ゲスト
(ka0000)
暴れ猪と納涼祭
マスター:紫雨

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/09/13 12:00
- リプレイ完成予定
- 2018/09/22 12:00
オープニング
●納涼祭
日が落ち始めた頃、山間部のとある町では納涼祭が行われている。
「いらっしゃい! いらっしゃい! 出来立ての焼きそばだよ!」
「こっちゃあ、もも、皮、ねぎまに砂肝!選り取り見取りな焼き鳥だ!」
「飲み物はこちらでーす!お好きなものを選んでくださーい!」
あちらこちらから威勢のいい売り子たちの声が響き、あたりには食欲をそそる食べ物の匂いがどこかしこから漂ってくる。町民たちは声や匂いに誘われるまま出店へ足を向けた。
「あたし、焼き鳥買ってくるー」
「なら、飲み物買ってくるわ。あっちの休憩所で」
「オッケー! あとでねー」
「パパ、わたあめかってー」
「あぁ、いいぞ。どれがいいんだ?」
浴衣姿で友人たちと祭りに繰り出した少女たちはお互いに買うものを分担しあい、娘に綿菓子を買い共に笑う父親がいた。祭りに参加している者たちの笑みは絶えず、日々の暑さや不安を忘れるように賑わっていた。
無事に終わるだろうと信じて疑わずに。
●惨劇の始まり
祭囃子と人々の喧噪に異音が混ざる。最初は小さく、徐々に大きくなっていくその音を例えるなら雷鳴のような轟音。
「ねぇ、なんか聞こえたんだけど」
「雷? にしては晴れてるわよね」
音に気付いたが空を見上げるが、入道雲や雨雲のような大きな雲の姿はどこにもない。その直後、音の正体が祭りへ突っ込んできた。
それ巨大な黒い猪だった。その巨体で出店をなぎ倒し、進路上にいた人々を跳ね飛ばし、踏みつけ、地面を足をより一層黒く染めて止まった。突然の出来事であたりは静まり返る。
「きゃーーっ!!」
「に、にげ……逃げろっ!」
「誰かハンターを呼びに行け!」
悲鳴があたりに木霊し、我に返った人々が一目散に駆け出した。どちらに逃げればいいのかわからず、四方八方へ人々は逃げていく。その姿を見て猪は目を細めた気がした。自分に近い人の群れに視線を向け、地を蹴り駆け出す。
猪の走る音に襲われた人々の悲鳴はかき消されてしまった。より、恐怖を煽られた人々は正常な判断ができないまま、ただ闇雲に逃げ惑う。
そんな人の波に揉まれ、少女が一人転んでしまう。痛みと恐怖で動けなくなり、泣きだしてしまった。
「きゃあっ! パぁパぁ……」
少女の泣き声に足を止める者はおらず、少女の泣き声が聞こえたのか、猪はゆっくりと少女の方へ身体の向きを変えるのだった。
●託された願い
険しい表情、慌ただしい足取りで受付嬢がカウンターから出てきた。
「皆さん! ちょっと、いいですか?」
出てくるときにどこかぶつけたのか一瞬だけ顔を歪めたがすぐに表情を戻す。ハンターたちが自身を見ているのを確認してから本題を切り出す。
「本日夜、山間部にある町で巨大猪型雑魔が出現しました。町では納涼祭の真っ最中で、そこに雑魔が突っ込んできたそうです。すでにかなりの数の負傷者が出てしまっています。また、不確定情報ですが、取り残された人が居るらしい、とのことです。これ以上、被害を増やすわけにもいきません。早急の討伐をお願いします」
一度言葉を切り、深々と一礼をしてからカウンターへ戻って行く。どうか、間に合うようにと願いながら。
日が落ち始めた頃、山間部のとある町では納涼祭が行われている。
「いらっしゃい! いらっしゃい! 出来立ての焼きそばだよ!」
「こっちゃあ、もも、皮、ねぎまに砂肝!選り取り見取りな焼き鳥だ!」
「飲み物はこちらでーす!お好きなものを選んでくださーい!」
あちらこちらから威勢のいい売り子たちの声が響き、あたりには食欲をそそる食べ物の匂いがどこかしこから漂ってくる。町民たちは声や匂いに誘われるまま出店へ足を向けた。
「あたし、焼き鳥買ってくるー」
「なら、飲み物買ってくるわ。あっちの休憩所で」
「オッケー! あとでねー」
「パパ、わたあめかってー」
「あぁ、いいぞ。どれがいいんだ?」
浴衣姿で友人たちと祭りに繰り出した少女たちはお互いに買うものを分担しあい、娘に綿菓子を買い共に笑う父親がいた。祭りに参加している者たちの笑みは絶えず、日々の暑さや不安を忘れるように賑わっていた。
無事に終わるだろうと信じて疑わずに。
●惨劇の始まり
祭囃子と人々の喧噪に異音が混ざる。最初は小さく、徐々に大きくなっていくその音を例えるなら雷鳴のような轟音。
「ねぇ、なんか聞こえたんだけど」
「雷? にしては晴れてるわよね」
音に気付いたが空を見上げるが、入道雲や雨雲のような大きな雲の姿はどこにもない。その直後、音の正体が祭りへ突っ込んできた。
それ巨大な黒い猪だった。その巨体で出店をなぎ倒し、進路上にいた人々を跳ね飛ばし、踏みつけ、地面を足をより一層黒く染めて止まった。突然の出来事であたりは静まり返る。
「きゃーーっ!!」
「に、にげ……逃げろっ!」
「誰かハンターを呼びに行け!」
悲鳴があたりに木霊し、我に返った人々が一目散に駆け出した。どちらに逃げればいいのかわからず、四方八方へ人々は逃げていく。その姿を見て猪は目を細めた気がした。自分に近い人の群れに視線を向け、地を蹴り駆け出す。
猪の走る音に襲われた人々の悲鳴はかき消されてしまった。より、恐怖を煽られた人々は正常な判断ができないまま、ただ闇雲に逃げ惑う。
そんな人の波に揉まれ、少女が一人転んでしまう。痛みと恐怖で動けなくなり、泣きだしてしまった。
「きゃあっ! パぁパぁ……」
少女の泣き声に足を止める者はおらず、少女の泣き声が聞こえたのか、猪はゆっくりと少女の方へ身体の向きを変えるのだった。
●託された願い
険しい表情、慌ただしい足取りで受付嬢がカウンターから出てきた。
「皆さん! ちょっと、いいですか?」
出てくるときにどこかぶつけたのか一瞬だけ顔を歪めたがすぐに表情を戻す。ハンターたちが自身を見ているのを確認してから本題を切り出す。
「本日夜、山間部にある町で巨大猪型雑魔が出現しました。町では納涼祭の真っ最中で、そこに雑魔が突っ込んできたそうです。すでにかなりの数の負傷者が出てしまっています。また、不確定情報ですが、取り残された人が居るらしい、とのことです。これ以上、被害を増やすわけにもいきません。早急の討伐をお願いします」
一度言葉を切り、深々と一礼をしてからカウンターへ戻って行く。どうか、間に合うようにと願いながら。
解説
成功条件
猪型雑魔の討伐
少女の生死は不問
猪型雑魔 1体
攻撃方法 体当たりで攻撃
サイズ 3(体長8m程度)
体力自慢なため生命力が高い
猪型雑魔は提灯の影等動くものに反応して走り回っています
耳より目からの情報を優先にしています
少女 1人
父親とはぐれてしまい泣きじゃくっています
少女は崩れた出店の影に隠れています
少女の父親
少女も避難できたと思い、避難所で少女を探しています
戦場等補足
お祭りは町の入り口で行っています
敵は少し入ったところにいるのですぐに見つけられます
少女は敵より町の奥側にある崩れた出店の影にいます
猪型雑魔の討伐
少女の生死は不問
猪型雑魔 1体
攻撃方法 体当たりで攻撃
サイズ 3(体長8m程度)
体力自慢なため生命力が高い
猪型雑魔は提灯の影等動くものに反応して走り回っています
耳より目からの情報を優先にしています
少女 1人
父親とはぐれてしまい泣きじゃくっています
少女は崩れた出店の影に隠れています
少女の父親
少女も避難できたと思い、避難所で少女を探しています
戦場等補足
お祭りは町の入り口で行っています
敵は少し入ったところにいるのですぐに見つけられます
少女は敵より町の奥側にある崩れた出店の影にいます
マスターより
初めまして、紫雨と申します。
拙い部分があるかと思いますが、精一杯頑張らせていただきます。
短い挨拶になりますが、皆様の熱いプレイングをお待ちしております!
拙い部分があるかと思いますが、精一杯頑張らせていただきます。
短い挨拶になりますが、皆様の熱いプレイングをお待ちしております!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/09/20 10:10
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/09/09 14:57:26 |
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相談卓 葛音 ステラ(ka5122) 人間(リアルブルー)|19才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2018/09/12 19:07:48 |