ゲスト
(ka0000)
【空蒼】歓迎! ギルドフォーラム'18
マスター:のどか

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/11/16 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/11/30 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
その日もオフィスはたくさんのハンターであふれていた。
「受付番号58番の方ー! 6番窓口へどうぞー!」
「56番! 56番の方いらっしゃいませんかー!?」
「順番にお伺いしていますので、番号札を取ってお待ちくださーい!」
オフィスのあちこちから職員たちの声が響く。
並んでいる多くは、先日のリアルブルーからの大規模な転移によって新たにこの世界へやってきた者たちだ。
故郷の星を封印するという決断に迫られた彼らは生きるため、そして生活のためにオフィスへと殺到している。
規模が規模であるため連日に大勢の希望者が訪れては、職員たちがその対応に追われていた。
「は~い、これで登録はおしまいです。お疲れ様でしたぁ~」
疲れ切った笑顔でルミ・ヘヴンズドア(kz0060)は登録を済ませた新人ハンターの背中を見送る。
そして大きく一呼吸おいて書類をまとめていると、デスクの上に湯気の立つマグカップがそっと差し出された。
「お疲れ様です。交代の時間ですので、良かったらどうぞ~」
「ありがとう~! もうお腹ぺこぺこだよ~」
ミリア・クロスフィールド(kz0012)へ力なく微笑むと、ルミは温かいホットチョコレートをすする。
時間はとっくにお昼を過ぎて午後のお茶の時間に差し掛かろうとしていた。
流石に食事休憩がないなんてことはないが、この忙しさでは一度に大人数が持ち場を離れるわけにもいかず、結果として休憩時間がずれ込むことも多々あった。
「休憩上がったら、次は相談窓口の方お願いしていいですか?」
「は~い。さっそく依頼を受けてる人もいるんだもんね」
ルミはうんと伸びをしてからミリアに席を譲る。
新しいハンター達の登録を済ませればオフィスの仕事は終わり――とは限らない。
ソサエティやオフィスの利用の仕方の案内や、さっそく希望する人には仕事の斡旋。
またこちらでの生活や依頼に関する質問や相談の対応、ユニオンギルドの紹介などハンターとして独り立ちできるまでケアしていかなければならないことはまだまだ多い。
やってきたばかりの彼らの多くにとっては、紅の世界に溶け込むための懸け橋はここしかない。
オフィスとしてもそんな彼らのために存在しているわけであって、誠心誠意対応は行っている。
だが、それにも限界がある。
そこで働いている職員もまた人間だ。
力になりたい思いはあっても、身体がそれについていけないということも往々にしてあった。
「あ……そう言えば例の件、進捗教えてくれって総長が言ってましたよ」
「例の件――あー!!」
突然あがった声に何事かとオフィス中の注目がルミにあつまる。
が……特になんでもないと分かると、すぐにそれぞれの用事に戻っていった。
「ダ、ダイジョウブ! ジュンチョウデスヨ!」
「ルミさんカタコトになってますよ……」
苦笑しながら空いた窓口に座ったミリアは、待合所の方を向いて元気いっぱい、次の札の番号を読み上げた。
ルミは休憩室に向かいながら、その途中で自分の作業デスクへと進路を変える。
ああ今日はお昼ごはん抜きかなぁ……帰りに美味しいもの食べて帰ろう。
そんなことを考えながら、机の上に置かれた1枚の書きかけのチラシに目を移す。
――歓迎! ギルドフォーラム'18
ギルドの紹介勧誘を目的としたイベント・ギルドフォーラム。
その開催を告知するポスターだ。
対応のキャパシティを超えていることはソサエティも重々承知済みであり、職員たちに無理を強いるようなことも本意ではない。
ならどうするのか?
ハンターのことは誰よりもハンターが分かっている。
よりどころがオフィスにしかないなら、増やすための機会をつくろう。
かつてサルヴァトーレ・ロッソが漂流してきた際にそうしたように、彼らにも共に歩む仲間が必要なのだ。
忙しいさなかでかつてのような大々的なイベントはできないが、それでも可能な限りの用意は進めている。
あとは大々的な告知をして、協力してくれるギルドを募って、打ち合わせと準備を済ませるだけ――
「『だけ』ってレベルじゃないよね? ね?」
もちろん1人で請け負っている仕事というわけではないが、そのむなしい問いかけは喧騒の中に消えていった。
「ま……みんなのためだし、がんばろー!」
自分に自分で気合を入れて筆を執る。
今日の晩御飯はデザートもつけよう――そう心に決めながら。
その日もオフィスはたくさんのハンターであふれていた。
「受付番号58番の方ー! 6番窓口へどうぞー!」
「56番! 56番の方いらっしゃいませんかー!?」
「順番にお伺いしていますので、番号札を取ってお待ちくださーい!」
オフィスのあちこちから職員たちの声が響く。
並んでいる多くは、先日のリアルブルーからの大規模な転移によって新たにこの世界へやってきた者たちだ。
故郷の星を封印するという決断に迫られた彼らは生きるため、そして生活のためにオフィスへと殺到している。
規模が規模であるため連日に大勢の希望者が訪れては、職員たちがその対応に追われていた。
「は~い、これで登録はおしまいです。お疲れ様でしたぁ~」
疲れ切った笑顔でルミ・ヘヴンズドア(kz0060)は登録を済ませた新人ハンターの背中を見送る。
そして大きく一呼吸おいて書類をまとめていると、デスクの上に湯気の立つマグカップがそっと差し出された。
「お疲れ様です。交代の時間ですので、良かったらどうぞ~」
「ありがとう~! もうお腹ぺこぺこだよ~」
ミリア・クロスフィールド(kz0012)へ力なく微笑むと、ルミは温かいホットチョコレートをすする。
時間はとっくにお昼を過ぎて午後のお茶の時間に差し掛かろうとしていた。
流石に食事休憩がないなんてことはないが、この忙しさでは一度に大人数が持ち場を離れるわけにもいかず、結果として休憩時間がずれ込むことも多々あった。
「休憩上がったら、次は相談窓口の方お願いしていいですか?」
「は~い。さっそく依頼を受けてる人もいるんだもんね」
ルミはうんと伸びをしてからミリアに席を譲る。
新しいハンター達の登録を済ませればオフィスの仕事は終わり――とは限らない。
ソサエティやオフィスの利用の仕方の案内や、さっそく希望する人には仕事の斡旋。
またこちらでの生活や依頼に関する質問や相談の対応、ユニオンギルドの紹介などハンターとして独り立ちできるまでケアしていかなければならないことはまだまだ多い。
やってきたばかりの彼らの多くにとっては、紅の世界に溶け込むための懸け橋はここしかない。
オフィスとしてもそんな彼らのために存在しているわけであって、誠心誠意対応は行っている。
だが、それにも限界がある。
そこで働いている職員もまた人間だ。
力になりたい思いはあっても、身体がそれについていけないということも往々にしてあった。
「あ……そう言えば例の件、進捗教えてくれって総長が言ってましたよ」
「例の件――あー!!」
突然あがった声に何事かとオフィス中の注目がルミにあつまる。
が……特になんでもないと分かると、すぐにそれぞれの用事に戻っていった。
「ダ、ダイジョウブ! ジュンチョウデスヨ!」
「ルミさんカタコトになってますよ……」
苦笑しながら空いた窓口に座ったミリアは、待合所の方を向いて元気いっぱい、次の札の番号を読み上げた。
ルミは休憩室に向かいながら、その途中で自分の作業デスクへと進路を変える。
ああ今日はお昼ごはん抜きかなぁ……帰りに美味しいもの食べて帰ろう。
そんなことを考えながら、机の上に置かれた1枚の書きかけのチラシに目を移す。
――歓迎! ギルドフォーラム'18
ギルドの紹介勧誘を目的としたイベント・ギルドフォーラム。
その開催を告知するポスターだ。
対応のキャパシティを超えていることはソサエティも重々承知済みであり、職員たちに無理を強いるようなことも本意ではない。
ならどうするのか?
ハンターのことは誰よりもハンターが分かっている。
よりどころがオフィスにしかないなら、増やすための機会をつくろう。
かつてサルヴァトーレ・ロッソが漂流してきた際にそうしたように、彼らにも共に歩む仲間が必要なのだ。
忙しいさなかでかつてのような大々的なイベントはできないが、それでも可能な限りの用意は進めている。
あとは大々的な告知をして、協力してくれるギルドを募って、打ち合わせと準備を済ませるだけ――
「『だけ』ってレベルじゃないよね? ね?」
もちろん1人で請け負っている仕事というわけではないが、そのむなしい問いかけは喧騒の中に消えていった。
「ま……みんなのためだし、がんばろー!」
自分に自分で気合を入れて筆を執る。
今日の晩御飯はデザートもつけよう――そう心に決めながら。
解説
▼目的
ギルドフォーラム(プチ)で新人ハンターを誘致しよう
▼概要
リアルブルーからの大規模な転移に伴い、ソサエティには連日のように大量の新人ハンターの登録が行われています。
故郷の星という身寄りを失った彼らにとってハンターとしての活動はこちらの世界での生活の柱であり、ソサエティとオフィスはそのよりどころとなっています。
その状況はソサエティ側も理解しておりますし、できる限り対応とケアを行いたいのが本心ではありますが、いかんせん数が数であり十分な手が回っていないのが現状です。
そこで、過去のサルヴァトーレ・ロッソ転移の時の対応にのっとりギルドフォーラムの開催が決定されました。
とはいえ当時のような大々的なイベントを行う余裕も準備をする時間もないため、少人数でコンパクトに行われるプチフォーラムという形式です。
ここで既存のハンターさん達にはご自分のギルドを宣伝、新人ハンターの誘致を行うと共に、先輩ハンターとして生活や今後の相談に乗ってもらえるような機会を作ろうという意図があります。
ご協力いただけるハンターさんを心よりお待ちしております。
▼行動
タグを選択しプレイングに記載ください
【ギルド】
ギルドとして出店するタグです。
広場で割り当てられたブース(2sq×2sq)を利用して公序良俗の範疇で自由に勧誘を行ってください。
説明・展示・販売会のような形でも構いませんし、何かしらの体験会なんかでもOKです。
1ギルド1ブースとなるので同じギルドの方はまとまって企画を考えてくださいね。
蒼の世界からの新人ハンターも多く来場しますので、彼らの受け皿となることも重要な要素の1つです。
【見学】
参加者として見学するタグです。
フォーラム自体はすべてのハンターに開かれているため、ここで新たな出会いを探すのもありでしょう。
参加者として新人ハンターに接するのも大歓迎です。
ギルドフォーラム(プチ)で新人ハンターを誘致しよう
▼概要
リアルブルーからの大規模な転移に伴い、ソサエティには連日のように大量の新人ハンターの登録が行われています。
故郷の星という身寄りを失った彼らにとってハンターとしての活動はこちらの世界での生活の柱であり、ソサエティとオフィスはそのよりどころとなっています。
その状況はソサエティ側も理解しておりますし、できる限り対応とケアを行いたいのが本心ではありますが、いかんせん数が数であり十分な手が回っていないのが現状です。
そこで、過去のサルヴァトーレ・ロッソ転移の時の対応にのっとりギルドフォーラムの開催が決定されました。
とはいえ当時のような大々的なイベントを行う余裕も準備をする時間もないため、少人数でコンパクトに行われるプチフォーラムという形式です。
ここで既存のハンターさん達にはご自分のギルドを宣伝、新人ハンターの誘致を行うと共に、先輩ハンターとして生活や今後の相談に乗ってもらえるような機会を作ろうという意図があります。
ご協力いただけるハンターさんを心よりお待ちしております。
▼行動
タグを選択しプレイングに記載ください
【ギルド】
ギルドとして出店するタグです。
広場で割り当てられたブース(2sq×2sq)を利用して公序良俗の範疇で自由に勧誘を行ってください。
説明・展示・販売会のような形でも構いませんし、何かしらの体験会なんかでもOKです。
1ギルド1ブースとなるので同じギルドの方はまとまって企画を考えてくださいね。
蒼の世界からの新人ハンターも多く来場しますので、彼らの受け皿となることも重要な要素の1つです。
【見学】
参加者として見学するタグです。
フォーラム自体はすべてのハンターに開かれているため、ここで新たな出会いを探すのもありでしょう。
参加者として新人ハンターに接するのも大歓迎です。
マスターより
おはようございます、のどかです。
ギルドフォーラムです、いぇーい――という謎のテンションは置いておいて。
今回の封印作戦を経てハンター人口は爆発的に増えています。
彼らの中には望んだわけではなく、生きるため仕方なくこの道を選んだ人もいるでしょう。
彼らが今後の生活に希望を持てるように。
また未来を夢見れるように。
力を合わせて彼らを受け入れていきましょう。
質問がありましたらルミちゃんがお答えしますので別途卓をご用意ください。
アンナは今回の転移者ではありませんが新人ハンターの1人として各ブースをうろうろしています。
ギルドフォーラムです、いぇーい――という謎のテンションは置いておいて。
今回の封印作戦を経てハンター人口は爆発的に増えています。
彼らの中には望んだわけではなく、生きるため仕方なくこの道を選んだ人もいるでしょう。
彼らが今後の生活に希望を持てるように。
また未来を夢見れるように。
力を合わせて彼らを受け入れていきましょう。
質問がありましたらルミちゃんがお答えしますので別途卓をご用意ください。
アンナは今回の転移者ではありませんが新人ハンターの1人として各ブースをうろうろしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/02 02:25
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 鬼塚 陸(ka0038) 人間(リアルブルー)|22才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/11/14 02:07:48 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/11/14 02:31:41 |