ゲスト
(ka0000)
【空蒼】対新人覚醒者模擬戦
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- ユニット参加人数
- 現在4 / 0~4
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/11/09 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/11/18 19:00
オープニング
クリムゾンウェストに浮かぶ二つの月。
地球の封印とリアルブルーの月がクリムゾンウェストに転移。
大精霊リアルブルーが発したSOSをハンター達は見事受け取り、明日へ繋ぐ事ができた。
しかし、大規模な転移は二度目と言えども影響は少なくない。
「一時はどうなるか心配だったザマスが……ここがしばらくは拠点になりそうザマスね」
ラズモネ・シャングリラ艦長の森山恭子(kz0216)は周囲を見回した。
元々は魔導エンジンを搭載したCAM実験場であったホープ。最近までは辺境周辺で活動する商人の物資集積場として機能していた。
ラズモネ・シャングリラは対異世界支援部隊『スワローテイル』としてクリムゾンウェストの活動拠点にこのホープを選んだ。現在、軍艦改修用ドックの建設が進んでいる。
「この世界にも少しは馴染んだようだな」
山岳猟団の八重樫 敦(kz0056)もホープの光景が短期間で一変していく様を見つめていた。
サルヴァトーレ・ロッソから人員も来ているのだろうが、何よりも強化人間だったものが覚醒者へ生まれ変わり手を貸してくれた事は大きい。このお陰でラズモネ・シャングリラの人員は大幅に増えたと考えて良いだろう。
「そうザマスねぇ。同人誌も地球に封印されたのは問題ザマス。あたくしのコレクションの一部がラズモネ・シャングリラの自室に……」
「はぁ?」
「なんでもないザマス。それより新しく来られた皆さんも魔導型CAMの操縦も大分慣れたようザマスね」
八重樫がホープを訪れていたのは、新たに覚醒者となった者に魔導型CAMの操縦を教えていた。強化人間の中にはコンフェッサーを操縦していた者もいるが、改めて八重樫から訓練を受ける形となった。
また覚醒者として幻獣を希望する者には、団員と共に幻獣の森を訪れていた。ちなみに、初めて訪れた幻獣の森で新人の覚醒者を前に幻獣王を名乗って偉そうにしている馬鹿も確認されている。
「ああ……ちょうどいい。レオン」
振り返った八重樫は、一人の青年を呼んだ。
強化人間から覚醒者へと変わり、このラズモネ・シャングリラへ転戦した青年だ。ブロンドの髪を短く刈り込んだ軍人らしい気構えを感じさせる。
レオンは八重樫が魔導型CAMの操縦を教える者の一人だ。
「八重樫さん」
「訓練は続けているだろうな?」
「はい。シミュレーションを続けています。今、俺達にできるのはこれだけですから」
レオンは八重樫から見ても真面目で実直な男だ。
強化人間となったのも自身の正義感からなのかもしれない。
「レオン。ここにいたのか」
レオンの背後から二人の男が走り寄ってくる。
一人は線が細いが落ち着いた雰囲気の青年。
もう一人は褐色の肌を持つ体格の良い青年である。
「シーツとブロックか。訓練は怠るな。いつでも出撃できるように備えろ」
「はい。自分は今すぐにでも出撃できる事を待ち望んでますよ。歪虚の連中に一泡吹かせてやりますぜ」
自身に満ちたブロックの答え。強気を隠さないのは若さ故か。
それをシーツが軽く諫める。
「ブロック。その言葉遣いは失礼にあたる」
「まっ! うちの艦に新たなイケメンが来たザマス!?」
一人興奮する恭子。人の出入りが激しい為、新人のイケメンチェックにまで気が回らなかったのだろう。
「あ、あの艦長……?」
「三人とも、もう行っていい」
恭子が怪しい反応を見せたと同時に八重樫は早々にレオンを退散させる。
戸惑いながらもその場を離れるレオン。
「ああ……」
「それより。できればあの新人達には実戦を学ばせたい」
シミュレーションの時間は十分だ。
できれば、何かの任務で実戦を経験させたい。
八重樫はそう考えているようだ。
「実戦ザマスか。うーん、すぐには任務がないザマスが……」
「なんだ?」
「実戦経験豊富なハンターさんにお願いしてはどうザマショ? 新人育成なら経験もあるはずザマス。きっと彼らを訓練しながらいろいろな事を教えてくれるはずザマス。
先輩として良いアドバイスを後輩に。
そしていつしか先輩と後輩がイケない関係に……」
「バアさんそこまでだ。別世界にまでその思想を広めないでくれ」
●
冒険都市リゼリオなる街は、傍目から見ても不思議な光景だ。
タイムスリップした訳でもないのに、本のイラストで見たような光景。これがこの世界では当たり前なのだ。
先の話では既にホープへ移動して専用ドック建設の手伝いをしているらしい。
今から慌てていっても仕方ない。
愛機が動けるようになるには、もう少し時間がかかる。
整備が完了するまでは街の酒場で時間を潰すとしよう。
「いらっしゃい」
マスターの低い声が聞こえる。
周囲を見回せば見た事もない連中が多い。
だが、そんな事は関係ない。バーのカウンターに座れば、そこは孤独な男達が集まる空間となる。
「何にしましょう?」
マスターが問いかける。
俺は決まって、こう答える。
「ウイスキー。ダブルで。それから氷は少なくしてくれ。氷で冷えちまうと、俺を待ってる女が俺の体を心配しちまうからな」
地球の封印とリアルブルーの月がクリムゾンウェストに転移。
大精霊リアルブルーが発したSOSをハンター達は見事受け取り、明日へ繋ぐ事ができた。
しかし、大規模な転移は二度目と言えども影響は少なくない。
「一時はどうなるか心配だったザマスが……ここがしばらくは拠点になりそうザマスね」
ラズモネ・シャングリラ艦長の森山恭子(kz0216)は周囲を見回した。
元々は魔導エンジンを搭載したCAM実験場であったホープ。最近までは辺境周辺で活動する商人の物資集積場として機能していた。
ラズモネ・シャングリラは対異世界支援部隊『スワローテイル』としてクリムゾンウェストの活動拠点にこのホープを選んだ。現在、軍艦改修用ドックの建設が進んでいる。
「この世界にも少しは馴染んだようだな」
山岳猟団の八重樫 敦(kz0056)もホープの光景が短期間で一変していく様を見つめていた。
サルヴァトーレ・ロッソから人員も来ているのだろうが、何よりも強化人間だったものが覚醒者へ生まれ変わり手を貸してくれた事は大きい。このお陰でラズモネ・シャングリラの人員は大幅に増えたと考えて良いだろう。
「そうザマスねぇ。同人誌も地球に封印されたのは問題ザマス。あたくしのコレクションの一部がラズモネ・シャングリラの自室に……」
「はぁ?」
「なんでもないザマス。それより新しく来られた皆さんも魔導型CAMの操縦も大分慣れたようザマスね」
八重樫がホープを訪れていたのは、新たに覚醒者となった者に魔導型CAMの操縦を教えていた。強化人間の中にはコンフェッサーを操縦していた者もいるが、改めて八重樫から訓練を受ける形となった。
また覚醒者として幻獣を希望する者には、団員と共に幻獣の森を訪れていた。ちなみに、初めて訪れた幻獣の森で新人の覚醒者を前に幻獣王を名乗って偉そうにしている馬鹿も確認されている。
「ああ……ちょうどいい。レオン」
振り返った八重樫は、一人の青年を呼んだ。
強化人間から覚醒者へと変わり、このラズモネ・シャングリラへ転戦した青年だ。ブロンドの髪を短く刈り込んだ軍人らしい気構えを感じさせる。
レオンは八重樫が魔導型CAMの操縦を教える者の一人だ。
「八重樫さん」
「訓練は続けているだろうな?」
「はい。シミュレーションを続けています。今、俺達にできるのはこれだけですから」
レオンは八重樫から見ても真面目で実直な男だ。
強化人間となったのも自身の正義感からなのかもしれない。
「レオン。ここにいたのか」
レオンの背後から二人の男が走り寄ってくる。
一人は線が細いが落ち着いた雰囲気の青年。
もう一人は褐色の肌を持つ体格の良い青年である。
「シーツとブロックか。訓練は怠るな。いつでも出撃できるように備えろ」
「はい。自分は今すぐにでも出撃できる事を待ち望んでますよ。歪虚の連中に一泡吹かせてやりますぜ」
自身に満ちたブロックの答え。強気を隠さないのは若さ故か。
それをシーツが軽く諫める。
「ブロック。その言葉遣いは失礼にあたる」
「まっ! うちの艦に新たなイケメンが来たザマス!?」
一人興奮する恭子。人の出入りが激しい為、新人のイケメンチェックにまで気が回らなかったのだろう。
「あ、あの艦長……?」
「三人とも、もう行っていい」
恭子が怪しい反応を見せたと同時に八重樫は早々にレオンを退散させる。
戸惑いながらもその場を離れるレオン。
「ああ……」
「それより。できればあの新人達には実戦を学ばせたい」
シミュレーションの時間は十分だ。
できれば、何かの任務で実戦を経験させたい。
八重樫はそう考えているようだ。
「実戦ザマスか。うーん、すぐには任務がないザマスが……」
「なんだ?」
「実戦経験豊富なハンターさんにお願いしてはどうザマショ? 新人育成なら経験もあるはずザマス。きっと彼らを訓練しながらいろいろな事を教えてくれるはずザマス。
先輩として良いアドバイスを後輩に。
そしていつしか先輩と後輩がイケない関係に……」
「バアさんそこまでだ。別世界にまでその思想を広めないでくれ」
●
冒険都市リゼリオなる街は、傍目から見ても不思議な光景だ。
タイムスリップした訳でもないのに、本のイラストで見たような光景。これがこの世界では当たり前なのだ。
先の話では既にホープへ移動して専用ドック建設の手伝いをしているらしい。
今から慌てていっても仕方ない。
愛機が動けるようになるには、もう少し時間がかかる。
整備が完了するまでは街の酒場で時間を潰すとしよう。
「いらっしゃい」
マスターの低い声が聞こえる。
周囲を見回せば見た事もない連中が多い。
だが、そんな事は関係ない。バーのカウンターに座れば、そこは孤独な男達が集まる空間となる。
「何にしましょう?」
マスターが問いかける。
俺は決まって、こう答える。
「ウイスキー。ダブルで。それから氷は少なくしてくれ。氷で冷えちまうと、俺を待ってる女が俺の体を心配しちまうからな」
解説
目的:新人覚醒者と模擬戦を行う。
概要:ホープに建設された特別訓練場。戦域は50メートル×50メートル。大小様々なコンテナがあり、大きめのコンテナはCAMが隠れる事も可能。訓練には幻獣の持ち込みも可能であり、訓練時には模擬弾を使用する。コンテナは防弾されている為、模擬弾が命中しても問題なし。なお、CAMはコンテナに乗れば壊れてしまうが、幻獣であれば問題はなし。
スタート地点は両陣営、南北の両サイドからスタートする。
敵:
・魔導型デュミナス ×3機
新人覚醒者が乗る機体。経験を積ませたい所だが、危険な迫れば護衛対象となる。
ハンス、シーツ、ブロックの三名。ハンスは正義感が強く、シーツは新調。ブロックは豪快な性格。三人とも強化人間としての実戦経験はあるが、魔導型CAMの実戦は初めて。装備はアサルトライフルと軽量シールド。
備考:
勝利が目的ではありません。戦いを通して如何に新人覚醒者へ大切だと思う事が目的です。伝えたい事とどのように戦うかを記載願います。彼らに伝えたい熱いセリフがあるとマスターが喜びます。
<PL情報>
一定期間経過すると何者かが乱入します。
概要:ホープに建設された特別訓練場。戦域は50メートル×50メートル。大小様々なコンテナがあり、大きめのコンテナはCAMが隠れる事も可能。訓練には幻獣の持ち込みも可能であり、訓練時には模擬弾を使用する。コンテナは防弾されている為、模擬弾が命中しても問題なし。なお、CAMはコンテナに乗れば壊れてしまうが、幻獣であれば問題はなし。
スタート地点は両陣営、南北の両サイドからスタートする。
敵:
・魔導型デュミナス ×3機
新人覚醒者が乗る機体。経験を積ませたい所だが、危険な迫れば護衛対象となる。
ハンス、シーツ、ブロックの三名。ハンスは正義感が強く、シーツは新調。ブロックは豪快な性格。三人とも強化人間としての実戦経験はあるが、魔導型CAMの実戦は初めて。装備はアサルトライフルと軽量シールド。
備考:
勝利が目的ではありません。戦いを通して如何に新人覚醒者へ大切だと思う事が目的です。伝えたい事とどのように戦うかを記載願います。彼らに伝えたい熱いセリフがあるとマスターが喜びます。
<PL情報>
一定期間経過すると何者かが乱入します。
マスターより
近藤豊です。
辺境のホープがラズモネ・シャングリラの拠点となるのですが、同時に新たに加わった新人達を即戦力にするべく彼らを教育してあげて下さい。戦いのテクニックだけではなく、それを通して教えなければいけない事を彼らに伝える事ができればベストです。
それでは、パエリアを肴にお待ちしています。
辺境のホープがラズモネ・シャングリラの拠点となるのですが、同時に新たに加わった新人達を即戦力にするべく彼らを教育してあげて下さい。戦いのテクニックだけではなく、それを通して教えなければいけない事を彼らに伝える事ができればベストです。
それでは、パエリアを肴にお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/11 22:06
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 マリナ アルフェウス(ka6934) オートマトン|17才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2018/11/07 12:02:20 |
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相談卓 マリナ アルフェウス(ka6934) オートマトン|17才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2018/11/09 18:21:58 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/11/05 21:13:26 |