ゲスト
(ka0000)
【王戦】出没するにはわけがある
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/01/17 15:00
- リプレイ完成予定
- 2019/01/26 15:00
オープニング
●領主、頭抱える
シャールズ・べリンガーは先日の事件以降、それが出現することに頭を悩ます。
ハンターたちのおかげでいくつか分かったことはあった。そのため、町に近づけさせないということで対応はできている。
「で、薬草園の主から静かなる怒りがやってくるし、街道あるし……」
頭を抱える。
「自分で見てこようか、リシャールをこちらに戻すか……」
扉が開き、マーク司祭が入ってくる。
「後者はともかく前者は却下ですよ?」
聞いていたマークの指摘に、シャールズの視線が泳いだ。
「マーナやアンジェは?」
ハンターをやっていたときの仲間である二人の名を出した。
「クリシス家に行っていますよ?」
「……ぐう」
シャールズは再度頭を抱えた。友人であるウィリアム・クリシスのところの名が出た為、事情を知ることもありそれ以上何も言えない。それどころか、何かが現れ楽を奏でるのは各地で起きているということの裏付けにつながっていた。
「どこから湧いてくるのか? ということは調べないとならないなぁ……」
シャールズは溜息を洩らした。
兵力の分散を避けるため、町の近く、川近辺で対応していたのだ。遮蔽物や道幅などの関係で。
「この辺りに出てくるのは、宙に浮くボールは銃弾めいたものを飛ばしてくる上、距離はそこそこ。回避力は高い。車がついているほうはビームみたいなのを飛ばしてくる……魔法的な感じだな……どっちも魔法的なんだろうけど」
扉がノックされる。許可を出すと、兵士に連れられた興奮状態のルゥルが入ってきた。
「大変なのですうううう、丸い変な雑魔とロボットみたいな雑魔が街道を来るのですうう」
「なんで、ルゥルちゃんが第一発見者なのかということを聞いていいかな?」
兵に迎撃の指示を出した後、シャールズは尋ねる。
「領主さんに貸与してもらったゴースロンのゴローちゃんの練習を兼ねて、薬草園に水やりをしに行ったのです」
薬草園の主が怒っている理由がこれであった。敵がいつ出るかわからないため、水やりや手入れができないという。一切駄目とは言っていないが、かなり弊害が出ている。薬草園以外にも畑があるため、そろそろ春であるし苦情は出そうだ。
「なんで水やりを……」
「アルバイトなのです」
ルゥルとユグディラのキソシロも一緒にいる。
「……街道から来た?」
「はい、なのです? ええと、ちょっと違うのです」
ルゥルは紙とペンを要求した。
そして、図を描く。
「ここが川なのです。こっちが薬草園でこっちが師匠の研究室です。ここが、以前家があったところです」
街道に抜ける道があり、そこの右手は小高くなっている。頂上は平地で古い家屋があったのだ。ルゥルたちが肝試ししたり、ゴブリンがいたりなど問題があったため、壊された。そのあとは特に利用されていない。
「前もそっちから来たね」
「なのです」
前回の目撃者は領主たちとルゥルである。
「……時々、反対側からも来るよね?」
「来るのです?」
「来るんだよ」
「あー」
ルゥルは気付いた、シャールズが言いたいことが。
「つまり、あの高台に何かあるかもしれないということだな」
「なのです」
シャールズの言葉にルゥルはうなずいた。
●依頼
シャールズからの依頼を受けて受付男子ロビン・ドルトスは了承したことを示した。
「でもなんでその高台に何かあると思ったんですか? ……待ってください……その高台のところにはトンネルがあるとか、そこに古代遺跡があってなんかわいているとか、それとも、転移門みたいな何かがあるとか……それとも」
「うん、ロビンくん、延々と推測を並べてもらちが明かないから依頼するんだよ?」
シャールズがやんわりとロビンの思考と止めてから、質問に答える。
「高台に何かるかなって話だけど、そこの高台で道に接している面で上り下りできる道があるのは、一辺だけなんだ。丸いのは宙にも浮いているし、はずみで落ちて転がったからたまたまいたのかなという推測なんだ」
「……あっ! つまり、分かれ道の反対側にいるというのは……何かしらで落ちてきたという考えですか?」
「それにね、高台の先にある街道の本筋のところでは出ていないんだ、変な雑魔。そう考えると高台に何かあるんだろうという推理なんだよ」
シャールズはロビンに説明した。ルゥルはこの件を察していたのは地形と情報のおかげである。
「……なるほど……それと、二種類の敵なんですね?」
「多分……敵が、何を考えているかわからないからわからないから絶対はないよ」
シャールズは慎重だった。
「依頼の確認です。高台もしくはその近辺に何かないか調査をするということ。敵は現状、宙に浮いた球状のものと車がついた箱のようなロボットみたいなものの二種類。行く手をふさいだり、攻撃すると攻撃をしてくるんですね」
「あと、現在、ファイアーボールの特訓中のルゥルちゃんが行く気を見せているんだ。それに関しては、依頼を受ける人が決めてほしい……危険があれば逃げるだろうけど……どちらかと言うとルゥルちゃんの行動が……」
「……危険ですね……」
シャールズはうなずき、ロビンは前衛ハンターをなぎ倒すルゥルの【ファイアーボール】を想像していた。
シャールズ・べリンガーは先日の事件以降、それが出現することに頭を悩ます。
ハンターたちのおかげでいくつか分かったことはあった。そのため、町に近づけさせないということで対応はできている。
「で、薬草園の主から静かなる怒りがやってくるし、街道あるし……」
頭を抱える。
「自分で見てこようか、リシャールをこちらに戻すか……」
扉が開き、マーク司祭が入ってくる。
「後者はともかく前者は却下ですよ?」
聞いていたマークの指摘に、シャールズの視線が泳いだ。
「マーナやアンジェは?」
ハンターをやっていたときの仲間である二人の名を出した。
「クリシス家に行っていますよ?」
「……ぐう」
シャールズは再度頭を抱えた。友人であるウィリアム・クリシスのところの名が出た為、事情を知ることもありそれ以上何も言えない。それどころか、何かが現れ楽を奏でるのは各地で起きているということの裏付けにつながっていた。
「どこから湧いてくるのか? ということは調べないとならないなぁ……」
シャールズは溜息を洩らした。
兵力の分散を避けるため、町の近く、川近辺で対応していたのだ。遮蔽物や道幅などの関係で。
「この辺りに出てくるのは、宙に浮くボールは銃弾めいたものを飛ばしてくる上、距離はそこそこ。回避力は高い。車がついているほうはビームみたいなのを飛ばしてくる……魔法的な感じだな……どっちも魔法的なんだろうけど」
扉がノックされる。許可を出すと、兵士に連れられた興奮状態のルゥルが入ってきた。
「大変なのですうううう、丸い変な雑魔とロボットみたいな雑魔が街道を来るのですうう」
「なんで、ルゥルちゃんが第一発見者なのかということを聞いていいかな?」
兵に迎撃の指示を出した後、シャールズは尋ねる。
「領主さんに貸与してもらったゴースロンのゴローちゃんの練習を兼ねて、薬草園に水やりをしに行ったのです」
薬草園の主が怒っている理由がこれであった。敵がいつ出るかわからないため、水やりや手入れができないという。一切駄目とは言っていないが、かなり弊害が出ている。薬草園以外にも畑があるため、そろそろ春であるし苦情は出そうだ。
「なんで水やりを……」
「アルバイトなのです」
ルゥルとユグディラのキソシロも一緒にいる。
「……街道から来た?」
「はい、なのです? ええと、ちょっと違うのです」
ルゥルは紙とペンを要求した。
そして、図を描く。
「ここが川なのです。こっちが薬草園でこっちが師匠の研究室です。ここが、以前家があったところです」
街道に抜ける道があり、そこの右手は小高くなっている。頂上は平地で古い家屋があったのだ。ルゥルたちが肝試ししたり、ゴブリンがいたりなど問題があったため、壊された。そのあとは特に利用されていない。
「前もそっちから来たね」
「なのです」
前回の目撃者は領主たちとルゥルである。
「……時々、反対側からも来るよね?」
「来るのです?」
「来るんだよ」
「あー」
ルゥルは気付いた、シャールズが言いたいことが。
「つまり、あの高台に何かあるかもしれないということだな」
「なのです」
シャールズの言葉にルゥルはうなずいた。
●依頼
シャールズからの依頼を受けて受付男子ロビン・ドルトスは了承したことを示した。
「でもなんでその高台に何かあると思ったんですか? ……待ってください……その高台のところにはトンネルがあるとか、そこに古代遺跡があってなんかわいているとか、それとも、転移門みたいな何かがあるとか……それとも」
「うん、ロビンくん、延々と推測を並べてもらちが明かないから依頼するんだよ?」
シャールズがやんわりとロビンの思考と止めてから、質問に答える。
「高台に何かるかなって話だけど、そこの高台で道に接している面で上り下りできる道があるのは、一辺だけなんだ。丸いのは宙にも浮いているし、はずみで落ちて転がったからたまたまいたのかなという推測なんだ」
「……あっ! つまり、分かれ道の反対側にいるというのは……何かしらで落ちてきたという考えですか?」
「それにね、高台の先にある街道の本筋のところでは出ていないんだ、変な雑魔。そう考えると高台に何かあるんだろうという推理なんだよ」
シャールズはロビンに説明した。ルゥルはこの件を察していたのは地形と情報のおかげである。
「……なるほど……それと、二種類の敵なんですね?」
「多分……敵が、何を考えているかわからないからわからないから絶対はないよ」
シャールズは慎重だった。
「依頼の確認です。高台もしくはその近辺に何かないか調査をするということ。敵は現状、宙に浮いた球状のものと車がついた箱のようなロボットみたいなものの二種類。行く手をふさいだり、攻撃すると攻撃をしてくるんですね」
「あと、現在、ファイアーボールの特訓中のルゥルちゃんが行く気を見せているんだ。それに関しては、依頼を受ける人が決めてほしい……危険があれば逃げるだろうけど……どちらかと言うとルゥルちゃんの行動が……」
「……危険ですね……」
シャールズはうなずき、ロビンは前衛ハンターをなぎ倒すルゥルの【ファイアーボール】を想像していた。
解説
状況の確認。
敵の撃破。
●敵情報
・丸いの×12 球状。サイズ1、地面から1メートルから2メートルの当たりを浮かんでいる。固め、回避率は高い。
ピーとかプーとか電子的な雰囲気の音をたてている。
攻撃は射撃(一定範囲に弾を複数個吐き出す、距離は長め)や近づくと体当たりをすることも。
・車付き×4 オルガンやオルゴールのような物にタイヤがつき、顔のような物がつけられている。サイズ1、地面を進む。固め。
オルガンのような音で楽を奏でているみたいだ。
攻撃は目のような部分からのビーム(魔法のような感じ、距離は短め)。
※以上の敵は既出。なお、状況によっては数は加減されるため、参考個体数。以下、敵に関しては初出、PL情報。
・太鼓持ち×2 サイズ1。人型の歪虚。
他のモノに合わせて小太鼓のような物をたたいている。斧又は剣と盾を持っている。無口。
・石塔×1 サイズ1。石を積んだような不安定な形。
●地理
町を出て川を渡ると道はY字となり、左右に分かれる。右側にルゥルがOPにいたらしい薬草園がある。
どちらも林がある道につながる。
右の道なら右側、左の道なら左側にはのり面になり高台(標高20メートルくらい)がある。
右側の道を行くと、幅1メートルほどの階段がある。
左側の道からだと登る道はない。ただし、急な斜面であるが登攀はできなくはない。
なお、高台の頂上は平地になっている。
平地は四角より五角形に近いです。約100m四方で真ん中に建物が一軒有ります。
●同行するか否かNPC
ルゥル 魔術師。ゴースロンのゴローを貸与され乗る練習中。【アースウォール】【ファイアーボール】【ファイアーボール】をセットしている。
なお、飛ぶための道具は家にあるため、移動は自分の足かゴローとなる。
敵の撃破。
●敵情報
・丸いの×12 球状。サイズ1、地面から1メートルから2メートルの当たりを浮かんでいる。固め、回避率は高い。
ピーとかプーとか電子的な雰囲気の音をたてている。
攻撃は射撃(一定範囲に弾を複数個吐き出す、距離は長め)や近づくと体当たりをすることも。
・車付き×4 オルガンやオルゴールのような物にタイヤがつき、顔のような物がつけられている。サイズ1、地面を進む。固め。
オルガンのような音で楽を奏でているみたいだ。
攻撃は目のような部分からのビーム(魔法のような感じ、距離は短め)。
※以上の敵は既出。なお、状況によっては数は加減されるため、参考個体数。以下、敵に関しては初出、PL情報。
・太鼓持ち×2 サイズ1。人型の歪虚。
他のモノに合わせて小太鼓のような物をたたいている。斧又は剣と盾を持っている。無口。
・石塔×1 サイズ1。石を積んだような不安定な形。
●地理
町を出て川を渡ると道はY字となり、左右に分かれる。右側にルゥルがOPにいたらしい薬草園がある。
どちらも林がある道につながる。
右の道なら右側、左の道なら左側にはのり面になり高台(標高20メートルくらい)がある。
右側の道を行くと、幅1メートルほどの階段がある。
左側の道からだと登る道はない。ただし、急な斜面であるが登攀はできなくはない。
なお、高台の頂上は平地になっている。
平地は四角より五角形に近いです。約100m四方で真ん中に建物が一軒有ります。
●同行するか否かNPC
ルゥル 魔術師。ゴースロンのゴローを貸与され乗る練習中。【アースウォール】【ファイアーボール】【ファイアーボール】をセットしている。
なお、飛ぶための道具は家にあるため、移動は自分の足かゴローとなる。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
『【王戦】変な物がやってきた』から続く内容とはなっていますが、参加する際の内容は今回のオープニングを見れば情報は足りるようになっております。
ルゥルのスキルは全部【ファイアーボール】にしようとしましたが、さすがに現状は理解しているはずなので遮蔽物を作れるようにはしています。
よろしくお願いします。
『【王戦】変な物がやってきた』から続く内容とはなっていますが、参加する際の内容は今回のオープニングを見れば情報は足りるようになっております。
ルゥルのスキルは全部【ファイアーボール】にしようとしましたが、さすがに現状は理解しているはずなので遮蔽物を作れるようにはしています。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/01/22 19:31
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【相談】変な物を追え! エステル・ソル(ka3983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2019/01/17 06:12:48 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/01/14 20:15:46 |