ゲスト
(ka0000)
珍味を釣れ!
マスター:ザント

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- ユニット参加人数
- 現在3 / 0~6
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/08 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/12/22 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
港湾都市ポルトワール近郊の街にある漁港。
いつもは漁業で賑わっている港だが、今はいつも以上に活気に満ちていた。
発端は三日前、漁業に出ていた一隻の漁船が沖で沈没したことから始まった。
幸いにも船長及び船員は全員救助されたので犠牲者はいない。
何故沈没したのかという問いに救助された船員の一人が好戦的な笑みを浮かべながら、沈没した原因を答えた。
爆発する音がしたと思ったら船に大きな穴が空いた、と。
その爆発する音は数年に一度あるかどうかという不定期ではあるが、この街ではよく知られるものの襲来を意味していた。
「やっと来やがったか」
その話を聞いた漁師たちは皆一様に好戦的な笑みを浮かべ、まさに血湧き肉踊る状態で準備を始める。
「てめぇら、しくじるんじゃねぇぞ!」
引退してやせ衰えた元漁師の老人でさえ、見た目では考えられない大きな声で現役時代の口調なのか荒々しい言葉で後輩たちを激励する。
相手は一歩間違えれば船が沈没する程の危険生物だが、それでも全員がそれを捕まえようと動き出していた。
襲来したものの正体は魚雷魚と呼ばれるクリムゾンウェスト固有の生物。
その身は口に入れるとパチパチと炭酸のように弾けて自然にほぐれ、香りと味が口一杯に広がるという珍味だ。
様々な料理方法があるがどう料理してもそうなり、そして街の住人で嫌いな者はいない。
むしろ、大好物である。
もちろん数年に一度という希少性と珍味で美味いということもあって、身入りは大きい。
つまり、漁師にとって多少危険だろうが魚雷魚を逃す手などない。
「おい、トッポ!」
「なんすか船長!」
漁師たちが大忙しの中、一人の漁師が自分の船の船員である男性を怒鳴るように呼ぶ。
「魚雷魚漁は危険だからな。ハンターに依頼をしてこい」
「ハンターに?」
トッポと呼ばれた男性は船長の言葉に首を傾げると、船長は今回の襲来がトッポが漁師になって初めてなのだと思い出してトッポに言い聞かす。
「いいかトッポ。魚雷魚ってのはちゃんとした処理をしなきゃやべぇんだ。きちんと処理をしねぇとたった一匹で大樽が粉みじんに吹き飛ぶくらいの爆発が起きる」
「えっ」
「そんな奴らがうようよ居る海に入ってみろ、人間なんざひとたまりもねぇ」
それを想像したのかトッポはぶるりっと体を大きく震わせる。
「まぁそれを好きでやる物好きも居るっちゃ居るが、俺たちは漁師であって物好きじゃねぇ。だから、海に落ちたり船が沈没したりした時の救助の為にハンターが必要なんだ」
ハンターに依頼する理由を説明し終えた船長はトッポに再度依頼をしてくるように言うと、作業に戻る。
道具の点検を入念にしているその姿を見て、トッポは自分を怯えさせる為の冗談ではなく、全て事実なのだと理解するとハンダーオフィスへと走り出した。
「爆発音とその後すぐに沈没した船。これは間違いなく魚雷魚の襲来を意味しています」
ハンターオフィスの女性職員であるエルリア・ベルソー(kz0267)は妙に生き生きとしながら、魚雷魚について教えてくれた。
「魚雷魚は見た目は何の変哲もない魚ですが、頭部に衝撃を与えたり、適切な処理……頭部を取り除かずに放置していると爆発してしまうという危険な生物です。捕獲の難しさと適切な処理を行う技術を加味すると非常に希少で高価となります。ですので、漁師の方々も危険を承知で捕獲しようとするでしょう。もちろん、売るだけでなく食べる目的もあるのでしょう。羨ましい限りです……と、失礼」
エルリアは口元を軽く拭うと、気を取り直して依頼内容をし始める。
「依頼主は漁場のある街の漁業組合。魚雷魚の捕獲時に海へ落ちてしまった船員または沈没する船からの救出をお願いしたいとのことです。何事もないのであれば魚雷魚の捕獲を手伝って欲しいとも言っていましたが、手伝っていて救出が遅れてはいけないので、気が向いたら程度で構いません。それとですね」
説明を終えたエルリアは物欲しそうな顔で。
「お土産に魚雷魚を貰って来てくれてもいいんですよ?」
と、言ってきた。
港湾都市ポルトワール近郊の街にある漁港。
いつもは漁業で賑わっている港だが、今はいつも以上に活気に満ちていた。
発端は三日前、漁業に出ていた一隻の漁船が沖で沈没したことから始まった。
幸いにも船長及び船員は全員救助されたので犠牲者はいない。
何故沈没したのかという問いに救助された船員の一人が好戦的な笑みを浮かべながら、沈没した原因を答えた。
爆発する音がしたと思ったら船に大きな穴が空いた、と。
その爆発する音は数年に一度あるかどうかという不定期ではあるが、この街ではよく知られるものの襲来を意味していた。
「やっと来やがったか」
その話を聞いた漁師たちは皆一様に好戦的な笑みを浮かべ、まさに血湧き肉踊る状態で準備を始める。
「てめぇら、しくじるんじゃねぇぞ!」
引退してやせ衰えた元漁師の老人でさえ、見た目では考えられない大きな声で現役時代の口調なのか荒々しい言葉で後輩たちを激励する。
相手は一歩間違えれば船が沈没する程の危険生物だが、それでも全員がそれを捕まえようと動き出していた。
襲来したものの正体は魚雷魚と呼ばれるクリムゾンウェスト固有の生物。
その身は口に入れるとパチパチと炭酸のように弾けて自然にほぐれ、香りと味が口一杯に広がるという珍味だ。
様々な料理方法があるがどう料理してもそうなり、そして街の住人で嫌いな者はいない。
むしろ、大好物である。
もちろん数年に一度という希少性と珍味で美味いということもあって、身入りは大きい。
つまり、漁師にとって多少危険だろうが魚雷魚を逃す手などない。
「おい、トッポ!」
「なんすか船長!」
漁師たちが大忙しの中、一人の漁師が自分の船の船員である男性を怒鳴るように呼ぶ。
「魚雷魚漁は危険だからな。ハンターに依頼をしてこい」
「ハンターに?」
トッポと呼ばれた男性は船長の言葉に首を傾げると、船長は今回の襲来がトッポが漁師になって初めてなのだと思い出してトッポに言い聞かす。
「いいかトッポ。魚雷魚ってのはちゃんとした処理をしなきゃやべぇんだ。きちんと処理をしねぇとたった一匹で大樽が粉みじんに吹き飛ぶくらいの爆発が起きる」
「えっ」
「そんな奴らがうようよ居る海に入ってみろ、人間なんざひとたまりもねぇ」
それを想像したのかトッポはぶるりっと体を大きく震わせる。
「まぁそれを好きでやる物好きも居るっちゃ居るが、俺たちは漁師であって物好きじゃねぇ。だから、海に落ちたり船が沈没したりした時の救助の為にハンターが必要なんだ」
ハンターに依頼する理由を説明し終えた船長はトッポに再度依頼をしてくるように言うと、作業に戻る。
道具の点検を入念にしているその姿を見て、トッポは自分を怯えさせる為の冗談ではなく、全て事実なのだと理解するとハンダーオフィスへと走り出した。
「爆発音とその後すぐに沈没した船。これは間違いなく魚雷魚の襲来を意味しています」
ハンターオフィスの女性職員であるエルリア・ベルソー(kz0267)は妙に生き生きとしながら、魚雷魚について教えてくれた。
「魚雷魚は見た目は何の変哲もない魚ですが、頭部に衝撃を与えたり、適切な処理……頭部を取り除かずに放置していると爆発してしまうという危険な生物です。捕獲の難しさと適切な処理を行う技術を加味すると非常に希少で高価となります。ですので、漁師の方々も危険を承知で捕獲しようとするでしょう。もちろん、売るだけでなく食べる目的もあるのでしょう。羨ましい限りです……と、失礼」
エルリアは口元を軽く拭うと、気を取り直して依頼内容をし始める。
「依頼主は漁場のある街の漁業組合。魚雷魚の捕獲時に海へ落ちてしまった船員または沈没する船からの救出をお願いしたいとのことです。何事もないのであれば魚雷魚の捕獲を手伝って欲しいとも言っていましたが、手伝っていて救出が遅れてはいけないので、気が向いたら程度で構いません。それとですね」
説明を終えたエルリアは物欲しそうな顔で。
「お土産に魚雷魚を貰って来てくれてもいいんですよ?」
と、言ってきた。
解説
●シナリオの目的
主な目的 :海へ落ちたまたは沈没する船からの漁師の救出
副次的目的:より多くの魚雷魚の捕獲
●場所
港湾都市ポルトワール沖の海上
●船と人数
船 :10隻
船の大きさ:15スクエア×5スクエア
人数 :各船に4~6人
●補足
アドバイス
・事故が起きた場合は漁師の救出をして頂きますので、もしもの場合にすぐに動ける瞬発力がある方もしくは鋭い勘の持ち主の方が居ると良いかと。
・水上歩行もしくは飛びことが出来れば便利かもしれません。
注意事項
・PC、NPC共に海に落ちたら死ぬかもしれませんのでご注意ください。
その他
・PCだけで船を出すことは可能です。
・もしかするとベテラン漁師の方が魚雷魚の処理に失敗するかもしれませんので、そちらの処理もお願い致します。
・魚雷魚の値段は1匹4000となります。
主な目的 :海へ落ちたまたは沈没する船からの漁師の救出
副次的目的:より多くの魚雷魚の捕獲
●場所
港湾都市ポルトワール沖の海上
●船と人数
船 :10隻
船の大きさ:15スクエア×5スクエア
人数 :各船に4~6人
●補足
アドバイス
・事故が起きた場合は漁師の救出をして頂きますので、もしもの場合にすぐに動ける瞬発力がある方もしくは鋭い勘の持ち主の方が居ると良いかと。
・水上歩行もしくは飛びことが出来れば便利かもしれません。
注意事項
・PC、NPC共に海に落ちたら死ぬかもしれませんのでご注意ください。
その他
・PCだけで船を出すことは可能です。
・もしかするとベテラン漁師の方が魚雷魚の処理に失敗するかもしれませんので、そちらの処理もお願い致します。
・魚雷魚の値段は1匹4000となります。
マスターより
初めましての方は初めまして、お久しぶりの方はお久しぶりです。
私、ザントと申します。
以後お見知りおきを。
今回は、日常系のシナリオとなっています。
アドバイスや注意事項などは解説にて説明しているので特に言う事はございません。
ですので、救助が出来る状態であることという条件がありますが、船上では思い思いの好きな過ごし方でお過ごし下さい。
私からは以上となります。
私、ザントと申します。
以後お見知りおきを。
今回は、日常系のシナリオとなっています。
アドバイスや注意事項などは解説にて説明しているので特に言う事はございません。
ですので、救助が出来る状態であることという条件がありますが、船上では思い思いの好きな過ごし方でお過ごし下さい。
私からは以上となります。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/15 02:16
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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魚雷魚捕獲 レイア・アローネ(ka4082) 人間(クリムゾンウェスト)|24才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/12/08 08:40:13 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/07 19:02:58 |