ゲスト
(ka0000)
【MN】黄昏城の罠
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在3人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/08/12 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/08/21 09:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
夢の世界とか死後の世界と言われる「たそがれ城」。
そこに行けるのは偶然、必然? 縁があったり、なかったり。
そこには人間もいれば死者もいる、歪虚だったものやら出自は色々、今日も平和に過ごしている?
●つるされる男
たそがれ城の庭の中。
足を何かにとられひっくり返ってつるされている男が一人。
「さて……これは、ハンターがプエルに変な知識を与えた結果だろう」
プラーンとなりながらどうやってこの罠から抜けるか考える。
かつての災厄の十三魔レチタティーヴォ。そんなレチタティーヴォをはめたと思われるのがおもちゃであり、部下であるプエルなのだ。
たぶん。
「人形たちが真っ黒……アリ?」
三体のプエルの人形がおろおろと歩き回っている。高さは三十センチくらいで、布と綿などで作られている手作り人形だ。三頭身でプエルと判断するのは色合いと雰囲気としか言いようがない。
『お、おおおう、プエル人形たちどうしたんだ!』
棒に風呂敷を付けてどこか行ってきたらしい赤毛の人形が来た。一応、逆さでぶら下がっているレチタティーヴォを模している人形。性格は違う、気づいたら相当違った。
人形たちはレチタティーヴォ人形に引っ付いて窮状を訴える。
『なんでハチミツまみれなんだ! うおお、こっちにアリが来る! やめてくれ。ほら、風呂に入るぞ』
三体はレチタティーヴォ人形に連れられて立ち去った。徐々にアリは落ちていく。
「気づかれもしなかった……でもなぜ、プエル人形が蜂蜜とアリまみれ?」
プエル人形が来た方向を見ると、アリがいる。
しばらくする不安げな顔のプエルがやってきたが、レチタティーヴォを見つけ安堵したらしくクシュと顔をゆがめる。
「レ、レチタティーヴォ様ああああ」
「これをほどけ!」
レチタティーヴォは全身を使い大きく揺れ、プエルに訴える。帽子は外れることはない、絶対外れない。ブランコの方式でよく揺れた。
枝が折れた。
「うわあああ」
プエルはレチタティーヴォの下敷きになった。
「ひどい目に遭った」
「……レチタティーヴォ様ああああ」
ロープを脚から外すレチタティーヴォにしがみついてプエルが泣く。プエルがレチタティーヴォに抱き着くために、罠を作って動きを止めようとしていたと、レチタティーヴォは認識している。
「これで満足か!」
「はい」
「なら、城にあふれる罠をどうにかしろ」
「……ふえええええ、レチタティーヴォ様ああ」
泣きながら語るところによると、レチタティーヴォが引っかかった罠はプエル作ではない。
「ハニートラップを作った後、作っていません」
「え? まさか……いや、待て、作る?」
色仕掛けで機密情報を得ることがハニートラップだ、一般知識を念のため。
作る罠ではない。いや、状況を作ると考えると作るも通じる。
泣き顔で見上げるプエルは、可愛くもなくはないが、別にその気があるわけでなければ色仕掛けにならない。
「……ハニートラップ?」
「レチタティーヴォ様も知らなかったのですか」
ぱああと明るい顔でいう。
「僕はハニーのトラップというからに蜂蜜を使った罠だと思ったのです。蜂蜜を入れたところにはまると、べとべとになりますよね? そこにアリが来たら大変です」
「……いや、アリが来る前に逃げるよ。……プエル人形たちは引っかかっていた。さっきまで、そこでアリまみれでおろおろしていたから」
プエルはしょげる。
「まあいい……罠は片づけておくように」
「だから、僕じゃありません!」
レチタティーヴォがプエルから離れた瞬間、ばね仕掛けの何かがあったのか、空高く跳ね上がって、プエルの視界から消えた。
「ふええええ、レチタティーヴォ様あああ」
とりあえず、プエルはレチタティーヴォを探しに行った。
●基本
レチタティーヴォ人形はプエル人形をメードに預け風呂に入れてもらうことにした。
自分で入れると自分自身も同じ運命が待っている。
ずぶぬれになると重くなる。絞るのも難しいし、乾かすのが辛い。
『私がちょっと旅に出ている間に、ここで何があっ――!?』
レチタティーヴォ人形の目の前にキノコの着ぐるみの女の子がいる。
「みぎゃーーーーーーーーーーーーーーー、お人形さんが動いているのですううううううううううううう」
むんずとレチタティーヴォ人形を掴むと、ルゥルは表にしたり、ひっくり返したり、服や帽子を引っ張る。
『う、うわ、やめてくれええ。ああ、服はやめてええ。ちゃんと下着もあるからああ』
脱がされる前に、何を確認されるか理解して申告しておいた。
●勇者候補
プエルは自室まで罠にかからずやってきた。
「僕が頑張らないで誰がどうするんだ!」
「プエル様、頑張ってください」
「お前も来るんだ」
銀髪の青年エクエスに告げる。生前はプエルことニコラス・クリシスの護衛だった。歪虚に成ってからは部下とされてしまった。
「いえ、この部屋にいる限り罠にかからないので出たくないです」
「……僕はかからないんだけれど?」
「それがおかしいのです。あなた、何か変なことしました?」
「ひどい!」
「ぐはっ」
プエルが蹴ろうとしたためエクエスは避けた。避けたとき転んだ。蹴り上げたプエルの足の着地地点にエクエスが一番踏まれたくない部分があった。
のたうち回るエクエス。
プエルは何事もなかったかのように出かける準備をする。
「……仕方がない、僕がしないと……あれだ! 人間が……違う、えっと、リアルブルーのゲームというやつだ! 僕が勇者なんだ!」
楽しそうに武器をそろえる。
「城の中だから大きいのはやめよう」
腰に剣を下げ、短剣をブーツに隠す。
「よし! これでいいか……よくない! なにこれ、きぐるみしかないよ!」
プエルの防具がまるごとシリーズしかなかった。
「仕方がない……ゆぐでぃらにしよう……はああ」
「ぜんらにすれば……」
「お前が着ればいい!」
プエルはまるごとゆぐでぃらをまとって原因を探しに行くのだった。
夢の世界とか死後の世界と言われる「たそがれ城」。
そこに行けるのは偶然、必然? 縁があったり、なかったり。
そこには人間もいれば死者もいる、歪虚だったものやら出自は色々、今日も平和に過ごしている?
●つるされる男
たそがれ城の庭の中。
足を何かにとられひっくり返ってつるされている男が一人。
「さて……これは、ハンターがプエルに変な知識を与えた結果だろう」
プラーンとなりながらどうやってこの罠から抜けるか考える。
かつての災厄の十三魔レチタティーヴォ。そんなレチタティーヴォをはめたと思われるのがおもちゃであり、部下であるプエルなのだ。
たぶん。
「人形たちが真っ黒……アリ?」
三体のプエルの人形がおろおろと歩き回っている。高さは三十センチくらいで、布と綿などで作られている手作り人形だ。三頭身でプエルと判断するのは色合いと雰囲気としか言いようがない。
『お、おおおう、プエル人形たちどうしたんだ!』
棒に風呂敷を付けてどこか行ってきたらしい赤毛の人形が来た。一応、逆さでぶら下がっているレチタティーヴォを模している人形。性格は違う、気づいたら相当違った。
人形たちはレチタティーヴォ人形に引っ付いて窮状を訴える。
『なんでハチミツまみれなんだ! うおお、こっちにアリが来る! やめてくれ。ほら、風呂に入るぞ』
三体はレチタティーヴォ人形に連れられて立ち去った。徐々にアリは落ちていく。
「気づかれもしなかった……でもなぜ、プエル人形が蜂蜜とアリまみれ?」
プエル人形が来た方向を見ると、アリがいる。
しばらくする不安げな顔のプエルがやってきたが、レチタティーヴォを見つけ安堵したらしくクシュと顔をゆがめる。
「レ、レチタティーヴォ様ああああ」
「これをほどけ!」
レチタティーヴォは全身を使い大きく揺れ、プエルに訴える。帽子は外れることはない、絶対外れない。ブランコの方式でよく揺れた。
枝が折れた。
「うわあああ」
プエルはレチタティーヴォの下敷きになった。
「ひどい目に遭った」
「……レチタティーヴォ様ああああ」
ロープを脚から外すレチタティーヴォにしがみついてプエルが泣く。プエルがレチタティーヴォに抱き着くために、罠を作って動きを止めようとしていたと、レチタティーヴォは認識している。
「これで満足か!」
「はい」
「なら、城にあふれる罠をどうにかしろ」
「……ふえええええ、レチタティーヴォ様ああ」
泣きながら語るところによると、レチタティーヴォが引っかかった罠はプエル作ではない。
「ハニートラップを作った後、作っていません」
「え? まさか……いや、待て、作る?」
色仕掛けで機密情報を得ることがハニートラップだ、一般知識を念のため。
作る罠ではない。いや、状況を作ると考えると作るも通じる。
泣き顔で見上げるプエルは、可愛くもなくはないが、別にその気があるわけでなければ色仕掛けにならない。
「……ハニートラップ?」
「レチタティーヴォ様も知らなかったのですか」
ぱああと明るい顔でいう。
「僕はハニーのトラップというからに蜂蜜を使った罠だと思ったのです。蜂蜜を入れたところにはまると、べとべとになりますよね? そこにアリが来たら大変です」
「……いや、アリが来る前に逃げるよ。……プエル人形たちは引っかかっていた。さっきまで、そこでアリまみれでおろおろしていたから」
プエルはしょげる。
「まあいい……罠は片づけておくように」
「だから、僕じゃありません!」
レチタティーヴォがプエルから離れた瞬間、ばね仕掛けの何かがあったのか、空高く跳ね上がって、プエルの視界から消えた。
「ふええええ、レチタティーヴォ様あああ」
とりあえず、プエルはレチタティーヴォを探しに行った。
●基本
レチタティーヴォ人形はプエル人形をメードに預け風呂に入れてもらうことにした。
自分で入れると自分自身も同じ運命が待っている。
ずぶぬれになると重くなる。絞るのも難しいし、乾かすのが辛い。
『私がちょっと旅に出ている間に、ここで何があっ――!?』
レチタティーヴォ人形の目の前にキノコの着ぐるみの女の子がいる。
「みぎゃーーーーーーーーーーーーーーー、お人形さんが動いているのですううううううううううううう」
むんずとレチタティーヴォ人形を掴むと、ルゥルは表にしたり、ひっくり返したり、服や帽子を引っ張る。
『う、うわ、やめてくれええ。ああ、服はやめてええ。ちゃんと下着もあるからああ』
脱がされる前に、何を確認されるか理解して申告しておいた。
●勇者候補
プエルは自室まで罠にかからずやってきた。
「僕が頑張らないで誰がどうするんだ!」
「プエル様、頑張ってください」
「お前も来るんだ」
銀髪の青年エクエスに告げる。生前はプエルことニコラス・クリシスの護衛だった。歪虚に成ってからは部下とされてしまった。
「いえ、この部屋にいる限り罠にかからないので出たくないです」
「……僕はかからないんだけれど?」
「それがおかしいのです。あなた、何か変なことしました?」
「ひどい!」
「ぐはっ」
プエルが蹴ろうとしたためエクエスは避けた。避けたとき転んだ。蹴り上げたプエルの足の着地地点にエクエスが一番踏まれたくない部分があった。
のたうち回るエクエス。
プエルは何事もなかったかのように出かける準備をする。
「……仕方がない、僕がしないと……あれだ! 人間が……違う、えっと、リアルブルーのゲームというやつだ! 僕が勇者なんだ!」
楽しそうに武器をそろえる。
「城の中だから大きいのはやめよう」
腰に剣を下げ、短剣をブーツに隠す。
「よし! これでいいか……よくない! なにこれ、きぐるみしかないよ!」
プエルの防具がまるごとシリーズしかなかった。
「仕方がない……ゆぐでぃらにしよう……はああ」
「ぜんらにすれば……」
「お前が着ればいい!」
プエルはまるごとゆぐでぃらをまとって原因を探しに行くのだった。
解説
罠ってなんだろう?
防具がきぐるみのシリーズしかないのは罠?
罠作ったヒトはいるの?
●この辺りで見られるNPC
・ルゥル エルフ。とりあえず、動く人形を見つけたので観察している。
・レチタティーヴォ人形 ルゥルに捕まり、洋服をはがされそうなのと戦っている。全長三十センチくらい、三頭身。
・プエル 歪虚、とりあえず城で起こる事件を解決しようと動き始める。まるごとゆぐでぃらを着ている自称勇者。
・プエル人形 全長三十センチくらい、三頭身、三十体くらいいるのでどこかしらで出会う。しゃべれないが動きがうるさい。レチ人形大好き。基本、プエルの作った罠にかかる係。洗ってもらうのは大好き、浮かぶアヒルのおもちゃは必須。
・エクエス 歪虚、プエルに引きずられるようについていく。基本、貧乏くじ引く係。
・その他、レチタティーヴォを除く住民(狐野径のところのNPC)。
●どうすればいいの?
何かの罠にかかっていてもよいです。
自称勇者プエルについて行ってもよいです。むしろ、ラスボス?でも良いです。
プエル人形を洗っているメードになってもいいでしょう。
●罠は二種類ある?
プエルが作って放置したものは、プエル人形やそれ以外の住民がかかったり片付けたりしました。
謎の罠にはレチタティーヴォ、エクエスなどがかかったあと消滅している様子。プエルとルゥル、人形たちはかかっていない。
●城の施設
玄関ホール 吹き抜けのある広々とした空間
舞台 小さな舞台と普通の客席がある
食堂や台所 大人数で使えます
寝室 たくさんあります
図書室 本がたくさんあります
屋上 景色がいいです
庭 薔薇園や迷路調の植え込み、テーブルセットがあります
防具がきぐるみのシリーズしかないのは罠?
罠作ったヒトはいるの?
●この辺りで見られるNPC
・ルゥル エルフ。とりあえず、動く人形を見つけたので観察している。
・レチタティーヴォ人形 ルゥルに捕まり、洋服をはがされそうなのと戦っている。全長三十センチくらい、三頭身。
・プエル 歪虚、とりあえず城で起こる事件を解決しようと動き始める。まるごとゆぐでぃらを着ている自称勇者。
・プエル人形 全長三十センチくらい、三頭身、三十体くらいいるのでどこかしらで出会う。しゃべれないが動きがうるさい。レチ人形大好き。基本、プエルの作った罠にかかる係。洗ってもらうのは大好き、浮かぶアヒルのおもちゃは必須。
・エクエス 歪虚、プエルに引きずられるようについていく。基本、貧乏くじ引く係。
・その他、レチタティーヴォを除く住民(狐野径のところのNPC)。
●どうすればいいの?
何かの罠にかかっていてもよいです。
自称勇者プエルについて行ってもよいです。むしろ、ラスボス?でも良いです。
プエル人形を洗っているメードになってもいいでしょう。
●罠は二種類ある?
プエルが作って放置したものは、プエル人形やそれ以外の住民がかかったり片付けたりしました。
謎の罠にはレチタティーヴォ、エクエスなどがかかったあと消滅している様子。プエルとルゥル、人形たちはかかっていない。
●城の施設
玄関ホール 吹き抜けのある広々とした空間
舞台 小さな舞台と普通の客席がある
食堂や台所 大人数で使えます
寝室 たくさんあります
図書室 本がたくさんあります
屋上 景色がいいです
庭 薔薇園や迷路調の植え込み、テーブルセットがあります
マスターより
こんにちは、狐野径です。
夢シナリオで懲りずに同じ場所を出しました。初夢、AP……と来てしまいました。
なお、前回の後に何かの話題から「ハニートラップ」を想像し、これができた次第です。某ゲームやらとあるSF小説やらよぎるのは気のせいです。
ルゥルはプエルを知りませんが、夢なのでどこからかやってきたようです。出来のいい人形のパンツって確認するですよね? 動いていても夢だから気になりません。
よろしくお願いします。
夢シナリオで懲りずに同じ場所を出しました。初夢、AP……と来てしまいました。
なお、前回の後に何かの話題から「ハニートラップ」を想像し、これができた次第です。某ゲームやらとあるSF小説やらよぎるのは気のせいです。
ルゥルはプエルを知りませんが、夢なのでどこからかやってきたようです。出来のいい人形のパンツって確認するですよね? 動いていても夢だから気になりません。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/08/18 21:27
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/08/11 17:04:32 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/08/11 17:03:23 |