ゲスト
(ka0000)
龍の人が乗る飛竜、地を駆ける
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~6
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/08/21 15:00
- リプレイ完成予定
- 2018/08/30 15:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●飛竜とラカ
ラカ・ベルフはワイバーンの世話をしていた。自分の借りているものではない、誰かが借りるかもしれない飛竜だ。
掃除をしているとラカの髪の毛が引っ張られる。
「これは食べ物ではありません、駄目ですわ」
キラキラした目で見てくるワイバーンをラカは撫でる。
「運動をしたほうがいいんですのね……」
手綱を持って部屋から出す。すると、ワイバーンはラカに乗るようにと指示を出す。
「いえ、別に私は乗せなくてもよいのですよ」
しかし、何度か乗ってというように、ラカを突き、運動場に出て行かない。
「それでは、乗せてもらいますわね」
ラカが乗る。
「飛んでかまいませんわよ」
ラカはピリリと背筋を伸ばした。その結果、ワイバーンは何かを察し、走り出す。
「え? あれ? なんで走るんですか!」
飛竜、走る。とりあえず、走る。飛んでみることもなく、普通に走る。別にワイバーン、走ることもできるからおかしくはないが、なぜか飛んでくれない。
ただ、他の運動中のワイバーンは空を飛んでみたりしている。
「あなたがそれでいいならいいですが……」
ポッテポッテとそれは走る。ラカが指示は出していないため、自由に走り回る。ある程度走り回った後、それは満足したらしく部屋に戻っていく。
ラカは首を傾げた。
「それにしても……なぜ、皆、私を乗せて走るのでしょう?」
以前も世話をしたワイバーンも、乗せてくれた上、走り回っていた。嫌われていないのはわかる、何度か世話をしてお礼とばかりに乗せてくれるのだから。
しかし、飛ぶことは一切ない。すべて、走る。
「……なぜでしょうか?」
嫌われていないのはいいが、何故走るのかさっぱりわからなかった。
●仲良し
行動範囲も広くなるし、ワイバーンを借りてみることにした。
借りたワイバーンには「ソウ」と名前を付ける。話しかけたり、撫でたり、せっせと世話をして、友好を深めていく。たぶん、深まったとラカは思った。
歪虚がいないか不審者がいないか見回りに、ソウに乗って行ってみようとラカは思った。ちょうどいい肩慣らしになるだろうし、ソウも空を飛ぶことができてよいに違いないと思った。
良いことづくめなのだ。
「では、ソウ、あの丘の上まで行きましょう。飛べますよね?」
ラカはぎゅっと手綱を握る。顔が実はひきつっているなど、本人は知らない。ワイバーンは語れないため、誰も教えてくれない。
そのために、ワイバーンは背中から伝わる気配でラカの状況を理解して走る。
「なんでですのおおおおお!?」
ラカは謎の現象におののいた。
目的地までは行ってくれたが、ワイバーンは飛ぶはずだ。飛べば起伏に富んだ道を物ともせず、真っ直ぐ進めるはずだ。
「……え、ええと?」
幸い歪虚もいなかった。特に変なこともなかった、帰りもワイバーンが走っていたこと以外。
「な、何故ですの?」
翌日も乗ってみた。
「あの、場所に行ってみましょう」
ラカの表情と全身から緊張がみなぎる。
ソウはトットと走り出した。
「……なんで、ですの……」
ラカから力が抜ける。運んでくれるままのんびり乗る。
世話をしていたら頬ずりもしてくれるため、相当なついてくれてはいるのはわかる。なぜ、飛んでくれないのか? なぜ、走るのか?
わからないのでハンターに聞いてみることにしたのだった。
依頼を受け取った職員はふと、思ったが口に出さなかったことがある。
「この人、自覚していないけれど高所恐怖症気味だとか? 空を飛ぶことに対し、恐怖を抱いているのは事実のような……」
こればかりは実際のところはわからないので、ハンターに丸投げすることにしたのだった。
●飛竜とラカ
ラカ・ベルフはワイバーンの世話をしていた。自分の借りているものではない、誰かが借りるかもしれない飛竜だ。
掃除をしているとラカの髪の毛が引っ張られる。
「これは食べ物ではありません、駄目ですわ」
キラキラした目で見てくるワイバーンをラカは撫でる。
「運動をしたほうがいいんですのね……」
手綱を持って部屋から出す。すると、ワイバーンはラカに乗るようにと指示を出す。
「いえ、別に私は乗せなくてもよいのですよ」
しかし、何度か乗ってというように、ラカを突き、運動場に出て行かない。
「それでは、乗せてもらいますわね」
ラカが乗る。
「飛んでかまいませんわよ」
ラカはピリリと背筋を伸ばした。その結果、ワイバーンは何かを察し、走り出す。
「え? あれ? なんで走るんですか!」
飛竜、走る。とりあえず、走る。飛んでみることもなく、普通に走る。別にワイバーン、走ることもできるからおかしくはないが、なぜか飛んでくれない。
ただ、他の運動中のワイバーンは空を飛んでみたりしている。
「あなたがそれでいいならいいですが……」
ポッテポッテとそれは走る。ラカが指示は出していないため、自由に走り回る。ある程度走り回った後、それは満足したらしく部屋に戻っていく。
ラカは首を傾げた。
「それにしても……なぜ、皆、私を乗せて走るのでしょう?」
以前も世話をしたワイバーンも、乗せてくれた上、走り回っていた。嫌われていないのはわかる、何度か世話をしてお礼とばかりに乗せてくれるのだから。
しかし、飛ぶことは一切ない。すべて、走る。
「……なぜでしょうか?」
嫌われていないのはいいが、何故走るのかさっぱりわからなかった。
●仲良し
行動範囲も広くなるし、ワイバーンを借りてみることにした。
借りたワイバーンには「ソウ」と名前を付ける。話しかけたり、撫でたり、せっせと世話をして、友好を深めていく。たぶん、深まったとラカは思った。
歪虚がいないか不審者がいないか見回りに、ソウに乗って行ってみようとラカは思った。ちょうどいい肩慣らしになるだろうし、ソウも空を飛ぶことができてよいに違いないと思った。
良いことづくめなのだ。
「では、ソウ、あの丘の上まで行きましょう。飛べますよね?」
ラカはぎゅっと手綱を握る。顔が実はひきつっているなど、本人は知らない。ワイバーンは語れないため、誰も教えてくれない。
そのために、ワイバーンは背中から伝わる気配でラカの状況を理解して走る。
「なんでですのおおおおお!?」
ラカは謎の現象におののいた。
目的地までは行ってくれたが、ワイバーンは飛ぶはずだ。飛べば起伏に富んだ道を物ともせず、真っ直ぐ進めるはずだ。
「……え、ええと?」
幸い歪虚もいなかった。特に変なこともなかった、帰りもワイバーンが走っていたこと以外。
「な、何故ですの?」
翌日も乗ってみた。
「あの、場所に行ってみましょう」
ラカの表情と全身から緊張がみなぎる。
ソウはトットと走り出した。
「……なんで、ですの……」
ラカから力が抜ける。運んでくれるままのんびり乗る。
世話をしていたら頬ずりもしてくれるため、相当なついてくれてはいるのはわかる。なぜ、飛んでくれないのか? なぜ、走るのか?
わからないのでハンターに聞いてみることにしたのだった。
依頼を受け取った職員はふと、思ったが口に出さなかったことがある。
「この人、自覚していないけれど高所恐怖症気味だとか? 空を飛ぶことに対し、恐怖を抱いているのは事実のような……」
こればかりは実際のところはわからないので、ハンターに丸投げすることにしたのだった。
解説
ラカのワイバーン飛行訓練につきあう。
●ユニット
幻獣系のユニット、持ち込み化ですが、必須ではありません。
なお、メカやゴーレムを持ち込むと、ラカが逃げるので失敗になるのでご注意ください。
●飛行訓練する場所
町から離れた平地。
下草も生えて、ピクニックにも最適の場所。
雑魔や凶悪な動物などは出ないので、安心安全。
ただし、落下した場合、怪我はするかもしれない。
●ラカ・ベルフ
青龍に使える神官で、歪虚は容赦なくぶん殴りに行く。今回は、さすがに怪我した時のために回復用のスキルを持ってきている。
これまでの高いところへの対応。屋根の上に登ってはいますし、崖登りも普通にしています。リアルブルーの空飛ぶもの……に乗ったらしいときは嫌がっています、が、これが「空飛ぶ怖い」ではなく「得体のしれないもの怖い」です。
●ワイバーンのソウ
一般的なワイバーンです。ラカにはなついていますし、いうことも聞いてくれます。ただ、空だけ飛んでくれません。ソウと会話できたとしたら、OPで職員が語っていることにつながることをしゃべるでしょう。
●ユニット
幻獣系のユニット、持ち込み化ですが、必須ではありません。
なお、メカやゴーレムを持ち込むと、ラカが逃げるので失敗になるのでご注意ください。
●飛行訓練する場所
町から離れた平地。
下草も生えて、ピクニックにも最適の場所。
雑魔や凶悪な動物などは出ないので、安心安全。
ただし、落下した場合、怪我はするかもしれない。
●ラカ・ベルフ
青龍に使える神官で、歪虚は容赦なくぶん殴りに行く。今回は、さすがに怪我した時のために回復用のスキルを持ってきている。
これまでの高いところへの対応。屋根の上に登ってはいますし、崖登りも普通にしています。リアルブルーの空飛ぶもの……に乗ったらしいときは嫌がっています、が、これが「空飛ぶ怖い」ではなく「得体のしれないもの怖い」です。
●ワイバーンのソウ
一般的なワイバーンです。ラカにはなついていますし、いうことも聞いてくれます。ただ、空だけ飛んでくれません。ソウと会話できたとしたら、OPで職員が語っていることにつながることをしゃべるでしょう。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
騎士じゃないけれど、ワイバーン借りられると色々役に立つよね、という純粋な気持ちで借りました。
ラカは「飛ぶ」となると顔が引きつっています。
別に飛べなくてもいいのですけれどね……ワイバーンである意義ないですよね。リーリーでも馬でもいいわけです。
ピクニック気分でも良いです。
よろしくお願いします。
騎士じゃないけれど、ワイバーン借りられると色々役に立つよね、という純粋な気持ちで借りました。
ラカは「飛ぶ」となると顔が引きつっています。
別に飛べなくてもいいのですけれどね……ワイバーンである意義ないですよね。リーリーでも馬でもいいわけです。
ピクニック気分でも良いです。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/08/28 17:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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そ~らを自由に、飛びたいな~♪ ヴォーイ・スマシェストヴィエ(ka1613) 人間(クリムゾンウェスト)|27才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2018/08/20 20:48:28 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/08/20 13:43:38 |