ゲスト
(ka0000)
王都第七街区 脱獄のその後。──『抗争』
マスター:柏木雄馬

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在12人 / 8~12人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/01/21 19:00
- リプレイ完成予定
- 2019/01/30 19:00
オープニング
仲の良い家族だった── 『怪力事件の脱獄犯』の内、唯一、所在の判明していないジェレミー・スタッブズの実家の周囲で聞き込みをした際、一家を知る住民たちは口を揃えてそう言った。
家族構成は両親と一男一女。誰に対しても親切で温和ということで周辺の評判はすこぶる良い。第七街区の住人の多くがそうであるように、歪虚との戦火で失われたリベルタース地方の出身。スタッブズ一家のいた辺りはリベルタースでも奥まった地区にあり、逃避行は凄惨を極めた。かの村の住民で生きて王都に辿り着けた者は二割に満たない。
そんな過酷な旅を経て王都に辿り着いた一家は第七街区北西部に居を構え、逃避行中に病で両親を亡くして天涯孤独になっていた隣家の少女カロルを引き取り、貧しいながらも温かい家庭を築いた。一人息子であったジェイミーは、幼馴染の少女と実の兄弟の様に温和で元気に育ったが、かの『テスカ教団事件』で第七街区北西部は大きな被害を受け、一家はドゥブレー地区へ引っ越した。
新参者にも拘らず、仕事はすぐに見つかった。ドゥブレー地区は噂に違わぬ好景気で、一家はようやく人並みの暮らしを取り戻した。成長したジェイミーとカロルは互いを憎からず思う様になり、ひそかに結婚の約束も交わした。
だが、先の王都第六城壁戦によって一家の生活は再び破壊された。住居こそ無事だったものの、ジェイミーもカロルも職場を失った。
生活はすぐに困窮した。そんな中、ドゥブレー地区に高利貸しが暗躍し始めた。それはドゥブレー地区に隣接するネトルシップ区の金貸したちで、戦災に困窮する人々の弱みに付け込むやり口だった。
スタッブズ家も、両親がジェイミーの知らぬ間に奴らから金を借りてしまった。都合の良い条件しか説明されなかったのだと息子は後から知らされた。
すぐに返済で首が回らなくなり、金貸しは返せなければ借金のカタにカロルを連れて行くと言い出した。
「大金がいる」
ジェレミーは金策に走り回った。だが、大きな被害を受けたドゥブレー地区には金を貸してくれる者も新たに雇ってくれる者も無かった。
切羽詰まったジェレミーは商家を襲い、警備員に返り討ちにあって捕まった。そして、入れられた牢屋で怪力事件を起こした人々と扇動者に出会い、そこで自身も怪力が発揮できる事に気が付いた。
「力が必要なら僕があげるよ。その為に自分の命を使う覚悟があるなら、だけど」
……テスカ教団事件が起こる少し前。飲み屋で知り合った『青年』にそう問われたことを思い出した。
その時までジェレミーはそれを酒に酔って見た夢だと思っていた。だが、実際に同じような経験をし、力を発揮した者たちを目の当たりにし、同様にしてみた彼は、鉄格子を素手でいとも容易く捻じ曲げて……
「この力があれば、そもそも大金なんて無くたって……」
そう考えたジェレミーは扇動者たちと分かれ、実家に戻った。だが、カロルは既に借金取りに連れ去られた後だった。
ジェレミーはすぐに高利貸しの事務所に向かった。そして、怪力を発揮して借金取りたちを皆殺しにし、カロルの居場所を突き止めた。
ジェレミーは血塗れのまま夜の第七街区をひた走り、ネトルシップ地区にある花街へと向かった。そして、カロルが連れて行かれたという『白の牝鹿』という高級店へと乗り込み……その全てを破壊した。
●
「よぅ、ブランの旦那、今月も『税金』の徴収に来たぜ。……いないのかい?」
第七街区ドゥブレー地区。裏通り商店街、その外れっ端──
『ブランの何でも屋』として知られる雑貨屋を訪れ、いつもの様にみかじめ料を徴収しにきたドゥブレー一家の若い二人組の徴税官は、しかし、営業時間内にも拘らず人気のない店内を見て顔を見合わせた。
店内は余りに静かすぎた。微かに血の臭いもした。
二人の顔から腑抜けた雰囲気が無くなった。彼らは近所の子供に駄賃をやってドニの事務所まで走らせると、抜剣して慎重に店内へと足を踏み入れた。
……奥で老人が──店主のブランが血まみれで事切れていた。遺体は刃物でズタズタにされていた。拷問の末に殺された事は明らかだった。
「こいつは……酷ぇな……」
口鼻を押さえて呟いた青年は、まさか自分が同じような死に様を迎えることになるとは思ってもみなかった。
襲撃者たちはまだ屋内に残っていた。正確には、待ち伏せていた。
背後から二人に忍び寄る複数の影── 気付いた時には、何もかもが手遅れだった。
「ブランの店が襲われました。ジャンとジャックの2人も殺られました。近くで子供の死体が上がりましたが関連は不明です」
「警邏中の巡察隊も襲撃を受けました。今日だけでもう2件目です。夜回りも、目明しも、とにかくうちの手の者が手当たり次第にやられています」
ドゥブレー地区の『地域の実力者』ドニの事務所──
引っ切り無しに入って来る報告に、事務室のデスクに座ったドニは渋面を隠しもしなかった。
「ウチと、ウチの協力者、支援者を狙い撃ちにした襲撃か……」
つい先日、ノエル・ネトルシップのシマで、連中の高利貸しと花街が襲われたことは知っていた。すぐに使いをやって、襲撃が自分たちのものではないことは伝えてはいたのだが……
(うちとノエルんとこには遺恨がある…… 本気でウチがやったと信じているのか、或いはこれを機に俺たちを完全に叩き潰すつもりか……)
既にドゥブレー一家の戦力はズタズタに引き裂かれていた。万一の襲撃を警戒してはいたのだが、通常業務で展開していたところを各個に同時多発的に襲われた。
「ともかく、散らばったウチの兵隊たちを事務所に呼び戻せ。密偵連中には姿を隠すように、と。協力者たちに関しては……」
そこに部下が飛び込んで来た。またか、とドニは苦虫を噛み潰した。が、もたらされた報告に思わず椅子を蹴立てて立ち上がった。
「新領の第二事務所が襲われました……!」
第二事務所は拡大したシマを纏める一家の拠点の一つだった。教会を併設し、おいそれと手が出せないようにしてあったのだが、ノエルたちは構わず攻撃して来た。
「アンドルーは無事か?! シスターメレーヌ・サン=ローランは?!」
「お嬢ちゃんはご近所の爺さん婆さんたちに匿われて無事です。アンドルーさんは事務所で指揮を執って立て籠もっています!」
ドニは歯噛みし、デスクに拳を叩きつけた。
瞬間、玄関先で破壊的な物音が響き渡り…… ドニは自分の拳をマジマジ見直して頭を振った後、慌てて外へと飛び出した。
見れば、門の鉄扉をぶち壊して飛び込んで来た馬車が事務所の玄関に突入し、満載していた油に火がつけられたところだった。
瞬く間に燃え広がり、本拠地事務所を包み込む炎を見上げて……
「ノエルの野郎…… やってくれるじゃねぇか……」
ドニが凄みと共に呟いた。
家族構成は両親と一男一女。誰に対しても親切で温和ということで周辺の評判はすこぶる良い。第七街区の住人の多くがそうであるように、歪虚との戦火で失われたリベルタース地方の出身。スタッブズ一家のいた辺りはリベルタースでも奥まった地区にあり、逃避行は凄惨を極めた。かの村の住民で生きて王都に辿り着けた者は二割に満たない。
そんな過酷な旅を経て王都に辿り着いた一家は第七街区北西部に居を構え、逃避行中に病で両親を亡くして天涯孤独になっていた隣家の少女カロルを引き取り、貧しいながらも温かい家庭を築いた。一人息子であったジェイミーは、幼馴染の少女と実の兄弟の様に温和で元気に育ったが、かの『テスカ教団事件』で第七街区北西部は大きな被害を受け、一家はドゥブレー地区へ引っ越した。
新参者にも拘らず、仕事はすぐに見つかった。ドゥブレー地区は噂に違わぬ好景気で、一家はようやく人並みの暮らしを取り戻した。成長したジェイミーとカロルは互いを憎からず思う様になり、ひそかに結婚の約束も交わした。
だが、先の王都第六城壁戦によって一家の生活は再び破壊された。住居こそ無事だったものの、ジェイミーもカロルも職場を失った。
生活はすぐに困窮した。そんな中、ドゥブレー地区に高利貸しが暗躍し始めた。それはドゥブレー地区に隣接するネトルシップ区の金貸したちで、戦災に困窮する人々の弱みに付け込むやり口だった。
スタッブズ家も、両親がジェイミーの知らぬ間に奴らから金を借りてしまった。都合の良い条件しか説明されなかったのだと息子は後から知らされた。
すぐに返済で首が回らなくなり、金貸しは返せなければ借金のカタにカロルを連れて行くと言い出した。
「大金がいる」
ジェレミーは金策に走り回った。だが、大きな被害を受けたドゥブレー地区には金を貸してくれる者も新たに雇ってくれる者も無かった。
切羽詰まったジェレミーは商家を襲い、警備員に返り討ちにあって捕まった。そして、入れられた牢屋で怪力事件を起こした人々と扇動者に出会い、そこで自身も怪力が発揮できる事に気が付いた。
「力が必要なら僕があげるよ。その為に自分の命を使う覚悟があるなら、だけど」
……テスカ教団事件が起こる少し前。飲み屋で知り合った『青年』にそう問われたことを思い出した。
その時までジェレミーはそれを酒に酔って見た夢だと思っていた。だが、実際に同じような経験をし、力を発揮した者たちを目の当たりにし、同様にしてみた彼は、鉄格子を素手でいとも容易く捻じ曲げて……
「この力があれば、そもそも大金なんて無くたって……」
そう考えたジェレミーは扇動者たちと分かれ、実家に戻った。だが、カロルは既に借金取りに連れ去られた後だった。
ジェレミーはすぐに高利貸しの事務所に向かった。そして、怪力を発揮して借金取りたちを皆殺しにし、カロルの居場所を突き止めた。
ジェレミーは血塗れのまま夜の第七街区をひた走り、ネトルシップ地区にある花街へと向かった。そして、カロルが連れて行かれたという『白の牝鹿』という高級店へと乗り込み……その全てを破壊した。
●
「よぅ、ブランの旦那、今月も『税金』の徴収に来たぜ。……いないのかい?」
第七街区ドゥブレー地区。裏通り商店街、その外れっ端──
『ブランの何でも屋』として知られる雑貨屋を訪れ、いつもの様にみかじめ料を徴収しにきたドゥブレー一家の若い二人組の徴税官は、しかし、営業時間内にも拘らず人気のない店内を見て顔を見合わせた。
店内は余りに静かすぎた。微かに血の臭いもした。
二人の顔から腑抜けた雰囲気が無くなった。彼らは近所の子供に駄賃をやってドニの事務所まで走らせると、抜剣して慎重に店内へと足を踏み入れた。
……奥で老人が──店主のブランが血まみれで事切れていた。遺体は刃物でズタズタにされていた。拷問の末に殺された事は明らかだった。
「こいつは……酷ぇな……」
口鼻を押さえて呟いた青年は、まさか自分が同じような死に様を迎えることになるとは思ってもみなかった。
襲撃者たちはまだ屋内に残っていた。正確には、待ち伏せていた。
背後から二人に忍び寄る複数の影── 気付いた時には、何もかもが手遅れだった。
「ブランの店が襲われました。ジャンとジャックの2人も殺られました。近くで子供の死体が上がりましたが関連は不明です」
「警邏中の巡察隊も襲撃を受けました。今日だけでもう2件目です。夜回りも、目明しも、とにかくうちの手の者が手当たり次第にやられています」
ドゥブレー地区の『地域の実力者』ドニの事務所──
引っ切り無しに入って来る報告に、事務室のデスクに座ったドニは渋面を隠しもしなかった。
「ウチと、ウチの協力者、支援者を狙い撃ちにした襲撃か……」
つい先日、ノエル・ネトルシップのシマで、連中の高利貸しと花街が襲われたことは知っていた。すぐに使いをやって、襲撃が自分たちのものではないことは伝えてはいたのだが……
(うちとノエルんとこには遺恨がある…… 本気でウチがやったと信じているのか、或いはこれを機に俺たちを完全に叩き潰すつもりか……)
既にドゥブレー一家の戦力はズタズタに引き裂かれていた。万一の襲撃を警戒してはいたのだが、通常業務で展開していたところを各個に同時多発的に襲われた。
「ともかく、散らばったウチの兵隊たちを事務所に呼び戻せ。密偵連中には姿を隠すように、と。協力者たちに関しては……」
そこに部下が飛び込んで来た。またか、とドニは苦虫を噛み潰した。が、もたらされた報告に思わず椅子を蹴立てて立ち上がった。
「新領の第二事務所が襲われました……!」
第二事務所は拡大したシマを纏める一家の拠点の一つだった。教会を併設し、おいそれと手が出せないようにしてあったのだが、ノエルたちは構わず攻撃して来た。
「アンドルーは無事か?! シスターメレーヌ・サン=ローランは?!」
「お嬢ちゃんはご近所の爺さん婆さんたちに匿われて無事です。アンドルーさんは事務所で指揮を執って立て籠もっています!」
ドニは歯噛みし、デスクに拳を叩きつけた。
瞬間、玄関先で破壊的な物音が響き渡り…… ドニは自分の拳をマジマジ見直して頭を振った後、慌てて外へと飛び出した。
見れば、門の鉄扉をぶち壊して飛び込んで来た馬車が事務所の玄関に突入し、満載していた油に火がつけられたところだった。
瞬く間に燃え広がり、本拠地事務所を包み込む炎を見上げて……
「ノエルの野郎…… やってくれるじゃねぇか……」
ドニが凄みと共に呟いた。
解説
1.状況と目的
(マスターよりへ)
2.舞台
王都の難民街、通称『第七街区』。そのドゥブレー地区、ネトルシップ地区、北西部
第六城壁の外、戦災と復興を繰り返している街。まだ正式に王都の行政区には組み込まれていない。『地域の実力者』たちがそれぞれ王都に委託されて『自治』を行っている。
3.ガジェット
3a.ドニの事務所
絶賛炎上中。散り散りになった部下らはまだ未集結。(PL情報:襲撃は無い)
3b.新領の第二事務所
アンドルーが部下たちと立て籠もって抗戦中。
併設教会のシスターメレーヌ・サン=ローランはご近所の民家で爺様婆様たちに匿われていて無事だが……
3c.ドゥブレー地区街
警邏隊、夜回り、目明し等、市井の支援者や協力者等、一家の関係者が次々に襲われている。
また、炊き出し現場や商店街等を襲ってドニの威厳や治安維持能力に疑問を持たせるような動きも……
3d.ジョアニス教会
ドゥブレー地区の外れに位置する孤児院併設型教会。シスターマリアンヌはリベルタースからの逃避行中に人々の精神的支柱となったことから人望が篤い。
ドゥブレー一家とは関係がないとされる……のだが、ドニが(半ば強制的に)ノエルに喧嘩を売る羽目になったのはシスターマリアンヌの『救出』を目的として行われたものだったり……
3e.ネトルシップ地区の花街
ノエルの経済拠点。組の事務所にノエルは不在。彼は愛人を多数抱えているとの噂。
3f.ジェレミー・スタッブス
今回の抗争の原因。所在不明。恐らくはカロルを連れているものと思われる。
全力で『力』を使ってしまった為、色々と不安定。具体的には戦闘時に雑魔っぽいのが生えて来て融合しちゃったりするくらい。
右腕が落ちてカマキリの鎌になって、伸び縮みしたり薙ぎ払ったり怪力だったり死ににくくなったり
(マスターよりへ)
2.舞台
王都の難民街、通称『第七街区』。そのドゥブレー地区、ネトルシップ地区、北西部
第六城壁の外、戦災と復興を繰り返している街。まだ正式に王都の行政区には組み込まれていない。『地域の実力者』たちがそれぞれ王都に委託されて『自治』を行っている。
3.ガジェット
3a.ドニの事務所
絶賛炎上中。散り散りになった部下らはまだ未集結。(PL情報:襲撃は無い)
3b.新領の第二事務所
アンドルーが部下たちと立て籠もって抗戦中。
併設教会のシスターメレーヌ・サン=ローランはご近所の民家で爺様婆様たちに匿われていて無事だが……
3c.ドゥブレー地区街
警邏隊、夜回り、目明し等、市井の支援者や協力者等、一家の関係者が次々に襲われている。
また、炊き出し現場や商店街等を襲ってドニの威厳や治安維持能力に疑問を持たせるような動きも……
3d.ジョアニス教会
ドゥブレー地区の外れに位置する孤児院併設型教会。シスターマリアンヌはリベルタースからの逃避行中に人々の精神的支柱となったことから人望が篤い。
ドゥブレー一家とは関係がないとされる……のだが、ドニが(半ば強制的に)ノエルに喧嘩を売る羽目になったのはシスターマリアンヌの『救出』を目的として行われたものだったり……
3e.ネトルシップ地区の花街
ノエルの経済拠点。組の事務所にノエルは不在。彼は愛人を多数抱えているとの噂。
3f.ジェレミー・スタッブス
今回の抗争の原因。所在不明。恐らくはカロルを連れているものと思われる。
全力で『力』を使ってしまった為、色々と不安定。具体的には戦闘時に雑魔っぽいのが生えて来て融合しちゃったりするくらい。
右腕が落ちてカマキリの鎌になって、伸び縮みしたり薙ぎ払ったり怪力だったり死ににくくなったり
マスターより
(解説より)
1.状況と目的
柏木が展開する王都第七街区もののショート連作。『謎の怪力事件簿──時限発芽』の後のお話となりますが、シナリオとしては独立しています。
状況はOPの通り。「怪力事件の脱獄犯」ジェレミーの行動により、地域の自治を担う『実力者』ドニ一家とノエル一家の全面抗争(強制イベント)が勃発しました。
PCはドニ・ドゥブレーに雇われた、或いはボランティア等の私用で地区に滞在していたハンターの一人となります。
勃発した抗争からドニたちや町の人々を守ってください。可能ならば抗争自体を止めてください。
柏木分類『戦術系』兼『描写系』。目的達成とPCの描写自体を目的としたシナリオです。
1.状況と目的
柏木が展開する王都第七街区もののショート連作。『謎の怪力事件簿──時限発芽』の後のお話となりますが、シナリオとしては独立しています。
状況はOPの通り。「怪力事件の脱獄犯」ジェレミーの行動により、地域の自治を担う『実力者』ドニ一家とノエル一家の全面抗争(強制イベント)が勃発しました。
PCはドニ・ドゥブレーに雇われた、或いはボランティア等の私用で地区に滞在していたハンターの一人となります。
勃発した抗争からドニたちや町の人々を守ってください。可能ならば抗争自体を止めてください。
柏木分類『戦術系』兼『描写系』。目的達成とPCの描写自体を目的としたシナリオです。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/01/29 20:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/01/20 13:39:46 |
|
![]() |
相談です… サクラ・エルフリード(ka2598) 人間(クリムゾンウェスト)|15才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2019/01/21 17:43:27 |