ゲスト
(ka0000)
【CF】聖輝節は甘~く溺れて
マスター:のどか

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- サポート
- 現在0人 / 0~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/14 12:00
- リプレイ完成予定
- 2018/12/23 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
受付嬢のケーキ屋さん「オフィスの森」では、ケーキバトルロイヤルの名のもとに日夜大量のケーキが量産――もとい焼かれている。
もちろん、すでに自信作の域に達した商品ではあるが、せっかく長い期間があるのだから毎日微妙に味の向上を今も重ねていて、そのために試作品もまた大量に作られていた。
「ごめんなさい……私、もう、限界です……」
「の、希ちゃーん!?」
厨房の床にぱたりと倒れた作る人・紡伎 希(kz0174)を、食べる人・ルミ・ヘヴンズドア(kz0060)は慌てて駆け寄って抱き起した。
「ああ……小麦粉さん、卵さん、牛乳さん、それに沢山の砂糖さん……ごめんなさい……私はもう、これ以上みんなを美味しくできない……」
「そ、そんなことないよ! ちゃんと美味しくなってるよ! だから自信もって!?」
絵にかいたようなトオイメで虚空を見つめる希。
お店にはちゃんと天井があるはずなのに、その瞳には、お空の上で笑顔で手を振る小麦粉や卵や牛乳たちの姿が見えた。
「でも、あまりに沢山作り過ぎて『ケーキ』という概念がゲシュタルト崩壊してきたんです……」
「希ちゃん、難しい言葉知ってるね」
「甘いってなに? ケーキってなんで白いの? そもそも、ケーキってなんだっけ??」
重症だ。
ルミはとりあえず休憩用のソファに彼女を寝かせると、今一度厨房の惨状に目を向けた。
戦いに勝つため、そして自分が食べたいと思うおいしいケーキを求めて、開店前からずっとたくさんの試行錯誤を重ねて来た。
とはいえ、ロワイヤルの出品商品は1点だけ。
材料の分量やスポンジの焼き方、その重ね方を変えたりはできるものの、トッピングを全く別物にしたり、そもそも全く別のケーキに変えたりすることはできない。
結果としてこの時期の品質向上のためには似たようなケーキを延々作り続けることになり、そりゃ精神的にも参るはず。
「ううん……確かに、あたしも味飽きはしてきちゃったかも。舌が慣れると、細かい部分の味の違いは分からなくなってくるものね」
お湯を沸かして、暖かいオレンジ&チョコフレーバーのお茶を淹れる。
それをソファ傍の机の上に置くと、コート掛けの真っ白い羊毛のポンチョを掴んで勝手口を開いた。
吹き込んだ冷た~い風に意識が戻ってきた希は、お店を後にするルミの姿を見て、縋るように声をかけた。
「出かけるんですか……?」
風で長い髪をなびかせて、ルミは答えた。
「私(たちのケーキ)より、強い(おいしい)奴(ケーキ)に会って(食べて)くる――」
●
おいしいケーキを作るには、ケーキのおいしさを知らなければならない。
木枯らしの中、荒野を歩く旅人みたいに無駄にかっこよく歩くルミの手には、1枚のチラシが握られていた。
この間の【郷祭】の時にハンターたちの対戦相手だった菓子職人から貰ったお店のチラシ。
赤と緑と白を基調としたそれには、流れるような字体で『聖輝節限定ケーキビュッフェ』と書かれていた。
「ビュッフェ――またの呼び方をバイキング。私たちはお宝を強奪する海賊。そう……パティシエが誇るケーキという名の無敵艦隊を突破するには、仲間が必要なのよ。具体的にはあと5人くらい」
誰に聞かせるわけでもないのに、無駄に凄みを持って呟く。
心なしか、彼女を構成するタッチがキリリとした劇画調になっている気がした。
迷いなく進む道。
向かう先にあるのは、彼女の職場ハンターオフィス。
あそこならきっといるはず。
血肉に飢えた、ハングリー精神むき出しの猛者たちが。
「ルミ、ちょうどいいところに。次の依頼の紹介をお願いしたいのだが――」
オフィスに入ったところで、ちょうど依頼掲示板を眺めていたアンナ=リーナ・エスト(kz0108)が声をかけてきたのでルミはその両肩をガッチリと掴んだ。
「採用」
「えっ?」
困惑するアンナを捨て置いてルミはオフィスを見渡した。
ふふふ、猛者どもがうようよおるわ。
これから向かうのは戦場。
そう、戦場だ。
ルミはひとしきり顔ぶれを眺めて当たりをつけると、アンナの手を引いてずんずんとオフィスの中を進んでいった。
そして語るのだ。
――「一緒にケーキ、食べいこう!」
●
受付嬢のケーキ屋さん「オフィスの森」では、ケーキバトルロイヤルの名のもとに日夜大量のケーキが量産――もとい焼かれている。
もちろん、すでに自信作の域に達した商品ではあるが、せっかく長い期間があるのだから毎日微妙に味の向上を今も重ねていて、そのために試作品もまた大量に作られていた。
「ごめんなさい……私、もう、限界です……」
「の、希ちゃーん!?」
厨房の床にぱたりと倒れた作る人・紡伎 希(kz0174)を、食べる人・ルミ・ヘヴンズドア(kz0060)は慌てて駆け寄って抱き起した。
「ああ……小麦粉さん、卵さん、牛乳さん、それに沢山の砂糖さん……ごめんなさい……私はもう、これ以上みんなを美味しくできない……」
「そ、そんなことないよ! ちゃんと美味しくなってるよ! だから自信もって!?」
絵にかいたようなトオイメで虚空を見つめる希。
お店にはちゃんと天井があるはずなのに、その瞳には、お空の上で笑顔で手を振る小麦粉や卵や牛乳たちの姿が見えた。
「でも、あまりに沢山作り過ぎて『ケーキ』という概念がゲシュタルト崩壊してきたんです……」
「希ちゃん、難しい言葉知ってるね」
「甘いってなに? ケーキってなんで白いの? そもそも、ケーキってなんだっけ??」
重症だ。
ルミはとりあえず休憩用のソファに彼女を寝かせると、今一度厨房の惨状に目を向けた。
戦いに勝つため、そして自分が食べたいと思うおいしいケーキを求めて、開店前からずっとたくさんの試行錯誤を重ねて来た。
とはいえ、ロワイヤルの出品商品は1点だけ。
材料の分量やスポンジの焼き方、その重ね方を変えたりはできるものの、トッピングを全く別物にしたり、そもそも全く別のケーキに変えたりすることはできない。
結果としてこの時期の品質向上のためには似たようなケーキを延々作り続けることになり、そりゃ精神的にも参るはず。
「ううん……確かに、あたしも味飽きはしてきちゃったかも。舌が慣れると、細かい部分の味の違いは分からなくなってくるものね」
お湯を沸かして、暖かいオレンジ&チョコフレーバーのお茶を淹れる。
それをソファ傍の机の上に置くと、コート掛けの真っ白い羊毛のポンチョを掴んで勝手口を開いた。
吹き込んだ冷た~い風に意識が戻ってきた希は、お店を後にするルミの姿を見て、縋るように声をかけた。
「出かけるんですか……?」
風で長い髪をなびかせて、ルミは答えた。
「私(たちのケーキ)より、強い(おいしい)奴(ケーキ)に会って(食べて)くる――」
●
おいしいケーキを作るには、ケーキのおいしさを知らなければならない。
木枯らしの中、荒野を歩く旅人みたいに無駄にかっこよく歩くルミの手には、1枚のチラシが握られていた。
この間の【郷祭】の時にハンターたちの対戦相手だった菓子職人から貰ったお店のチラシ。
赤と緑と白を基調としたそれには、流れるような字体で『聖輝節限定ケーキビュッフェ』と書かれていた。
「ビュッフェ――またの呼び方をバイキング。私たちはお宝を強奪する海賊。そう……パティシエが誇るケーキという名の無敵艦隊を突破するには、仲間が必要なのよ。具体的にはあと5人くらい」
誰に聞かせるわけでもないのに、無駄に凄みを持って呟く。
心なしか、彼女を構成するタッチがキリリとした劇画調になっている気がした。
迷いなく進む道。
向かう先にあるのは、彼女の職場ハンターオフィス。
あそこならきっといるはず。
血肉に飢えた、ハングリー精神むき出しの猛者たちが。
「ルミ、ちょうどいいところに。次の依頼の紹介をお願いしたいのだが――」
オフィスに入ったところで、ちょうど依頼掲示板を眺めていたアンナ=リーナ・エスト(kz0108)が声をかけてきたのでルミはその両肩をガッチリと掴んだ。
「採用」
「えっ?」
困惑するアンナを捨て置いてルミはオフィスを見渡した。
ふふふ、猛者どもがうようよおるわ。
これから向かうのは戦場。
そう、戦場だ。
ルミはひとしきり顔ぶれを眺めて当たりをつけると、アンナの手を引いてずんずんとオフィスの中を進んでいった。
そして語るのだ。
――「一緒にケーキ、食べいこう!」
解説
▼目的
ケーキビュッフェを楽しもう
▼概要
ルミのケーキ修行(味見)のため、一緒にケーキビュッフェに行きましょう。
オフィスで拾われたアンナ=リーナもついてます。
特にアクシデントが起きたりはしないので、まったり雑談に花を咲かせましょう。
▼お店
ポルトワールで人気のカフェ「インヴェルノ」の聖輝節限定ケーキビュッフェ(フリードリンク付き)です。
参加費としてみなさんから「2800G」ずついただきます。
お金ない方は他の方にお願いして奢っていただくか、ルミちゃんに借りて(所持金のマイナス表示で対応)くださいね。
お金持ちで太っ腹なPCさんの参加も大歓迎です!(チラッ
▼ビュッフェ
食べたいケーキがあればお店にあることにするので、好きに注文していただいて構いません。
特になければ私が食べたいものを描写します。
フリードリンクはコーヒー、紅茶、果実ジュース、レモン水となってます。
▼話題
語りたいこと、相談したいこと、愚痴など話題をお待ちしてます。
クリスマス近いので恋バナとか良いですね! 恋バナ!
ひたすら食べるとかでももちろんOKです。
話題に困った方は下のリストからいくつか書いてくださればルミちゃんから話を振りに行きますよ。
・聖輝節の過ごし方
・今年を振り返って
・来年したいこと
・恋バナ!
▼サポート参加
依頼に参加されてないPCさんの話題を実名で出したい時にご利用ください。
あくまで話題であって、その場にいるわけではありませんのでご了承を。
サポートPC様のプレイングはエピソードの補完などでご利用くださいませ。
お1人につき1枠まででお願いします。
「カレピッピがさぁ」とか「これ、友達の話なんだけどぉ」とかで良い人は参加者ご本人のプレイングだけで大丈夫です。
何が言いたいかというと恋バナ枠ですよ! 恋バナ!
実名ない恋バナって味気ないですよね!
あ、他の話題用でももちろん大丈夫です。
NPCは私が所有しているのなら実名OKです。
ケーキビュッフェを楽しもう
▼概要
ルミのケーキ修行(味見)のため、一緒にケーキビュッフェに行きましょう。
オフィスで拾われたアンナ=リーナもついてます。
特にアクシデントが起きたりはしないので、まったり雑談に花を咲かせましょう。
▼お店
ポルトワールで人気のカフェ「インヴェルノ」の聖輝節限定ケーキビュッフェ(フリードリンク付き)です。
参加費としてみなさんから「2800G」ずついただきます。
お金ない方は他の方にお願いして奢っていただくか、ルミちゃんに借りて(所持金のマイナス表示で対応)くださいね。
お金持ちで太っ腹なPCさんの参加も大歓迎です!(チラッ
▼ビュッフェ
食べたいケーキがあればお店にあることにするので、好きに注文していただいて構いません。
特になければ私が食べたいものを描写します。
フリードリンクはコーヒー、紅茶、果実ジュース、レモン水となってます。
▼話題
語りたいこと、相談したいこと、愚痴など話題をお待ちしてます。
クリスマス近いので恋バナとか良いですね! 恋バナ!
ひたすら食べるとかでももちろんOKです。
話題に困った方は下のリストからいくつか書いてくださればルミちゃんから話を振りに行きますよ。
・聖輝節の過ごし方
・今年を振り返って
・来年したいこと
・恋バナ!
▼サポート参加
依頼に参加されてないPCさんの話題を実名で出したい時にご利用ください。
あくまで話題であって、その場にいるわけではありませんのでご了承を。
サポートPC様のプレイングはエピソードの補完などでご利用くださいませ。
お1人につき1枠まででお願いします。
「カレピッピがさぁ」とか「これ、友達の話なんだけどぉ」とかで良い人は参加者ご本人のプレイングだけで大丈夫です。
何が言いたいかというと恋バナ枠ですよ! 恋バナ!
実名ない恋バナって味気ないですよね!
あ、他の話題用でももちろん大丈夫です。
NPCは私が所有しているのなら実名OKです。
マスターより
おはようございます、のどかです。
今年もこの季節がやってきましたね。
なんかクリスマスらしからぬ調子のOPですが、リプレイはシーズンで浮かれた空気をたっぷりああまあまで楽しむ感じの内容になりますのでご心配なく。
トークは恋バナ押ししてますけどMSが喜ぶというだけなので他の真面目な話でもOKですよ!
お菓子屋さんも併設してあるので気に入ったケーキがあればお持ち帰り用の購入もできますよ。
反映時に貰えるチケットで「オフィスの森」のケーキも買ってね!(宣伝
質問は別途卓を立ててルミちゃんまでどうぞ。
参加をお待ちしております!
今年もこの季節がやってきましたね。
なんかクリスマスらしからぬ調子のOPですが、リプレイはシーズンで浮かれた空気をたっぷりああまあまで楽しむ感じの内容になりますのでご心配なく。
トークは恋バナ押ししてますけどMSが喜ぶというだけなので他の真面目な話でもOKですよ!
お菓子屋さんも併設してあるので気に入ったケーキがあればお持ち帰り用の購入もできますよ。
反映時に貰えるチケットで「オフィスの森」のケーキも買ってね!(宣伝
質問は別途卓を立ててルミちゃんまでどうぞ。
参加をお待ちしております!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/24 01:43
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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ケーキビュッフェ卓(雑談) 天王寺茜(ka4080) 人間(リアルブルー)|18才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/12/13 22:04:46 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/13 21:12:59 |