ゲスト
(ka0000)
【HW】不思議の国と謎のボール
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/11/06 15:00
- リプレイ完成予定
- 2018/11/15 15:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
夢の中は無限大である。
だから、その日見たことがそのまま現れたりするらしい。実は記憶していることの情報の整理をするというのが本音だとか?
そして、ある夜、ルゥルやハンターたちがみたのは、不思議の国の夢だった。
●不思議の国
ルゥルは森の中にいた。
いや、草の中にいた。草の中と言っても、草と草の間である。
「ここはどこなのですうう。ああ、可愛いお洋服なのです! たぶん、見えないけれど可愛いのです」
パッパッと触ると、頭にはリボンもあるようだ。
「似合っているのか気になるのです……それより、不思議なところなのです」
ルゥルはトコトコと歩いていく。
「アリさんになった気分です」
木と木の間を歩ている、といっても、その下に生えている草と草の間を歩いているようだったからだ。
「これで虫さんにあったら怖いのです」
ルゥルはドキドキする。
すると、草がカサカサと鳴った。
ルゥルは足を止めてどこか隠れる所がないかさがす。とりあえず、道から外れて草に隠れた。
人形が三体出てくる。高さ三十センチから四十センチの茶髪の男の子のような人形は周囲を確認して何もいないと分かると出てきたのだ。
「お人形さんが動いているのです」
ルゥルは飛び出した。
人形たちはビクッと身を震わせ、止まる。ルゥルが見ているだけだったので、ほっとしたようだ。
三体は手に二色に色分けされたボールを持っていた。サイズはテニスボールほどなため、人形の手には大き目だった。
「ボール遊びをするのですか?」
人形たちは首を横に振る。
「どうするのですか?」
人形たちは道を歩き出した。一体が手招きをしている。
「ついてこいということですね」
ルゥルはついて行った。人形たちはテックテックと進むと道を逸れる。
「みぎゃああああああああああああああ」
色とりどりの傘のキノコがたくさん生えていた。それは高さが色々あるが、ルゥルはよじ登れそうだった。
「き、キノコがたくさんなのです。私より大きいのです」
興奮して震える。
人形たちは登り始めるが、軸を登り、傘に引っかかり、落ちる。それを三体で三度ほど繰り返したところで、ルゥルは一体ずつ傘の上に載せてやる。
ルゥルも登る。
次の傘に人形たちを載せる、ということを繰り返し、前に上に進んでいった。
木の枝に飛び移り進む。一瞬、一本橋のようで怖かったが、枝が太いためあまり怖くはなかった。
足元の空き地からおいしそうなにおいが漂ってくる。しかし、ルゥルは下を見なかった。見ると落ちるかもしれないから。
木からまたキノコに移り、下りていくと空き地に出た。
そこには、変な動物がいたのだ。変な動物は胴体はシャチで手足が猫である。シャチ猫とでも言う物だった。
「みぎゃあああ」
ルゥルが悲鳴を上げていると、人形たちは早速持っていたボールをシャチ猫に投げつけた――のだが、人形たちの腕力の限界や投げ方の下手さから、五十センチから一メートル先にボールは落ちた。
「……」
「……」
ルゥルもシャチ猫も沈黙した。
「みぎゃ」
「ケシャ」
「みぎゃああああああああああああ」
「ケシャアアアアアアアアアアアア」
そして、一人と一体はうなずいた。
「よく、わかりませんでした」
ルゥルは勢いで反応していたに過ぎない。シャチ猫は大げさに驚き、落ち込んだ。
人形たちはボールをその間に拾っている。今度はシャチ猫との間合いをニメートルほど詰めた。
そして、ボールを投げた。やはり、届かない。
「……みぎゃ」
「……ケシャ」
ルゥルと一頭は首を横に振った。
『プエル人形た……うおう!』
草むらからおしゃれな格好をした、高さ五十センチくらいの男の人形が現れた。しかし、ルゥルとシャチ猫を見た瞬間硬直した。ボールを拾った人形たちがその人形に群がる。
『なるほど、そのボールで変な動物や妖怪を捕まえられると?』
変な動物を捕まえるという謎のワードが飛び出していた。
「捕まえるとどうなるのです?」
『楽しいそうだ』
ルゥルは人形からボールを借りるとその変な動物に投げてみることにしたのだ。たぶん、人形よりルゥルの方が射撃の確率は高いと考えたのだった。
シャチ猫は警戒を始めた。対峙する双方の気迫に人形たちは人形のふりをすることでごまかしていた。
●いつも通り?
ルゥルが感じたいい匂いの元、木の下ではお茶会が行われていた。そこには大きな長テーブル、いくつもの椅子が並んでいる。椅子の半分にはプエル人形が載っている。
そのテーブルの一番奥には、シルクハットに燕尾服をもとにした可愛らしい服装のプエルいる。その帽子にウサギの耳が一対ついている。なお、可愛いというと怒ることを誰もが知っている。
「エクエスー、お茶、まだー」
プエルはスコーンを口に運ぶ。
「……はいはい、ご自分で淹れられたらどうです?」
執事調の服装をした青年エクエスはとりあえず、茶を淹れた。十中八九「まずい」と言われるのだが。
その前に事件は起こる。お茶会に参加しているプエル人形たちが、白くモフモフの生き物を見つけたのだ。その生き物に向かって二色に色分けされたボールを投げつけた。
ボールは五十センチから一メートルほどしか飛ばず、エクエスの足にぶつかる。さらにエクエスは足元に来たボールを避けた。足を向けた先にボールと白いモフモフの毛玉が転がっていたため、再度よけようとしたが運動神経がいかによかろうと、歪虚だろうとしても事故はまぬかれなかった。
「ぐは」
エクエスは滑って転ぶ。
「ああああ」
プエルは立ち上がり、盆ごとあらゆるものが宙に舞っているのをただ見ていた。
そんなこんなの平和なのか混沌としているのか不思議な夢の中、ハンターたちは今どこに?
夢の中は無限大である。
だから、その日見たことがそのまま現れたりするらしい。実は記憶していることの情報の整理をするというのが本音だとか?
そして、ある夜、ルゥルやハンターたちがみたのは、不思議の国の夢だった。
●不思議の国
ルゥルは森の中にいた。
いや、草の中にいた。草の中と言っても、草と草の間である。
「ここはどこなのですうう。ああ、可愛いお洋服なのです! たぶん、見えないけれど可愛いのです」
パッパッと触ると、頭にはリボンもあるようだ。
「似合っているのか気になるのです……それより、不思議なところなのです」
ルゥルはトコトコと歩いていく。
「アリさんになった気分です」
木と木の間を歩ている、といっても、その下に生えている草と草の間を歩いているようだったからだ。
「これで虫さんにあったら怖いのです」
ルゥルはドキドキする。
すると、草がカサカサと鳴った。
ルゥルは足を止めてどこか隠れる所がないかさがす。とりあえず、道から外れて草に隠れた。
人形が三体出てくる。高さ三十センチから四十センチの茶髪の男の子のような人形は周囲を確認して何もいないと分かると出てきたのだ。
「お人形さんが動いているのです」
ルゥルは飛び出した。
人形たちはビクッと身を震わせ、止まる。ルゥルが見ているだけだったので、ほっとしたようだ。
三体は手に二色に色分けされたボールを持っていた。サイズはテニスボールほどなため、人形の手には大き目だった。
「ボール遊びをするのですか?」
人形たちは首を横に振る。
「どうするのですか?」
人形たちは道を歩き出した。一体が手招きをしている。
「ついてこいということですね」
ルゥルはついて行った。人形たちはテックテックと進むと道を逸れる。
「みぎゃああああああああああああああ」
色とりどりの傘のキノコがたくさん生えていた。それは高さが色々あるが、ルゥルはよじ登れそうだった。
「き、キノコがたくさんなのです。私より大きいのです」
興奮して震える。
人形たちは登り始めるが、軸を登り、傘に引っかかり、落ちる。それを三体で三度ほど繰り返したところで、ルゥルは一体ずつ傘の上に載せてやる。
ルゥルも登る。
次の傘に人形たちを載せる、ということを繰り返し、前に上に進んでいった。
木の枝に飛び移り進む。一瞬、一本橋のようで怖かったが、枝が太いためあまり怖くはなかった。
足元の空き地からおいしそうなにおいが漂ってくる。しかし、ルゥルは下を見なかった。見ると落ちるかもしれないから。
木からまたキノコに移り、下りていくと空き地に出た。
そこには、変な動物がいたのだ。変な動物は胴体はシャチで手足が猫である。シャチ猫とでも言う物だった。
「みぎゃあああ」
ルゥルが悲鳴を上げていると、人形たちは早速持っていたボールをシャチ猫に投げつけた――のだが、人形たちの腕力の限界や投げ方の下手さから、五十センチから一メートル先にボールは落ちた。
「……」
「……」
ルゥルもシャチ猫も沈黙した。
「みぎゃ」
「ケシャ」
「みぎゃああああああああああああ」
「ケシャアアアアアアアアアアアア」
そして、一人と一体はうなずいた。
「よく、わかりませんでした」
ルゥルは勢いで反応していたに過ぎない。シャチ猫は大げさに驚き、落ち込んだ。
人形たちはボールをその間に拾っている。今度はシャチ猫との間合いをニメートルほど詰めた。
そして、ボールを投げた。やはり、届かない。
「……みぎゃ」
「……ケシャ」
ルゥルと一頭は首を横に振った。
『プエル人形た……うおう!』
草むらからおしゃれな格好をした、高さ五十センチくらいの男の人形が現れた。しかし、ルゥルとシャチ猫を見た瞬間硬直した。ボールを拾った人形たちがその人形に群がる。
『なるほど、そのボールで変な動物や妖怪を捕まえられると?』
変な動物を捕まえるという謎のワードが飛び出していた。
「捕まえるとどうなるのです?」
『楽しいそうだ』
ルゥルは人形からボールを借りるとその変な動物に投げてみることにしたのだ。たぶん、人形よりルゥルの方が射撃の確率は高いと考えたのだった。
シャチ猫は警戒を始めた。対峙する双方の気迫に人形たちは人形のふりをすることでごまかしていた。
●いつも通り?
ルゥルが感じたいい匂いの元、木の下ではお茶会が行われていた。そこには大きな長テーブル、いくつもの椅子が並んでいる。椅子の半分にはプエル人形が載っている。
そのテーブルの一番奥には、シルクハットに燕尾服をもとにした可愛らしい服装のプエルいる。その帽子にウサギの耳が一対ついている。なお、可愛いというと怒ることを誰もが知っている。
「エクエスー、お茶、まだー」
プエルはスコーンを口に運ぶ。
「……はいはい、ご自分で淹れられたらどうです?」
執事調の服装をした青年エクエスはとりあえず、茶を淹れた。十中八九「まずい」と言われるのだが。
その前に事件は起こる。お茶会に参加しているプエル人形たちが、白くモフモフの生き物を見つけたのだ。その生き物に向かって二色に色分けされたボールを投げつけた。
ボールは五十センチから一メートルほどしか飛ばず、エクエスの足にぶつかる。さらにエクエスは足元に来たボールを避けた。足を向けた先にボールと白いモフモフの毛玉が転がっていたため、再度よけようとしたが運動神経がいかによかろうと、歪虚だろうとしても事故はまぬかれなかった。
「ぐは」
エクエスは滑って転ぶ。
「ああああ」
プエルは立ち上がり、盆ごとあらゆるものが宙に舞っているのをただ見ていた。
そんなこんなの平和なのか混沌としているのか不思議な夢の中、ハンターたちは今どこに?
解説
不思議の国にハンターたちはいる。
自分たちが小さいのか、景色が大きいのかさっぱり不明。
ハンターの立場を維持していても、謎の役割を持って登場してもいい。
お茶会をしていてもいいし、謎のボールについて実験をしてもかまわないし、きぐるみ着こんで謎の動物になっても……。
●地域
ファンタジーにカラフルな巨大キノコが生え、足場になっている場所。アスレチックみたい。
空き地1、草地であり、谷ぽくなっている。シャチ猫の住まいらしい。
空き地2、大きく長いテーブルとそれに見合った数の椅子がある。プエルがプエル人形とお茶会をしている。エクエスは給仕。モフモフ妖怪が現れ、パニック発生?
木がある。登ろうと思えば登れるらしいが、頂点は遠い。
●謎のボール
二色に塗り分けられたテニスボール大のボール。プエル人形たちは「これを動物や妖怪にぶつけると捕獲ができる」とレチ人形に言っています。
ルゥルが言うには「これで何か捕まえられるとは思いません。ただのボールのようです」です。
レチ人形が言うには『捕まえられるなら、歪虚も捕まえられるんじゃ?』です。
●NPC
・ルゥル 十歳くらいのエルフの女の子。青と白のエプロンドレスを着ている。
・プエル人形 三十センチくらい、三頭身の人形。しゃべらないけれど動きがうるさい。数は多い。
・レチ人形 フルネームはレチタティーヴォ人形プロトタイプ、略してレサニプともいう。五十センチくらい、三頭身の男の人形。しゃべるけれども、デザイン元の人物と全く中身は別。
・シャチ猫 基本サイズ2、シャチの胴体にフカフカの猫の手足が生えている変な動物。
・モフリ 白くて毛玉に短い手足が生えている、モフモフの妖怪。サイズは0から1まで何匹か発生している。噛みつく以外は特に機能はない。
・プエル&エクエス 歪虚で死んだあとなぜか夢でよく出る。
自分たちが小さいのか、景色が大きいのかさっぱり不明。
ハンターの立場を維持していても、謎の役割を持って登場してもいい。
お茶会をしていてもいいし、謎のボールについて実験をしてもかまわないし、きぐるみ着こんで謎の動物になっても……。
●地域
ファンタジーにカラフルな巨大キノコが生え、足場になっている場所。アスレチックみたい。
空き地1、草地であり、谷ぽくなっている。シャチ猫の住まいらしい。
空き地2、大きく長いテーブルとそれに見合った数の椅子がある。プエルがプエル人形とお茶会をしている。エクエスは給仕。モフモフ妖怪が現れ、パニック発生?
木がある。登ろうと思えば登れるらしいが、頂点は遠い。
●謎のボール
二色に塗り分けられたテニスボール大のボール。プエル人形たちは「これを動物や妖怪にぶつけると捕獲ができる」とレチ人形に言っています。
ルゥルが言うには「これで何か捕まえられるとは思いません。ただのボールのようです」です。
レチ人形が言うには『捕まえられるなら、歪虚も捕まえられるんじゃ?』です。
●NPC
・ルゥル 十歳くらいのエルフの女の子。青と白のエプロンドレスを着ている。
・プエル人形 三十センチくらい、三頭身の人形。しゃべらないけれど動きがうるさい。数は多い。
・レチ人形 フルネームはレチタティーヴォ人形プロトタイプ、略してレサニプともいう。五十センチくらい、三頭身の男の人形。しゃべるけれども、デザイン元の人物と全く中身は別。
・シャチ猫 基本サイズ2、シャチの胴体にフカフカの猫の手足が生えている変な動物。
・モフリ 白くて毛玉に短い手足が生えている、モフモフの妖怪。サイズは0から1まで何匹か発生している。噛みつく以外は特に機能はない。
・プエル&エクエス 歪虚で死んだあとなぜか夢でよく出る。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
『不思議の国のアリス』調の世界再びですが、確実に違うものが混じっております。
色々うろ覚えな上、ボール投げて何か捕まえるゲームはしたことないです。捕まえるのは、コンピューターとか管とかの方でですね。
なお、「【MN】不思議の国のハンター」にシャチ猫は出ていますが、見なくても問題ないです。さらに、表舞台から退場したNPCがおりますが、OPや解説の情報で問題ないです。
よろしくお願いします。
『不思議の国のアリス』調の世界再びですが、確実に違うものが混じっております。
色々うろ覚えな上、ボール投げて何か捕まえるゲームはしたことないです。捕まえるのは、コンピューターとか管とかの方でですね。
なお、「【MN】不思議の国のハンター」にシャチ猫は出ていますが、見なくても問題ないです。さらに、表舞台から退場したNPCがおりますが、OPや解説の情報で問題ないです。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/11 21:24
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/11/05 19:26:12 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/11/06 13:38:27 |