ゲスト
(ka0000)
星空の下で
マスター:紫雨

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/22 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/12/31 19:00
オープニング
12月、空気が澄み、天体観測に適した時期。
村から少し離れた小高い丘は星が綺麗に見える場所として知られている。といっても地域住民にとっては、となるが。
「聞いたか? 最近、この丘って出るんだって」
「出るって何がさ? まさか、こんな時期にお化けが出るとかいうなよ? にーちゃん」
灯りを持って先頭を歩く青年が天体望遠鏡を抱えたもう一人の少年に声をかけた。どうやら兄弟のようだ。時刻は夜、丘までの道のりは一本道で二人にとっては通いなれた道。のはずなのに、何故か気持ちがざわつくように感じる。
「そのまさか、らしいぜ。つっても最近のことらしいから噂だけどな」
「それでも星を見に行くっていうんだからにーちゃんも怖いもの知らずだよな」
「ついてくるお前もな。さ、そろそろ頂上だな」
ちらりとついてくる弟のほうを見てから兄は前を見て、頂上へと足を踏み入れた。いつもと変わらない静かな空気。
「噂は噂だったな。さ、望遠鏡組み立てようぜ」
「ま、待って。にーちゃん、なんかいる」
弟が天体望遠鏡を抱えたまま正面を指差す。灯りは兄が持っている物だけのこの場所で彼の目線の高さに灯りがあることがあり得ないのだ。
その灯りは次第に彼らに近寄ってくる。時折、カタカタッ、カタカタッと音を立て、何かの喋り声のようなものも聞こえながら。
「え……まじかよ。逃げるぞ!」
「にーちゃん! 待ってよ!」
兄は灯りを持つ手とは逆の手で弟の腕を掴むと来た道を引き返していく。弟の腕から天体望遠鏡が落ちるも拾いあげる余裕はない。兄に引きずられるように丘を下って行った。
追いかける音は次第に遠のき、村はずれの民家が見えるころには追いかけていた何か、は感じなくなっていた。
「あれ何だったんだろうな。噂は本当だったみたいだ」
「俺の望遠鏡……」
兄は調べてもらえるよう頼むべきかと考え込む。弟の呟きは兄にも届かず、丘の方を見つめていた。
「星の見える丘にお化けですか。夏場ならきっと観光名所になりそうですよね」
受付嬢はどこか的外れな感想を呟きながら依頼書を眺めている。ハンターたちが入って来たのに気づくと軽く手を上げた。
「みなさん、今いいですか? この依頼をお願いしたいんですが」
持っていた依頼をハンターたちに見える様に机に置く。どうやら幽霊騒動の調査。もし、幽霊ではなく歪虚だった場合は討伐もしてほしい、というものだ。
「季節外れの肝試しみたいな依頼ですが、依頼者さんたちが落とした天体望遠鏡を探しに行ったら無くなってたそうなんです。なので、実体のある集団だと思います。注意してくださいね」
カタカタ音がした、喋り声のような音が聞こえたという点から複数の存在が確認されている。
「できることなら依頼者さんたちに天体望遠鏡を返してあげられるといいんですが……そこまでは難しいですよね。不穏な噂の真相を確かめてきてください。よろしくお願いします」
受付嬢は深々と頭を下げ、ハンターたちに依頼を託した。
村から少し離れた小高い丘は星が綺麗に見える場所として知られている。といっても地域住民にとっては、となるが。
「聞いたか? 最近、この丘って出るんだって」
「出るって何がさ? まさか、こんな時期にお化けが出るとかいうなよ? にーちゃん」
灯りを持って先頭を歩く青年が天体望遠鏡を抱えたもう一人の少年に声をかけた。どうやら兄弟のようだ。時刻は夜、丘までの道のりは一本道で二人にとっては通いなれた道。のはずなのに、何故か気持ちがざわつくように感じる。
「そのまさか、らしいぜ。つっても最近のことらしいから噂だけどな」
「それでも星を見に行くっていうんだからにーちゃんも怖いもの知らずだよな」
「ついてくるお前もな。さ、そろそろ頂上だな」
ちらりとついてくる弟のほうを見てから兄は前を見て、頂上へと足を踏み入れた。いつもと変わらない静かな空気。
「噂は噂だったな。さ、望遠鏡組み立てようぜ」
「ま、待って。にーちゃん、なんかいる」
弟が天体望遠鏡を抱えたまま正面を指差す。灯りは兄が持っている物だけのこの場所で彼の目線の高さに灯りがあることがあり得ないのだ。
その灯りは次第に彼らに近寄ってくる。時折、カタカタッ、カタカタッと音を立て、何かの喋り声のようなものも聞こえながら。
「え……まじかよ。逃げるぞ!」
「にーちゃん! 待ってよ!」
兄は灯りを持つ手とは逆の手で弟の腕を掴むと来た道を引き返していく。弟の腕から天体望遠鏡が落ちるも拾いあげる余裕はない。兄に引きずられるように丘を下って行った。
追いかける音は次第に遠のき、村はずれの民家が見えるころには追いかけていた何か、は感じなくなっていた。
「あれ何だったんだろうな。噂は本当だったみたいだ」
「俺の望遠鏡……」
兄は調べてもらえるよう頼むべきかと考え込む。弟の呟きは兄にも届かず、丘の方を見つめていた。
「星の見える丘にお化けですか。夏場ならきっと観光名所になりそうですよね」
受付嬢はどこか的外れな感想を呟きながら依頼書を眺めている。ハンターたちが入って来たのに気づくと軽く手を上げた。
「みなさん、今いいですか? この依頼をお願いしたいんですが」
持っていた依頼をハンターたちに見える様に机に置く。どうやら幽霊騒動の調査。もし、幽霊ではなく歪虚だった場合は討伐もしてほしい、というものだ。
「季節外れの肝試しみたいな依頼ですが、依頼者さんたちが落とした天体望遠鏡を探しに行ったら無くなってたそうなんです。なので、実体のある集団だと思います。注意してくださいね」
カタカタ音がした、喋り声のような音が聞こえたという点から複数の存在が確認されている。
「できることなら依頼者さんたちに天体望遠鏡を返してあげられるといいんですが……そこまでは難しいですよね。不穏な噂の真相を確かめてきてください。よろしくお願いします」
受付嬢は深々と頭を下げ、ハンターたちに依頼を託した。
解説
成功条件
全ての敵を討伐
ゴブリンソルジャー 数4
攻撃方法 斧で斬りつける 斧で力いっぱい斬りつけてくる
サイズ 1
特徴
斧のような物を持っているゴブリン。
歴戦の風格漂う。
ゴブリンメイジ 数1
攻撃方法 マジックアロー 魔法で矢を作り出し、
サイズ 1
特徴
杖のような物を持っているゴブリン。
ローブっぽいものを纏ってる。
スケルトン 数5
攻撃方法 刀で斬りつけ 刀で広範囲を斬りつける
骨を投げつける 骨を投げつけてくる
サイズ 1
特徴
ぼろ布を纏ってる骸骨。
乾燥しているので燃えやすい。
追加情報
天体望遠鏡は組み立て式のトランクに入っています。
ですが、天体望遠鏡を取り戻し返すことは成功条件ではありません。
戦場等補足
見通しがいい丘。
光源は月灯りのみ、満月ではないのであまり明るくない。
追加で必要な場合は持ち込んでください。
全ての敵を討伐
ゴブリンソルジャー 数4
攻撃方法 斧で斬りつける 斧で力いっぱい斬りつけてくる
サイズ 1
特徴
斧のような物を持っているゴブリン。
歴戦の風格漂う。
ゴブリンメイジ 数1
攻撃方法 マジックアロー 魔法で矢を作り出し、
サイズ 1
特徴
杖のような物を持っているゴブリン。
ローブっぽいものを纏ってる。
スケルトン 数5
攻撃方法 刀で斬りつけ 刀で広範囲を斬りつける
骨を投げつける 骨を投げつけてくる
サイズ 1
特徴
ぼろ布を纏ってる骸骨。
乾燥しているので燃えやすい。
追加情報
天体望遠鏡は組み立て式のトランクに入っています。
ですが、天体望遠鏡を取り戻し返すことは成功条件ではありません。
戦場等補足
見通しがいい丘。
光源は月灯りのみ、満月ではないのであまり明るくない。
追加で必要な場合は持ち込んでください。
マスターより
お久しぶりです、紫雨です。
この時期はほんと忙しくなりますよね……。
雪も降りだして、道路も凍って、外を移動するのが大変でもあります。
寒くなると空気が澄んで星が綺麗に見えるのはいい点。
綺麗な夜空の下で戦闘となります。
皆さんの素敵なプレイングをお待ちしております。
この時期はほんと忙しくなりますよね……。
雪も降りだして、道路も凍って、外を移動するのが大変でもあります。
寒くなると空気が澄んで星が綺麗に見えるのはいい点。
綺麗な夜空の下で戦闘となります。
皆さんの素敵なプレイングをお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/29 07:19
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ツィスカ・V・A=ブラオラント(ka5835) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2018/12/21 22:27:47 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/21 10:46:07 |