ゲスト
(ka0000)
【王戦】隣の町を助けて!
マスター:狐野径

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/02/07 15:00
- リプレイ完成予定
- 2019/02/21 15:00
オープニング
●隣が怪しい
とある地域の領主イノア・クリシスは父ウィリアムや知り合いのハンターのマーナとアンジェと相談していた。
「シャールズからの話だと、雑魔が湧いていたかもしれない場所に何もなくなったところで、発生は収まったというんだ」
ウィリアムの言葉にマーナとアンジェはうなずいた。
「聞いたのう……。その件は我らの調査と同じだのう」
「うん、そうよねぇ。湧いてくるのは見ていないけれど、石塔みたいだったりオブジェみたいだったりするのが簡易的な転移門ということなのかしらね。ルゥルが問答無用で倒壊させたらしいけれど」
「誰に似たのか……」
ルゥルの師匠であるマーナと母親のアンジェが言うことを聞きながら、クリシス親子は「この人たちの影響では」と思っていたが、黙っていた。
「我々も不自然な物体は壊したしのう。それが転移門かは確認していないけれど」
「そうよね」
二人はうなずく。
「そうですね……あの後から、出なくなりました」
イノアがお礼を述べる。
「リオさんが言っているのですが、隣に歪虚がいると」
「石塔とか見慣れぬものをどうにかしてほしいと忠告をしておきたいのだが、聞く耳持たないからなぁ」
イノアとウィリアムが溜息を洩らした。リオはここの街と隣町を分ける川に住む精霊である。社はクリシス側にある。
「あちらの方は地形的に、広がるものですから……捜索も難しいのかもしれませんね」
イノアが指摘するが、丁寧に調べればわかるのではないかと言う気もしなくはない。
クリシス側の領地は丘があるため、一定の区切りがあった。現れた敵が人のいる所を目指している様子であったため、ルートは限られていたのだった。
「まあ、聞く耳持たないというか、妙な自信を持っていそうだしのう。わしたちの顔は知られているからひょこっと行けんから、教会に頼んでハンターに依頼しておいてもらう方がいいのう」
マーナが言う。
「そうですよね……私たちからだと分かると……」
「面倒だからなぁ」
クリシス親子は溜息を洩らした。
●メトーポン側
敵は倒せなくはないが、頻繁であれば疲弊はしていく。いつ、どの程度敵が出るのかわからないし、どのような目的があるのかもわからないからだ。
歪虚が出てくる場所というのはほぼ決まっている、とされている。しかし、的が絞れずユリアン・メトーポンは苛立った。
「なぜ、見つからない?」
人的被害は出ている。音がうるさいからと言って石を投げたら攻撃されて負傷したとか、行く手をふさいで攻撃されたとか、塀が壊されたとか様々ある。
雑魔などは見つけ次第討伐しているが、翌日には必ずまたいるという状況。
「あのあたりだと思うのだが……なぜ、出てくる? オブジェ? そんな、変わった物があるわけがない」
情報は得ていても、詳細が分かっていなかった。
「ハンターが来るというが……クリシスが変な恩を売りに来ているのではないか……」
隣の親子は最近のんびりしてみえる。息子が歪虚化したという割には、周囲は騒ぎ立てなかったどころか同情論もあった。その上、父親のウィリアムは問題発言をしたと風の噂で聞く。そのために隠居して娘に領主の仕事を引き継いだと噂されていた。
それだというのにのほほんとしているあの男も許せない。
「違う、逸れている」
自分の思考が違う方に向かっているため戻していった。
「ハンターの手を借りないと駄目なのか? いや、大丈夫なはずだ。こちらは十分な知識や戦力もある」
自分のところの兵士たちを信じたかった。
●噂
オブジェというより、変な道案内板が突然できたことを人々は知っていた。
町はずれだし、内容がおおざっぱすぎるけど間違っているわけではないし、仮設置だろうと適当に考えていた。なぜ仮設置かというと固有名詞がなく「町」「道」という矢印という漠然としたものだったからだ。気にならないのは町が近いから漠然としていても、迷子にはならないからだった。
●道案内板の知らぬ部分
町外れであるがゆえに、隣接する町や村にそれらは行きやすかった。一方で、人がいる場所ということを考えると、どちらにでも進めるということで、方向が一定にならない。
そのため、それらはそれぞれが思う方向に進む。
ただし、それらが出てくるのを見た者はいなかった。その周囲は日中こそ人はいるが、夜になればいなくなる。だから数をそろえて集まって、出かける……。
とある地域の領主イノア・クリシスは父ウィリアムや知り合いのハンターのマーナとアンジェと相談していた。
「シャールズからの話だと、雑魔が湧いていたかもしれない場所に何もなくなったところで、発生は収まったというんだ」
ウィリアムの言葉にマーナとアンジェはうなずいた。
「聞いたのう……。その件は我らの調査と同じだのう」
「うん、そうよねぇ。湧いてくるのは見ていないけれど、石塔みたいだったりオブジェみたいだったりするのが簡易的な転移門ということなのかしらね。ルゥルが問答無用で倒壊させたらしいけれど」
「誰に似たのか……」
ルゥルの師匠であるマーナと母親のアンジェが言うことを聞きながら、クリシス親子は「この人たちの影響では」と思っていたが、黙っていた。
「我々も不自然な物体は壊したしのう。それが転移門かは確認していないけれど」
「そうよね」
二人はうなずく。
「そうですね……あの後から、出なくなりました」
イノアがお礼を述べる。
「リオさんが言っているのですが、隣に歪虚がいると」
「石塔とか見慣れぬものをどうにかしてほしいと忠告をしておきたいのだが、聞く耳持たないからなぁ」
イノアとウィリアムが溜息を洩らした。リオはここの街と隣町を分ける川に住む精霊である。社はクリシス側にある。
「あちらの方は地形的に、広がるものですから……捜索も難しいのかもしれませんね」
イノアが指摘するが、丁寧に調べればわかるのではないかと言う気もしなくはない。
クリシス側の領地は丘があるため、一定の区切りがあった。現れた敵が人のいる所を目指している様子であったため、ルートは限られていたのだった。
「まあ、聞く耳持たないというか、妙な自信を持っていそうだしのう。わしたちの顔は知られているからひょこっと行けんから、教会に頼んでハンターに依頼しておいてもらう方がいいのう」
マーナが言う。
「そうですよね……私たちからだと分かると……」
「面倒だからなぁ」
クリシス親子は溜息を洩らした。
●メトーポン側
敵は倒せなくはないが、頻繁であれば疲弊はしていく。いつ、どの程度敵が出るのかわからないし、どのような目的があるのかもわからないからだ。
歪虚が出てくる場所というのはほぼ決まっている、とされている。しかし、的が絞れずユリアン・メトーポンは苛立った。
「なぜ、見つからない?」
人的被害は出ている。音がうるさいからと言って石を投げたら攻撃されて負傷したとか、行く手をふさいで攻撃されたとか、塀が壊されたとか様々ある。
雑魔などは見つけ次第討伐しているが、翌日には必ずまたいるという状況。
「あのあたりだと思うのだが……なぜ、出てくる? オブジェ? そんな、変わった物があるわけがない」
情報は得ていても、詳細が分かっていなかった。
「ハンターが来るというが……クリシスが変な恩を売りに来ているのではないか……」
隣の親子は最近のんびりしてみえる。息子が歪虚化したという割には、周囲は騒ぎ立てなかったどころか同情論もあった。その上、父親のウィリアムは問題発言をしたと風の噂で聞く。そのために隠居して娘に領主の仕事を引き継いだと噂されていた。
それだというのにのほほんとしているあの男も許せない。
「違う、逸れている」
自分の思考が違う方に向かっているため戻していった。
「ハンターの手を借りないと駄目なのか? いや、大丈夫なはずだ。こちらは十分な知識や戦力もある」
自分のところの兵士たちを信じたかった。
●噂
オブジェというより、変な道案内板が突然できたことを人々は知っていた。
町はずれだし、内容がおおざっぱすぎるけど間違っているわけではないし、仮設置だろうと適当に考えていた。なぜ仮設置かというと固有名詞がなく「町」「道」という矢印という漠然としたものだったからだ。気にならないのは町が近いから漠然としていても、迷子にはならないからだった。
●道案内板の知らぬ部分
町外れであるがゆえに、隣接する町や村にそれらは行きやすかった。一方で、人がいる場所ということを考えると、どちらにでも進めるということで、方向が一定にならない。
そのため、それらはそれぞれが思う方向に進む。
ただし、それらが出てくるのを見た者はいなかった。その周囲は日中こそ人はいるが、夜になればいなくなる。だから数をそろえて集まって、出かける……。
解説
オブジェの破壊。
敵の撃破。
●街の状況(メトーポンの領)
町の外に歪虚と思われるものが出る為、不要不急の町の外への外出は避けるようになっている。そのためか、町の外であっても川挟んで隣は安全なルートが確保されているため、用があるとクリシス側から出ていくというケースもあるという。
なお、「噂」の項目にある「変なオブジェ」の話は町で話を聞けば簡単に聞けます。
●敵の状況(PL情報)
日中、、城壁に沿ってうろうろしていたり、近くの町や村に向かって移動していたりします。
夜、オブジェの周辺にまとまっています。時間によってはそこから移動を開始することもあり得ます。
●敵の種類(数は状況によって増減します)
・丸いの×16 球状、サイズ1。地面から1メートルから2メートルの当たりを浮かんでいる。固め、回避率は高い。
ピーとかプーとか電子的な雰囲気の音をたてている。
攻撃は射撃(一定範囲に弾を複数個吐き出す、距離は長め)や近づくと体当たりをすることも。
・車付き×6 オルガンやオルゴールのような物にタイヤがつき、顔のような物がつけられている。サイズ1、地面を進む。固め。
オルガンのような音で楽を奏でているみたいだ。
攻撃は目のような部分からのビーム(魔法のような感じ、距離は短め)。
・人型の歪虚×3 サイズ1。手作り感あふれる太鼓のような物を持っている。
斧または剣と盾を持ち戦う。範囲攻撃も持ってはいる。
・オブジェ×1 サイズ1。石を積んだような形かつ、標識風。
●地理
標識があるところは小さな林がある。それ以外は見通しはよい。所々灌木の茂みなどはある。
敵の撃破。
●街の状況(メトーポンの領)
町の外に歪虚と思われるものが出る為、不要不急の町の外への外出は避けるようになっている。そのためか、町の外であっても川挟んで隣は安全なルートが確保されているため、用があるとクリシス側から出ていくというケースもあるという。
なお、「噂」の項目にある「変なオブジェ」の話は町で話を聞けば簡単に聞けます。
●敵の状況(PL情報)
日中、、城壁に沿ってうろうろしていたり、近くの町や村に向かって移動していたりします。
夜、オブジェの周辺にまとまっています。時間によってはそこから移動を開始することもあり得ます。
●敵の種類(数は状況によって増減します)
・丸いの×16 球状、サイズ1。地面から1メートルから2メートルの当たりを浮かんでいる。固め、回避率は高い。
ピーとかプーとか電子的な雰囲気の音をたてている。
攻撃は射撃(一定範囲に弾を複数個吐き出す、距離は長め)や近づくと体当たりをすることも。
・車付き×6 オルガンやオルゴールのような物にタイヤがつき、顔のような物がつけられている。サイズ1、地面を進む。固め。
オルガンのような音で楽を奏でているみたいだ。
攻撃は目のような部分からのビーム(魔法のような感じ、距離は短め)。
・人型の歪虚×3 サイズ1。手作り感あふれる太鼓のような物を持っている。
斧または剣と盾を持ち戦う。範囲攻撃も持ってはいる。
・オブジェ×1 サイズ1。石を積んだような形かつ、標識風。
●地理
標識があるところは小さな林がある。それ以外は見通しはよい。所々灌木の茂みなどはある。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
これまで謎の存在の討伐、どこから来ているのかときました。自分のところは解決したのに隣がまだ騒がしいというのは嬉しくないのが、クリシス親子の見解です。毛嫌いされているため、直接意見も言えません。
ということで、遠回りで依頼を出す運びになりました。
なお、ルゥルは師匠のマーナに言われて関連NPCにいるだけで、出陣はしませんのでご了承くださいませ。何かあったら質問に答えてくれるかもしれませんが、MSが低速なため返答は遅くなります。
よろしくお願いします。
これまで謎の存在の討伐、どこから来ているのかときました。自分のところは解決したのに隣がまだ騒がしいというのは嬉しくないのが、クリシス親子の見解です。毛嫌いされているため、直接意見も言えません。
ということで、遠回りで依頼を出す運びになりました。
なお、ルゥルは師匠のマーナに言われて関連NPCにいるだけで、出陣はしませんのでご了承くださいませ。何かあったら質問に答えてくれるかもしれませんが、MSが低速なため返答は遅くなります。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/02/18 14:46
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【相談】隣町を助けよう! エステル・ソル(ka3983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2019/02/06 19:06:44 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/02/04 19:32:25 |