ゲスト
(ka0000)
【初夢】たのしいジョルダン家
マスター:三田村 薫

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/01/05 15:00
- リプレイ完成予定
- 2019/01/14 15:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
●ある日の朝
アメリカ合衆国、某州、某市の一軒家。
「日曜日だと言うのに、父さんはお仕事なのですか」
父親にスーツのジャケットを着せながら、次男ヴィルジーリオがぼやく。
「ああ、すまないね。接待が急に入ったものだから」
「何の接待?」
イヤホンを片耳だけ外した三男クレートが尋ねると、父ロベルトは肩を竦めた。
「取引先の息子のおもりさ。親の方におもりがいるって言うのにね」
(ここで控えめな笑い声)
クレートも肩を竦めて見せた。また手元の携帯ゲームに戻る。
「昨日も随分遅くまでやっていたようだね」
微笑みながら、長男アルトゥーロが弟の手元を興味深そうに覗き込んだ。
「そうなんだよ。マッチングをずっと待ってたんだ。オンライン対戦でね」
「相手は見つかったのかい?」
弟はまた肩を竦めた。
「Wi-Fiのスイッチが切れてた。朝日で気付いたよ」
(ここで笑い声)
「パパ!」
そこに、末妹のアウグスタが、パジャマのままで駆け込んできた。ロベルトは娘を抱き上げる。
「お仕事行っちゃうの?」
「ああ、行っちゃうんだよすまないね。兄さんたちも用事があって出掛けるから、代わりに人を頼んでおいた」
「アウグスタのためなら別に卒論の口頭試問くらいサボっても構わないんですけどね」
ヴィルジーリオが真顔で言った。クレートが顔をしかめる。
「いや、それは行けよ」
(ここで控えめな笑い声)
「僕も今日は最後のテストだけど、アウグスタのためならそれもサボって構わないんだけどな」
アルトゥーロが首を横に振ると、クレートの眉間の皺が更に深くなった。
「それも行けよ」
(ここで以下略)
「そう言うクレートはどうしたんだい?」
「僕? バイトだよ」
「代理を探さないって珍しいね?」
「唯一替われる奴の衛生観念が壊滅的なんだよ。地獄だぜ」
(ここで以下略)
「まあまあ、ちゃんとシッターを頼んでおいたから。良いね、アウグスタ。その人たちの言うことをよく聞くんだよ」
「はい、パパ。ところでどんな人が来るの?」
「人たちかな」
「二人?」
「いいや」
ロベルトは娘の額に自分の額をくっつけた。
「ハンターオフィスに頼んで最大六人のハンターをお願いしたよ。少なくとも三人は来るはずだ」
「パパ……」
アウグスタは目を細めて父親を見た。
「ついに数が数えられなくなったのね」
(ここでどっと笑う声)
●過ぎたるは及ばざるがごとし
父と兄たちは出て行った。一人ずつに行ってらっしゃいのキッスをしたアウグスタは、最後のクレートを送り出すと、唇を尖らせたまま廊下を駆けた。
「もう! なんなのよ、ハンターを最低でも三人もシッターにだなんて! 私、もう八歳なのよ。シリアルだってちゃんと自分で牛乳をかけられるし、ほうれんそうだって残したりしないわ!」
少し考える。
「ドレッシングを瓶の半分使って良いならだけど」
(ここで控えめな笑い声)
その時、玄関のチャイムが鳴った。アウグスタは尖らせた唇を掌でぐいと戻すと、ほっぺたを持ち上げて笑顔を作った。
「はーい! 今出るわ」
アウグスタはスコープから外を覗く。ハンターオフィスから来ました、と答える声に、アウグスタはドアを開けた。
「こんにちは! 私がアウグスタよ。今日はパパが無理を言ってごめんなさい。どうぞよろしくね」
●ある日の朝
アメリカ合衆国、某州、某市の一軒家。
「日曜日だと言うのに、父さんはお仕事なのですか」
父親にスーツのジャケットを着せながら、次男ヴィルジーリオがぼやく。
「ああ、すまないね。接待が急に入ったものだから」
「何の接待?」
イヤホンを片耳だけ外した三男クレートが尋ねると、父ロベルトは肩を竦めた。
「取引先の息子のおもりさ。親の方におもりがいるって言うのにね」
(ここで控えめな笑い声)
クレートも肩を竦めて見せた。また手元の携帯ゲームに戻る。
「昨日も随分遅くまでやっていたようだね」
微笑みながら、長男アルトゥーロが弟の手元を興味深そうに覗き込んだ。
「そうなんだよ。マッチングをずっと待ってたんだ。オンライン対戦でね」
「相手は見つかったのかい?」
弟はまた肩を竦めた。
「Wi-Fiのスイッチが切れてた。朝日で気付いたよ」
(ここで笑い声)
「パパ!」
そこに、末妹のアウグスタが、パジャマのままで駆け込んできた。ロベルトは娘を抱き上げる。
「お仕事行っちゃうの?」
「ああ、行っちゃうんだよすまないね。兄さんたちも用事があって出掛けるから、代わりに人を頼んでおいた」
「アウグスタのためなら別に卒論の口頭試問くらいサボっても構わないんですけどね」
ヴィルジーリオが真顔で言った。クレートが顔をしかめる。
「いや、それは行けよ」
(ここで控えめな笑い声)
「僕も今日は最後のテストだけど、アウグスタのためならそれもサボって構わないんだけどな」
アルトゥーロが首を横に振ると、クレートの眉間の皺が更に深くなった。
「それも行けよ」
(ここで以下略)
「そう言うクレートはどうしたんだい?」
「僕? バイトだよ」
「代理を探さないって珍しいね?」
「唯一替われる奴の衛生観念が壊滅的なんだよ。地獄だぜ」
(ここで以下略)
「まあまあ、ちゃんとシッターを頼んでおいたから。良いね、アウグスタ。その人たちの言うことをよく聞くんだよ」
「はい、パパ。ところでどんな人が来るの?」
「人たちかな」
「二人?」
「いいや」
ロベルトは娘の額に自分の額をくっつけた。
「ハンターオフィスに頼んで最大六人のハンターをお願いしたよ。少なくとも三人は来るはずだ」
「パパ……」
アウグスタは目を細めて父親を見た。
「ついに数が数えられなくなったのね」
(ここでどっと笑う声)
●過ぎたるは及ばざるがごとし
父と兄たちは出て行った。一人ずつに行ってらっしゃいのキッスをしたアウグスタは、最後のクレートを送り出すと、唇を尖らせたまま廊下を駆けた。
「もう! なんなのよ、ハンターを最低でも三人もシッターにだなんて! 私、もう八歳なのよ。シリアルだってちゃんと自分で牛乳をかけられるし、ほうれんそうだって残したりしないわ!」
少し考える。
「ドレッシングを瓶の半分使って良いならだけど」
(ここで控えめな笑い声)
その時、玄関のチャイムが鳴った。アウグスタは尖らせた唇を掌でぐいと戻すと、ほっぺたを持ち上げて笑顔を作った。
「はーい! 今出るわ」
アウグスタはスコープから外を覗く。ハンターオフィスから来ました、と答える声に、アウグスタはドアを開けた。
「こんにちは! 私がアウグスタよ。今日はパパが無理を言ってごめんなさい。どうぞよろしくね」
解説
※Caution!※
これはアメリカンホームドラマ風(あくまで風です。風)のプレイングとリプレイを楽しむシナリオです。
なんでアメリカにハンターオフィスがあるんだよとかそう言う細かいことを気にしたら負けです。いいね?
アウグスタも残虐幼女ではなくか弱い女の子です。
●目的
建前:アウグスタの面倒を見る
メタ:ホームドラマをする
●ジョルダン家について(括弧内は普段の立ち位置)
父・ロベルト(オフィス中年職員)
会社員。子どもたちは皆可愛いけど唯一の女の子で常識人アウグスタは別格らしい。
長男・アルトゥーロ(司祭兼ハンター/聖導士)
大学生。卒論は終わりました。趣味は縫い物。アウグスタは僕が育てた。双子。
次男・ヴィルジーリオ(司祭兼ハンター/魔術師)
大学生。卒論は終わりました。趣味はバイク。アウグスタは私が育てました。双子。
三男・クレート(オフィス青年職員)
高校生。最近格ゲーのネット対戦が楽しい。僕は常識枠だ。アウグスタの常識は僕が守った。外ではC.J.と呼ばれている。
長女・アウグスタ(嫉妬歪虚)
8歳。パパも兄さんたちも大好きだけど最近過保護がちょっと困る。
●色々
とりあえず現代の一般的なご家庭にあるものは大体あります。
ご希望があれば近隣住民とか知人枠で今までのNPC(三田村管理)が尋ねてくるかもしれない。紙幅の都合で採否はありますのでご了承ください。
ちなみにアウグスタはほっといても構わないので、同行者さんと漫才でも一人で寄席的プレイングしてくださってもOKです。
これはアメリカンホームドラマ風(あくまで風です。風)のプレイングとリプレイを楽しむシナリオです。
なんでアメリカにハンターオフィスがあるんだよとかそう言う細かいことを気にしたら負けです。いいね?
アウグスタも残虐幼女ではなくか弱い女の子です。
●目的
建前:アウグスタの面倒を見る
メタ:ホームドラマをする
●ジョルダン家について(括弧内は普段の立ち位置)
父・ロベルト(オフィス中年職員)
会社員。子どもたちは皆可愛いけど唯一の女の子で常識人アウグスタは別格らしい。
長男・アルトゥーロ(司祭兼ハンター/聖導士)
大学生。卒論は終わりました。趣味は縫い物。アウグスタは僕が育てた。双子。
次男・ヴィルジーリオ(司祭兼ハンター/魔術師)
大学生。卒論は終わりました。趣味はバイク。アウグスタは私が育てました。双子。
三男・クレート(オフィス青年職員)
高校生。最近格ゲーのネット対戦が楽しい。僕は常識枠だ。アウグスタの常識は僕が守った。外ではC.J.と呼ばれている。
長女・アウグスタ(嫉妬歪虚)
8歳。パパも兄さんたちも大好きだけど最近過保護がちょっと困る。
●色々
とりあえず現代の一般的なご家庭にあるものは大体あります。
ご希望があれば近隣住民とか知人枠で今までのNPC(三田村管理)が尋ねてくるかもしれない。紙幅の都合で採否はありますのでご了承ください。
ちなみにアウグスタはほっといても構わないので、同行者さんと漫才でも一人で寄席的プレイングしてくださってもOKです。
マスターより
こんにちは三田村です。これが今年最後のシナリオになるかと思います。
今年からMS業を始め、色んなPLさん、PCさんにお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
さて下半期はアウグスタ大暴れなシナリオが続きましたが〆もアウグスタです。気分が滅入りそうな展開が多かったから年末くらいはっちゃけても良いよね~と思ったんですけどここまではっちゃけて良かったのだろうか。
今年からMS業を始め、色んなPLさん、PCさんにお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
さて下半期はアウグスタ大暴れなシナリオが続きましたが〆もアウグスタです。気分が滅入りそうな展開が多かったから年末くらいはっちゃけても良いよね~と思ったんですけどここまではっちゃけて良かったのだろうか。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/01/11 02:23