ゲスト
(ka0000)
【空蒼】ベゴニアを君に……
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/10/11 22:00
- リプレイ完成予定
- 2018/10/20 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
その遭遇は、まったくの偶然であった。
神の悪戯と言ってもいい。
何故、再び出会う事になったのか。
何故、再び出会わなければならなかったのか。
今でも、それは分からない。
だが、意味の無い出会いはない。
初めて出会ったあの日から――きっと、出会いには意味がある。
「ようやく到着か」
依頼へ出発するハンター達が、月面基地『崑崙』に足を踏み入れた。
既に一部のハンターや軍人は慌ただしく動き回っている。
「VOIDの大規模転移は開始しているわ。あまりにも展開が早すぎる」
LIコロニーから来た民間人とすれ違うハンター達。
既に崑崙周辺にはVOIDの敵影を多数確認。世界樹の存在がある崑崙を狙っての事かは不明だが、崑崙をVOIDに奪われれば統一地球連合宙軍だけではない。クリムゾンウェストの連合軍も転移の拠点を失う事に繋がる。
幸いにもこの崑崙では保護された強化人間達も崑崙防衛へ動き始めているのだが――。
「去年末はのんびり崑崙でクリスマスを過ごしてたはずなのに……どうしてこうなっちゃったんだろう」
ハンターの一人が星空を見上げながら呟いた。
去年までは崑崙でも日常を送れる程の平和があった。
だが、強化人間の暴走を経て邪神の転移が危惧される現状。
どうして――。
ハンター達は、運命の前にため息の一つをつきたくもなる。
「そうだね。今度は……って、わっ!」
傍らで一緒に星空を見上げようとしたハンター。
突然の衝撃に思わず尻餅をついてしまう。
みれば、一人の男がハンターにぶつかったようだ。
「いてて……急に立ち止まるな。立ち止まるのは死ぬ直前まで取っておけ。墓場に入る前でも遅くはねぇぞ」
「すまない……って、あんたっ!」
ハンターの一人が、ぶつかった男を指差した。
見覚えがある。
ラズモネ・シャングリラで戦車型CAM『ヨルズ』と共に戦っていたが、強化人間として暴走。先日ローマにてハンター達の手で止められ、その後行方が分からなくなっていた。
――ジェイミー・ドリスキル(kz0231)中尉。
「あ、やべ。また騒ぎを起こしちまったか? また博士にドヤされちまう」
頭を掻いて困り顔のドリスキル。
考えてみれば、崑崙は強化人間が保護されている場所だ。
ローマで保護されたドリスキルが、崑崙にいてもおかしくはない。
「やれやれ。こっちは強化人間の中でも年寄りなんだよ。もうちょっと労ってくれてもバチは当たらねぇだろうによ」
ドリスキルは倒れ込んだハンターに手を差し伸べる。
ハンター達が依頼へ出発するのは数時間後。
僅かな時間ではあるが、せっかくドリスキルと出会ったのだ。もう少し話を聞いておきたいところだ。
「今まで何処に行ってたんですか?」
「そりゃ、ちっと野暮用でな。まあ『責任を果たす』ってぇのか? 俺にしかできねぇ役目っつーのか。それで忙しいんだよ」
「ちゃんと説明して下さい!」
「……いろいろあって言えねぇんだよ。察してくれ」
厄介な事になったとぼやくドリスキル。
その顔つきから本当に詳しい事は話せない様子だ。おそらく今まで何か重要な任務にでもついていたのだろう。
それでもハンター達は疑いの目を向けてしまう。
その空気をドリスキルは敏感に察知する。
「分かったよ。酒でも奢ってやる。
ここじゃなんだから、酒場にでも移動するぞ。話をするなら酒でも飲まなきゃやってらんねぇ」
慌ただしく防衛の準備が進む崑崙――これから戦場になるのだが……少しは緊張感を和らげるのも悪くはない。
肩の力を抜きすぎるのは問題だが、リラックスムードで出発までの時間を過ごせそうだ。
その遭遇は、まったくの偶然であった。
神の悪戯と言ってもいい。
何故、再び出会う事になったのか。
何故、再び出会わなければならなかったのか。
今でも、それは分からない。
だが、意味の無い出会いはない。
初めて出会ったあの日から――きっと、出会いには意味がある。
「ようやく到着か」
依頼へ出発するハンター達が、月面基地『崑崙』に足を踏み入れた。
既に一部のハンターや軍人は慌ただしく動き回っている。
「VOIDの大規模転移は開始しているわ。あまりにも展開が早すぎる」
LIコロニーから来た民間人とすれ違うハンター達。
既に崑崙周辺にはVOIDの敵影を多数確認。世界樹の存在がある崑崙を狙っての事かは不明だが、崑崙をVOIDに奪われれば統一地球連合宙軍だけではない。クリムゾンウェストの連合軍も転移の拠点を失う事に繋がる。
幸いにもこの崑崙では保護された強化人間達も崑崙防衛へ動き始めているのだが――。
「去年末はのんびり崑崙でクリスマスを過ごしてたはずなのに……どうしてこうなっちゃったんだろう」
ハンターの一人が星空を見上げながら呟いた。
去年までは崑崙でも日常を送れる程の平和があった。
だが、強化人間の暴走を経て邪神の転移が危惧される現状。
どうして――。
ハンター達は、運命の前にため息の一つをつきたくもなる。
「そうだね。今度は……って、わっ!」
傍らで一緒に星空を見上げようとしたハンター。
突然の衝撃に思わず尻餅をついてしまう。
みれば、一人の男がハンターにぶつかったようだ。
「いてて……急に立ち止まるな。立ち止まるのは死ぬ直前まで取っておけ。墓場に入る前でも遅くはねぇぞ」
「すまない……って、あんたっ!」
ハンターの一人が、ぶつかった男を指差した。
見覚えがある。
ラズモネ・シャングリラで戦車型CAM『ヨルズ』と共に戦っていたが、強化人間として暴走。先日ローマにてハンター達の手で止められ、その後行方が分からなくなっていた。
――ジェイミー・ドリスキル(kz0231)中尉。
「あ、やべ。また騒ぎを起こしちまったか? また博士にドヤされちまう」
頭を掻いて困り顔のドリスキル。
考えてみれば、崑崙は強化人間が保護されている場所だ。
ローマで保護されたドリスキルが、崑崙にいてもおかしくはない。
「やれやれ。こっちは強化人間の中でも年寄りなんだよ。もうちょっと労ってくれてもバチは当たらねぇだろうによ」
ドリスキルは倒れ込んだハンターに手を差し伸べる。
ハンター達が依頼へ出発するのは数時間後。
僅かな時間ではあるが、せっかくドリスキルと出会ったのだ。もう少し話を聞いておきたいところだ。
「今まで何処に行ってたんですか?」
「そりゃ、ちっと野暮用でな。まあ『責任を果たす』ってぇのか? 俺にしかできねぇ役目っつーのか。それで忙しいんだよ」
「ちゃんと説明して下さい!」
「……いろいろあって言えねぇんだよ。察してくれ」
厄介な事になったとぼやくドリスキル。
その顔つきから本当に詳しい事は話せない様子だ。おそらく今まで何か重要な任務にでもついていたのだろう。
それでもハンター達は疑いの目を向けてしまう。
その空気をドリスキルは敏感に察知する。
「分かったよ。酒でも奢ってやる。
ここじゃなんだから、酒場にでも移動するぞ。話をするなら酒でも飲まなきゃやってらんねぇ」
慌ただしく防衛の準備が進む崑崙――これから戦場になるのだが……少しは緊張感を和らげるのも悪くはない。
肩の力を抜きすぎるのは問題だが、リラックスムードで出発までの時間を過ごせそうだ。
解説
目的:ドリスキルと酒場で過ごす。
概要:行方不明となっていたドリスキルと共に月面基地『崑崙』にある酒場で酒を飲み交わします。但し、崑崙防衛任務がある事も忘れずに。
ドリスキルと思い出話をしても良し。
強化人間の処遇について思う所を話しても良し。
CAMパイロット同士交流を深めるも良し。
単に日頃の憂さを酒で晴らすも良し。
フリーアタックシナリオとなっておりますので、自由にプレイングをかけてみて下さい。
備考:基本的にドリスキルが奢ってくれますが、希望すればお酒の持ち込みは特別に許可されます。また料理についてもドリスキルが通い過ぎて常連となっている事から、厨房を貸してくれます。おつまみやお菓子などを仲間達に振る舞ってみてはいかがでしょうか。なお、バーは比較的大人なムードですが、今回は個室を借りているので周囲にそれ程気を使わなくても大丈夫です。
※注意
ドリスキルを問い詰めても崑崙にいた理由の詳細は教えてくれません。
概要:行方不明となっていたドリスキルと共に月面基地『崑崙』にある酒場で酒を飲み交わします。但し、崑崙防衛任務がある事も忘れずに。
ドリスキルと思い出話をしても良し。
強化人間の処遇について思う所を話しても良し。
CAMパイロット同士交流を深めるも良し。
単に日頃の憂さを酒で晴らすも良し。
フリーアタックシナリオとなっておりますので、自由にプレイングをかけてみて下さい。
備考:基本的にドリスキルが奢ってくれますが、希望すればお酒の持ち込みは特別に許可されます。また料理についてもドリスキルが通い過ぎて常連となっている事から、厨房を貸してくれます。おつまみやお菓子などを仲間達に振る舞ってみてはいかがでしょうか。なお、バーは比較的大人なムードですが、今回は個室を借りているので周囲にそれ程気を使わなくても大丈夫です。
※注意
ドリスキルを問い詰めても崑崙にいた理由の詳細は教えてくれません。
マスターより
近藤豊です。
行方不明になっていたドリスキルと偶然遭遇したハンター達。大きな戦いが続く中、ちょっと体と心を休ませてみてはどうでしょうか。
フリーシナリオとなっております。皆様の自由なプレイングをお待ちしております。
それでは、ナッツとクラッカーを肴にお待ちしています。
行方不明になっていたドリスキルと偶然遭遇したハンター達。大きな戦いが続く中、ちょっと体と心を休ませてみてはどうでしょうか。
フリーシナリオとなっております。皆様の自由なプレイングをお待ちしております。
それでは、ナッツとクラッカーを肴にお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/10/14 22:36
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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戦いの前のひと時を 玄武坂 光(ka4537) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2018/10/10 13:58:35 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/10/08 22:26:05 |