ゲスト
(ka0000)
【東幕】東方の命運に限りはない
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- ユニット参加人数
- 現在4 / 0~4
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/02/20 15:00
- リプレイ完成予定
- 2019/03/01 15:00
オープニング
天ノ都の危機。
それは東方の民にとっても激震であった。
しかし、敵が歪虚であるのなら、やるべき事は一つ。戦いに身を投じ、迫る骸骨兵士との戦いへ突入する。
「敵を決して砦に近付けてはなりません!」
泰山龍鳴寺の許文冠は、仲間の武僧へ呼び掛けた。
泰山は古くから幕府との盟約を結んだとされる地域であり、幕府からの保護により独自の文化が発展してきた。リアルブルーで言えば古い中国の寺を彷彿とさせる。
「はぁ!」
文冠は骸骨兵士へ踏み台にして大きく飛翔。そのまま足下にいた敵へ強烈な蹴りを叩き込む。
文冠達は、盟約に従い幕府への援軍として推参。天ノ都へと続く街道に築かれた砦『光玉砦』の守護を任された。
ここを抜かれれば天ノ都へ敵の援軍が襲来する。東方の安寧の為にも、光玉砦は絶対に死守しなければならない。
「敵の軍勢は?」
「……! 次から次へと押し寄せてくる」
仲間の言葉を聞いて顔を上げる文冠。
視界に飛び込んできたそこには骸骨兵士の背後に現れる憤怒の残党。幕府の兵士と共に戦ってはいるが、この軍勢を相手に何処まで持つか……。
「うわっ!」
突如響く武僧の声。
どうやら敵の刀を回避する際、誤って足を滑らせたようだ。
尻餅をつく武僧。
そこへトドメを刺すべく複数の骸骨兵士が刀を片手に殺到する。
「はいっ!」
文冠は大きく右足を回転させ、遠心力を乗せた蹴りを放った。
蹴りを受け吹き飛ばされる骸骨兵士。
その隙に文冠は腰を打った武僧に手を貸す。
「大丈夫か?」
「ああ。気を付けろ。敵は予想よりも手強い」
武僧の言葉に文冠は小さく頷いた。
実は文冠も武僧と同じ意見だ。
狐卯猾の手により強化された歪虚は、格闘士として名が知られた泰山の武僧でも手を焼く始末。それが大挙で押し寄せているとなれば、砦の守護は簡単ではない。
さらに……。
「なんだ、あれっ!」
武僧が指差す先には、骸骨兵士よりも大きい骸骨が数体。その体躯は三メートル程。
明らかに通常よりも強い個体。それが、ゆっくりと近付いてくる。
「まずいですね」
文冠は本音を漏らした。
普通の骸骨兵士で手を焼いている状況で、さらに強力な個体が現れた。
この事実は武僧達の士気に関わる。
下手すれば敵の軍勢に押し切られるかもしれない。
「おい。あいつ、おかしくないか?」
厄介な事はまだある。
骸骨兵士の後方には一つ目の坊主が二人立っていた。坊主達は徐々に体を大きくしていく。既に三メートルを超える体躯だが、まだまだ大きくなる気配がある。
嫌な予感が過る文冠。
だが、そこへ毛むくじゃらで少し体臭のキツい男が歩み出た。
「よぉし、ここはワシらの出番だな」
辺境ドワーフの王ヨアキム(kz0011)。
東方の危機に連合軍と部族会議も黙ってはいなかった。連合軍は部族会議へ援軍派遣を打診。辺境も窮地の最中ではあるが、部族会議は敢えて派兵の打診を了承していた。
「あなたは……?」
「ワシはドワーフの王、ヨアキムだ。安心しな。
バタルトゥの奴から頼まれてな。なんだっけかな……約束がどうとか……」
腕を組んで悩むヨアキム。
この時点で文冠はヨアキムが脳筋タイプだと気付いた。
「確か……親父がなんだとか……ああっ、もう! 思い出せねぇ! とにかく、連合軍として助けてやるよ。骸骨なんてワシの拳で粉砕してやらぁ」
「連合軍……西からいらした方々ですね。頼もしいのですが、あの大きな敵と戦う術はあるのですか? 敵は骸骨だけではありません」
「ああ。……といっても、デカい奴らの相手はワシじゃねぇ」
そう言ったヨアキムは後方を指し示した。
そこには昆虫の姿を模した奇妙な甲冑の群れが並んでいた。
「わざわざ東方までやって来たんだ。俺っちとピリカ部隊が大暴れしてやるぜぇ!」
愛機カマキリの操縦席で息巻くのは幻獣のテルル(kz0218)。
同じく古代文明の魔導アーマー『ピリカ』を引き連れての参戦。既に後方ではカブトムシ型やクワガタ型のピリカ部隊が出撃命令を待ち望んでいた。
「援軍か?」
「見たことない……西の国の兵器か?」
「何でも良い! これで戦況を変えられる!」
武僧達が湧き上がる。
そんな中で文冠は、ポツリと呟いた。
「丸い鳥が……喋ってる……?」
それは東方の民にとっても激震であった。
しかし、敵が歪虚であるのなら、やるべき事は一つ。戦いに身を投じ、迫る骸骨兵士との戦いへ突入する。
「敵を決して砦に近付けてはなりません!」
泰山龍鳴寺の許文冠は、仲間の武僧へ呼び掛けた。
泰山は古くから幕府との盟約を結んだとされる地域であり、幕府からの保護により独自の文化が発展してきた。リアルブルーで言えば古い中国の寺を彷彿とさせる。
「はぁ!」
文冠は骸骨兵士へ踏み台にして大きく飛翔。そのまま足下にいた敵へ強烈な蹴りを叩き込む。
文冠達は、盟約に従い幕府への援軍として推参。天ノ都へと続く街道に築かれた砦『光玉砦』の守護を任された。
ここを抜かれれば天ノ都へ敵の援軍が襲来する。東方の安寧の為にも、光玉砦は絶対に死守しなければならない。
「敵の軍勢は?」
「……! 次から次へと押し寄せてくる」
仲間の言葉を聞いて顔を上げる文冠。
視界に飛び込んできたそこには骸骨兵士の背後に現れる憤怒の残党。幕府の兵士と共に戦ってはいるが、この軍勢を相手に何処まで持つか……。
「うわっ!」
突如響く武僧の声。
どうやら敵の刀を回避する際、誤って足を滑らせたようだ。
尻餅をつく武僧。
そこへトドメを刺すべく複数の骸骨兵士が刀を片手に殺到する。
「はいっ!」
文冠は大きく右足を回転させ、遠心力を乗せた蹴りを放った。
蹴りを受け吹き飛ばされる骸骨兵士。
その隙に文冠は腰を打った武僧に手を貸す。
「大丈夫か?」
「ああ。気を付けろ。敵は予想よりも手強い」
武僧の言葉に文冠は小さく頷いた。
実は文冠も武僧と同じ意見だ。
狐卯猾の手により強化された歪虚は、格闘士として名が知られた泰山の武僧でも手を焼く始末。それが大挙で押し寄せているとなれば、砦の守護は簡単ではない。
さらに……。
「なんだ、あれっ!」
武僧が指差す先には、骸骨兵士よりも大きい骸骨が数体。その体躯は三メートル程。
明らかに通常よりも強い個体。それが、ゆっくりと近付いてくる。
「まずいですね」
文冠は本音を漏らした。
普通の骸骨兵士で手を焼いている状況で、さらに強力な個体が現れた。
この事実は武僧達の士気に関わる。
下手すれば敵の軍勢に押し切られるかもしれない。
「おい。あいつ、おかしくないか?」
厄介な事はまだある。
骸骨兵士の後方には一つ目の坊主が二人立っていた。坊主達は徐々に体を大きくしていく。既に三メートルを超える体躯だが、まだまだ大きくなる気配がある。
嫌な予感が過る文冠。
だが、そこへ毛むくじゃらで少し体臭のキツい男が歩み出た。
「よぉし、ここはワシらの出番だな」
辺境ドワーフの王ヨアキム(kz0011)。
東方の危機に連合軍と部族会議も黙ってはいなかった。連合軍は部族会議へ援軍派遣を打診。辺境も窮地の最中ではあるが、部族会議は敢えて派兵の打診を了承していた。
「あなたは……?」
「ワシはドワーフの王、ヨアキムだ。安心しな。
バタルトゥの奴から頼まれてな。なんだっけかな……約束がどうとか……」
腕を組んで悩むヨアキム。
この時点で文冠はヨアキムが脳筋タイプだと気付いた。
「確か……親父がなんだとか……ああっ、もう! 思い出せねぇ! とにかく、連合軍として助けてやるよ。骸骨なんてワシの拳で粉砕してやらぁ」
「連合軍……西からいらした方々ですね。頼もしいのですが、あの大きな敵と戦う術はあるのですか? 敵は骸骨だけではありません」
「ああ。……といっても、デカい奴らの相手はワシじゃねぇ」
そう言ったヨアキムは後方を指し示した。
そこには昆虫の姿を模した奇妙な甲冑の群れが並んでいた。
「わざわざ東方までやって来たんだ。俺っちとピリカ部隊が大暴れしてやるぜぇ!」
愛機カマキリの操縦席で息巻くのは幻獣のテルル(kz0218)。
同じく古代文明の魔導アーマー『ピリカ』を引き連れての参戦。既に後方ではカブトムシ型やクワガタ型のピリカ部隊が出撃命令を待ち望んでいた。
「援軍か?」
「見たことない……西の国の兵器か?」
「何でも良い! これで戦況を変えられる!」
武僧達が湧き上がる。
そんな中で文冠は、ポツリと呟いた。
「丸い鳥が……喋ってる……?」
解説
目的:光玉砦に襲来した歪虚を撃退する。
概要:天ノ都へ通じる道に築かれた光玉砦に歪虚の軍勢が襲来。泰山より援軍としてやってきた許文冠ら武僧達が奮戦するも、敵の勢いは盛ん。さらに大型の敵も現れた事により、文冠達の戦いに翳りが見え始める。
その最中、辺境よりヨアキムが救援に登場。さらに大型の歪虚には幻獣テルルとピリカ部隊が現れ、ハンター達と共に徹底抗戦が行われようとしていた。
味方:
・許文冠
泰山龍鳴寺から訪れた武僧。全員格闘士で砦前を防衛中。
・ヨアキム
戦装束である鉄下駄に学ランのバンカラ姿で文冠と共に戦う。基本的にゲンコツで殴る事しか知らない。槍はチャームポイント。
・テルル
カマキリの外見を模した魔導アーマー『ピリカ』へ騎乗。大型の歪虚へ対応。
敵:
・骸骨兵士 ×多数
戦いに破れた侍の亡骸。白骨化して槍や刀を手に攻め寄せる。防御力は生前の鎧だけだが、胸当てだけの者も存在。
・がしゃどくろ ×4
体長三メートルほどの大型骸骨。手にして大腿骨の骨を棍棒代わりに振り回す。
・見上げ入道 ×2
スタート時点は人間サイズの一つ目坊主だが、時間経過と共に巨大化。放置すればサイズが増大する為、早期撃破は必須。
光玉砦が破壊された時点で依頼失敗です。
なお、ユキウサギやユグディラを同行させた場合は古代文明の魔導アーマー『ピリカ』への騎乗が可能です。騎乗させる場合は、騎乗希望のピリカを記載して下さい。
・カマキリ
両手の鎌がメイン武器で、脚部にミサイルランチャーを装備しています
・カブトムシ
角の先端に付けられた回転刃による突進がメインで、背部ミサイルランチャーを装備しています。
・クワガタ
頭部のハサミで敵を切断します。背面にミサイルランチャーがあります。
概要:天ノ都へ通じる道に築かれた光玉砦に歪虚の軍勢が襲来。泰山より援軍としてやってきた許文冠ら武僧達が奮戦するも、敵の勢いは盛ん。さらに大型の敵も現れた事により、文冠達の戦いに翳りが見え始める。
その最中、辺境よりヨアキムが救援に登場。さらに大型の歪虚には幻獣テルルとピリカ部隊が現れ、ハンター達と共に徹底抗戦が行われようとしていた。
味方:
・許文冠
泰山龍鳴寺から訪れた武僧。全員格闘士で砦前を防衛中。
・ヨアキム
戦装束である鉄下駄に学ランのバンカラ姿で文冠と共に戦う。基本的にゲンコツで殴る事しか知らない。槍はチャームポイント。
・テルル
カマキリの外見を模した魔導アーマー『ピリカ』へ騎乗。大型の歪虚へ対応。
敵:
・骸骨兵士 ×多数
戦いに破れた侍の亡骸。白骨化して槍や刀を手に攻め寄せる。防御力は生前の鎧だけだが、胸当てだけの者も存在。
・がしゃどくろ ×4
体長三メートルほどの大型骸骨。手にして大腿骨の骨を棍棒代わりに振り回す。
・見上げ入道 ×2
スタート時点は人間サイズの一つ目坊主だが、時間経過と共に巨大化。放置すればサイズが増大する為、早期撃破は必須。
光玉砦が破壊された時点で依頼失敗です。
なお、ユキウサギやユグディラを同行させた場合は古代文明の魔導アーマー『ピリカ』への騎乗が可能です。騎乗させる場合は、騎乗希望のピリカを記載して下さい。
・カマキリ
両手の鎌がメイン武器で、脚部にミサイルランチャーを装備しています
・カブトムシ
角の先端に付けられた回転刃による突進がメインで、背部ミサイルランチャーを装備しています。
・クワガタ
頭部のハサミで敵を切断します。背面にミサイルランチャーがあります。
マスターより
近藤豊です。
東幕二本目はユニット戦となります。多数押し寄せる軍勢ですが、大型の敵を対応してしまえば、骸骨兵士はどうにでもなります。言い換えれば、大型の敵の対応を素早くできるかが鍵になります。
それでは、子持ち昆布を肴にお待ちしております。
東幕二本目はユニット戦となります。多数押し寄せる軍勢ですが、大型の敵を対応してしまえば、骸骨兵士はどうにでもなります。言い換えれば、大型の敵の対応を素早くできるかが鍵になります。
それでは、子持ち昆布を肴にお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/02/24 16:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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ご相談 リアリュール(ka2003) エルフ|17才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2019/02/18 23:48:50 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/02/16 08:28:09 |