ゲスト
(ka0000)
【空蒼】Vidi un teschio
マスター:葉槻

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 3~5人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~5
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/08/28 22:00
- リプレイ完成予定
- 2018/09/11 22:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●シチリア系マフィアの叛逆
20世紀後半から『マフィアを撲滅しよう』という動きが世界的に強まり、特にシチリア島でその動きは顕著となった。
当然、シチリア系マフィア達はそれに応戦。金と暴力、麻薬と女で手に入れた権力を決して彼らは手放さず、その影響は警察内部、国政内部にまで侵食していたが、連合軍の投入により抗争は激化。
結果、シチリア半島の1/2を焦土と化しつつも、第三次マフィア戦争は連合軍の辛勝で幕を閉じた。
その後、イタリアはこの紛争の中で最も助力を連合軍にシチリア半島の10%を提供。連合軍がもたらす軍事利益により急成長を遂げたシチリア島は、イタリア南部で最も裕福な地域へと変貌を遂げた。
この時、ほぼ壊滅状態となったシチリア系マフィアだが、結局のところ連合軍のお陰で利益を上げるようになったシチリア島の深部に潜み、30年以上という月日を掛けて世界への復讐のチャンスを掴んだのだった。
ここシチリア島には3つの連合軍基地が設立されていた。
カターニア基地。メッシーナ基地。シラクサ基地。その何れもアスガルドでの強化人間手術の成功以来、特に強化人間手術への着手、更に強化人間の訓練施設としては随一の力の入れ具合だった。
『ハンターに頼らないリアルブルー人による、リアルブルー人だけの組織と戦力』
その合い言葉の下、世界中が期待を寄せていた。その期待が完全に裏目に出た。
今回のカターニア基地での暴走事件により、保護下にあった365人の強化人間達が暴走、うち258人で空母一隻と連合軍兵2253人を鹵獲して逃走。残った強化人間107人のうち31名が死亡、76名が重傷から軽傷、そして例の如く意識不明となって隔離、収容された。
残る2箇所の基地でも未暴走の強化人間達を保護、監視を行っている。その数、総勢で1237名。
彼らが暴走するような事があれば、今度こそシチリア島の全土が焦土と化すのではないか……そう不安に思う人々とそれを煽る一般人に擬態したマフィア達の囁き。そして、マフィアと裏で繋がっている政治家、連合君幹部の存在がさらに各組織下で疑心暗鬼を煽る。
――そして、人々の不安がピークに達した頃合いを見計らい、悲劇は幕を開けた。
●Long Goodbye
悪魔のモーニングコールは、メッシーナ基地、シラクサ基地、ほぼ同時に鳴り響いた。
当然、これらを予防するための策は幾重にも取られていた。しかし、その全てを突破した上でのモーニングコールだった。
だが警戒を強めていたゆえに、ハンター達への救援要請は前回よりも速やかに行われた。それぞれの基地に100人ずつのハンターを派遣し、事態の沈静化を図ったのだ。
メッシーナ基地には624名の強化人間達が保護という名目の下監視、軟禁されていた。
一方で基地にいた連合軍兵(一般人)は3526名。彼らとてなんの抵抗もなく基地を手放しはしなかったが、5倍近い人員を誇っていても、基礎身体能力の高さ、更に加えて覚醒者に類似した能力が使える強化人間達を前に、ハンター達が到着した時にはその半数以上が既に息絶えている状態だった。
強化人間達の目的は基地の制圧。さらには前回同様CAM、空母、またその護衛艦隊の鹵獲である可能性が高かった為、連合軍の対策部は先手を打ち、空母、護衛艦隊が停泊中の港に直接ハンター達の転移先となるマーカーを設置。
結果、彼らにこれ以上鹵獲される前にハンター達を戦場の中心へと送ることに成功していた。
『まさか、転移門を潜った先が戦火まっただ中でした、とはな!』
『事前に打ち合わせが出来たことが救いか』
『港の制圧、これでほぼ完了か。お次は、官舎制圧と訓練場制圧だっけか』
『じゃ、お互い健闘を祈る』
通信機器を用いてハンター達は包囲網を展開。速やかなる基地施設奪還作戦に推移していくが、暴走した強化人間達もまた容易には道を譲らない。
ハンター達は各々の持ちうる全力を持って戦いに身を投じていったのだった。
そんな戦い中、あなた達5名はCAM整備施設奪還作戦の担当となった。
奪われたのはCAM整備施設……全体像としては倉庫を想像すると早いか。
一度に5機のCAMを修理することが出来るドッグには、現在整備中のCAMがそのまま5機取り残されていたという。
それ以外にも修理が終わった機体が3機、搬入口側に待機していた。
施設内部はCAM同士が戦うほどの広さ的な余裕はない。
ただ施設の前には空輸用の滑走路が敷かれており、CAM同士で戦うならここが障害物もなく適していると言えるだろう。
一方、人の身であるならば施設内は乱暴な言い方をすればジャングルジムのような様相を呈していた。
CAMを整備・修理するために三階建ての足場が組まれている。
CAMの足元はそのまま回転出来るようになっており、CAMを固定し床を回転させることでCAMの前後左右を見ることが出来る装置が仕掛けられているのだという。
『強化人間達に修理済みの3機は確実に鹵獲されたと考えた方がいいだろう。残りの修理中だった5機だが、動かすと異音がするとか、通信に難があるなどのほぼ動きには支障のない小さな修繕だったため、これも奪われてしまった可能性が高い』
救出された整備班班長だという兵士からの情報だった。
「見えた、あの建物か! ……いるな」
施設へと駆けつけるハンター達は大きな格納庫のような施設、そしてその前で銃を構えているR7エクスシア3体と強化人間達を発見した。
……しかし、他5体の姿はない。
もしかすると、固定具を外したりなどで手間取っているのかもしれない。
CAMに乗れなかった強化人間達が近付くハンターに気付いて銃を放つ。
「まぁ、いっちょやってやりましょうか!」
あなた達はそれぞれの得物を手に施設へと近付いていった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●シチリア系マフィアの叛逆
20世紀後半から『マフィアを撲滅しよう』という動きが世界的に強まり、特にシチリア島でその動きは顕著となった。
当然、シチリア系マフィア達はそれに応戦。金と暴力、麻薬と女で手に入れた権力を決して彼らは手放さず、その影響は警察内部、国政内部にまで侵食していたが、連合軍の投入により抗争は激化。
結果、シチリア半島の1/2を焦土と化しつつも、第三次マフィア戦争は連合軍の辛勝で幕を閉じた。
その後、イタリアはこの紛争の中で最も助力を連合軍にシチリア半島の10%を提供。連合軍がもたらす軍事利益により急成長を遂げたシチリア島は、イタリア南部で最も裕福な地域へと変貌を遂げた。
この時、ほぼ壊滅状態となったシチリア系マフィアだが、結局のところ連合軍のお陰で利益を上げるようになったシチリア島の深部に潜み、30年以上という月日を掛けて世界への復讐のチャンスを掴んだのだった。
ここシチリア島には3つの連合軍基地が設立されていた。
カターニア基地。メッシーナ基地。シラクサ基地。その何れもアスガルドでの強化人間手術の成功以来、特に強化人間手術への着手、更に強化人間の訓練施設としては随一の力の入れ具合だった。
『ハンターに頼らないリアルブルー人による、リアルブルー人だけの組織と戦力』
その合い言葉の下、世界中が期待を寄せていた。その期待が完全に裏目に出た。
今回のカターニア基地での暴走事件により、保護下にあった365人の強化人間達が暴走、うち258人で空母一隻と連合軍兵2253人を鹵獲して逃走。残った強化人間107人のうち31名が死亡、76名が重傷から軽傷、そして例の如く意識不明となって隔離、収容された。
残る2箇所の基地でも未暴走の強化人間達を保護、監視を行っている。その数、総勢で1237名。
彼らが暴走するような事があれば、今度こそシチリア島の全土が焦土と化すのではないか……そう不安に思う人々とそれを煽る一般人に擬態したマフィア達の囁き。そして、マフィアと裏で繋がっている政治家、連合君幹部の存在がさらに各組織下で疑心暗鬼を煽る。
――そして、人々の不安がピークに達した頃合いを見計らい、悲劇は幕を開けた。
●Long Goodbye
悪魔のモーニングコールは、メッシーナ基地、シラクサ基地、ほぼ同時に鳴り響いた。
当然、これらを予防するための策は幾重にも取られていた。しかし、その全てを突破した上でのモーニングコールだった。
だが警戒を強めていたゆえに、ハンター達への救援要請は前回よりも速やかに行われた。それぞれの基地に100人ずつのハンターを派遣し、事態の沈静化を図ったのだ。
メッシーナ基地には624名の強化人間達が保護という名目の下監視、軟禁されていた。
一方で基地にいた連合軍兵(一般人)は3526名。彼らとてなんの抵抗もなく基地を手放しはしなかったが、5倍近い人員を誇っていても、基礎身体能力の高さ、更に加えて覚醒者に類似した能力が使える強化人間達を前に、ハンター達が到着した時にはその半数以上が既に息絶えている状態だった。
強化人間達の目的は基地の制圧。さらには前回同様CAM、空母、またその護衛艦隊の鹵獲である可能性が高かった為、連合軍の対策部は先手を打ち、空母、護衛艦隊が停泊中の港に直接ハンター達の転移先となるマーカーを設置。
結果、彼らにこれ以上鹵獲される前にハンター達を戦場の中心へと送ることに成功していた。
『まさか、転移門を潜った先が戦火まっただ中でした、とはな!』
『事前に打ち合わせが出来たことが救いか』
『港の制圧、これでほぼ完了か。お次は、官舎制圧と訓練場制圧だっけか』
『じゃ、お互い健闘を祈る』
通信機器を用いてハンター達は包囲網を展開。速やかなる基地施設奪還作戦に推移していくが、暴走した強化人間達もまた容易には道を譲らない。
ハンター達は各々の持ちうる全力を持って戦いに身を投じていったのだった。
そんな戦い中、あなた達5名はCAM整備施設奪還作戦の担当となった。
奪われたのはCAM整備施設……全体像としては倉庫を想像すると早いか。
一度に5機のCAMを修理することが出来るドッグには、現在整備中のCAMがそのまま5機取り残されていたという。
それ以外にも修理が終わった機体が3機、搬入口側に待機していた。
施設内部はCAM同士が戦うほどの広さ的な余裕はない。
ただ施設の前には空輸用の滑走路が敷かれており、CAM同士で戦うならここが障害物もなく適していると言えるだろう。
一方、人の身であるならば施設内は乱暴な言い方をすればジャングルジムのような様相を呈していた。
CAMを整備・修理するために三階建ての足場が組まれている。
CAMの足元はそのまま回転出来るようになっており、CAMを固定し床を回転させることでCAMの前後左右を見ることが出来る装置が仕掛けられているのだという。
『強化人間達に修理済みの3機は確実に鹵獲されたと考えた方がいいだろう。残りの修理中だった5機だが、動かすと異音がするとか、通信に難があるなどのほぼ動きには支障のない小さな修繕だったため、これも奪われてしまった可能性が高い』
救出された整備班班長だという兵士からの情報だった。
「見えた、あの建物か! ……いるな」
施設へと駆けつけるハンター達は大きな格納庫のような施設、そしてその前で銃を構えているR7エクスシア3体と強化人間達を発見した。
……しかし、他5体の姿はない。
もしかすると、固定具を外したりなどで手間取っているのかもしれない。
CAMに乗れなかった強化人間達が近付くハンターに気付いて銃を放つ。
「まぁ、いっちょやってやりましょうか!」
あなた達はそれぞれの得物を手に施設へと近付いていった。
解説
【目標】
メッシーナ基地、CAM整備施設の奪還
【簡易俯瞰MAP】
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲□
□▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲□
□▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲□
□▲▲△▲▲△▲▲△▲▲△▲▲△▲▲□
◇◇◇◇◇◇●◇◇●◇◇●◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ↓滑走路
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
▲:建物
△:CAM搬入口
□:連絡通路
◇:滑走路 ※作戦スタート地点は施設から最も接近している者で100m先までとする。
●:鹵獲されたCAM初期位置
【敵】
暴走強化人間35名。
能力は不明だが、使える覚醒者スキルはレベル20までの物という情報がある。
ブレーンとみられる暴走強化人間も幾人か見受けられるが、基本的には『CAMを鹵獲し基地を制圧せよ』という命令に従っている様子。
なお、暴走強化人間の生殺与奪は現場のハンター個々に一任されている。
鹵獲されたCAMは、プレーンのR7エクスシア。搭載スキルに関しては機体により個体差はあれど搭載不可能な物は無い。※レベル制限はない。戦闘プログラムなど1つしか習得出来ないものは解説に準ずる。
スキルウェポン(SW)を使える機体はない。
※注意事項※
・建物の屋根にユニットが乗ることを想定しては作られていないため、足場としては使えない
・連絡通路上には輸送用トラックなどが駐車されているが、キーがないため運転は出来ない
・NPC不在のため質問には対応不可
メッシーナ基地、CAM整備施設の奪還
【簡易俯瞰MAP】
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲□
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□▲▲△▲▲△▲▲△▲▲△▲▲△▲▲□
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▲:建物
△:CAM搬入口
□:連絡通路
◇:滑走路 ※作戦スタート地点は施設から最も接近している者で100m先までとする。
●:鹵獲されたCAM初期位置
【敵】
暴走強化人間35名。
能力は不明だが、使える覚醒者スキルはレベル20までの物という情報がある。
ブレーンとみられる暴走強化人間も幾人か見受けられるが、基本的には『CAMを鹵獲し基地を制圧せよ』という命令に従っている様子。
なお、暴走強化人間の生殺与奪は現場のハンター個々に一任されている。
鹵獲されたCAMは、プレーンのR7エクスシア。搭載スキルに関しては機体により個体差はあれど搭載不可能な物は無い。※レベル制限はない。戦闘プログラムなど1つしか習得出来ないものは解説に準ずる。
スキルウェポン(SW)を使える機体はない。
※注意事項※
・建物の屋根にユニットが乗ることを想定しては作られていないため、足場としては使えない
・連絡通路上には輸送用トラックなどが駐車されているが、キーがないため運転は出来ない
・NPC不在のため質問には対応不可
マスターより
初めまして、もしくはまたお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)です。
設定厨ゆえに、色々とじっくりコトコト煮込んでいたのですが、大人の事情で結果的に類を見ない超圧縮されました。
なお、無いと思いますがあなた達が失敗しますと、割と悲劇的な展開になります。主に私が。
実質この戦場には5人しかハンターはいませんのでうまく相談で役割分担をすることが重要かと思います。
ただ基本的にこちらは『ユニットで無双したい人用』と思っていただけたらいいかな、と。
ゆえに、いかなる理由があろうと、白紙プレイング、後出しプレイングは採用しませんのでご了承下さい。
それでは、プレイングの到着をお待ちしております。
設定厨ゆえに、色々とじっくりコトコト煮込んでいたのですが、大人の事情で結果的に類を見ない超圧縮されました。
なお、無いと思いますがあなた達が失敗しますと、割と悲劇的な展開になります。主に私が。
実質この戦場には5人しかハンターはいませんのでうまく相談で役割分担をすることが重要かと思います。
ただ基本的にこちらは『ユニットで無双したい人用』と思っていただけたらいいかな、と。
ゆえに、いかなる理由があろうと、白紙プレイング、後出しプレイングは採用しませんのでご了承下さい。
それでは、プレイングの到着をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/29 13:10
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 アリア・セリウス(ka6424) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/08/27 22:29:06 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/08/28 14:17:39 |