ゲスト
(ka0000)
【陶曲】古代遺跡の謎々
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/09/26 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/10/10 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
魔術師協会広報室にて。
トパーズの精霊に似た石像がある古代遺跡を求めて、魔術師スコットは古い文献を読み漁っていた。
「今は『カイゼル』の名で知られているが、一昔前は、異なる名前で呼ばれていた可能性もあるな」
「あたしが『過去』で観た石像は、カイゼルに似てたけど、それが手掛かりになるかも」
ラキ(kz0002)は、少し前の依頼でハンターたちと一緒に、神霊樹ライブラリにアクセスして『過去』の世界へ行き、カッツォ・ヴォイが拠点としているであろう遺跡に辿り着いたことがあった。
その時に調査したデータ等は、ライブラリに記録されており、許可があれば、内容を確認できるようになっていた。
オートマトンの少年、ディエス(kz0248)は、エバーグリーン出身ではあったが、どういう経緯で、クリムゾンウェストに来たのか、未だに記憶が曖昧であった。
だが、自分が目覚める前、カッツォが拠点としていた古代遺跡にいたことは、微かに思い出していた。
「ボク、あの時は『スリープ状態』だったから、はっきりとは覚えてないけど、古代遺跡には、いろんな宝石が置いてあったような気がする」
ディエスが、はっきりと目を覚ました場所は、エメラルド鉱山の奥だった。
その後、ラキの紹介で本部に招かれ、正式にハンターとなったのだ。
「考えに行き詰ったら、心当たりのある精霊に会うのが、手っ取り早いかもね。まずは、カイゼルのとこに行ってみようよ」
ラキの提案で、カイゼルの祀る祠へと向かうことになった。
●
「カイゼルー!」
「カイゼルさーん!」
トパーズの精霊、カイゼルを祀る祠の前で、ラキとディエス、同行していたハンターたちが呼びかけると、腰に手を当てて偉そうな態度をした男性の姿をした精霊が現れた。
「俺様のこと、呼んだか? 何しに来やがった?」
「カイゼル、久し振りだね。今回は聞きたいことがあって、来たんだ」
ラキはそう言いながら、ワインを手渡す。
「お、土産も持ってくるとは、気が利くじゃねぇか。話ってのは、なんだ?」
ワインを受け取り、ご機嫌のカイゼル。
ラキが、先の依頼で『過去』の世界へ行き、とある古代遺跡を調査した経緯を話した。
「マッピングしながら、先へ進んでいったら、通路にカイゼルに似た石像が並んでたんだ。そのことが、どうしても気になって……カイゼル、何か心当たりないかな?」
ラキの問いに、カイゼルは考え込んでいた。
「俺様に似た石像がある古代遺跡? ……ああ、その遺跡なら、カッツォに奪われたまんまだぜ。できれば、取り戻したいと思っていたが、俺様だけじゃ、さすがに返り討ちに逢うからなぁ。どうしたもんかと思ってたところよ」
「えっ?! カイゼル、遺跡の場所、知ってるの? だったら、教えてよ。あたしたちが、その遺跡に行って、カッツォから取り戻してみせるから」
懸命に言うラキだが、カイゼルは溜息をついていた。
「はぁ、俺様としたことがよ。その遺跡に入るための『合言葉』、忘れちまったよー。場所が分かっても、『合言葉』が合わないと、遺跡の中へ入れないんだよなぁ」
「だったら、その『合言葉』、思い出して」
だが、ラキの願いは届かなかった。
カイゼルは、どうしても思い出せなかったのだ。
「何か、ヒントでもあれば、思い出すかもしれねえが、なんだったかねぇ」
項垂れるカイゼル。
大地の精霊でありながら、合言葉を忘れるとは、カイゼル自身も情けなくなったのだろう。
ディエスが、思い出しながら話を続けた。
「古びた機材の奥に部屋があって、そこに地図があったよ。いろんな宝石の名前も書かれてた。それから、金銀の欠片が入った壺が、10個ある部屋もあったかな」
「金銀の欠片、壺が10個……なんか、ソレ、すっげー気になるんだがよ」
カイゼルは、合言葉を思い出そうと頭を巡らせるが、なかなか正解が出てこなかった。
「そうだ。飲み会でもしながら、話し合っているうちに、合言葉、思い出すかもしれないね」
ラキが励ますと、カイゼルは顔を上げた。
「飲み会なら、俺様はワインが良いぜ。あれこれ一人で考えても答えがでねぇなら、ハンターから知恵を借りるってのも良いよな。アイデアってのは、皆で話し合って決めることだからよ」
「少し論点がズレてる気もするけど、それで、カイゼルさんが『合言葉』を思い出すなら、ボクも協力するよ。簡単な料理なら作れるから」
ディエスはそう言いながらも、久し振りにカイゼルと話す機会ができて、うれしそうに笑っていた。
●
魔術師協会広報室にて。
トパーズの精霊に似た石像がある古代遺跡を求めて、魔術師スコットは古い文献を読み漁っていた。
「今は『カイゼル』の名で知られているが、一昔前は、異なる名前で呼ばれていた可能性もあるな」
「あたしが『過去』で観た石像は、カイゼルに似てたけど、それが手掛かりになるかも」
ラキ(kz0002)は、少し前の依頼でハンターたちと一緒に、神霊樹ライブラリにアクセスして『過去』の世界へ行き、カッツォ・ヴォイが拠点としているであろう遺跡に辿り着いたことがあった。
その時に調査したデータ等は、ライブラリに記録されており、許可があれば、内容を確認できるようになっていた。
オートマトンの少年、ディエス(kz0248)は、エバーグリーン出身ではあったが、どういう経緯で、クリムゾンウェストに来たのか、未だに記憶が曖昧であった。
だが、自分が目覚める前、カッツォが拠点としていた古代遺跡にいたことは、微かに思い出していた。
「ボク、あの時は『スリープ状態』だったから、はっきりとは覚えてないけど、古代遺跡には、いろんな宝石が置いてあったような気がする」
ディエスが、はっきりと目を覚ました場所は、エメラルド鉱山の奥だった。
その後、ラキの紹介で本部に招かれ、正式にハンターとなったのだ。
「考えに行き詰ったら、心当たりのある精霊に会うのが、手っ取り早いかもね。まずは、カイゼルのとこに行ってみようよ」
ラキの提案で、カイゼルの祀る祠へと向かうことになった。
●
「カイゼルー!」
「カイゼルさーん!」
トパーズの精霊、カイゼルを祀る祠の前で、ラキとディエス、同行していたハンターたちが呼びかけると、腰に手を当てて偉そうな態度をした男性の姿をした精霊が現れた。
「俺様のこと、呼んだか? 何しに来やがった?」
「カイゼル、久し振りだね。今回は聞きたいことがあって、来たんだ」
ラキはそう言いながら、ワインを手渡す。
「お、土産も持ってくるとは、気が利くじゃねぇか。話ってのは、なんだ?」
ワインを受け取り、ご機嫌のカイゼル。
ラキが、先の依頼で『過去』の世界へ行き、とある古代遺跡を調査した経緯を話した。
「マッピングしながら、先へ進んでいったら、通路にカイゼルに似た石像が並んでたんだ。そのことが、どうしても気になって……カイゼル、何か心当たりないかな?」
ラキの問いに、カイゼルは考え込んでいた。
「俺様に似た石像がある古代遺跡? ……ああ、その遺跡なら、カッツォに奪われたまんまだぜ。できれば、取り戻したいと思っていたが、俺様だけじゃ、さすがに返り討ちに逢うからなぁ。どうしたもんかと思ってたところよ」
「えっ?! カイゼル、遺跡の場所、知ってるの? だったら、教えてよ。あたしたちが、その遺跡に行って、カッツォから取り戻してみせるから」
懸命に言うラキだが、カイゼルは溜息をついていた。
「はぁ、俺様としたことがよ。その遺跡に入るための『合言葉』、忘れちまったよー。場所が分かっても、『合言葉』が合わないと、遺跡の中へ入れないんだよなぁ」
「だったら、その『合言葉』、思い出して」
だが、ラキの願いは届かなかった。
カイゼルは、どうしても思い出せなかったのだ。
「何か、ヒントでもあれば、思い出すかもしれねえが、なんだったかねぇ」
項垂れるカイゼル。
大地の精霊でありながら、合言葉を忘れるとは、カイゼル自身も情けなくなったのだろう。
ディエスが、思い出しながら話を続けた。
「古びた機材の奥に部屋があって、そこに地図があったよ。いろんな宝石の名前も書かれてた。それから、金銀の欠片が入った壺が、10個ある部屋もあったかな」
「金銀の欠片、壺が10個……なんか、ソレ、すっげー気になるんだがよ」
カイゼルは、合言葉を思い出そうと頭を巡らせるが、なかなか正解が出てこなかった。
「そうだ。飲み会でもしながら、話し合っているうちに、合言葉、思い出すかもしれないね」
ラキが励ますと、カイゼルは顔を上げた。
「飲み会なら、俺様はワインが良いぜ。あれこれ一人で考えても答えがでねぇなら、ハンターから知恵を借りるってのも良いよな。アイデアってのは、皆で話し合って決めることだからよ」
「少し論点がズレてる気もするけど、それで、カイゼルさんが『合言葉』を思い出すなら、ボクも協力するよ。簡単な料理なら作れるから」
ディエスはそう言いながらも、久し振りにカイゼルと話す機会ができて、うれしそうに笑っていた。
解説
場所は自由都市同盟、「ヴァリオス」近郊にある小さな村
その村の近くにある「トパーズの精霊カイゼルを祀る祠」
【目的】
トパーズの精霊カイゼルに『合言葉』を思い出させること
(古代遺跡の入口に入るための準備)
ヒントを一緒に考えて、ささやかな飲み会を楽しむ
■補足
ラキとディエスも依頼に参加
話し合う場として「飲み会」をする
カイゼルは「金銀の欠片、壺が10個」という情報が気になっている様子
■参考になりそうな依頼
【陶曲】脚本家とディエスの過去
上記の依頼で調査した結果は、今回の依頼に参加したハンターさんたちも情報共有することができます
(PC情報として扱うことが可能)
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
ディエス(kz0248)、オートマトンの少年、見た目は15才、クルセイダー
スコット、男性、20才。魔術師 (魔術師協会広報室から派遣された)
その村の近くにある「トパーズの精霊カイゼルを祀る祠」
【目的】
トパーズの精霊カイゼルに『合言葉』を思い出させること
(古代遺跡の入口に入るための準備)
ヒントを一緒に考えて、ささやかな飲み会を楽しむ
■補足
ラキとディエスも依頼に参加
話し合う場として「飲み会」をする
カイゼルは「金銀の欠片、壺が10個」という情報が気になっている様子
■参考になりそうな依頼
【陶曲】脚本家とディエスの過去
上記の依頼で調査した結果は、今回の依頼に参加したハンターさんたちも情報共有することができます
(PC情報として扱うことが可能)
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
ディエス(kz0248)、オートマトンの少年、見た目は15才、クルセイダー
スコット、男性、20才。魔術師 (魔術師協会広報室から派遣された)
マスターより
大林です。
いつも心温まる御言葉、ありがとうございます。
とても励みになります。
【陶曲】連動シナリオをお届けします。
今回は、トパーズの精霊カイゼルが『合言葉』を思い出すようにお手伝いする依頼です。
日常系の依頼ですので、お気軽にご参加ください。
のんびり飲み会を楽しみましょう。
とは言え、『合言葉』を思い出させることも重要です。
それでは、今回のプレイングも楽しみにお待ちしております!
いつも心温まる御言葉、ありがとうございます。
とても励みになります。
【陶曲】連動シナリオをお届けします。
今回は、トパーズの精霊カイゼルが『合言葉』を思い出すようにお手伝いする依頼です。
日常系の依頼ですので、お気軽にご参加ください。
のんびり飲み会を楽しみましょう。
とは言え、『合言葉』を思い出させることも重要です。
それでは、今回のプレイングも楽しみにお待ちしております!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/10/02 01:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ジャック・エルギン(ka1522) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/09/24 22:46:45 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/09/23 11:26:35 |