ゲスト
(ka0000)
【陶曲】黒い幽霊船
マスター:樹シロカ

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- ユニット参加人数
- 現在6 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2019/01/02 19:00
- リプレイ完成予定
- 2019/01/16 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●奇妙な船
その船の出現で、平和な港の日常は破られた。
「ありゃなんだ?」
最初に気づいたのは、船の積み荷を上げ下ろしする荷役の男。
指さす先に、見慣れない船があった。
とはいえ、港湾都市ポルトワールでは大小さまざまな船が見られる。
男がまず最初に奇妙に思ったのは、船の大きさの割に立派すぎる舳先の船首像だ。
ブロンズ製にみえる三つ目の女神像は、まるで生きているような肉感を備えている。
だが本当に金属製であれば、重すぎて船が傾くだろう。
そして次に、その黒い船体が、ほとんど音を立てることなく波の上を滑るように動いていることに気づいた。
音もなく、船員の姿もなく、まるで船そのものが意志を持つ存在のように、動く船。
普段なら騒がしいカモメたちの姿も、いつの間にか消えている。
「なんだ? あの船は」
船に命を預けて海で生きる船員たちは敏感だ。明らかにあの船は「おかしい」。
そう感じ、及び腰になった瞬間。女神の目が輝いた。
●混乱の中で
緊急の出動依頼を受けて駆け付けたハンター達は、異様な光景にあっけにとられる。
女神の三つ目が輝くと紫光が迸り、中型の木造船が一隻、粉々に砕け散ったのだ。
よく見れば、いくつかの残っている船にはそっくりな小型の女神像が三叉槍を手にして甲板に立っていた。
無人の船はするすると動き、黒い船を守るように移動していく。
「これは……所謂『嫉妬』の眷属でしょうか」
アスタリスク(kz0234)が唸る。
そこに、同盟陸軍の1隊が到着した。
岸辺に泳ぎ着いた船員を助け、近くを逃げ惑う人々を誘導する。中には武装した魔導アーマーを海に向けて並べる者もいた。
アスタリスクは近くにいた軍人を捕まえて尋ねる。
「失礼ですが、貴方たちは覚醒者なのですか?」
「いえ。ですが訓練は受けていますので」
一瞬言葉に詰まるアスタリスク。いくら訓練を積んでいても、歪虚に対応するには不十分だ。
だからこそ、彼はVOIDと戦う力を得たくて、強化人間になる選択をしたのだから。
「もし良ければ、アーマーをお借りできませんか。協力させてください、お願いします」
そのすぐ近くでは、別の軍人に、ひとりの老人が取り縋っていた。
「頼む! あの灯台じゃ、助けてくれ!!」
「誰かがいるの?」
マリナ・リヴェール(kz0272)が見かねて声をかけると、必死の形相で振り向く顔。
「灯台守の息子が逃げ遅れたんじゃ! 孫も昼飯を届けに行って戻ってこん。頼む、助けてやってくれ!!」
「わかったわ。大丈夫、だからおじいさんは安全な場所にいてね」
マリナは軍人に年寄りを預け、同行したハンター達に苦笑いの顔を見せる。
「ごめん、勝手に決めちゃったわ。でも放っておけないわよね」
黒い船の女神像がまた1隻、前方の船を打ち砕いたかと思うと、港の奥へと入り込んでくる。
そのすぐそばには灯台が頼りなげに立っていた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●奇妙な船
その船の出現で、平和な港の日常は破られた。
「ありゃなんだ?」
最初に気づいたのは、船の積み荷を上げ下ろしする荷役の男。
指さす先に、見慣れない船があった。
とはいえ、港湾都市ポルトワールでは大小さまざまな船が見られる。
男がまず最初に奇妙に思ったのは、船の大きさの割に立派すぎる舳先の船首像だ。
ブロンズ製にみえる三つ目の女神像は、まるで生きているような肉感を備えている。
だが本当に金属製であれば、重すぎて船が傾くだろう。
そして次に、その黒い船体が、ほとんど音を立てることなく波の上を滑るように動いていることに気づいた。
音もなく、船員の姿もなく、まるで船そのものが意志を持つ存在のように、動く船。
普段なら騒がしいカモメたちの姿も、いつの間にか消えている。
「なんだ? あの船は」
船に命を預けて海で生きる船員たちは敏感だ。明らかにあの船は「おかしい」。
そう感じ、及び腰になった瞬間。女神の目が輝いた。
●混乱の中で
緊急の出動依頼を受けて駆け付けたハンター達は、異様な光景にあっけにとられる。
女神の三つ目が輝くと紫光が迸り、中型の木造船が一隻、粉々に砕け散ったのだ。
よく見れば、いくつかの残っている船にはそっくりな小型の女神像が三叉槍を手にして甲板に立っていた。
無人の船はするすると動き、黒い船を守るように移動していく。
「これは……所謂『嫉妬』の眷属でしょうか」
アスタリスク(kz0234)が唸る。
そこに、同盟陸軍の1隊が到着した。
岸辺に泳ぎ着いた船員を助け、近くを逃げ惑う人々を誘導する。中には武装した魔導アーマーを海に向けて並べる者もいた。
アスタリスクは近くにいた軍人を捕まえて尋ねる。
「失礼ですが、貴方たちは覚醒者なのですか?」
「いえ。ですが訓練は受けていますので」
一瞬言葉に詰まるアスタリスク。いくら訓練を積んでいても、歪虚に対応するには不十分だ。
だからこそ、彼はVOIDと戦う力を得たくて、強化人間になる選択をしたのだから。
「もし良ければ、アーマーをお借りできませんか。協力させてください、お願いします」
そのすぐ近くでは、別の軍人に、ひとりの老人が取り縋っていた。
「頼む! あの灯台じゃ、助けてくれ!!」
「誰かがいるの?」
マリナ・リヴェール(kz0272)が見かねて声をかけると、必死の形相で振り向く顔。
「灯台守の息子が逃げ遅れたんじゃ! 孫も昼飯を届けに行って戻ってこん。頼む、助けてやってくれ!!」
「わかったわ。大丈夫、だからおじいさんは安全な場所にいてね」
マリナは軍人に年寄りを預け、同行したハンター達に苦笑いの顔を見せる。
「ごめん、勝手に決めちゃったわ。でも放っておけないわよね」
黒い船の女神像がまた1隻、前方の船を打ち砕いたかと思うと、港の奥へと入り込んでくる。
そのすぐそばには灯台が頼りなげに立っていた。
解説
●状況
皆様は緊急の依頼受けて到着したところです。
一番の目的は、黒い謎の船の破壊、もしくは阻止。
NPCマリナは老人の家族を救うため、灯台に走るつもりです。
ユニットの持ち込み可能ですので、こちらは黒い船の対応に当たることをお勧めします。
状況はOPイラストの、奥から船が接近。
右手の突端に灯台があるイメージでお願いします。
ハンターが乗り物で移動すれば、灯台まではスタートから3Tで到達します。
~~船~~灯
~~∥~~■
■■陸■■■
●敵情報/人間や正のマテリアルに反応する。
「PL情報」はPC情報に落とし込むのに多少の情報収集行動要。「現地情報」は現場に到着でわかる情報。
・黒い船×1:嫉妬の大型歪虚。全長18m×幅6m。女神像が廃船を取り込んでいる。岸壁に向かって移動中。
攻撃手段:女神ビーム・長射程の魔法範囲攻撃。クールダウンの時間を要する(PL情報)/女神バリア・負のマテリアルをぶつけ、自分に対する強力な攻撃を逸らす。ビームを撃つときは消える(PL情報)
・小型女神×10:移動力・回避力高。黒い船を守護するものと、手近の人間を攻撃するものがいる。1隻が灯台に向かっている(現地情報)
攻撃手段:女神ビーム(弱)・魔法攻撃/黒い船への攻撃を引き受けて自爆(PL情報)
●NPC情報
・アスタリスク:元崑崙基地の強化人間。依頼を受けて出動している。格闘士。今回は(コネを使って)同盟陸軍の魔導アーマーを借りて対応。陸軍には避難誘導にのみ専念してほしい考え。
・マリナ:今回初依頼のなりたてほやほや聖導士。過去の経緯から贖罪の意識が強く、誰も同行者がいなくても灯台へ向かう。魔導バイク持ち込み。
・同盟陸軍:一般人のみの部隊で、現代の警察のような存在。港にいる人々の避難誘導と敵対応を担うつもりだが、そのまま敵対応に参加させると被害は出る。
●ほか
質問卓設置可能。MS確認期限は出発24時間前まで。
皆様は緊急の依頼受けて到着したところです。
一番の目的は、黒い謎の船の破壊、もしくは阻止。
NPCマリナは老人の家族を救うため、灯台に走るつもりです。
ユニットの持ち込み可能ですので、こちらは黒い船の対応に当たることをお勧めします。
状況はOPイラストの、奥から船が接近。
右手の突端に灯台があるイメージでお願いします。
ハンターが乗り物で移動すれば、灯台まではスタートから3Tで到達します。
~~船~~灯
~~∥~~■
■■陸■■■
●敵情報/人間や正のマテリアルに反応する。
「PL情報」はPC情報に落とし込むのに多少の情報収集行動要。「現地情報」は現場に到着でわかる情報。
・黒い船×1:嫉妬の大型歪虚。全長18m×幅6m。女神像が廃船を取り込んでいる。岸壁に向かって移動中。
攻撃手段:女神ビーム・長射程の魔法範囲攻撃。クールダウンの時間を要する(PL情報)/女神バリア・負のマテリアルをぶつけ、自分に対する強力な攻撃を逸らす。ビームを撃つときは消える(PL情報)
・小型女神×10:移動力・回避力高。黒い船を守護するものと、手近の人間を攻撃するものがいる。1隻が灯台に向かっている(現地情報)
攻撃手段:女神ビーム(弱)・魔法攻撃/黒い船への攻撃を引き受けて自爆(PL情報)
●NPC情報
・アスタリスク:元崑崙基地の強化人間。依頼を受けて出動している。格闘士。今回は(コネを使って)同盟陸軍の魔導アーマーを借りて対応。陸軍には避難誘導にのみ専念してほしい考え。
・マリナ:今回初依頼のなりたてほやほや聖導士。過去の経緯から贖罪の意識が強く、誰も同行者がいなくても灯台へ向かう。魔導バイク持ち込み。
・同盟陸軍:一般人のみの部隊で、現代の警察のような存在。港にいる人々の避難誘導と敵対応を担うつもりだが、そのまま敵対応に参加させると被害は出る。
●ほか
質問卓設置可能。MS確認期限は出発24時間前まで。
マスターより
お世話になっております、樹シロカです。
何気に珍しいユニット同行依頼。基本的にはドッカンバッカンで大丈夫なはずです。
ただし全員がユニットで船対応だとマリナが苦戦します。逆にユニットゼロだと黒い船が暴れます。
この辺りの相談を考慮し、難易度:やや難しいとなっております。
また年末年始事情で相談期間が長めですのでご注意ください。
アスタリスクがちゃっかりアーマーを借りていますが、たぶん知人に連絡させて許可を取ったのでしょう。
普通のハンターは真似できないですね、すいません。
それからさりげなくマリナがハンターに。特に触れる必要はありませんが、訊けば多少は事情を説明します。
皆様のご参加、お待ちしております。
何気に珍しいユニット同行依頼。基本的にはドッカンバッカンで大丈夫なはずです。
ただし全員がユニットで船対応だとマリナが苦戦します。逆にユニットゼロだと黒い船が暴れます。
この辺りの相談を考慮し、難易度:やや難しいとなっております。
また年末年始事情で相談期間が長めですのでご注意ください。
アスタリスクがちゃっかりアーマーを借りていますが、たぶん知人に連絡させて許可を取ったのでしょう。
普通のハンターは真似できないですね、すいません。
それからさりげなくマリナがハンターに。特に触れる必要はありませんが、訊けば多少は事情を説明します。
皆様のご参加、お待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/01/15 01:41
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ストゥール(ka3669) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2019/01/02 17:17:05 |
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![]() |
質問卓 ヴァイス・エリダヌス(ka0364) 人間(クリムゾンウェスト)|31才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/12/29 17:12:55 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/30 20:29:44 |