ゲスト
(ka0000)
魔術師の弟子と動くキノコ
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/07/31 15:00
- リプレイ完成予定
- 2018/08/09 15:00
オープニング
●キノコ研究
「み、みぎゃあああああああああああああ」
ルゥルは大きな声をあげた。
師匠が残した手紙に「そろそろ、研究しているか知りたい」と書かれてあったのだ。
魔法と関係なくともいいと言っている師匠。しかし、ルゥルは何もしてきていない。
「この辺りのキノコについてはもう完璧なのです」
自称キノコ採り名人で通る。一応、彼女を知っている人も認めてくれる。
「それは前の発表でしたのです」
結局新たなことを調べないとならないのだ。
「どうするのです、どうするのですうううう。そうだ、紅葉さんに頼めば……でも、エトファリカのどこにキノコが生えているかもわからないで言うと駄目なのです。でも、紅葉さんは頭がいいのです、だからこちらの条件を……駄目なのですうう。それでは、ルゥルが研究したことにならないのですうう」
とりあえず、師匠の家の居間で右往左往する。
ペットのパルムのポルムも右往左往する。ユグディラのキソシロは「そんなことしてないでどうにかしろ」というふうに、日向でじっとしている。そして、倒れた。
「みぎゃあああ、キソシロおおお、お水を飲むのです、お水をおおお」
右に左に騒ぎ、ある日の午前中は終了したのだった。
独りマイペースで過ごしていたのは、ペットのフェレットのフレオ。彼だけは周りに左右されつつも、ご飯食べて、眠くなったら寝ていた。
●相談
調査対象を絞った後、家を空けることになるため、隣のエクラ教会の司祭に相談しに行く。
「なのです」
「分かりました……が、一人で行くのは駄目です」
「ルゥルもハンターです」
「もし、キノコが大群でいたら、ルゥルちゃんはどうするのですか」
「逃げるのです」
「そうですね」
正しい選択により、マークの説得がとん挫した。
「独りだと危ないですよ、ぼら、熱中症になるかもしれません」
「みぎゃ」
「水筒をたくさん持って行っても、ふらふらになってしまうかもしれません」
「みぎゃあああ」
ルゥルはおろおろし始める。
「ハンターと一緒に行ってもらいなさい」
「お金ないですうう」
「十中八九雑魔とかその類です」
「違うかもしれません」
「ええ、違うかもしれませんが、その可能性は高いのです。調査もかねてハンターに依頼を出すべきなのです」
「みぎゃ」
だんだんと丸め込まれた結果、ハンターと一緒にキノコ調査に行くことになったのだった。
●ルゥルが得た噂、語るマーク司祭
そこの崖の上には大きな木が一本ありました。最近、その木に、雷が落ちて燃えました。
キノコの胞子は雷があるとその衝撃により、活性化される、とされています。そのせいか、地域の住民はキノコを目撃するようになりました。
キノコであれば発見ですが、目撃というあたりでおかしいのです。
さて、噂になりました、パルムではない何か動く新種のキノコではないか、と。
ハンターに依頼するとか、高名な学者に依頼するとか、村人は考えたけれども、日々の生活の中どうでもよくなり放置しました。しかし、噂は千里をかけると言いますが、動くキノコがいるという話はあっという間にルゥルちゃんの耳に届きました。
なぜ、注目したのがルゥルちゃんだけなのでしょうか。
それは誰もが「雑魔だよね」と思ったので「ハンターに依頼しろよ」と返したからのようです。
ということで、ロビンさん、そこの地域の領主にでも言って依頼料はもらってくださいね。
「え、そこ、こちらもちの仕事ですか……でもまあ、村の住民にハンター派遣するって言っておきますね」
とロビン・ドルトスは答えた。
このようなやり取りが、ルゥルの住む町の隣町の事務所でマーク司祭と職員のロビンによって行われ、無事、依頼は出されたのだった。
「み、みぎゃあああああああああああああ」
ルゥルは大きな声をあげた。
師匠が残した手紙に「そろそろ、研究しているか知りたい」と書かれてあったのだ。
魔法と関係なくともいいと言っている師匠。しかし、ルゥルは何もしてきていない。
「この辺りのキノコについてはもう完璧なのです」
自称キノコ採り名人で通る。一応、彼女を知っている人も認めてくれる。
「それは前の発表でしたのです」
結局新たなことを調べないとならないのだ。
「どうするのです、どうするのですうううう。そうだ、紅葉さんに頼めば……でも、エトファリカのどこにキノコが生えているかもわからないで言うと駄目なのです。でも、紅葉さんは頭がいいのです、だからこちらの条件を……駄目なのですうう。それでは、ルゥルが研究したことにならないのですうう」
とりあえず、師匠の家の居間で右往左往する。
ペットのパルムのポルムも右往左往する。ユグディラのキソシロは「そんなことしてないでどうにかしろ」というふうに、日向でじっとしている。そして、倒れた。
「みぎゃあああ、キソシロおおお、お水を飲むのです、お水をおおお」
右に左に騒ぎ、ある日の午前中は終了したのだった。
独りマイペースで過ごしていたのは、ペットのフェレットのフレオ。彼だけは周りに左右されつつも、ご飯食べて、眠くなったら寝ていた。
●相談
調査対象を絞った後、家を空けることになるため、隣のエクラ教会の司祭に相談しに行く。
「なのです」
「分かりました……が、一人で行くのは駄目です」
「ルゥルもハンターです」
「もし、キノコが大群でいたら、ルゥルちゃんはどうするのですか」
「逃げるのです」
「そうですね」
正しい選択により、マークの説得がとん挫した。
「独りだと危ないですよ、ぼら、熱中症になるかもしれません」
「みぎゃ」
「水筒をたくさん持って行っても、ふらふらになってしまうかもしれません」
「みぎゃあああ」
ルゥルはおろおろし始める。
「ハンターと一緒に行ってもらいなさい」
「お金ないですうう」
「十中八九雑魔とかその類です」
「違うかもしれません」
「ええ、違うかもしれませんが、その可能性は高いのです。調査もかねてハンターに依頼を出すべきなのです」
「みぎゃ」
だんだんと丸め込まれた結果、ハンターと一緒にキノコ調査に行くことになったのだった。
●ルゥルが得た噂、語るマーク司祭
そこの崖の上には大きな木が一本ありました。最近、その木に、雷が落ちて燃えました。
キノコの胞子は雷があるとその衝撃により、活性化される、とされています。そのせいか、地域の住民はキノコを目撃するようになりました。
キノコであれば発見ですが、目撃というあたりでおかしいのです。
さて、噂になりました、パルムではない何か動く新種のキノコではないか、と。
ハンターに依頼するとか、高名な学者に依頼するとか、村人は考えたけれども、日々の生活の中どうでもよくなり放置しました。しかし、噂は千里をかけると言いますが、動くキノコがいるという話はあっという間にルゥルちゃんの耳に届きました。
なぜ、注目したのがルゥルちゃんだけなのでしょうか。
それは誰もが「雑魔だよね」と思ったので「ハンターに依頼しろよ」と返したからのようです。
ということで、ロビンさん、そこの地域の領主にでも言って依頼料はもらってくださいね。
「え、そこ、こちらもちの仕事ですか……でもまあ、村の住民にハンター派遣するって言っておきますね」
とロビン・ドルトスは答えた。
このようなやり取りが、ルゥルの住む町の隣町の事務所でマーク司祭と職員のロビンによって行われ、無事、依頼は出されたのだった。
解説
動くキノコについて調査して、雑魔なら討伐しよう。
この日の天気は晴天、涼しい風が強く吹いている。
●地理
現場まで村から徒歩30分くらい、森の中を歩く。一応道があるため、迷子にはならない。
崖の上まで約20メートル。上るには森の中を歩いて回り込んでいくか、登攀することになる。なお、崖の下から安全な道で回り込むと徒歩約30分くらいかかる。そのルートは馬やバイクも入ることはできる。
崖ののり面や頂上には植物は生えていても、たいして生えていない。
崖の下は崖に沿って10スクエアほどスペースはあるが、他は適度な木が生えた森である。
なお、まずは崖の下に到着します。
●同行NPC
ルゥル 魔術師の女の子。キノコの研究をしていることになっているけれどもその様子はなかった。師匠にはっぱをかけられたので調査に向かう。【ウォーターシュート】【アイスボルト】【ピュアウォーター】をスキルにセットしている。「暑さ対策なのです」とのたまうが、着ている防具は「まるごとしまえなが」。
●敵情報(PL情報)
・キノコ(大) サイズ1、1体。エリンギぽいタイプの外見だが、カサ部分が肉厚で大き目。直接的な攻撃はないようだが、ちょっとした衝撃があると胞子を飛ばす。胞子Aは仲間を増やす。生物がかぶると意識がなくなることも。胞子Bは幻覚が見えるとか。崖の上でもぞもぞ動くが、下には下りてこない。
・キノコ(小)無数、サイズ0。攻撃力は特にないが、集団で生き物に群がる。群がられることで窒息することもありうる。胞子は飛ばすが特に何も効果はないが、大量に出るとむせて大変なことになる。風通しのよい日陰を好む。
この日の天気は晴天、涼しい風が強く吹いている。
●地理
現場まで村から徒歩30分くらい、森の中を歩く。一応道があるため、迷子にはならない。
崖の上まで約20メートル。上るには森の中を歩いて回り込んでいくか、登攀することになる。なお、崖の下から安全な道で回り込むと徒歩約30分くらいかかる。そのルートは馬やバイクも入ることはできる。
崖ののり面や頂上には植物は生えていても、たいして生えていない。
崖の下は崖に沿って10スクエアほどスペースはあるが、他は適度な木が生えた森である。
なお、まずは崖の下に到着します。
●同行NPC
ルゥル 魔術師の女の子。キノコの研究をしていることになっているけれどもその様子はなかった。師匠にはっぱをかけられたので調査に向かう。【ウォーターシュート】【アイスボルト】【ピュアウォーター】をスキルにセットしている。「暑さ対策なのです」とのたまうが、着ている防具は「まるごとしまえなが」。
●敵情報(PL情報)
・キノコ(大) サイズ1、1体。エリンギぽいタイプの外見だが、カサ部分が肉厚で大き目。直接的な攻撃はないようだが、ちょっとした衝撃があると胞子を飛ばす。胞子Aは仲間を増やす。生物がかぶると意識がなくなることも。胞子Bは幻覚が見えるとか。崖の上でもぞもぞ動くが、下には下りてこない。
・キノコ(小)無数、サイズ0。攻撃力は特にないが、集団で生き物に群がる。群がられることで窒息することもありうる。胞子は飛ばすが特に何も効果はないが、大量に出るとむせて大変なことになる。風通しのよい日陰を好む。
マスターより
こんにちは。
ルゥルが挑むキノコの道。
キノコの道って何だろう、と思ったら負けです。さらに、何に負けだと思ってもよくありません。
よろしくお願いします。
ルゥルが挑むキノコの道。
キノコの道って何だろう、と思ったら負けです。さらに、何に負けだと思ってもよくありません。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/08/06 23:02
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【相談】キノコを確かめてみよう エステル・ソル(ka3983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/07/30 21:24:43 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/07/30 20:37:56 |