ゲスト
(ka0000)
夏のおすもうx番勝負!
マスター:鷹春

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/08/13 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/08/22 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
一際暑い夏の日には沢山の人が川や海を訪れて水遊びをし、火照った体を冷たい水で冷ましていく。
街外れにあるこの村の人々も、涼を求めて少し離れた森のなかにある川に訪れているようだが、どうにも様子が可笑しい。こんなに暑いのに誰一人として川の中に入っていないのだ。
よく見ると、ふんどし姿の男がひとり川の前に仁王立ちして立ち塞がっているではないか!
どうやらこの屈強な男が川に入ることを妨害しているようだ。
暑さに耐えかねた村人の男が声を上げた。
「また"これ"をやらねばならんのかー!? もういい加減にしてくれよ村長ー!!」
村長と呼ばれた男は腕を組みながら声を張り上げる。
「なーーにを言うかァ!! "これ"をやらずに川開きはさせんぞぉ!! さあ! 相撲だ! 相撲を取るぞ!!」
「だからぁ! 相撲を取ることは反対してないけどぉ! なんでよりによってこんなクソ暑い日を選ぶんだよぉ! 秋とかでもいいでしょおー!?」
他の村人からも、そうだそうだ、暑い、泳がせろとブーイングが飛んできた。
その文句を吹き飛ばすように、村長は更に大声を上げた。
「ええーい!! こういう日こそ汗を流してその後川に入ったほうが体もサッパリするじゃろうが!!」
「……そんな事言って、本当はお相撲を取りたいだけでしょ?」
「……」
「…………」
「バレましてか?」
「バレないとでも!?!?」
村長はゆっくりと目を閉じる……。
「……バレてしまっては仕方がない……」
そして、カッと目を見開いた!!
「ならばやはりワシと相撲を取ってもらうぞォーーー!! 男どもはワシに勝たねば川には入らせんからなーー!! ワーーーハッハッハッハッハッハ!!!」
「「どーーーしてそうなるんだよぉ!!!」」
男たちの悲痛な叫びが、森中にこだましたのであった。
●
カンカンに照りつける太陽の下、村長に戦いを挑んだと思われる男たちが無残にも川原に転がっていた。
「だーーめだ……ぜんっぜん勝てん……」
「あ゛ぢぃーーーーーー……」
完全にバテきっている村の男達を尻目に、村長はこの暑さをものともせず高笑いをしている。
「どーしたどーした! 気合が足らんぞ気合が! もっとこーーい!」
そんなテンションの上がりきった村長を眺めながら、一人の村民が呟いた。
「ダメだ……ああなったらもう俺たちでは止められん……使いたくは無かったが……最後の手段を講じねばならぬようだ……」
そう言うとその男は立ち上がり、村のある方へ歩いてゆく。
「相談役……ど、どこへ……?」
「最後の手段のところさ……」
●
「みんなー、ちょーっと頼まれて欲しい仕事があるんだけど~~」
だらしない格好をしたギルド職員が首元のネクタイを緩めながらハンター達の元へ現れた。
「今回の依頼はねぇ、村長とお相撲を取ってほしいって事なんだよねえ。村長に勝たないと川で水浴びが出来ないそうだよ。可哀想にねえ。」
資料を眺めながら職員はアイスキャンディーをかじる。
「村長に勝ってもらって水浴びが出来るようになればそれで良いって事だったけど、本音としてはこの行事を無くしてもらえるようにして欲しいみたいだね」
だが普段、村の為に一生懸命頑張ってくれている村長の唯一の楽しみを奪うのも気が引けるのだと、村の相談役は離していたという。
「皆が納得するような折衷案があれば良いかもしれないよね。そしたらみんなきっと幸せになれるよねえ」
●
一際暑い夏の日には沢山の人が川や海を訪れて水遊びをし、火照った体を冷たい水で冷ましていく。
街外れにあるこの村の人々も、涼を求めて少し離れた森のなかにある川に訪れているようだが、どうにも様子が可笑しい。こんなに暑いのに誰一人として川の中に入っていないのだ。
よく見ると、ふんどし姿の男がひとり川の前に仁王立ちして立ち塞がっているではないか!
どうやらこの屈強な男が川に入ることを妨害しているようだ。
暑さに耐えかねた村人の男が声を上げた。
「また"これ"をやらねばならんのかー!? もういい加減にしてくれよ村長ー!!」
村長と呼ばれた男は腕を組みながら声を張り上げる。
「なーーにを言うかァ!! "これ"をやらずに川開きはさせんぞぉ!! さあ! 相撲だ! 相撲を取るぞ!!」
「だからぁ! 相撲を取ることは反対してないけどぉ! なんでよりによってこんなクソ暑い日を選ぶんだよぉ! 秋とかでもいいでしょおー!?」
他の村人からも、そうだそうだ、暑い、泳がせろとブーイングが飛んできた。
その文句を吹き飛ばすように、村長は更に大声を上げた。
「ええーい!! こういう日こそ汗を流してその後川に入ったほうが体もサッパリするじゃろうが!!」
「……そんな事言って、本当はお相撲を取りたいだけでしょ?」
「……」
「…………」
「バレましてか?」
「バレないとでも!?!?」
村長はゆっくりと目を閉じる……。
「……バレてしまっては仕方がない……」
そして、カッと目を見開いた!!
「ならばやはりワシと相撲を取ってもらうぞォーーー!! 男どもはワシに勝たねば川には入らせんからなーー!! ワーーーハッハッハッハッハッハ!!!」
「「どーーーしてそうなるんだよぉ!!!」」
男たちの悲痛な叫びが、森中にこだましたのであった。
●
カンカンに照りつける太陽の下、村長に戦いを挑んだと思われる男たちが無残にも川原に転がっていた。
「だーーめだ……ぜんっぜん勝てん……」
「あ゛ぢぃーーーーーー……」
完全にバテきっている村の男達を尻目に、村長はこの暑さをものともせず高笑いをしている。
「どーしたどーした! 気合が足らんぞ気合が! もっとこーーい!」
そんなテンションの上がりきった村長を眺めながら、一人の村民が呟いた。
「ダメだ……ああなったらもう俺たちでは止められん……使いたくは無かったが……最後の手段を講じねばならぬようだ……」
そう言うとその男は立ち上がり、村のある方へ歩いてゆく。
「相談役……ど、どこへ……?」
「最後の手段のところさ……」
●
「みんなー、ちょーっと頼まれて欲しい仕事があるんだけど~~」
だらしない格好をしたギルド職員が首元のネクタイを緩めながらハンター達の元へ現れた。
「今回の依頼はねぇ、村長とお相撲を取ってほしいって事なんだよねえ。村長に勝たないと川で水浴びが出来ないそうだよ。可哀想にねえ。」
資料を眺めながら職員はアイスキャンディーをかじる。
「村長に勝ってもらって水浴びが出来るようになればそれで良いって事だったけど、本音としてはこの行事を無くしてもらえるようにして欲しいみたいだね」
だが普段、村の為に一生懸命頑張ってくれている村長の唯一の楽しみを奪うのも気が引けるのだと、村の相談役は離していたという。
「皆が納得するような折衷案があれば良いかもしれないよね。そしたらみんなきっと幸せになれるよねえ」
解説
●目的
村長に相撲勝負で計3回勝利して水遊びを楽しむこと。
●解説
・勝負形式は1対1です。
・3回勝つまで何度でも挑むことが出来ます。
・武器等の道具の使用は禁止ですが、スキルの使用は可能です。
・相手を土俵の外に出すか、相手の体のどこかを地面につければ勝利です。
・村長はとにかく相撲が沢山取れればいいので、負け続けたとしても果敢に挑戦してみましょう!
・相撲を取ることに不安があるハンターは、村長を説得してみるのも良いでしょう。
●ポイント
相撲はなにも力だけのスポーツではありません。相手との駆け引きや、素早さ、技術も必要になります。
自分にあったスタイルで相撲を取ってみましょう!
村長に相撲勝負で計3回勝利して水遊びを楽しむこと。
●解説
・勝負形式は1対1です。
・3回勝つまで何度でも挑むことが出来ます。
・武器等の道具の使用は禁止ですが、スキルの使用は可能です。
・相手を土俵の外に出すか、相手の体のどこかを地面につければ勝利です。
・村長はとにかく相撲が沢山取れればいいので、負け続けたとしても果敢に挑戦してみましょう!
・相撲を取ることに不安があるハンターは、村長を説得してみるのも良いでしょう。
●ポイント
相撲はなにも力だけのスポーツではありません。相手との駆け引きや、素早さ、技術も必要になります。
自分にあったスタイルで相撲を取ってみましょう!
マスターより
どうもこんにちは、鷹春です。暑いですね……毎日溶けそうですが、シナリオはなんとも暑苦しいものになっています(?)
今回はギャグシナリオになっていますので、皆さん夏の暑さに負けずに思い切りはっちゃけていきましょう!
今回はギャグシナリオになっていますので、皆さん夏の暑さに負けずに思い切りはっちゃけていきましょう!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/08/21 09:47