ゲスト
(ka0000)
【空蒼】シンデレラ・アーミー
マスター:三田村 薫

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/11/09 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/11/18 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●次の方どうぞ
「大丈夫ですか?」
赤毛のハンター司祭・ヴィルジーリオは、にこにこしながら依頼終了後の手続きをするお下げに眼鏡の職員にそっと声を掛けた。
「何がですかぁ? 忙しいと言う意味だったらあんまり大丈夫じゃないですよぉ」
「地球の時間を止めたのが、転進であると言うことは間違いないと、クリムゾンウェストのハンターである私は思います。ですが、やはりリアルブルーのあなたはショックの方が大きいのでは?」
「……」
彼女はちらりとヴィルジーリオを見上げた。
「バレてますか?」
「一応、司祭なので。ええ、人の顔色を見ることはできます。休憩や休暇をもらうのも一つの手です。言い出しにくければ私も口添えをしましょう」
「ううん。大丈夫です。正直、何かしてたいって気持ちの方が強くて」
「わかりますよ。私で良ければ見えるところにいましょうか」
「あ、それはお願いしたいです……」
普段は甘えたような口調の彼女が、その時だけ少し温度の低いしゃべり方をした。彼女は書類を最後に点検してクリップで留める。
「終わりました。お疲れ様です」
「お疲れ様でした。何かあれば呼んでください」
「ありがとうございます」
長い赤毛の背中が少し遠ざかるのを見送ってから、彼女は両頬を手でぺちぺちと叩いた。ブルーからの転移者のかなりが、契約を希望している。今日だって契約希望者がたくさんいるのだ。個人的な感傷で窓口を滞らせてはいけない。彼女はにっこり笑うと、ワントーン高い声で呼びかけた。
「次の方どうぞぉ!」
●三人の軍人
「あたしはナンシー。こっちはマシューとヴィクター。三人とも地球統一連合軍の軍人だよ」
と、代表の女性は自己紹介した。付き従う様に二人の男性がくっついている。
「あ、ナンシー・スギハラ曹長ですね? 報告書でお名前は」
「恥ずかしいからやめて」
「はぁい。それで、今日はどうされましたぁ?」
「こいつを早いところ覚醒者にしてほしい。イクシード・アプリをインストールしちまってるのさ」
彼女はそう言って、眼鏡を掛けた金髪のオールバックの男性を引っ張る。ヴィクターと紹介された方だ。
「精霊と契約すれば上書きできるって聞いた。ついでに、あたしとマシューも契約したい。できる?」
「適性があれば誰でも」
職員はにっこりと笑う。
幸いにも、三人とも適性はあった。
●親切な人が良い
ナンシーは猟撃士、マシューは機導師、ヴィクターは符術師を選択した。
「良かった……」
マシューはヴィクターが覚醒して目を白黒させているのを見て安堵の表情を浮かべる。聞けば、アプリをインストールした時からいつ死ぬかずっと怯えていたらしい。マシューが。
「安心しました」
「あたしも」
「悪かったな、心配掛けて」
「済んだことは良いんだよ。それよりさ、マテリアル使う戦い方って初めてなんだよ。当たり前だけど」
「ですよねぇ」
「もし、手の空いてる人で教えてやるよって人がいたら、教えて欲しいんだけど、声かけてもらえない?」
「良いですよぉ。ちょっと待っててくださいねぇ。どんな人が良いとかありますかぁ?」
「そりゃ親切な人が良い」
「はーい! じゃ、あとの手続き終わったら声かけてみますねぇ!」
●レクチャー募集中
「と言うことで、新人さんにレクチャーしてくれる人を募集しまぁす!」
職員はハンターたちが談話しているところに言って呼びかけた。
「ついこの前まで前線で身体張ってた軍人さんたちですぅ。戦い方は知ってるんですけどマテリアルの扱い方に自信がないらしくって、それを教えてほしいってことでーす!」
●次の方どうぞ
「大丈夫ですか?」
赤毛のハンター司祭・ヴィルジーリオは、にこにこしながら依頼終了後の手続きをするお下げに眼鏡の職員にそっと声を掛けた。
「何がですかぁ? 忙しいと言う意味だったらあんまり大丈夫じゃないですよぉ」
「地球の時間を止めたのが、転進であると言うことは間違いないと、クリムゾンウェストのハンターである私は思います。ですが、やはりリアルブルーのあなたはショックの方が大きいのでは?」
「……」
彼女はちらりとヴィルジーリオを見上げた。
「バレてますか?」
「一応、司祭なので。ええ、人の顔色を見ることはできます。休憩や休暇をもらうのも一つの手です。言い出しにくければ私も口添えをしましょう」
「ううん。大丈夫です。正直、何かしてたいって気持ちの方が強くて」
「わかりますよ。私で良ければ見えるところにいましょうか」
「あ、それはお願いしたいです……」
普段は甘えたような口調の彼女が、その時だけ少し温度の低いしゃべり方をした。彼女は書類を最後に点検してクリップで留める。
「終わりました。お疲れ様です」
「お疲れ様でした。何かあれば呼んでください」
「ありがとうございます」
長い赤毛の背中が少し遠ざかるのを見送ってから、彼女は両頬を手でぺちぺちと叩いた。ブルーからの転移者のかなりが、契約を希望している。今日だって契約希望者がたくさんいるのだ。個人的な感傷で窓口を滞らせてはいけない。彼女はにっこり笑うと、ワントーン高い声で呼びかけた。
「次の方どうぞぉ!」
●三人の軍人
「あたしはナンシー。こっちはマシューとヴィクター。三人とも地球統一連合軍の軍人だよ」
と、代表の女性は自己紹介した。付き従う様に二人の男性がくっついている。
「あ、ナンシー・スギハラ曹長ですね? 報告書でお名前は」
「恥ずかしいからやめて」
「はぁい。それで、今日はどうされましたぁ?」
「こいつを早いところ覚醒者にしてほしい。イクシード・アプリをインストールしちまってるのさ」
彼女はそう言って、眼鏡を掛けた金髪のオールバックの男性を引っ張る。ヴィクターと紹介された方だ。
「精霊と契約すれば上書きできるって聞いた。ついでに、あたしとマシューも契約したい。できる?」
「適性があれば誰でも」
職員はにっこりと笑う。
幸いにも、三人とも適性はあった。
●親切な人が良い
ナンシーは猟撃士、マシューは機導師、ヴィクターは符術師を選択した。
「良かった……」
マシューはヴィクターが覚醒して目を白黒させているのを見て安堵の表情を浮かべる。聞けば、アプリをインストールした時からいつ死ぬかずっと怯えていたらしい。マシューが。
「安心しました」
「あたしも」
「悪かったな、心配掛けて」
「済んだことは良いんだよ。それよりさ、マテリアル使う戦い方って初めてなんだよ。当たり前だけど」
「ですよねぇ」
「もし、手の空いてる人で教えてやるよって人がいたら、教えて欲しいんだけど、声かけてもらえない?」
「良いですよぉ。ちょっと待っててくださいねぇ。どんな人が良いとかありますかぁ?」
「そりゃ親切な人が良い」
「はーい! じゃ、あとの手続き終わったら声かけてみますねぇ!」
●レクチャー募集中
「と言うことで、新人さんにレクチャーしてくれる人を募集しまぁす!」
職員はハンターたちが談話しているところに言って呼びかけた。
「ついこの前まで前線で身体張ってた軍人さんたちですぅ。戦い方は知ってるんですけどマテリアルの扱い方に自信がないらしくって、それを教えてほしいってことでーす!」
解説
●目的
新たにハンターになった3人に覚醒者としての戦い方をレクチャーする
それ以外でもこれから新生活を始めるこの世界の事を話してくださっても構いません
●新人ハンターについて
ナンシー
猟撃士を選択。元々アサルトライフルやハンドガンの扱いには慣れている。
普段はおおらかな姉御肌だがカッとなると向こう見ずで命知らず。
弾切れしたライフルとかが鈍器になるタイプ。
マシュー
機導師を選択。ナンシーと同じく元々前線でライフルやハンドガンは使っていた。
ナンシーと比較してどちらかと言うと慎重派でやや心配性。
弾切れすると刃物が出てくるタイプ。
ヴィクター
符術師を選択。前線経験があるものの、最近はもっぱら通信担当。参謀タイプ。銃火器は扱える。
イクシード・アプリをインストールしたきっかけが過度のストレスで、今も完全にメンタル面は回復していない。
相手の言いたいことを要約する頭の良さはある。
弾切れすると撤退するタイプ。
●その他
【空蒼】関連シナリオとしては「生存者の叫び声」「追跡者のノック音」「レフト・ムービー」「通信兵は夜狂う」となります。
特に読まなくても問題ないです。初対面でレクチャーすることもあると思います。
新たにハンターになった3人に覚醒者としての戦い方をレクチャーする
それ以外でもこれから新生活を始めるこの世界の事を話してくださっても構いません
●新人ハンターについて
ナンシー
猟撃士を選択。元々アサルトライフルやハンドガンの扱いには慣れている。
普段はおおらかな姉御肌だがカッとなると向こう見ずで命知らず。
弾切れしたライフルとかが鈍器になるタイプ。
マシュー
機導師を選択。ナンシーと同じく元々前線でライフルやハンドガンは使っていた。
ナンシーと比較してどちらかと言うと慎重派でやや心配性。
弾切れすると刃物が出てくるタイプ。
ヴィクター
符術師を選択。前線経験があるものの、最近はもっぱら通信担当。参謀タイプ。銃火器は扱える。
イクシード・アプリをインストールしたきっかけが過度のストレスで、今も完全にメンタル面は回復していない。
相手の言いたいことを要約する頭の良さはある。
弾切れすると撤退するタイプ。
●その他
【空蒼】関連シナリオとしては「生存者の叫び声」「追跡者のノック音」「レフト・ムービー」「通信兵は夜狂う」となります。
特に読まなくても問題ないです。初対面でレクチャーすることもあると思います。
マスターより
こんにちは三田村です。
「先日助けて頂いた鶴です」的なシナリオとなります。
こちらは「戦い方は知ってる軍人にハンターとしての戦い方を教える」シナリオとなります。元々一般人だった学生にものを教えるシナリオは同日午後に出ます。
こんなにたくさんシナリオ出せると思っていなかったので自分でもびっくりしています。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。よろしければもう少しお付き合いください。
「先日助けて頂いた鶴です」的なシナリオとなります。
こちらは「戦い方は知ってる軍人にハンターとしての戦い方を教える」シナリオとなります。元々一般人だった学生にものを教えるシナリオは同日午後に出ます。
こんなにたくさんシナリオ出せると思っていなかったので自分でもびっくりしています。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。よろしければもう少しお付き合いください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/15 23:58
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/11/06 19:58:18 |
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お仲間歓迎のご相談♪ 星野 ハナ(ka5852) 人間(リアルブルー)|24才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2018/11/06 20:01:59 |