ゲスト
(ka0000)
そこに跪け、赦しを請え
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 不明
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 不明
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/22 15:00
- リプレイ完成予定
- 2018/12/31 15:00
オープニング
聖輝節で盛り上がるクリムゾンウェストではあるが、その一方で与えられた役目に勤しむ者達の姿があった。
「大神殿ねぇ。そんなに大事なら博物館にでも寄贈すりゃいいのに」
ジェイミー・ドリスキル(kz0231)は荷馬車に体を横たえて空を見上げていた。
今回、チュプ大神殿行きを希望したのも、周辺の地形を理解する為だった。仮に戦場になったとするならば、地形は非常に重要だ。それも戦車型CAM『ヨルズ』を愛機とするドリスキルにとって、地形は武器にも障害にもなる。
少しでも地形を理解する事が勝利に繋がるのだが、いい加減同じような森ばかりで飽き始めていたようだ。
「ふふ、いけませんね。のんびりされていても良いのですか?」
馬車を操縦しているヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)は、振り返らずにそう呟いた。
自ら馬車を操縦しているのも、せっかくの聖輝節で部下に苦労させたくないかららしいのだが――。
「いいのか? 聖輝節って奴なんだろ? たまには休んだ方がいいんじゃないのか?」
「そうしたいところなんですが、そうもいきません。歪虚の襲撃に備える必要がありまして」
世間は聖輝節で忙しそうにしているが、ヴェルナーはまったく休んでいなかった。
元怠惰王のビックマーが倒れてから、部族会議は歪虚への警戒を強化した。
終末と呼ばれる事象がある歪虚から語られた為、敵の侵攻に備えていたのだ。
部族会議大首長補佐のヴェルナーも警備強化の為、休暇らしい休暇を取ることができていなかった。
「ああ、聞いたぜ。確か……なんとかって歪虚が言ってたんだよな」
「ブラッドリー、ですね」
歪虚ブラッドリー(kz0252)。
終末を予見し、辺境に危機を招き入れようと画策し続けていた。
先日もブラッドリーと顔を合わせたヴェルナーであるが、異質とも呼べる態度に強い警戒心を抱かずにはおれなかった。
あの歪虚は――あまりに危険過ぎる。
「そうそう。そいつだ。だが、あいつの話を聞いて気になったんだよな」
「気になった事ですか」
「ああ。終末が来るっていうのはいいとしてだ。なんで、それが楽園へ行く話に繋がるんだ? 終末が来たら終わりじゃないのか?」
ドリスキルは、疑問を口にする。
ブラッドリーの発言は独特であり、理解は簡単ではない。
だが、その難解な言葉の中に重要な何かがある事も事実だ。
そうは言ってもヴェルナーもブラッドリーの言葉を理解している訳ではない。
ドリスキルの疑問に答えるだけの情報は無い。
「それについては私も分かりません……!」
言葉の途中でヴェルナーは荷馬車を止めた。
突然の停止に荷馬車にいたドリスキルの体が大きく揺れる。
「お、おい。なんだよ、一体」
「その疑問。直接聞かれてはどうでしょう?」
「ああ?」
ドリスキルが首を上げれば、荷馬車の進路を塞ぐように一人の神父が立っていた。
――ブラッドリー。
荷馬車を止め、満足そうな不敵の笑みを浮かべる。
「ラッパ吹きの天使達。収穫は、進んでいますか?
終末を回避したくば、跪いて赦しを請いなさい。それも……もう無駄ですがね」
「大神殿ねぇ。そんなに大事なら博物館にでも寄贈すりゃいいのに」
ジェイミー・ドリスキル(kz0231)は荷馬車に体を横たえて空を見上げていた。
今回、チュプ大神殿行きを希望したのも、周辺の地形を理解する為だった。仮に戦場になったとするならば、地形は非常に重要だ。それも戦車型CAM『ヨルズ』を愛機とするドリスキルにとって、地形は武器にも障害にもなる。
少しでも地形を理解する事が勝利に繋がるのだが、いい加減同じような森ばかりで飽き始めていたようだ。
「ふふ、いけませんね。のんびりされていても良いのですか?」
馬車を操縦しているヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)は、振り返らずにそう呟いた。
自ら馬車を操縦しているのも、せっかくの聖輝節で部下に苦労させたくないかららしいのだが――。
「いいのか? 聖輝節って奴なんだろ? たまには休んだ方がいいんじゃないのか?」
「そうしたいところなんですが、そうもいきません。歪虚の襲撃に備える必要がありまして」
世間は聖輝節で忙しそうにしているが、ヴェルナーはまったく休んでいなかった。
元怠惰王のビックマーが倒れてから、部族会議は歪虚への警戒を強化した。
終末と呼ばれる事象がある歪虚から語られた為、敵の侵攻に備えていたのだ。
部族会議大首長補佐のヴェルナーも警備強化の為、休暇らしい休暇を取ることができていなかった。
「ああ、聞いたぜ。確か……なんとかって歪虚が言ってたんだよな」
「ブラッドリー、ですね」
歪虚ブラッドリー(kz0252)。
終末を予見し、辺境に危機を招き入れようと画策し続けていた。
先日もブラッドリーと顔を合わせたヴェルナーであるが、異質とも呼べる態度に強い警戒心を抱かずにはおれなかった。
あの歪虚は――あまりに危険過ぎる。
「そうそう。そいつだ。だが、あいつの話を聞いて気になったんだよな」
「気になった事ですか」
「ああ。終末が来るっていうのはいいとしてだ。なんで、それが楽園へ行く話に繋がるんだ? 終末が来たら終わりじゃないのか?」
ドリスキルは、疑問を口にする。
ブラッドリーの発言は独特であり、理解は簡単ではない。
だが、その難解な言葉の中に重要な何かがある事も事実だ。
そうは言ってもヴェルナーもブラッドリーの言葉を理解している訳ではない。
ドリスキルの疑問に答えるだけの情報は無い。
「それについては私も分かりません……!」
言葉の途中でヴェルナーは荷馬車を止めた。
突然の停止に荷馬車にいたドリスキルの体が大きく揺れる。
「お、おい。なんだよ、一体」
「その疑問。直接聞かれてはどうでしょう?」
「ああ?」
ドリスキルが首を上げれば、荷馬車の進路を塞ぐように一人の神父が立っていた。
――ブラッドリー。
荷馬車を止め、満足そうな不敵の笑みを浮かべる。
「ラッパ吹きの天使達。収穫は、進んでいますか?
終末を回避したくば、跪いて赦しを請いなさい。それも……もう無駄ですがね」
解説
目的:ブラッドリーへ接触する。
概要:チュプ大神殿へ移動中に歪虚ブラッドリーと接触しました。ブラッドリーは先日接触したヴェルナーに個人的興味があるようですが、戦闘の意志は無さそうです。今なら、ブラッドリーと接触して何らかの情報を引き出す事ができるかもしれません。
また戦闘へ持ち込む事も可能です。その場合、ヴェルナーとドリスキルも加勢しますが、ブラッドリーが撃破できるかは不明です。
備考:
基本的に本シナリオはフリーアタックシナリオです。この状況でハンターは自由なプレイングをかける事ができます。ブラッドリーと接触して新たなる情報入手を試みても、戦闘でヴェルナーやドリスキルを護衛しても構いません。なお、ドリスキルはこの世界へ転移して日が浅い事からブラッドリーがどのような存在かを深くは理解していません。この為、ドリスキルから見ればブラッドリーは『狂気以外の正体不明な歪虚』程度の認識です。
概要:チュプ大神殿へ移動中に歪虚ブラッドリーと接触しました。ブラッドリーは先日接触したヴェルナーに個人的興味があるようですが、戦闘の意志は無さそうです。今なら、ブラッドリーと接触して何らかの情報を引き出す事ができるかもしれません。
また戦闘へ持ち込む事も可能です。その場合、ヴェルナーとドリスキルも加勢しますが、ブラッドリーが撃破できるかは不明です。
備考:
基本的に本シナリオはフリーアタックシナリオです。この状況でハンターは自由なプレイングをかける事ができます。ブラッドリーと接触して新たなる情報入手を試みても、戦闘でヴェルナーやドリスキルを護衛しても構いません。なお、ドリスキルはこの世界へ転移して日が浅い事からブラッドリーがどのような存在かを深くは理解していません。この為、ドリスキルから見ればブラッドリーは『狂気以外の正体不明な歪虚』程度の認識です。
マスターより
近藤豊です。
聖輝節の裏で行われた接触。ブラッドリーの目的は不明ですが、戦闘の意志が無い事は明白である為、情報を引き出すチャンスとなります。もしかしたら、今後発生する事件の一端が垣間見られるかもしれません。
それでは、とんかつを肴にお待ちしています。
聖輝節の裏で行われた接触。ブラッドリーの目的は不明ですが、戦闘の意志が無い事は明白である為、情報を引き出すチャンスとなります。もしかしたら、今後発生する事件の一端が垣間見られるかもしれません。
それでは、とんかつを肴にお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/12/25 07:09
参加者一覧
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終末に向かいし邂逅(相談卓) 雨を告げる鳥(ka6258) エルフ|14才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/12/22 13:58:25 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/19 17:37:58 |