ゲスト
(ka0000)
【CF】帝国アイドル、お便り募集中!
マスター:旅硝子

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- サポート
- 現在1人 / 0~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/01/01 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/01/10 15:00
オープニング
西方世界の中では北の方に位置する帝国、そして帝都バルトアンデルスの夜は、ひどく冷え込む。
冷えた片手をぎゅっと握ると、帝国歌舞音曲部隊長クレーネウス・フェーデルバール兵長は、読み終えた手紙から顔を上げると、深い溜息を吐いた。
「所詮は俺の、虫のいい考えだったか……」
手紙の差出人の顔を、思い浮かべる。かつて己が魅了され、共に駆け抜けようと誓った、蒼き世界から来た少女。
今はもう、少女と言うには相応しくない年齢だろう。青年だった己が、既に中年と呼ばれる年齢に足を引っ掛けているように。
「あれからもう、10年……」
――ハンターの1人が『グリューエリンの不安や負担を減らすため、女性マネージャーを置いては』と提案したのは、この秋のこと。
その時クレーネウスの頭の中に浮かんだのは、その女性のことだった。
「彼女はアイドルにも詳しい。アイドルとして悩んだ経験も持っている。……だけど」
そっと折りたたんだ手紙に、書いてあった一言。
『この世界でアイドルになれなかった人間が、今アイドルとしてときめく彼女に、どんなことをしてあげられましょうか――何も』
僅かに、筆跡が乱れていた。荒れている、とクレーネウスには感じられた。
「良かれと思ってしたことだったけど……俺は、まだ」
彼女に何度となく言われた言葉。グリューエリンと同じようにひたむきで、けれど彼女は。
部下と言う立場であるグリューエリンと違い、対等だっただけあって、意見も苛立ちも喜びも悲しみも怒りも、何もかもぶつけてくる少女だった。
――この言葉も。
「君に言われたように、女心のわからない男らしい」
ぱちり、と、暖炉の中で薪が爆ぜた。
「リアルブルーには、『バラエティ番組』というものがあるらしい」
翌日出勤してきたグリューエリン・ヴァルファー(kz0050)に、クレーネウスは明るく声をかける。
「ばらえてぃ? ばんぐみ? ですの?」
突然の言葉に、グリューエリンは疑問符を盛大に浮かべて首を傾げた。
「ああ、アイドルや俳優、芸人などが集まり、何か面白いことをしたり、視聴者からの手紙を読んだり、リクエストに応えたりするらしい」
「それでは、随分と華やかな催しなのですね」
ふわりと頬を緩めたグリューエリンに、クレーネウスはにこりと笑う。
「それをやろう」
「……え?」
一瞬にしてきょとん顔に戻るグリューエリン。
「でも、現在アイドルとして活動しているのは、私だけですわ」
「君がメインパーソナリティになればいいから大丈夫」
「それに、私はばらえていばんぐみというものを全く知りませんし」
「リアルブルーから来たハンター達がいるじゃないか」
あっという間にグリューエリンの反論を封じ込めるクレーネウス。
「あ、はい、ええ。私としても、新たな舞台への挑戦は望むところ。部隊長殿が是非にとおっしゃるなら、務め上げてみせましょう」
そしてグリューエリンはこういう子である。
ふと、クレーネウスの笑顔に影が差し――すぐに、元の笑みを取り戻す。
「それで、どちらでの舞台でしょう。帝都でしょうか?」
「いや、今回は、ピースホライズンでクリスマスを大がかりにやっているらしくてね。そこでの舞台に巡業ってことになるね」
「クリスマス……聖輝節、ですわね。結局、万霊節は中止になってしまいましたものね」
「その分まで楽しみたいってのが町長さんの意向でね。帝国アイドル・グリューエリンの名を知らしめるにも丁度いい。――そうだ、舞台を手伝ってもらうハンターも募集するけれど、それ以外にハンター達やピースホライズンの人達から、番組内で読んでほしい手紙も募集してみよう。リクエストも」
「はい! グリューエリン・ヴァルファー、全力を尽くして参ります!」
大きく頷き、どのような舞台になるのかと楽しみに笑みを浮かべるグリューエリン。
「行っておいで。……そして、楽しんでおいで」
何かを懐かしむように、クレーネウスはそう言って――己の言葉を、噛み締めた。
冷えた片手をぎゅっと握ると、帝国歌舞音曲部隊長クレーネウス・フェーデルバール兵長は、読み終えた手紙から顔を上げると、深い溜息を吐いた。
「所詮は俺の、虫のいい考えだったか……」
手紙の差出人の顔を、思い浮かべる。かつて己が魅了され、共に駆け抜けようと誓った、蒼き世界から来た少女。
今はもう、少女と言うには相応しくない年齢だろう。青年だった己が、既に中年と呼ばれる年齢に足を引っ掛けているように。
「あれからもう、10年……」
――ハンターの1人が『グリューエリンの不安や負担を減らすため、女性マネージャーを置いては』と提案したのは、この秋のこと。
その時クレーネウスの頭の中に浮かんだのは、その女性のことだった。
「彼女はアイドルにも詳しい。アイドルとして悩んだ経験も持っている。……だけど」
そっと折りたたんだ手紙に、書いてあった一言。
『この世界でアイドルになれなかった人間が、今アイドルとしてときめく彼女に、どんなことをしてあげられましょうか――何も』
僅かに、筆跡が乱れていた。荒れている、とクレーネウスには感じられた。
「良かれと思ってしたことだったけど……俺は、まだ」
彼女に何度となく言われた言葉。グリューエリンと同じようにひたむきで、けれど彼女は。
部下と言う立場であるグリューエリンと違い、対等だっただけあって、意見も苛立ちも喜びも悲しみも怒りも、何もかもぶつけてくる少女だった。
――この言葉も。
「君に言われたように、女心のわからない男らしい」
ぱちり、と、暖炉の中で薪が爆ぜた。
「リアルブルーには、『バラエティ番組』というものがあるらしい」
翌日出勤してきたグリューエリン・ヴァルファー(kz0050)に、クレーネウスは明るく声をかける。
「ばらえてぃ? ばんぐみ? ですの?」
突然の言葉に、グリューエリンは疑問符を盛大に浮かべて首を傾げた。
「ああ、アイドルや俳優、芸人などが集まり、何か面白いことをしたり、視聴者からの手紙を読んだり、リクエストに応えたりするらしい」
「それでは、随分と華やかな催しなのですね」
ふわりと頬を緩めたグリューエリンに、クレーネウスはにこりと笑う。
「それをやろう」
「……え?」
一瞬にしてきょとん顔に戻るグリューエリン。
「でも、現在アイドルとして活動しているのは、私だけですわ」
「君がメインパーソナリティになればいいから大丈夫」
「それに、私はばらえていばんぐみというものを全く知りませんし」
「リアルブルーから来たハンター達がいるじゃないか」
あっという間にグリューエリンの反論を封じ込めるクレーネウス。
「あ、はい、ええ。私としても、新たな舞台への挑戦は望むところ。部隊長殿が是非にとおっしゃるなら、務め上げてみせましょう」
そしてグリューエリンはこういう子である。
ふと、クレーネウスの笑顔に影が差し――すぐに、元の笑みを取り戻す。
「それで、どちらでの舞台でしょう。帝都でしょうか?」
「いや、今回は、ピースホライズンでクリスマスを大がかりにやっているらしくてね。そこでの舞台に巡業ってことになるね」
「クリスマス……聖輝節、ですわね。結局、万霊節は中止になってしまいましたものね」
「その分まで楽しみたいってのが町長さんの意向でね。帝国アイドル・グリューエリンの名を知らしめるにも丁度いい。――そうだ、舞台を手伝ってもらうハンターも募集するけれど、それ以外にハンター達やピースホライズンの人達から、番組内で読んでほしい手紙も募集してみよう。リクエストも」
「はい! グリューエリン・ヴァルファー、全力を尽くして参ります!」
大きく頷き、どのような舞台になるのかと楽しみに笑みを浮かべるグリューエリン。
「行っておいで。……そして、楽しんでおいで」
何かを懐かしむように、クレーネウスはそう言って――己の言葉を、噛み締めた。
解説
●目的
ピースホライズンでの舞台を成功させること
●で、バラエティ番組?
はい、バラエティ番組です。
イメージとしては深夜ラジオとか生放送でお手紙読んだりリクエストに応えて歌ったりとか、そういうのを想定しています。
もちろん皆さんのバラエティイメージに合わせていろいろやっていただいて構いませんが、屋外ステージなのと公序良俗に反すること、あとお色気系もちょっと……夏ならともかく今冬だから水着は風邪引くし……ですが、楽しい提案お待ちしてます!
●舞台について
ピースホライズンの広場に設えられた舞台。歌ったり踊ったりするにも十分な広さです。
さすがに放送設備はありませんが、広場全体に声を届けられる程度の音響設備は、歌舞音曲部隊員が同行してセッティングします。
機材は特に乱暴に扱ったりしない限り、故障などは起きないのでご安心ください。
●お手紙について
メイン参加者の方は、自分で読んでほしいお手紙をプレイングの一部で書いても、『ピースホライズンの一般人の手紙』という設定で書いてもOKです。
もちろんお手紙なしで、舞台自体に全力を注いでも構いません。
さらに、今回はサポート参加として、皆さんのお手紙を募集します。詳しくは後述。
●サポート参加について
今回、10名のサポート参加枠を設けています。
サポート参加者の皆さんは『お手紙を送る』ことだけができます。お手紙の内容以外はリプレイでは描写されません。
お手紙は公序良俗に反したり、誰かを傷つける内容ではない限りリプレイ内で読まれますが、抜粋・要約などされる可能性がありますのでご了承ください。
あと、本名を知られたくない場合などは、ペンネームもお忘れなく。忘れたら容赦なく本名で読みます。匿名希望もOKです。
このような形式ですので、ぜひ積極的に参加していただければ嬉しいです。
●その他
グリューエリンは全然この辺は素人なので皆さんにお任せしますね!よろしくお願いします!
ピースホライズンでの舞台を成功させること
●で、バラエティ番組?
はい、バラエティ番組です。
イメージとしては深夜ラジオとか生放送でお手紙読んだりリクエストに応えて歌ったりとか、そういうのを想定しています。
もちろん皆さんのバラエティイメージに合わせていろいろやっていただいて構いませんが、屋外ステージなのと公序良俗に反すること、あとお色気系もちょっと……夏ならともかく今冬だから水着は風邪引くし……ですが、楽しい提案お待ちしてます!
●舞台について
ピースホライズンの広場に設えられた舞台。歌ったり踊ったりするにも十分な広さです。
さすがに放送設備はありませんが、広場全体に声を届けられる程度の音響設備は、歌舞音曲部隊員が同行してセッティングします。
機材は特に乱暴に扱ったりしない限り、故障などは起きないのでご安心ください。
●お手紙について
メイン参加者の方は、自分で読んでほしいお手紙をプレイングの一部で書いても、『ピースホライズンの一般人の手紙』という設定で書いてもOKです。
もちろんお手紙なしで、舞台自体に全力を注いでも構いません。
さらに、今回はサポート参加として、皆さんのお手紙を募集します。詳しくは後述。
●サポート参加について
今回、10名のサポート参加枠を設けています。
サポート参加者の皆さんは『お手紙を送る』ことだけができます。お手紙の内容以外はリプレイでは描写されません。
お手紙は公序良俗に反したり、誰かを傷つける内容ではない限りリプレイ内で読まれますが、抜粋・要約などされる可能性がありますのでご了承ください。
あと、本名を知られたくない場合などは、ペンネームもお忘れなく。忘れたら容赦なく本名で読みます。匿名希望もOKです。
このような形式ですので、ぜひ積極的に参加していただければ嬉しいです。
●その他
グリューエリンは全然この辺は素人なので皆さんにお任せしますね!よろしくお願いします!
マスターより
メリークリスマス!そしてこんにちは旅硝子です。
というわけでクリスマスなのに意味深なOPです。
でもやることはいつもと同じ華やかなステージなので(今回は変わり種ですが)、どうかお楽しみくださいませ。
ステージを見ている皆さんも楽しませていただければ幸いです!
それでは、クリスマス特別番組ステージ、スタート!
よろしくお願いいたします!
というわけでクリスマスなのに意味深なOPです。
でもやることはいつもと同じ華やかなステージなので(今回は変わり種ですが)、どうかお楽しみくださいませ。
ステージを見ている皆さんも楽しませていただければ幸いです!
それでは、クリスマス特別番組ステージ、スタート!
よろしくお願いいたします!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/01/14 04:07
参加者一覧
サポート一覧
- 時音 ざくろ(ka1250)
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/30 11:46:48 |
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相談卓 蘇芳 和馬(ka0462) 人間(リアルブルー)|18才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/01/01 11:41:26 |