ゲスト
(ka0000)
【CF】すとろべりぃぱれえど
マスター:愁水

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 3~5人
- サポート
- 現在2人 / 0~2人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2018/12/08 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/12/22 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
自由を謳う、冒険都市リゼリオ。
今年も最後になる月へ足を踏み入れた日の出来事であった。
事は、ハンターズソサエティが企んだイベント――ケーキバトルロイヤル。
聖夜のケーキに埋もれた屍累々、最後に佇む覇者は誰か。次回、自由の都市に降る愛の雪、おまえはもうしんでry(天の声が神の拳に潰された音)
Take2。
ハンターズソサエティが企画したイベント、ケーキバトルロイヤルで募ったケーキ店は連日、各店舗とも盛況な様子であった。しかし、如何せん――
「……人手、足りなくない?」
ご尤も。
「全く、本部も確保するもんしてから無茶ぶりしてよね。只でさえこっちはサーカスのリハーサルやら公演やらで忙しいってのに、なんでこんなくだらないイベントごとに参加しなきゃ――」
はいはい、すみませんね。
本部からの告知を受け、天鵞絨サーカス団で結成したケーキ店――天鵞絨洋菓子店「とらいあんぐる」。
とは言っても、本部から直接“お達し”を受けたというわけではない。しかし、『人々に夢と笑顔を与えるサーカス団のあなた方なら、二つの世界のより良い架け橋になって下さいますよね』と受付の者に“本部の願い”を言われたら、無下に断れるような兄ではないことを、弟の黒亜(kz0238)は知っている。
最近は只でさえ心労を重ねている兄に、これ以上の負荷はかけたくない。かと言って、クッキングハンドカオスを持つ妹の紅亜(kz0239)に任せでもしたら、重体者が出かねないだろう。いや、確実に出る。客に訴えられる。そうなれば、自ずと自分にしわ寄せが来るわけで。
「ケーキ屋の店長とか夢にも見ないし。……てゆーか、結局ハク兄にも接客やらせてるんだよね」
ならば、最初から自分が断ればよかったのでは――。しかし、今更そんなことを言っても後の祭り。それならやらねばなるめぇケーキ屋さん。
ということで、本日も天手古舞いでケーキ売っています作っています。
「――よう、応援に来たぜ」
店先に、来客を知らせるベルの音が鳴る。
「遅くない? 死ねば?」
毒舌三割増しの無愛想極まりない黒亜が、二人の軍人――桜久世 琉架(kz0265)とシュヴァルツ(kz0266)を仕方なく迎え入れた。
「随分なご挨拶じゃねぇか。オレ達だって自分の店の隙間見て来てやったんだぜ?」
――そう。彼等も又、茶房「冬の週末」を担当する、言わば競争相手。ではあるが、昔馴染みの白亜(kz0237)がリアルに過労死するかもしれないとなれば、そこはやはり友の情が動く。
「白亜と紅亜は接客にまわってんのか?」
シュヴァルツが店内を見渡した。店はテイクアウトだけでなく、カフェスペースも広く設けている。その中で、白亜と紅亜が忙しなく動いていた。
「繁盛してるみてぇだな。そういや、人手ってオレら以外にもあてがあんだろ?」
「まあね。もう声かけてるよ」
「うっし。そしたら……そうだな、客層によって接客を分けっか」
「……わける?」
「客の対応にも得手不得手あんだろ。白亜とか特にな」
「まあ……そうだね」
冗談抜きで、白亜は女豹な女性客を相手にする度、やつれていっている。
「見た感じ、幸いこの店の客層は広ぇみてぇだしな。白亜は親子連れの客相手がやりやすいんじゃねーか? ガキんちょの対応も得意だろ、アイツ」
「確かに、白亜はその方がいいだろうね」
「で、紅亜は――」
「厨房には来させないでね、絶対」
「……承知しておりますわよ。そうねー、紅亜はサーカスの花形やってっからどの客層にも受けは良いだろうが、まあ、年の近ぇ若人相手がえーかしらね」
「俺はどうしようか?」
「ルカは……あー、そうね。あー……」
「何だい、はっきりお言いよ」
「マダムやマドモアゼルのお相手、よろしくさん」
「ん」
「……は?」
「お子ちゃまは知らなくていいことだよ」
形の良い口許に冷笑を浮かべ、琉架が視線を流してきた。黒亜は露骨に眉を顰めながら顔を逸らして、話を続ける。
「あんたはどうすんの?」
「オレか? 厨房はお前に任せるとして、オレは年寄りの相手でもしようかしら。ココいらのジジババとは面識もあるしな」
「……老人会?」
「バカヤロウ。時々、身体の具合とか診てやってんだよ」
「……ふぅん」
「つーワケで、後から来る人数揃ったら早速分かれようぜ。オイ、オレ達の制服は?」
「そこ」
――さあ、戦え。
●
自由を謳う、冒険都市リゼリオ。
今年も最後になる月へ足を踏み入れた日の出来事であった。
事は、ハンターズソサエティが企んだイベント――ケーキバトルロイヤル。
聖夜のケーキに埋もれた屍累々、最後に佇む覇者は誰か。次回、自由の都市に降る愛の雪、おまえはもうしんでry(天の声が神の拳に潰された音)
Take2。
ハンターズソサエティが企画したイベント、ケーキバトルロイヤルで募ったケーキ店は連日、各店舗とも盛況な様子であった。しかし、如何せん――
「……人手、足りなくない?」
ご尤も。
「全く、本部も確保するもんしてから無茶ぶりしてよね。只でさえこっちはサーカスのリハーサルやら公演やらで忙しいってのに、なんでこんなくだらないイベントごとに参加しなきゃ――」
はいはい、すみませんね。
本部からの告知を受け、天鵞絨サーカス団で結成したケーキ店――天鵞絨洋菓子店「とらいあんぐる」。
とは言っても、本部から直接“お達し”を受けたというわけではない。しかし、『人々に夢と笑顔を与えるサーカス団のあなた方なら、二つの世界のより良い架け橋になって下さいますよね』と受付の者に“本部の願い”を言われたら、無下に断れるような兄ではないことを、弟の黒亜(kz0238)は知っている。
最近は只でさえ心労を重ねている兄に、これ以上の負荷はかけたくない。かと言って、クッキングハンドカオスを持つ妹の紅亜(kz0239)に任せでもしたら、重体者が出かねないだろう。いや、確実に出る。客に訴えられる。そうなれば、自ずと自分にしわ寄せが来るわけで。
「ケーキ屋の店長とか夢にも見ないし。……てゆーか、結局ハク兄にも接客やらせてるんだよね」
ならば、最初から自分が断ればよかったのでは――。しかし、今更そんなことを言っても後の祭り。それならやらねばなるめぇケーキ屋さん。
ということで、本日も天手古舞いでケーキ売っています作っています。
「――よう、応援に来たぜ」
店先に、来客を知らせるベルの音が鳴る。
「遅くない? 死ねば?」
毒舌三割増しの無愛想極まりない黒亜が、二人の軍人――桜久世 琉架(kz0265)とシュヴァルツ(kz0266)を仕方なく迎え入れた。
「随分なご挨拶じゃねぇか。オレ達だって自分の店の隙間見て来てやったんだぜ?」
――そう。彼等も又、茶房「冬の週末」を担当する、言わば競争相手。ではあるが、昔馴染みの白亜(kz0237)がリアルに過労死するかもしれないとなれば、そこはやはり友の情が動く。
「白亜と紅亜は接客にまわってんのか?」
シュヴァルツが店内を見渡した。店はテイクアウトだけでなく、カフェスペースも広く設けている。その中で、白亜と紅亜が忙しなく動いていた。
「繁盛してるみてぇだな。そういや、人手ってオレら以外にもあてがあんだろ?」
「まあね。もう声かけてるよ」
「うっし。そしたら……そうだな、客層によって接客を分けっか」
「……わける?」
「客の対応にも得手不得手あんだろ。白亜とか特にな」
「まあ……そうだね」
冗談抜きで、白亜は女豹な女性客を相手にする度、やつれていっている。
「見た感じ、幸いこの店の客層は広ぇみてぇだしな。白亜は親子連れの客相手がやりやすいんじゃねーか? ガキんちょの対応も得意だろ、アイツ」
「確かに、白亜はその方がいいだろうね」
「で、紅亜は――」
「厨房には来させないでね、絶対」
「……承知しておりますわよ。そうねー、紅亜はサーカスの花形やってっからどの客層にも受けは良いだろうが、まあ、年の近ぇ若人相手がえーかしらね」
「俺はどうしようか?」
「ルカは……あー、そうね。あー……」
「何だい、はっきりお言いよ」
「マダムやマドモアゼルのお相手、よろしくさん」
「ん」
「……は?」
「お子ちゃまは知らなくていいことだよ」
形の良い口許に冷笑を浮かべ、琉架が視線を流してきた。黒亜は露骨に眉を顰めながら顔を逸らして、話を続ける。
「あんたはどうすんの?」
「オレか? 厨房はお前に任せるとして、オレは年寄りの相手でもしようかしら。ココいらのジジババとは面識もあるしな」
「……老人会?」
「バカヤロウ。時々、身体の具合とか診てやってんだよ」
「……ふぅん」
「つーワケで、後から来る人数揃ったら早速分かれようぜ。オイ、オレ達の制服は?」
「そこ」
――さあ、戦え。
解説
《目的》
・天鵞絨洋菓子店「とらいあんぐる」の手伝い。
《「とらいあんぐる」》
・厨房か接客かを選択(掛け持ち不可)
・客席は店内とテラス席がある。
・制服は、黒いシャツにスカーフタイ、ソムリエエプロンにズボン。タイのみ、色自由。
>ケーキ「ふぁみーゆ」
瑞々しくて甘酸っぱい苺とベリーを飾ったガトー・フレーズ。
ストロベリーパウダーで彩られた薄紅のスポンジに、たっぷりの白雪のクリーム。クリスマスツリーのトップスターを象ったアイシングクッキーを添え、金平糖を降らせた宝石箱のようなケーキ。
>飲み物
珈琲や紅茶、緑茶やジュース系。
>厨房(テイクアウトやレジも)
・黒亜が担当。
既にケーキは大量に作ってある為、厨房で行うことは皿への盛り付けや飲み物の用意。
ケーキ自体に何かアレンジを加えるのは不可。皿デコレーションなどはOK。
>接客
・親子連れは白亜が担当。
子供への配慮や、時に柔軟な態度が必要となる。
中にはシングルなマザーもいる為、白亜が餌食にならないように助けて下さい。
・若人は紅亜が担当。
若人といっても20代やカップルなども含まれる為、一番の忙しさになる可能性が高い。
サーカス団の花形目当てで来る客も少なくはないが、一部はナンパ。ウエイターの性別によっては逆ナンも有り得ますよ。
・上流階級は琉架が担当。
主にマダムやマドモアゼルと呼ばれる女性が多い。
気位が高かったり、清廉であったりと、様々な性格の女性がいる為、難易度高め。
世間では花モチーフの装飾が流行っているようで、「私にはどんな花が似合うか」「あなたならどんな装飾を買うか」などの意見を訊いてくるかもしれない。
・ジジババはシュヴァルツが担当。
中には気難しい年寄りもいるが、基本はおっとりとしていて、会話を求めてくる人達が多い。又、シュヴァルツと顔見知りも多い。
※詰め込み過ぎにご注意を。
※質問は黒亜が回答。
・天鵞絨洋菓子店「とらいあんぐる」の手伝い。
《「とらいあんぐる」》
・厨房か接客かを選択(掛け持ち不可)
・客席は店内とテラス席がある。
・制服は、黒いシャツにスカーフタイ、ソムリエエプロンにズボン。タイのみ、色自由。
>ケーキ「ふぁみーゆ」
瑞々しくて甘酸っぱい苺とベリーを飾ったガトー・フレーズ。
ストロベリーパウダーで彩られた薄紅のスポンジに、たっぷりの白雪のクリーム。クリスマスツリーのトップスターを象ったアイシングクッキーを添え、金平糖を降らせた宝石箱のようなケーキ。
>飲み物
珈琲や紅茶、緑茶やジュース系。
>厨房(テイクアウトやレジも)
・黒亜が担当。
既にケーキは大量に作ってある為、厨房で行うことは皿への盛り付けや飲み物の用意。
ケーキ自体に何かアレンジを加えるのは不可。皿デコレーションなどはOK。
>接客
・親子連れは白亜が担当。
子供への配慮や、時に柔軟な態度が必要となる。
中にはシングルなマザーもいる為、白亜が餌食にならないように助けて下さい。
・若人は紅亜が担当。
若人といっても20代やカップルなども含まれる為、一番の忙しさになる可能性が高い。
サーカス団の花形目当てで来る客も少なくはないが、一部はナンパ。ウエイターの性別によっては逆ナンも有り得ますよ。
・上流階級は琉架が担当。
主にマダムやマドモアゼルと呼ばれる女性が多い。
気位が高かったり、清廉であったりと、様々な性格の女性がいる為、難易度高め。
世間では花モチーフの装飾が流行っているようで、「私にはどんな花が似合うか」「あなたならどんな装飾を買うか」などの意見を訊いてくるかもしれない。
・ジジババはシュヴァルツが担当。
中には気難しい年寄りもいるが、基本はおっとりとしていて、会話を求めてくる人達が多い。又、シュヴァルツと顔見知りも多い。
※詰め込み過ぎにご注意を。
※質問は黒亜が回答。
マスターより
お世話になっております、愁水です。
おいでませケーキ屋さん。
一応これでも、クリスマスシーズンのシナリオです。ほんと空気だけ。【CF】以外でも、もう一本出す予定です。
冒頭の件には触れないで下さい。私が消されるので。
貴いご縁、お待ちしております。
おいでませケーキ屋さん。
一応これでも、クリスマスシーズンのシナリオです。ほんと空気だけ。【CF】以外でも、もう一本出す予定です。
冒頭の件には触れないで下さい。私が消されるので。
貴いご縁、お待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/19 00:25
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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とらいあんぐるへるぷ【相談卓】 浅生 陸(ka7041) 人間(リアルブルー)|26才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/12/08 01:33:00 |
|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/04 23:36:40 |