ゲスト
(ka0000)
【空蒼】しゃれこうべと大砲
マスター:葉槻

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 不明
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在5人 / 3~5人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~5
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/08/28 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/09/11 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●Old tale
1人の少女の話をしよう。
彼女はシチリア島の片田舎で生まれ育った。
そして齢9つにして脳腫瘍が見つかった。
以来、彼女は白い壁の中での生活を余儀なくされた。
手術が必要だったが、腫瘍の発生部位が非常に高度な技術を要する位置だったため医療費も高額であり、また、そんな技術を持った医者もいなかった。
少女は日々頭痛に悩まされながら、ただただベッドに横になる日々を送った。
そんなある日、彼女の元に1人の軍人が現れた。
彼女の持つある細胞が、強化人間への適応を認めたという報告だった。
連合軍に入り、軍人として生涯を全うすると誓うならば、手術費も軍が負担するという申し出だった。
少女は笑って言った。
「受けます。だって、魔法少女になれるのよ? こんな素敵な事って無いわ!」
それが少女……ドロシーと呼ばれた彼女が強化人間になった経過だった。
「どうして名前がないの?」
無垢な少女は名前を持てなかった少年達にそう問うた。
「誰も付けてくれなかったからさ」
「捨てられたから、こっちも捨ててやったんだ」
「いつ死ぬかも分からないんだし、“ネームレス”で十分さ」
戦争孤児である彼らは半分諦めと半分怒りを込めてそう返した。
彼女は、彼らを“ナンバー”で呼ぶ事にはじめは酷く躊躇したが、彼らがたとえ番号であっても己の“初めて貰った名前”なのだと気付いてからは、親しみを込めて彼らの“名前”で呼ぶことにした。
ネームレスだった少年の1人は、彼女の戦闘センス、身体能力の高さを目の当たりにした時に自分達とは違うと感じたことがあると零したことがある。
だが、嫉妬することは無かった。
「私の班の人間は、誰ひとりだって死なせないんだから!!」
そう宣言した瞳は真剣そのもので。ひとたび戦場に出ればそんな事は不可能に近い事は誰もが知っていたのに。それでも信じたくなる意志を感じさせた。
だから、誰もが幼い彼女を信頼し、その指示に従った。
――最期の別れの瞬間まで。
●Cruel story
メッシーナ基地、シラクサ基地でハンター達の突入作戦が開始されると同時に、海上には一隻の空母が発見された。
カターニア基地から鹵獲された空母である事は直ぐ様判明し、連合軍はこれの奪還もハンターへの依頼として追加したが、空母はシラクサ基地へと接近、同時に鹵獲していたCAM67機を投入。
戦場はさらに激化した。
その戦場で、一際目を引いたのがピンクを基調としたR7エクスシアとその周囲を護る10機のR7エクスシアだった。
攻守支援のバランスに優れ、他の暴走強化人間達と違い連係攻撃を確実に打ってくるその戦い方はまるで大規模作戦などで見るハンター達の小規模小隊のようでもあった。
だが、所詮はハンターと強化人間であり、地力が違いすぎた。
一機沈み、二機が倒れ、残り6機となったその時。
「待ってくれ!!」
割り込むハンターの姿があった。
ハンター曰く、
「このR7の搭乗者は知り合いである」
「この勝負を預けて欲しい」
そう言って譲らなかった。
戦いはここだけでは無い。
シラクサ基地全体で戦火は上がり続けている。たった6機に執着し、もめている間にも被害は拡大していく現状がある。
戦っていたハンター達は6機をあなた達に預ける事を選び、その場から離れていった。
「だが、暴走した強化人間が正気に返ったという報告はないし、こいつらのお陰で空母にいた連合軍兵2253人は脱水と低栄養で生死の境を彷徨い、こいつらのお陰で仲間が何人か死んでいる事を忘れるな。一時の情に流されて変な気を起こすなよ」
そう、あなた達に告げて去って行った。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●Old tale
1人の少女の話をしよう。
彼女はシチリア島の片田舎で生まれ育った。
そして齢9つにして脳腫瘍が見つかった。
以来、彼女は白い壁の中での生活を余儀なくされた。
手術が必要だったが、腫瘍の発生部位が非常に高度な技術を要する位置だったため医療費も高額であり、また、そんな技術を持った医者もいなかった。
少女は日々頭痛に悩まされながら、ただただベッドに横になる日々を送った。
そんなある日、彼女の元に1人の軍人が現れた。
彼女の持つある細胞が、強化人間への適応を認めたという報告だった。
連合軍に入り、軍人として生涯を全うすると誓うならば、手術費も軍が負担するという申し出だった。
少女は笑って言った。
「受けます。だって、魔法少女になれるのよ? こんな素敵な事って無いわ!」
それが少女……ドロシーと呼ばれた彼女が強化人間になった経過だった。
「どうして名前がないの?」
無垢な少女は名前を持てなかった少年達にそう問うた。
「誰も付けてくれなかったからさ」
「捨てられたから、こっちも捨ててやったんだ」
「いつ死ぬかも分からないんだし、“ネームレス”で十分さ」
戦争孤児である彼らは半分諦めと半分怒りを込めてそう返した。
彼女は、彼らを“ナンバー”で呼ぶ事にはじめは酷く躊躇したが、彼らがたとえ番号であっても己の“初めて貰った名前”なのだと気付いてからは、親しみを込めて彼らの“名前”で呼ぶことにした。
ネームレスだった少年の1人は、彼女の戦闘センス、身体能力の高さを目の当たりにした時に自分達とは違うと感じたことがあると零したことがある。
だが、嫉妬することは無かった。
「私の班の人間は、誰ひとりだって死なせないんだから!!」
そう宣言した瞳は真剣そのもので。ひとたび戦場に出ればそんな事は不可能に近い事は誰もが知っていたのに。それでも信じたくなる意志を感じさせた。
だから、誰もが幼い彼女を信頼し、その指示に従った。
――最期の別れの瞬間まで。
●Cruel story
メッシーナ基地、シラクサ基地でハンター達の突入作戦が開始されると同時に、海上には一隻の空母が発見された。
カターニア基地から鹵獲された空母である事は直ぐ様判明し、連合軍はこれの奪還もハンターへの依頼として追加したが、空母はシラクサ基地へと接近、同時に鹵獲していたCAM67機を投入。
戦場はさらに激化した。
その戦場で、一際目を引いたのがピンクを基調としたR7エクスシアとその周囲を護る10機のR7エクスシアだった。
攻守支援のバランスに優れ、他の暴走強化人間達と違い連係攻撃を確実に打ってくるその戦い方はまるで大規模作戦などで見るハンター達の小規模小隊のようでもあった。
だが、所詮はハンターと強化人間であり、地力が違いすぎた。
一機沈み、二機が倒れ、残り6機となったその時。
「待ってくれ!!」
割り込むハンターの姿があった。
ハンター曰く、
「このR7の搭乗者は知り合いである」
「この勝負を預けて欲しい」
そう言って譲らなかった。
戦いはここだけでは無い。
シラクサ基地全体で戦火は上がり続けている。たった6機に執着し、もめている間にも被害は拡大していく現状がある。
戦っていたハンター達は6機をあなた達に預ける事を選び、その場から離れていった。
「だが、暴走した強化人間が正気に返ったという報告はないし、こいつらのお陰で空母にいた連合軍兵2253人は脱水と低栄養で生死の境を彷徨い、こいつらのお陰で仲間が何人か死んでいる事を忘れるな。一時の情に流されて変な気を起こすなよ」
そう、あなた達に告げて去って行った。
解説
【目標】
???
【状況】
あなた達はこの戦闘に参加していたハンターです。
ようやく一つの施設を奪還し、次の目標へ移動していた中、ピンクのR7を見つけ駆けつけました。
その為、この6機と対峙時、あなた達のスキルの残数は全て半数となっています。
【戦場】
飛行機の発着場であり、周囲に障害物はない。
また周囲で戦っている者もいないため、実質あなた達と6機のみが対峙している状態。
舗装されていた道路は爆撃を受けたり、武器が食い込んだりで多少凹凸はあるが、戦闘に支障が出るほどではない。
【敵情報】
●ピンクのR7エクスシア(支援特化)
小銃と棍装備
●R7エクスシア(近接特化)
サーベルと盾装備
●R7エクスシア(接近特化)
小銃とハルバード装備
●R7エクスシア(射撃特化)
小銃と機械銃装備
●R7エクスシア(射撃特化)
小銃と機械銃装備
●R7エクスシア(支援特化)
小銃と電気鞭装備
・使用スキル不明。
・トランシーバーのチャンネルは変わっており、知っていた番号では繋がらない。
【注意事項】
・PL情報をPC情報へ落とすには何らかの手段が必要です。その手段プレイングを省くと基本的に不採用となります。まずは何がPL情報で何がPC情報かの整理を行うことをオススメします。
(例:●Old tale内は全てPL情報。●Cruel storyはPC情報)
・ドロシーが紐付けされていますが、質問への回答は不可。
???
【状況】
あなた達はこの戦闘に参加していたハンターです。
ようやく一つの施設を奪還し、次の目標へ移動していた中、ピンクのR7を見つけ駆けつけました。
その為、この6機と対峙時、あなた達のスキルの残数は全て半数となっています。
【戦場】
飛行機の発着場であり、周囲に障害物はない。
また周囲で戦っている者もいないため、実質あなた達と6機のみが対峙している状態。
舗装されていた道路は爆撃を受けたり、武器が食い込んだりで多少凹凸はあるが、戦闘に支障が出るほどではない。
【敵情報】
●ピンクのR7エクスシア(支援特化)
小銃と棍装備
●R7エクスシア(近接特化)
サーベルと盾装備
●R7エクスシア(接近特化)
小銃とハルバード装備
●R7エクスシア(射撃特化)
小銃と機械銃装備
●R7エクスシア(射撃特化)
小銃と機械銃装備
●R7エクスシア(支援特化)
小銃と電気鞭装備
・使用スキル不明。
・トランシーバーのチャンネルは変わっており、知っていた番号では繋がらない。
【注意事項】
・PL情報をPC情報へ落とすには何らかの手段が必要です。その手段プレイングを省くと基本的に不採用となります。まずは何がPL情報で何がPC情報かの整理を行うことをオススメします。
(例:●Old tale内は全てPL情報。●Cruel storyはPC情報)
・ドロシーが紐付けされていますが、質問への回答は不可。
マスターより
初めまして、もしくはまたお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)です。
設定厨ゆえに、色々とじっくりコトコト煮込んでいたのですが……しつこい? 失礼いたしました。
多分葉槻としては初のNPCをここまでかっ! というほど中心とした舞台設定です。
心情重視ですが、伏せた難易度的にも当然、戦闘もしっかり対策取らないと窮鼠猫を噛みます。お気を付け下さい。
なお、『ユニットで無双したい人用』には同日OP公開の依頼がありますので、そちらへどうぞ。
いかなる理由があろうと、白紙プレイング、後出しプレイングは採用しませんのでご了承下さい。
それでは、あなたらしいプレイングの到着をお待ちしております。
設定厨ゆえに、色々とじっくりコトコト煮込んでいたのですが……しつこい? 失礼いたしました。
多分葉槻としては初のNPCをここまでかっ! というほど中心とした舞台設定です。
心情重視ですが、伏せた難易度的にも当然、戦闘もしっかり対策取らないと窮鼠猫を噛みます。お気を付け下さい。
なお、『ユニットで無双したい人用』には同日OP公開の依頼がありますので、そちらへどうぞ。
いかなる理由があろうと、白紙プレイング、後出しプレイングは採用しませんのでご了承下さい。
それでは、あなたらしいプレイングの到着をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/01/21 10:44
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 カール・フォルシアン(ka3702) 人間(リアルブルー)|13才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/08/27 23:43:07 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/08/24 08:10:26 |