてあげることは山ほどあるでしょう。
●場所について
アンナの部屋。部屋自体は片付いているので、心配はいりません。
●合コンについて
参加者は女性4人、男性4人の合計8人
マスターより
こんにちは、あるいはこんばんは。ゆくながです。
今回は日常依頼です。
アンナに合コンの基礎を教えてあげてください。
実を言うとジャンルをコメディにするか恋愛にするかで迷ったんですが、一番幅のありそうな日常にしました。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
今回は日常依頼です。
アンナに合コンの基礎を教えてあげてください。
実を言うとジャンルをコメディにするか恋愛にするかで迷ったんですが、一番幅のありそうな日常にしました。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/07/09 17:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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合コン準備~♪ ロジャー=ウィステリアランド(ka2900) 人間(クリムゾンウェスト)|19才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2018/07/04 00:20:18 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/07/03 21:00:41 |