ゲスト
(ka0000)
【初夢】リアルブルー観光
マスター:トーゴーヘーゾー

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/01/03 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/01/14 22:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
「これで何度目だろうな」
「言うなよ。仕事だ仕事」
うんざりした雰囲気のなか、彼等は装置を作動させる。
繰り返された失敗。薄れていく熱意。
どれだけ行っても達成の見込みがないと、半ばあきらめた状態で、惰性のように実験は繰り返されていた。
20m四方はある室内に様々な装置が並べられ、中央部分にだけぽっかりと何もない空間が残されていた。
蚊が飛ぶような小さな駆動音から始まり、エンジンが回転数を上げていく様に、作動音と振動が高まっていく。
いつもと変わらぬ風景のなかで、ひとつの違和感が生じる。それは、規模的には小さなものだが、世界に与える影響は巨大なものだった。
それは、一瞬で消滅した。
消えた今となっては、まるで幻だったとしか思えない。
「えっと……、疲れすぎかな。俺」
「奇遇だな。俺もなにかの妄想を見た気がする」
「もしかして、同じ光景を見たんじゃないか?」
「同感だ。まず、お前から何を見たのか話せよ」
「あれはリアルブルーじゃないのか? いや、俺は写真でしか見たこと無いんだし、向こう出身のお前が判断すべきだろ」
「俺の国じゃないけど、俺のいた世界だと思う。たぶん……」
「……じゃあ、実験は成功したのか?」
「した……んだよな?」
お互いの体が興奮で震えてることに、お互いが気づく。
「うおおおっ! すげーっ! 本当か!? 本当だよな!?」
「室長呼んでこい! 急げよ! ……って、俺が呼んでくるわ!」
たまたま当番だった彼等は、この実験に立ち会ったという一点で、クリムゾンウェストとリアルブルーの双方で有名になった。
ふたりが所属していた研究室の目的は、ふたつの世界をつなぐ特異点を作り出すこと。
クリムゾンウェストの魔術師や機導師と、リアルブルーの科学者達が多数参加して、その基礎理論を作り出した。
ほんの短い時間、ごく些細な空間的接触が、この研究を加速させ、ついには転移すら可能とする。
しかし、前代未聞の実証実験のため、失敗をおそれた研究者達は自ら転移するのは拒み、参加希望者を一般から募ることとなった。
抽選で選ばれたメンバーは、クリムゾンウェスト初のリアルブルー観光へ向かうのだ。
「これで何度目だろうな」
「言うなよ。仕事だ仕事」
うんざりした雰囲気のなか、彼等は装置を作動させる。
繰り返された失敗。薄れていく熱意。
どれだけ行っても達成の見込みがないと、半ばあきらめた状態で、惰性のように実験は繰り返されていた。
20m四方はある室内に様々な装置が並べられ、中央部分にだけぽっかりと何もない空間が残されていた。
蚊が飛ぶような小さな駆動音から始まり、エンジンが回転数を上げていく様に、作動音と振動が高まっていく。
いつもと変わらぬ風景のなかで、ひとつの違和感が生じる。それは、規模的には小さなものだが、世界に与える影響は巨大なものだった。
それは、一瞬で消滅した。
消えた今となっては、まるで幻だったとしか思えない。
「えっと……、疲れすぎかな。俺」
「奇遇だな。俺もなにかの妄想を見た気がする」
「もしかして、同じ光景を見たんじゃないか?」
「同感だ。まず、お前から何を見たのか話せよ」
「あれはリアルブルーじゃないのか? いや、俺は写真でしか見たこと無いんだし、向こう出身のお前が判断すべきだろ」
「俺の国じゃないけど、俺のいた世界だと思う。たぶん……」
「……じゃあ、実験は成功したのか?」
「した……んだよな?」
お互いの体が興奮で震えてることに、お互いが気づく。
「うおおおっ! すげーっ! 本当か!? 本当だよな!?」
「室長呼んでこい! 急げよ! ……って、俺が呼んでくるわ!」
たまたま当番だった彼等は、この実験に立ち会ったという一点で、クリムゾンウェストとリアルブルーの双方で有名になった。
ふたりが所属していた研究室の目的は、ふたつの世界をつなぐ特異点を作り出すこと。
クリムゾンウェストの魔術師や機導師と、リアルブルーの科学者達が多数参加して、その基礎理論を作り出した。
ほんの短い時間、ごく些細な空間的接触が、この研究を加速させ、ついには転移すら可能とする。
しかし、前代未聞の実証実験のため、失敗をおそれた研究者達は自ら転移するのは拒み、参加希望者を一般から募ることとなった。
抽選で選ばれたメンバーは、クリムゾンウェスト初のリアルブルー観光へ向かうのだ。
解説
●状況
ミニバスの最大乗員数は運転手を含めて9名。
全席が窓側。ミニバスの後部は荷物スペースで、おみやげなどを多数積載できる。走行速度が時速60キロに達すれば転移可能。転移先の光景を視認しながら転移するので、安全な場所を選んで出現できる。
行く先は、リアルブルーの日本。季節は、両方とも冬。
●旅程
遊園地を堪能してから、巨大ショッピングモールで買い物を行う。遊園地の乗り物や店名は実在のものを極力避けるため、一般的な名称や造語に変更する可能性あり。
ハプニングとして、ミニバスにとりついていた歪虚の因子が、自販機と融合して雑魔になる。
●敵
自販機雑魔。手と足が生えて、缶ジュースを吐き出して攻撃する。缶ジュースは飲用可。
●行動
案内人か観光客のどちらかを選択する。人数は限定せず。
案内人は、説明をおこなったり、暴走しかねない観光客を仕切る。リアルブルー出身者が望ましい。両世界の混血や異世界に憧れているクリムゾンウェスト出身者でも可。
観光客は、気の向くままに珍しい世界を堪能する。
●ベルンハルト・ベルガー
今回はミニバスの運転手役。
案内人希望者がいなかった場合、ベルンハルトが受け持つ。ただし、聞きかじりの知識しかもっておらず、そこは不安要素となる。
ミニバスの最大乗員数は運転手を含めて9名。
全席が窓側。ミニバスの後部は荷物スペースで、おみやげなどを多数積載できる。走行速度が時速60キロに達すれば転移可能。転移先の光景を視認しながら転移するので、安全な場所を選んで出現できる。
行く先は、リアルブルーの日本。季節は、両方とも冬。
●旅程
遊園地を堪能してから、巨大ショッピングモールで買い物を行う。遊園地の乗り物や店名は実在のものを極力避けるため、一般的な名称や造語に変更する可能性あり。
ハプニングとして、ミニバスにとりついていた歪虚の因子が、自販機と融合して雑魔になる。
●敵
自販機雑魔。手と足が生えて、缶ジュースを吐き出して攻撃する。缶ジュースは飲用可。
●行動
案内人か観光客のどちらかを選択する。人数は限定せず。
案内人は、説明をおこなったり、暴走しかねない観光客を仕切る。リアルブルー出身者が望ましい。両世界の混血や異世界に憧れているクリムゾンウェスト出身者でも可。
観光客は、気の向くままに珍しい世界を堪能する。
●ベルンハルト・ベルガー
今回はミニバスの運転手役。
案内人希望者がいなかった場合、ベルンハルトが受け持つ。ただし、聞きかじりの知識しかもっておらず、そこは不安要素となる。
マスターより
私の場合、ベルンハルト作の小説という体裁が可能なので、架空シナリオが出しやすいです。
なので、小説ではやりづらく、【初夢】シナリオならではのネタとして、逆転移を扱うことにしました。
リアルブルーへの憧憬や郷愁、あるいは騒動を堪能してください。
なので、小説ではやりづらく、【初夢】シナリオならではのネタとして、逆転移を扱うことにしました。
リアルブルーへの憧憬や郷愁、あるいは騒動を堪能してください。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/01/13 02:34
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/01/01 23:02:30 |
|
![]() |
相談卓だよ 天竜寺 舞(ka0377) 人間(リアルブルー)|18才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/01/03 09:42:49 |