ゲスト
(ka0000)
【奇石】相まみえた侵入者
マスター:奈華里

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/02/25 22:00
- リプレイ完成予定
- 2019/03/11 22:00
オープニング
「そう言う訳で引き続き探索を続けます」
ハンターオフィスにそう連絡を入れて、彼等・ハンターはそのまま地下へと進む。
思えば長い道のりだった。突如として舞い込んだ屋敷への歪虚襲来の依頼。
子供達を助け屋敷付近の調査をし、外部と内部の謎解きをへてここまで来たのだ。
(一体何を隠している?)
オフィスや家族の話では先祖の魔術師はこれと言った功績も残さずこの世を去ったとか。
もし重大な発見をしていたなら世に発表したに違いないし、逆であったならこんな回りくどい隠し方などする必要はなかった筈だ。となると、そうせざる負えない理由があったという事か。
柱時計の先にある扉を開く。
その先には樹の近くにあったモノに似た下りの階段が続いており、相変わらずの狭さだった。人一人が歩くので精一杯の通路を暫く進むと、柱時計のとよく似た扉が顔を出す。
(いよいよだ…)
キィィと木が軋む音がした。もう何年も使われていなかった筈だから当たり前だろう。
「さむっ」
それ程下っていない筈だが、ハンターの一人が声を漏らす。
「なんて場所だ」
そうして、その先にあった研究所の想像だにしない姿…。
広さでいうと、屋敷の半分位かもしれないが、思いの外天井は高い。
しかし、天井と言うにはあまりに武骨。それもその筈、この空間自体作られたのとはどこか違う。
所々に岩肌が見え、少し奥には庭の樹の根に当たるのだろう部分が露出している。
いわばここは洞窟のようなそんな場所と言えるだろう。そんな空間にどうやって持ち込んだのか机と椅子が一セット。その他に見当たるのは丈夫な木箱と簡単な棚が少し。この分だと材料を持ち込んで中で組み立てたと見える。
「どれ…見てみるか」
乱雑に置かれた資料を一つ手に取り、目を通す。
そこには鉱石の成分なのだろう普通の人が見ても何の事だか判らない数値が記されている。
「ねぇ、もしかしてこれも例の石かしら?」
露出している岩肌に触れた一人が言う。
なぜそう思ったのかと言えば、理由は簡単。触れたと同時に薄ぼんやりと光を帯びたからだ。
「まるでこちらに反応しているみたいだな」
蛍のような淡い光であるが、埋もれた中で光を帯びて誰かがぽつりと呟く。
そんな折だ。
ドドドドドッ
地響きのような音と共に入り口から向かって右側の壁が崩れ、土煙が上がる。
「ッ!?」
ハンターらが咄嗟に身を潜める。
するとその土煙のその奥に見えたのは大きな爪を持った異形の化け物だ。大凡身長は2.5m、腕が異様に発達しているようで腕から肩にかけては極太でその形はモグラのそれに似ているが、顔と足は人のものに近い。そんな彼を筆頭にスライムやミミズのような魔物がワラワラと侵入してくる。
(何だ、アイツらは? 何が目的だ?)
木箱や棚の陰に隠れて敵の動きを窺う。
「……力ノ源…ドコダ? ココ、ダッタ…筈ダガ? サガセ」
敵がきょろきょろと部屋を見渡し、部下らに鉱石を探させる。
(力の源? まさか…いや、それよりも前に奴らをどうにかしないと)
辺りの壁を体当たりをするスライムを見取り、皆がアイコンタクトする。
このままではこの研究所自体が崩れてしまいかねない。しかし、どうするか。
派手に暴れる事のできないこの場所で、未知の敵相手にどう立ち回るか。判断はハンターに任される。
ハンターオフィスにそう連絡を入れて、彼等・ハンターはそのまま地下へと進む。
思えば長い道のりだった。突如として舞い込んだ屋敷への歪虚襲来の依頼。
子供達を助け屋敷付近の調査をし、外部と内部の謎解きをへてここまで来たのだ。
(一体何を隠している?)
オフィスや家族の話では先祖の魔術師はこれと言った功績も残さずこの世を去ったとか。
もし重大な発見をしていたなら世に発表したに違いないし、逆であったならこんな回りくどい隠し方などする必要はなかった筈だ。となると、そうせざる負えない理由があったという事か。
柱時計の先にある扉を開く。
その先には樹の近くにあったモノに似た下りの階段が続いており、相変わらずの狭さだった。人一人が歩くので精一杯の通路を暫く進むと、柱時計のとよく似た扉が顔を出す。
(いよいよだ…)
キィィと木が軋む音がした。もう何年も使われていなかった筈だから当たり前だろう。
「さむっ」
それ程下っていない筈だが、ハンターの一人が声を漏らす。
「なんて場所だ」
そうして、その先にあった研究所の想像だにしない姿…。
広さでいうと、屋敷の半分位かもしれないが、思いの外天井は高い。
しかし、天井と言うにはあまりに武骨。それもその筈、この空間自体作られたのとはどこか違う。
所々に岩肌が見え、少し奥には庭の樹の根に当たるのだろう部分が露出している。
いわばここは洞窟のようなそんな場所と言えるだろう。そんな空間にどうやって持ち込んだのか机と椅子が一セット。その他に見当たるのは丈夫な木箱と簡単な棚が少し。この分だと材料を持ち込んで中で組み立てたと見える。
「どれ…見てみるか」
乱雑に置かれた資料を一つ手に取り、目を通す。
そこには鉱石の成分なのだろう普通の人が見ても何の事だか判らない数値が記されている。
「ねぇ、もしかしてこれも例の石かしら?」
露出している岩肌に触れた一人が言う。
なぜそう思ったのかと言えば、理由は簡単。触れたと同時に薄ぼんやりと光を帯びたからだ。
「まるでこちらに反応しているみたいだな」
蛍のような淡い光であるが、埋もれた中で光を帯びて誰かがぽつりと呟く。
そんな折だ。
ドドドドドッ
地響きのような音と共に入り口から向かって右側の壁が崩れ、土煙が上がる。
「ッ!?」
ハンターらが咄嗟に身を潜める。
するとその土煙のその奥に見えたのは大きな爪を持った異形の化け物だ。大凡身長は2.5m、腕が異様に発達しているようで腕から肩にかけては極太でその形はモグラのそれに似ているが、顔と足は人のものに近い。そんな彼を筆頭にスライムやミミズのような魔物がワラワラと侵入してくる。
(何だ、アイツらは? 何が目的だ?)
木箱や棚の陰に隠れて敵の動きを窺う。
「……力ノ源…ドコダ? ココ、ダッタ…筈ダガ? サガセ」
敵がきょろきょろと部屋を見渡し、部下らに鉱石を探させる。
(力の源? まさか…いや、それよりも前に奴らをどうにかしないと)
辺りの壁を体当たりをするスライムを見取り、皆がアイコンタクトする。
このままではこの研究所自体が崩れてしまいかねない。しかし、どうするか。
派手に暴れる事のできないこの場所で、未知の敵相手にどう立ち回るか。判断はハンターに任される。
解説
内容
研究所内に侵入してきた歪虚を殲滅する事
やっと見つける事が出来た研究所ですが
敵も別ルートからここを目指していたらしく侵入を許してしまいました
とても頑丈とは言えないこの場所で歪虚らは好き勝手に暴れ『力の源』とやらを探しています
このまま乱暴に暴れられてはこの場所自体が崩れ兼ねません
封印するという意味ではそれはありですが、鉱石については謎のままとなります
判断はハンターらにお任せしますが、最善を尽くす行動をお願いします
●研究所情報
屋敷の下にあると思われる自然の洞穴を利用して作られたような場所
それ程広くはなく、所々に木箱と棚があり、最奥には椅子と机がある
岩肌が露になっている場所も多く、それのみならず庭の枯れた木の根も一部見えている
鉱石の原石が岩肌の所々にあるらしい触れると僅かに光る
出入口は入ってきた樹の扉と、敵が掘り侵入してきた横穴との二つ
何処に繋がっているのかは定かではない
●敵情報
OPにある通り、スライムとミミズ(但し大きさは体長70㎝、直径20cm)が多数
それをまとめていると思われるモグラ人間っぽいのが一体
穴が開いたままの為、更に増える可能性あり
穴の大きさは直径3m程度と割と大きい
【注目】こちらはシリーズ依頼になります
今回から参加される方は【奇石】タグのシナリオを一読頂くとより楽しめるかと思います
なお、ここから参加の方は後を追ってきたという立ち位置で描写します
研究所内に侵入してきた歪虚を殲滅する事
やっと見つける事が出来た研究所ですが
敵も別ルートからここを目指していたらしく侵入を許してしまいました
とても頑丈とは言えないこの場所で歪虚らは好き勝手に暴れ『力の源』とやらを探しています
このまま乱暴に暴れられてはこの場所自体が崩れ兼ねません
封印するという意味ではそれはありですが、鉱石については謎のままとなります
判断はハンターらにお任せしますが、最善を尽くす行動をお願いします
●研究所情報
屋敷の下にあると思われる自然の洞穴を利用して作られたような場所
それ程広くはなく、所々に木箱と棚があり、最奥には椅子と机がある
岩肌が露になっている場所も多く、それのみならず庭の枯れた木の根も一部見えている
鉱石の原石が岩肌の所々にあるらしい触れると僅かに光る
出入口は入ってきた樹の扉と、敵が掘り侵入してきた横穴との二つ
何処に繋がっているのかは定かではない
●敵情報
OPにある通り、スライムとミミズ(但し大きさは体長70㎝、直径20cm)が多数
それをまとめていると思われるモグラ人間っぽいのが一体
穴が開いたままの為、更に増える可能性あり
穴の大きさは直径3m程度と割と大きい
【注目】こちらはシリーズ依頼になります
今回から参加される方は【奇石】タグのシナリオを一読頂くとより楽しめるかと思います
なお、ここから参加の方は後を追ってきたという立ち位置で描写します
マスターより
大変お待たせいたしました【奇石】第四回になります
PLの皆さん、みんなお強いので色々制限をかけていくといつも狭い場所になってしまう
難易度を『難しい』にしているのは少しだけMSからの悪戯が含まれているからです
何かあるんです、はい それではお気をつけて
ご参加と依頼の成功を心より願っております
PLの皆さん、みんなお強いので色々制限をかけていくといつも狭い場所になってしまう
難易度を『難しい』にしているのは少しだけMSからの悪戯が含まれているからです
何かあるんです、はい それではお気をつけて
ご参加と依頼の成功を心より願っております
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/03/11 01:17
参加者一覧
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歪虚戦闘 レイア・アローネ(ka4082) 人間(クリムゾンウェスト)|24才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2019/02/25 21:15:31 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/02/25 17:49:56 |