ゲスト
(ka0000)
【CF】マチヨの聖夜に爆発しろ!
マスター:電気石八生

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 3~10人
- ユニット参加人数
- 現在3 / 0~10
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/06 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/12/20 07:30
オープニング
●思惑
聖輝節。それは、なんかこういい感じな冬の祭典だったりするわけだが、今年はリアルブルーからの移民を受け入れたこともあり、なんかこういい感じを醸し出しづらい雰囲気があったり。
しかし!
そんなことで自粛してたらクルムゾンウェストの沽券に関わる!
盛り上がるのだ! リアルブルーの人たちも巻き込んで、なんかこういい感じに!
……そんなわけで、辺境の部族会議でもあれこれ話が持ち上がり、部族それぞれが思い思いの企画でウェルカムパーティーを開催することと相成ったのだが。
●復活
「アラローでどーっす?」
筋肉のことしか知らない、筋肉のことしか知りたくない、部族全員が練筋術師――ただしアヴソリュート・ポーズしか使えない――というマチヨ族の大胸筋長が厳かに提案した。
「どーいっす!」
どーい! どーい!
上腕三角筋長が同意を告げ、他の“長”もまたポージングで賛意を示す。
ちなみにアラローとは、アヴソリュート・ライトアップ・ロードの略であり、アヴソリュート・ポーズで決めた男たちが左右を固めたその間をお客さんに通ってもらうという、マチヨ族伝統の歓迎方法だ。問題は、通るにつれお客さんの知性が下がり、マチヨ族に同化していくこと。
「うーん、アタシ的には魅力的だけど、結局堪能できねぇから」
マチヨ族名誉族長の位にあるゲモ・ママ(kz0250)は禿頭を振り振りため息をつく。狂おしいほどオネェなママにとって、ご褒美を愉しみきれない内にアホ化するのは耐え難い。お触りは厳禁なのだから、せめて記憶くらいは全部持ち帰りたい。
「それにアレよ。マッチョは女子受けしねぇし、押し出してくと客幅が狭くなっちゃうわぁ。ま、アタシはぜんぜんかまわねぇけど! オトコオトコオトコぉぉぉおおお!」
どーい……男たちは力なくうなだれた。
マチヨ族は圧倒的な男率を誇る部族なので、外からお嫁さんをもらえないと困るのだ。ただでさえニッチな性癖に訴えなければならない彼らにとって、なんかこういい感じを引き寄せられる聖輝節はがんばっておかなければならない事情がある。
悩む男たち。が、2秒くらいで筋肉のことでいっぱいになってしまう頭では、なにを思いつくこともできず――
「願いまっす」
くわっと手を挙げた大腿四頭筋長に「はいどうぞ~」、ママが発言をうながせば。
「禁じられた祭、解禁するってのはどーっすか?」
どーい……! 場がどよめいた。
「まさか、あのマボ祭っす!?」
「筋肉の丈を競い合い、命を削り合うマボ祭っすか!!」
微妙に説明的な男たちへ、ママはちゃんと説明するよう促さざるをえなかった。
「もったいつけてたってどうしようもねぇんだから」
マッスルボンバー祭。それは広背筋を鍛えるために使うスレッジハンマーの先に爆薬を取りつけ、男たちが順番に地面へ置いた石をぶっ叩いてその爆発の度合と美しさを競い合う祭である。
ルールこそ簡単だが、綺麗に爆発させるには全身の筋肉を効率よく活用する必要があるし、もちろん危険を伴うから、どれだけ自身の筋肉の鎧を厚くできているかも重要だ。そしてなにより、取りつける爆薬の量は自由。
男たちはこぞって大量の火薬を取りつけては、文字通りに自爆してきたという。当然、その後の筋肉活動に障ることから、15年前に自粛が決められたわけだが……
「確かに見栄えはするわよねぇ。覚醒してたら死にゃしねぇし、なによりマッチョなオトコが爆炎に飾られてキラっキラ――見てぇわ、そりゃ見てぇわ!」
まあ、オンナ受けは絶対しねぇだろうけど。言うべき言葉を腹の底へ沈め、ついでに素知らぬ顔の裏に欲望を隠したママはぐいっとうなずいた。
「それでイキましょ! 早速参加者募集しねぇとね!」
果たしてリアルブルーの人々の受け入れが行われた冒険都市リゼリオの一角、命知らずのハンターを巻き込んでのマッスルボンバー祭が開催されることとなったのだ。
聖輝節。それは、なんかこういい感じな冬の祭典だったりするわけだが、今年はリアルブルーからの移民を受け入れたこともあり、なんかこういい感じを醸し出しづらい雰囲気があったり。
しかし!
そんなことで自粛してたらクルムゾンウェストの沽券に関わる!
盛り上がるのだ! リアルブルーの人たちも巻き込んで、なんかこういい感じに!
……そんなわけで、辺境の部族会議でもあれこれ話が持ち上がり、部族それぞれが思い思いの企画でウェルカムパーティーを開催することと相成ったのだが。
●復活
「アラローでどーっす?」
筋肉のことしか知らない、筋肉のことしか知りたくない、部族全員が練筋術師――ただしアヴソリュート・ポーズしか使えない――というマチヨ族の大胸筋長が厳かに提案した。
「どーいっす!」
どーい! どーい!
上腕三角筋長が同意を告げ、他の“長”もまたポージングで賛意を示す。
ちなみにアラローとは、アヴソリュート・ライトアップ・ロードの略であり、アヴソリュート・ポーズで決めた男たちが左右を固めたその間をお客さんに通ってもらうという、マチヨ族伝統の歓迎方法だ。問題は、通るにつれお客さんの知性が下がり、マチヨ族に同化していくこと。
「うーん、アタシ的には魅力的だけど、結局堪能できねぇから」
マチヨ族名誉族長の位にあるゲモ・ママ(kz0250)は禿頭を振り振りため息をつく。狂おしいほどオネェなママにとって、ご褒美を愉しみきれない内にアホ化するのは耐え難い。お触りは厳禁なのだから、せめて記憶くらいは全部持ち帰りたい。
「それにアレよ。マッチョは女子受けしねぇし、押し出してくと客幅が狭くなっちゃうわぁ。ま、アタシはぜんぜんかまわねぇけど! オトコオトコオトコぉぉぉおおお!」
どーい……男たちは力なくうなだれた。
マチヨ族は圧倒的な男率を誇る部族なので、外からお嫁さんをもらえないと困るのだ。ただでさえニッチな性癖に訴えなければならない彼らにとって、なんかこういい感じを引き寄せられる聖輝節はがんばっておかなければならない事情がある。
悩む男たち。が、2秒くらいで筋肉のことでいっぱいになってしまう頭では、なにを思いつくこともできず――
「願いまっす」
くわっと手を挙げた大腿四頭筋長に「はいどうぞ~」、ママが発言をうながせば。
「禁じられた祭、解禁するってのはどーっすか?」
どーい……! 場がどよめいた。
「まさか、あのマボ祭っす!?」
「筋肉の丈を競い合い、命を削り合うマボ祭っすか!!」
微妙に説明的な男たちへ、ママはちゃんと説明するよう促さざるをえなかった。
「もったいつけてたってどうしようもねぇんだから」
マッスルボンバー祭。それは広背筋を鍛えるために使うスレッジハンマーの先に爆薬を取りつけ、男たちが順番に地面へ置いた石をぶっ叩いてその爆発の度合と美しさを競い合う祭である。
ルールこそ簡単だが、綺麗に爆発させるには全身の筋肉を効率よく活用する必要があるし、もちろん危険を伴うから、どれだけ自身の筋肉の鎧を厚くできているかも重要だ。そしてなにより、取りつける爆薬の量は自由。
男たちはこぞって大量の火薬を取りつけては、文字通りに自爆してきたという。当然、その後の筋肉活動に障ることから、15年前に自粛が決められたわけだが……
「確かに見栄えはするわよねぇ。覚醒してたら死にゃしねぇし、なによりマッチョなオトコが爆炎に飾られてキラっキラ――見てぇわ、そりゃ見てぇわ!」
まあ、オンナ受けは絶対しねぇだろうけど。言うべき言葉を腹の底へ沈め、ついでに素知らぬ顔の裏に欲望を隠したママはぐいっとうなずいた。
「それでイキましょ! 早速参加者募集しねぇとね!」
果たしてリアルブルーの人々の受け入れが行われた冒険都市リゼリオの一角、命知らずのハンターを巻き込んでのマッスルボンバー祭が開催されることとなったのだ。
解説
●依頼
オープニングにて説明された「マッスルボンバー祭」でベストパフォーマンスを実現してください。
●祭ルール(あるいは掟)
・爆炎の量とその美しさを競い合います。
・爆炎は火薬量(ただし増やすほどに生命力が減少します)、美しさはハンマーの先にくくりつけた爆薬を叩きつける「方法」によって加算されていきます。
・すばらしいパフォーマンスはリアルブルーの人々を勇気づけます。
・優勝者はアラロー(オープニング参照)で送り出されます。
●諸々
・あらゆるユニットの使用が許可されます。
・上記しました「方法」につきましては、なんでも自由にしていただいて構いません(ただし手持ちのアイテムやユニットで実現できるものに限ります)。
・筋力その他の身体能力は、あくまでパフォーマンスの完成度を織り成す一要素です。
・ユニットの使用・不使用に関わらず、スレッジハンマー本体は持ち込み不可。渡されたものを使っていただきます。ただし、火薬以外のしかけをするのは、過度でなければアリとします。
●火薬についての注意
・火薬は1つけるごとに生命力を1パーセント削ります(浸透ダメージ扱いになりますので、回避、受け、抵抗は無効です。ただしフレーバーとして演出に使うのは可)。
・火薬は1~200(パーセント)までの範疇で量を選んでください。当然、多量につければ重体判定となります。
・火薬量の指定を忘れた方は、もれなく1で固定されます。
・爆炎および爆煙の色は自由に設定していただいてかまいません。
●ユニットを使用する際の注意
・ダメージ判定はあくまで覚醒者自身に課せられます。つまり、「謎パワーで覚醒者にだけダメージが!」となります。
オープニングにて説明された「マッスルボンバー祭」でベストパフォーマンスを実現してください。
●祭ルール(あるいは掟)
・爆炎の量とその美しさを競い合います。
・爆炎は火薬量(ただし増やすほどに生命力が減少します)、美しさはハンマーの先にくくりつけた爆薬を叩きつける「方法」によって加算されていきます。
・すばらしいパフォーマンスはリアルブルーの人々を勇気づけます。
・優勝者はアラロー(オープニング参照)で送り出されます。
●諸々
・あらゆるユニットの使用が許可されます。
・上記しました「方法」につきましては、なんでも自由にしていただいて構いません(ただし手持ちのアイテムやユニットで実現できるものに限ります)。
・筋力その他の身体能力は、あくまでパフォーマンスの完成度を織り成す一要素です。
・ユニットの使用・不使用に関わらず、スレッジハンマー本体は持ち込み不可。渡されたものを使っていただきます。ただし、火薬以外のしかけをするのは、過度でなければアリとします。
●火薬についての注意
・火薬は1つけるごとに生命力を1パーセント削ります(浸透ダメージ扱いになりますので、回避、受け、抵抗は無効です。ただしフレーバーとして演出に使うのは可)。
・火薬は1~200(パーセント)までの範疇で量を選んでください。当然、多量につければ重体判定となります。
・火薬量の指定を忘れた方は、もれなく1で固定されます。
・爆炎および爆煙の色は自由に設定していただいてかまいません。
●ユニットを使用する際の注意
・ダメージ判定はあくまで覚醒者自身に課せられます。つまり、「謎パワーで覚醒者にだけダメージが!」となります。
マスターより
お疲れさまです。電気石八生と申します。
緊急参戦だからではありませんが、今回はただ爆発するだけのお祭をお届けいたします。
よろしければ聖なる夜に華麗な自爆を決め、意気消沈しているリアルブルーのみなさんを元気づけてあげてくださいませー。
緊急参戦だからではありませんが、今回はただ爆発するだけのお祭をお届けいたします。
よろしければ聖なる夜に華麗な自爆を決め、意気消沈しているリアルブルーのみなさんを元気づけてあげてくださいませー。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/11 05:18
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/06 01:48:50 |
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開催にあたって【質問卓】 メンカル(ka5338) 人間(クリムゾンウェスト)|26才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2018/12/02 04:26:22 |