ゲスト
(ka0000)
みんなでおひるね
マスター:凪池シリル

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 不明
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在19人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/11/19 12:00
- リプレイ完成予定
- 2018/11/28 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
「あまり眠れてないんです」
人の行き交うハンターオフィスで、ポツリと呟かれたそれは、本人が意識しないまま多くの人の耳を捉えていた。
「……そりゃそうだよね。枕どころか世界が変わってるんだもん」
声を返したのは、取り敢えず元々彼の相手をしていた者だった。
呟いたのは転移してきたばかりの人間。返したのはその相談に乗っていた、元からのハンター。
「……ていうか、実はいうとここ最近、私もあんま、良く眠れてるとは言いがたいかも」
共感を示して安心させようというのか、そうして一人がそう返事した時。
「……実は俺もだ」
近くにいた一人が、話に混ざりたそうにそう声をかけてきた。
「ここのところ激戦続きだったろう。そこにとうとう邪神のお目見えだ。……なんだかうまく緊張が緩められないみたいでな」
「……そうなんだよねえ」
「……そうなんですか」
そうやって、顔を見合わせて。そうして、なんだかお互いほっとしたように苦笑しあう。
「すぐに気持ちを切る変えるってのは難しいわよね。でも少しでも安眠するにはいくつか……」
そこから、思い付く、入眠のためのリラックス方がなどの話になる。暖かいものを飲むだとか、アロマを焚いてみたらどうかとか……。
そんな話をしていたら、同じ悩みを抱えていた人間は他にも居たらしくて、いつも間にか、僕もそうだよ、あたしこんなこと聞いたことある、と何となく、そんな輪が広がっていた。
「一度、ぐつすりゆっくり眠れたら、癖もつきますかねえ……」
そんな話の中、そう言ったのは最初に呟いた人だったか。
「お、じゃあ皆で良い眠りを目指す会、とかどうだ!」
誰かが、唐突にそんなことを言い出した。
「は?」
「だから、今出たやつ? 飲み物にアロマに音楽? 皆で試しながら皆でお昼寝!」
……。
ノリで言い出したのだろうそれに。皆、いやそれどうなの……と思いつつ、でもなんだか楽しそう、という気持ちも沸いてくる。
こうして同じ悩みを共有しあった、今この空気がもう、心地よかったのかもしれない。
「……試してみるのも、いっか」
そうして、誰かが賛同の声を上げた。
「上手く眠れなくても。リラックスの時間にはなるんじゃない?」
何人かが、ふむ、と顔を見合わせて。
「だとするとどこでやろう。どこか広い部屋……?」
首をかしげつつ誰かが言って。
「あ!」
一人が大きく声を上げた。
「駄目だよ、普通にその辺の部屋とかじゃ! 良く眠るっていったらアレじゃん! アレが肝心!」
突如上げられた声の、それに全員が注目するその中、告げられる「アレ」、それは……
「お風呂!」
かくして。「入浴施設でお昼寝会」なるものが突発開催される運びとなったのだった。
「あまり眠れてないんです」
人の行き交うハンターオフィスで、ポツリと呟かれたそれは、本人が意識しないまま多くの人の耳を捉えていた。
「……そりゃそうだよね。枕どころか世界が変わってるんだもん」
声を返したのは、取り敢えず元々彼の相手をしていた者だった。
呟いたのは転移してきたばかりの人間。返したのはその相談に乗っていた、元からのハンター。
「……ていうか、実はいうとここ最近、私もあんま、良く眠れてるとは言いがたいかも」
共感を示して安心させようというのか、そうして一人がそう返事した時。
「……実は俺もだ」
近くにいた一人が、話に混ざりたそうにそう声をかけてきた。
「ここのところ激戦続きだったろう。そこにとうとう邪神のお目見えだ。……なんだかうまく緊張が緩められないみたいでな」
「……そうなんだよねえ」
「……そうなんですか」
そうやって、顔を見合わせて。そうして、なんだかお互いほっとしたように苦笑しあう。
「すぐに気持ちを切る変えるってのは難しいわよね。でも少しでも安眠するにはいくつか……」
そこから、思い付く、入眠のためのリラックス方がなどの話になる。暖かいものを飲むだとか、アロマを焚いてみたらどうかとか……。
そんな話をしていたら、同じ悩みを抱えていた人間は他にも居たらしくて、いつも間にか、僕もそうだよ、あたしこんなこと聞いたことある、と何となく、そんな輪が広がっていた。
「一度、ぐつすりゆっくり眠れたら、癖もつきますかねえ……」
そんな話の中、そう言ったのは最初に呟いた人だったか。
「お、じゃあ皆で良い眠りを目指す会、とかどうだ!」
誰かが、唐突にそんなことを言い出した。
「は?」
「だから、今出たやつ? 飲み物にアロマに音楽? 皆で試しながら皆でお昼寝!」
……。
ノリで言い出したのだろうそれに。皆、いやそれどうなの……と思いつつ、でもなんだか楽しそう、という気持ちも沸いてくる。
こうして同じ悩みを共有しあった、今この空気がもう、心地よかったのかもしれない。
「……試してみるのも、いっか」
そうして、誰かが賛同の声を上げた。
「上手く眠れなくても。リラックスの時間にはなるんじゃない?」
何人かが、ふむ、と顔を見合わせて。
「だとするとどこでやろう。どこか広い部屋……?」
首をかしげつつ誰かが言って。
「あ!」
一人が大きく声を上げた。
「駄目だよ、普通にその辺の部屋とかじゃ! 良く眠るっていったらアレじゃん! アレが肝心!」
突如上げられた声の、それに全員が注目するその中、告げられる「アレ」、それは……
「お風呂!」
かくして。「入浴施設でお昼寝会」なるものが突発開催される運びとなったのだった。
解説
日帰り温泉施設を借りて、ハンター有志による「良いお昼寝をしよう」会の開催です。
広いお部屋に布団を並べて、入眠によいとされるものをそれぞれ持ち寄り、試してみましょう。
ハーブティやアロマのセレクト、あるいは音楽を奏でたり。工夫する側でもいいし安らぎを求める側でも構いません。
ゆっくり温泉に浸かって安らかな時間を過ごして、そして心地の良い眠りを目指しましょう。
あなたはすぐ寝入ってしまうのか、次々と眠りに落ちていく皆に静かに何かを思うのか……そういうのを考えてみるのも良いかもですね。
ハンターへの信頼度から来る施設のご厚意により、ある程度広間は自由に使えます。飲食の持ち込みOK。でも後片付けはしっかりとね。
広いお部屋に布団を並べて、入眠によいとされるものをそれぞれ持ち寄り、試してみましょう。
ハーブティやアロマのセレクト、あるいは音楽を奏でたり。工夫する側でもいいし安らぎを求める側でも構いません。
ゆっくり温泉に浸かって安らかな時間を過ごして、そして心地の良い眠りを目指しましょう。
あなたはすぐ寝入ってしまうのか、次々と眠りに落ちていく皆に静かに何かを思うのか……そういうのを考えてみるのも良いかもですね。
ハンターへの信頼度から来る施設のご厚意により、ある程度広間は自由に使えます。飲食の持ち込みOK。でも後片付けはしっかりとね。
マスターより
凪池です。
お疲れ様でしたったらお疲れ様でした。
もういいんだ。今度こそ純粋にコメディもなんもなしにゆったりたっぷりのんびりどうぞ。そんなつもりの依頼です。よろしくお願いします。
あ、難易度不明はただのネタです。いや、今「のんびりお昼寝する」難易度って皆さんそれぞれちがくない? って思いまして。易しいから最難関まで、貴方の気分で決めてください。経験値は一律「やや易しい」相当ですが(笑)
お疲れ様でしたったらお疲れ様でした。
もういいんだ。今度こそ純粋にコメディもなんもなしにゆったりたっぷりのんびりどうぞ。そんなつもりの依頼です。よろしくお願いします。
あ、難易度不明はただのネタです。いや、今「のんびりお昼寝する」難易度って皆さんそれぞれちがくない? って思いまして。易しいから最難関まで、貴方の気分で決めてください。経験値は一律「やや易しい」相当ですが(笑)
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/25 15:55