ゲスト
(ka0000)
【CF】人手、足りるんですか?
マスター:石田まきば

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
関連ユニオン
APV- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/03 22:00
- リプレイ完成予定
- 2018/12/17 22:00
オープニング
●芋祭×ケーキバトルロイヤル
ゾンネンシュトラール帝国にも【Ernten Sie Fest】……つまり【収穫祭】は存在している。
寒い冬を乗り切るための準備期間、帝国に暮らす者達は特に忙しく立ち回る。
冬を乗り切るために家畜の数を減らしヴルストをしこたま作ったり、芋を備蓄し。
乾燥食材や保存食を作り、芋を備蓄する。
アクアヴィットを作ったりカルヴァドスを作り、芋を備蓄するのだ。
しかし祭だ、それだけで終わるものではない。
冬を越せる量を蓄えた後、その余剰分を使って『ぱぁーっと騒ぐ』……それが、収穫祭と呼ばれる所以である。
帝都や師団都市と言った大きな街に限らず、規模の小さな集落でも、それはかわらない。
そしてその祭を帝国民達に【芋祭】として親しまれていた。
そんな収穫祭の時期が近付く中、リゼリオでは新たな企画が持ち上がっていた。
クリムゾンウェストとリアルブルー、二つの世界の交流の為に提案されたのは……クリスマスケーキの販売対決だった。
各地から集まった店舗はその種類も数も多様である。
そして、その準備も慌ただしいものなのである!
●トラック屋台「ポテト戦隊」 ~カミラの場合~
「ジークリット、イサーク! 今年の収穫祭は特にパァーっとやるからな!」
エルヴィンバルト要塞のキッチンで仕込みながら、部下達にも檄を飛ばす。
怒りやら興奮やら熱意やら疲労やら、ここ最近の様々な展開のせいで多忙極まるカミラ・ゲーベル(kz0053)だが、収穫祭は冬支度も兼ねているために、手を抜くわけにはいかない。
しかもこれまでに培ってきた調理技術を試せて、各地の料理と競えるなんてイベントが来てしまったのである。
立場上直接発散するわけにもいかない怒りや鬱憤さえも全てやる気に変えて、カミラは出店を表明した。
「ふふふ、ふふ……っ! 短い休暇や空いた時間を使って、地道に改造してきた魔導トラックがついに日の目を見る時が来た……まさに、絶好の機会じゃないか!」
いつか師団にキッチントラックを配備したい、そんなことを考えていたカミラだが、流石に簡単ではなかった。会計業務を取り仕切っている鬼の副長テオバルトに、『それは貴女の趣味も入っているじゃないですか。個人でやって下さい』と切って捨てられたり……まあ、色々あったのである。
スキップしたい気持ちを抑えながらカミラは車庫へと移動する。
運転席は普通である。そもそも弄りようがない。
普通であれば幌で覆う程度の荷台は、しっかりとボックスタイプに改修されている。
そのボックスタイプだが……二階部分が存在していた。
一階部分だけで問題がないはずなのに、何故か上ににあがれるようになっている。乗った者が落ちないように手すりもあった。リアルブルーで言うところの、選挙カーで見るような、あれである。ご丁寧にスピーカーもついているので、マイク設備もついていると思われる。
「音と匂いで宣伝効果も抜群なトラック屋台……ふふふ、この対決は貰ったな!」
「流石師団長!」
持ち上げてくる食堂勤務イサークの隣で、上等兵ジークリットが首を傾げている。
「カミラ様ー? この屋台はリゼリオで販売するためのものですよね?」
マーフェルスの収穫祭で出す屋台と、リゼリオで出すこの屋台と、人手、足りるんですか?
「ぐっ……リゼリオでの販売用として、初回の納入は終わっている」
「それ、追加分は手つかずっていうんじゃないっすか……」
「臨時のアルバイトでも募集してみるか」
「それくらいしかー、ないですよね実際ー」
●アンテナショップ「森都からの贈り物」 ~シャイネの場合~
「シャイネ殿、丁度いいところに」
相談があるのだと持ち掛けてきたユレイテル・エルフハイム(kz0085)曰く。
「ケーキバトルロイヤルへの出店……ふぅん、なるほどね♪」
ユレイテル個人の知名度上昇はもちろん、エルフハイムの心象も良くなってほしいという狙いもきちんと込められている。なによりそのケーキは帝国産の食材、エルフハイム産の食材をふんだんに使っているし……リゼリオから発信する企画であるため、先も見据えているようで……
(助言を生かそうと頑張っている子は、ちゃあんと助けないといけないね?)
手を貸してもらえるだろうかと不安げな視線でこちらを伺ってくる長老に、シャイネ・エルフハイム(kz0010)はにっこりと笑みを返した。
「店長就任の話、しっかり承ったよ♪」
詩ってもいいみたいだし、宣伝係としてしっかり働いてこようじゃないか。
「ありがとうございます、シャイネ殿」
ほっと小さく息を吐いて、しかし表情は緩まない。
「彼女については……」
彼等が気にかけるのはもう一人の店員のこと。
「大丈夫だよ。看板娘は座っているだけでいいだろう?」
長老である君だって、そう長く店に出られるわけじゃないんだろう? そう続ければ、すみませんと謝罪が返って。
「ええ……助かります」
「適材適所という言葉があるらしいよ。君は気にしすぎないようにね。……ところで、シュトレンの仕込みは終わっているのかな?」
「おおむね。あとは梱包し、熟成を待つだけで……」
「数を考えれば、梱包は森の外かな。……でも、外の人手って、足りるのかい?」
人手の大半はシュトレン作りに駆り出されているし、そもそも外に出られる人員はそう多くない。尋ねる形をとっているが、シャイネは答えを知っている。今のはただの確認だ。
「……うん、オフィスで少し声をかけてみようか」
ゾンネンシュトラール帝国にも【Ernten Sie Fest】……つまり【収穫祭】は存在している。
寒い冬を乗り切るための準備期間、帝国に暮らす者達は特に忙しく立ち回る。
冬を乗り切るために家畜の数を減らしヴルストをしこたま作ったり、芋を備蓄し。
乾燥食材や保存食を作り、芋を備蓄する。
アクアヴィットを作ったりカルヴァドスを作り、芋を備蓄するのだ。
しかし祭だ、それだけで終わるものではない。
冬を越せる量を蓄えた後、その余剰分を使って『ぱぁーっと騒ぐ』……それが、収穫祭と呼ばれる所以である。
帝都や師団都市と言った大きな街に限らず、規模の小さな集落でも、それはかわらない。
そしてその祭を帝国民達に【芋祭】として親しまれていた。
そんな収穫祭の時期が近付く中、リゼリオでは新たな企画が持ち上がっていた。
クリムゾンウェストとリアルブルー、二つの世界の交流の為に提案されたのは……クリスマスケーキの販売対決だった。
各地から集まった店舗はその種類も数も多様である。
そして、その準備も慌ただしいものなのである!
●トラック屋台「ポテト戦隊」 ~カミラの場合~
「ジークリット、イサーク! 今年の収穫祭は特にパァーっとやるからな!」
エルヴィンバルト要塞のキッチンで仕込みながら、部下達にも檄を飛ばす。
怒りやら興奮やら熱意やら疲労やら、ここ最近の様々な展開のせいで多忙極まるカミラ・ゲーベル(kz0053)だが、収穫祭は冬支度も兼ねているために、手を抜くわけにはいかない。
しかもこれまでに培ってきた調理技術を試せて、各地の料理と競えるなんてイベントが来てしまったのである。
立場上直接発散するわけにもいかない怒りや鬱憤さえも全てやる気に変えて、カミラは出店を表明した。
「ふふふ、ふふ……っ! 短い休暇や空いた時間を使って、地道に改造してきた魔導トラックがついに日の目を見る時が来た……まさに、絶好の機会じゃないか!」
いつか師団にキッチントラックを配備したい、そんなことを考えていたカミラだが、流石に簡単ではなかった。会計業務を取り仕切っている鬼の副長テオバルトに、『それは貴女の趣味も入っているじゃないですか。個人でやって下さい』と切って捨てられたり……まあ、色々あったのである。
スキップしたい気持ちを抑えながらカミラは車庫へと移動する。
運転席は普通である。そもそも弄りようがない。
普通であれば幌で覆う程度の荷台は、しっかりとボックスタイプに改修されている。
そのボックスタイプだが……二階部分が存在していた。
一階部分だけで問題がないはずなのに、何故か上ににあがれるようになっている。乗った者が落ちないように手すりもあった。リアルブルーで言うところの、選挙カーで見るような、あれである。ご丁寧にスピーカーもついているので、マイク設備もついていると思われる。
「音と匂いで宣伝効果も抜群なトラック屋台……ふふふ、この対決は貰ったな!」
「流石師団長!」
持ち上げてくる食堂勤務イサークの隣で、上等兵ジークリットが首を傾げている。
「カミラ様ー? この屋台はリゼリオで販売するためのものですよね?」
マーフェルスの収穫祭で出す屋台と、リゼリオで出すこの屋台と、人手、足りるんですか?
「ぐっ……リゼリオでの販売用として、初回の納入は終わっている」
「それ、追加分は手つかずっていうんじゃないっすか……」
「臨時のアルバイトでも募集してみるか」
「それくらいしかー、ないですよね実際ー」
●アンテナショップ「森都からの贈り物」 ~シャイネの場合~
「シャイネ殿、丁度いいところに」
相談があるのだと持ち掛けてきたユレイテル・エルフハイム(kz0085)曰く。
「ケーキバトルロイヤルへの出店……ふぅん、なるほどね♪」
ユレイテル個人の知名度上昇はもちろん、エルフハイムの心象も良くなってほしいという狙いもきちんと込められている。なによりそのケーキは帝国産の食材、エルフハイム産の食材をふんだんに使っているし……リゼリオから発信する企画であるため、先も見据えているようで……
(助言を生かそうと頑張っている子は、ちゃあんと助けないといけないね?)
手を貸してもらえるだろうかと不安げな視線でこちらを伺ってくる長老に、シャイネ・エルフハイム(kz0010)はにっこりと笑みを返した。
「店長就任の話、しっかり承ったよ♪」
詩ってもいいみたいだし、宣伝係としてしっかり働いてこようじゃないか。
「ありがとうございます、シャイネ殿」
ほっと小さく息を吐いて、しかし表情は緩まない。
「彼女については……」
彼等が気にかけるのはもう一人の店員のこと。
「大丈夫だよ。看板娘は座っているだけでいいだろう?」
長老である君だって、そう長く店に出られるわけじゃないんだろう? そう続ければ、すみませんと謝罪が返って。
「ええ……助かります」
「適材適所という言葉があるらしいよ。君は気にしすぎないようにね。……ところで、シュトレンの仕込みは終わっているのかな?」
「おおむね。あとは梱包し、熟成を待つだけで……」
「数を考えれば、梱包は森の外かな。……でも、外の人手って、足りるのかい?」
人手の大半はシュトレン作りに駆り出されているし、そもそも外に出られる人員はそう多くない。尋ねる形をとっているが、シャイネは答えを知っている。今のはただの確認だ。
「……うん、オフィスで少し声をかけてみようか」
解説
*状況
・帝国は芋祭期間です
・ケーキバトルロイヤルがあるそうです
このシナリオは、ハンターオフィスを通した依頼ではありません(報酬無しの理由)
皆さんは、偶然だったり、噂を聞いたりして、たまたまマーフェルスに居た扱いになります
(ここから下は、行動の参考資料としてどうぞ)
*場所
第三師団シュラーフドルンの駐留する都市、マーフェルス
芋の他に、玉葱多め、りんごもそこそこ、甘薯がそれなりの量産出される都市です
第三師団の業務の関係上、エルフハイム産の品が他より少し多く流通しています
(アイテムの付与は予定しておりませんのでご注意ください)
街を歩けば簡単に屋台がみつかります
・芋を焼いたり揚げたり蒸したりしたメニュー
・ヴルスト
・酒(カルヴァドス、アクアヴィット、ビールやシードル)
・魚の揚げたの
・ポテトアップルパイ
このようなメニューが大半ですが、最近はエルフハイム産の林檎や木の実関連のメニューもちらほらあるようです
ちなみに第三師団の屋台は、スティックタイプのポテトアップルパイです(食べ歩きしやすい一品)
・エルヴィンバルト要塞
第三師団の拠点で、今回入れるのは厨房と食堂部分
カミラが芋の下処理を手伝ってくれるアルバイトを募集中
業務内容:芋の皮を剥いて茹でて角切りにするorチーズクリームを混ぜ続けて滑らかにする
・ユレイテルの事務所
一階は雑貨屋で、二階に間借りしている
シャイネがシュトレンの梱包を手伝ってくれるアルバイトを募集中
業務内容:簡素な箱詰め状態の品を、七色の紙を使って綺麗に包む
・金槌亭
二階で部屋貸しもしている酒場、芋祭期間は営業時間が長め
ヴルストの種類が多いのが特徴だが、家庭料理系も出てくる
*石田担当のNPC
基本的に背景ですが、ご指名があれば出現します
質問はシャイネが返答します
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『芋祭で時間をつぶす』とでも送信しておきましょう
・帝国は芋祭期間です
・ケーキバトルロイヤルがあるそうです
このシナリオは、ハンターオフィスを通した依頼ではありません(報酬無しの理由)
皆さんは、偶然だったり、噂を聞いたりして、たまたまマーフェルスに居た扱いになります
(ここから下は、行動の参考資料としてどうぞ)
*場所
第三師団シュラーフドルンの駐留する都市、マーフェルス
芋の他に、玉葱多め、りんごもそこそこ、甘薯がそれなりの量産出される都市です
第三師団の業務の関係上、エルフハイム産の品が他より少し多く流通しています
(アイテムの付与は予定しておりませんのでご注意ください)
街を歩けば簡単に屋台がみつかります
・芋を焼いたり揚げたり蒸したりしたメニュー
・ヴルスト
・酒(カルヴァドス、アクアヴィット、ビールやシードル)
・魚の揚げたの
・ポテトアップルパイ
このようなメニューが大半ですが、最近はエルフハイム産の林檎や木の実関連のメニューもちらほらあるようです
ちなみに第三師団の屋台は、スティックタイプのポテトアップルパイです(食べ歩きしやすい一品)
・エルヴィンバルト要塞
第三師団の拠点で、今回入れるのは厨房と食堂部分
カミラが芋の下処理を手伝ってくれるアルバイトを募集中
業務内容:芋の皮を剥いて茹でて角切りにするorチーズクリームを混ぜ続けて滑らかにする
・ユレイテルの事務所
一階は雑貨屋で、二階に間借りしている
シャイネがシュトレンの梱包を手伝ってくれるアルバイトを募集中
業務内容:簡素な箱詰め状態の品を、七色の紙を使って綺麗に包む
・金槌亭
二階で部屋貸しもしている酒場、芋祭期間は営業時間が長め
ヴルストの種類が多いのが特徴だが、家庭料理系も出てくる
*石田担当のNPC
基本的に背景ですが、ご指名があれば出現します
質問はシャイネが返答します
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『芋祭で時間をつぶす』とでも送信しておきましょう
マスターより
こんにちは、それともこんばんは、石田まきばです。
投げっぱなしイベシナーのお時間です。
「芋祭でにぎわってるよ!」「クリスマスの準備だよ!」というシチュエーションが用意されているだけです。
強いて言えばアルバイトをメインで参加された場合のみ、ちょっとだけ報酬が出ます。
食べ歩きくらいしかなさそうですが、デートは出来ます。
ひとりで呑み歩きもいいですね。
アルバイトの作業に集中して自己を見つめ直したりなんてのは通向けです。
グループで芋喰い競争とか……喉、つまらせないでくださいね。
スケジュール調整の都合でリプレイの納期を延長しています、申し訳ありませんがご了承くださいませ。
それでは、よろしくお願いします。
投げっぱなしイベシナーのお時間です。
「芋祭でにぎわってるよ!」「クリスマスの準備だよ!」というシチュエーションが用意されているだけです。
強いて言えばアルバイトをメインで参加された場合のみ、ちょっとだけ報酬が出ます。
食べ歩きくらいしかなさそうですが、デートは出来ます。
ひとりで呑み歩きもいいですね。
アルバイトの作業に集中して自己を見つめ直したりなんてのは通向けです。
グループで芋喰い競争とか……喉、つまらせないでくださいね。
スケジュール調整の都合でリプレイの納期を延長しています、申し訳ありませんがご了承くださいませ。
それでは、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/09 01:07
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/03 00:13:26 |
|
![]() |
芋祭準備委員会 ユメリア(ka7010) エルフ|20才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2018/12/03 19:18:29 |