ゲスト
(ka0000)
【幻想】侵撃の黒
マスター:猫又ものと

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/03/23 22:00
- リプレイ完成予定
- 2019/04/06 22:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●ベスタハ遺跡
――ベスタハ。
歪虚に仲間達を売り、『怠惰』に魅入られたオイマト族の男が、『災厄の十三魔』と呼ばれる存在となった場所。
オイマト族の者が引き起こした災禍により、沢山の辺境の戦士達が死んだ悲劇の地。
この地にやって来てきてから、バタルトゥ・オイマト(kz0023)の表情がいつにも増して硬い。
元々、責任感が強すぎる男だ。この地について思うところがあるのだろうけれど……。
「バタルトゥさん、大丈夫?」
「……無論。問題ない」
ハンターの問いかけに淡々と答えるバタルトゥ。
思うところはあれど、仕事に私情は挟まない――と言ったところだろうか。
先日、神霊樹の記憶を辿り、怠惰王による災厄への対抗策を探したハンター達。
彼らの調査の結果、過去に『ニガヨモギ』に対抗する為に作られたオートマトンが存在し、それがベスタハの地に眠っていることが判明した。
その対抗策であるオートマトンを迎えに行こうとしたところ、怠惰の歪虚達も動き出したという報せが入ったのだ。
そこで急遽、バタルトゥはヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)と辺境部族の戦士達を伴いベスタハ入りした。
ヴェルナーとハンター達にオートマトンの探索を頼み、自分は歪虚の襲撃に備える為だ。
そのオートマトンの存在は、確実に怠惰王オーロラの動きの妨げとなる。
その事実を、青木 燕太郎(kz0166)が見逃すはずがない――。
――奴は必ず現れる。
そんな確信もあり、バタルトゥはベスタハの遺跡に多くの兵を布陣していた。
「なあ、バタルトゥ。こんな正面に兵を集めちまっていいのか?」
「青木を警戒するなら、遺跡を包囲した方がいいんじゃない?」
「……いや、あえて手薄なところを作る。そうすれば、青木はそこを狙うだろう……」
ハンターの言葉に淡々と答えるバタルトゥ。
あえて手薄な場所を作り、そこに数名のハンターを配置。
そこにやってきた青木を足止めし、バタルトゥ率いる戦士達で挟撃するということらしい。
「ふーん。悪くない策だが、あいつこんな簡単な策に引っ掛かるかね」
「大丈夫じゃない? 最近の青木、ビックマー吸収したせいか頭悪くなってる気がするし」
「……どちらにせよ、あいつは対抗策を潰しに来ざるを得ない。……お前達に負担の多い策になってしまうのが申し訳ないが……」
「なーに。そこを何とかするのが俺達の仕事だろ」
「そうね。バタルトゥ。青木を見つけたらすぐに連絡できるように通信機の手配をお願い出来るかしら」
「……勿論だ。……今回の俺達の使命は、ニガヨモギの対抗策であるオートマトンの保護だ。青木は撃退するだけでいい。くれぐれも無理はするな……」
バタルトゥの指示に、頷くハンター達。
通信機を受け取ると、準備を開始する。
本隊から離れ、見回りの体をとって遺跡後方を歩いていたハンター達。
その異変に気付いたのは、1人のハンターだった。
「どうかしました?」
「……何か来てるぞ。負のマテリアルの気配がする」
振り返るハンターの目線の先。膨大な負のマテリアルを撒き散らしながら現れたその姿に、ハンター達は息を飲む。
「……やっぱり来たな。青木」
「やれやれ。抑えているつもりだったが、やはり隠密には向かんな」
ハンターの声に、肩を竦める青木。
どこか余裕のある様子に、ハンター達は黒い歪虚を睨みつける。
「対抗策を潰しに来たのか。お前もご苦労なこったな」
「女の子の為に必死になるなんて、随分と宗旨替えをしたものね?」
「……そんな無駄口を叩いていていいのか? 分かり易い策に敢えて乗ってやったんだが」
ハンターの問いかけにニヤリと笑い、槍を構える青木。
ハンター達は距離を取りながら、その殺気を感じ取って……。
1人のハンターが通信機を手にする。
「バタルトゥ、聞こえる? こちらハンター。今神殿後方で青木 燕太郎に接触したわ。支援をお願い」
『……バタルトゥだ。聞こえている。……急ぎそちらに向かう。それまで持ち堪えてくれ……』
「了解」
通信を終えたハンターはゆっくり青木を見据える。
「まもなく応援部隊が来るわよ。流石のあなたも部族会議の大首長率いる一個小隊を相手にするのは分が悪いんじゃない?」
「……そうだな。さっさとお前達を倒して中に入った方が良さそうだ」
言うなり、槍を振るう青木。繰り出された衝撃波で地面が抉れる。
「……さて。時間がない。そこを退いて貰おうか」
底冷えするような黒い瞳。
闇黒の魔人を前に、ハンター達は武器を構えた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●ベスタハ遺跡
――ベスタハ。
歪虚に仲間達を売り、『怠惰』に魅入られたオイマト族の男が、『災厄の十三魔』と呼ばれる存在となった場所。
オイマト族の者が引き起こした災禍により、沢山の辺境の戦士達が死んだ悲劇の地。
この地にやって来てきてから、バタルトゥ・オイマト(kz0023)の表情がいつにも増して硬い。
元々、責任感が強すぎる男だ。この地について思うところがあるのだろうけれど……。
「バタルトゥさん、大丈夫?」
「……無論。問題ない」
ハンターの問いかけに淡々と答えるバタルトゥ。
思うところはあれど、仕事に私情は挟まない――と言ったところだろうか。
先日、神霊樹の記憶を辿り、怠惰王による災厄への対抗策を探したハンター達。
彼らの調査の結果、過去に『ニガヨモギ』に対抗する為に作られたオートマトンが存在し、それがベスタハの地に眠っていることが判明した。
その対抗策であるオートマトンを迎えに行こうとしたところ、怠惰の歪虚達も動き出したという報せが入ったのだ。
そこで急遽、バタルトゥはヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)と辺境部族の戦士達を伴いベスタハ入りした。
ヴェルナーとハンター達にオートマトンの探索を頼み、自分は歪虚の襲撃に備える為だ。
そのオートマトンの存在は、確実に怠惰王オーロラの動きの妨げとなる。
その事実を、青木 燕太郎(kz0166)が見逃すはずがない――。
――奴は必ず現れる。
そんな確信もあり、バタルトゥはベスタハの遺跡に多くの兵を布陣していた。
「なあ、バタルトゥ。こんな正面に兵を集めちまっていいのか?」
「青木を警戒するなら、遺跡を包囲した方がいいんじゃない?」
「……いや、あえて手薄なところを作る。そうすれば、青木はそこを狙うだろう……」
ハンターの言葉に淡々と答えるバタルトゥ。
あえて手薄な場所を作り、そこに数名のハンターを配置。
そこにやってきた青木を足止めし、バタルトゥ率いる戦士達で挟撃するということらしい。
「ふーん。悪くない策だが、あいつこんな簡単な策に引っ掛かるかね」
「大丈夫じゃない? 最近の青木、ビックマー吸収したせいか頭悪くなってる気がするし」
「……どちらにせよ、あいつは対抗策を潰しに来ざるを得ない。……お前達に負担の多い策になってしまうのが申し訳ないが……」
「なーに。そこを何とかするのが俺達の仕事だろ」
「そうね。バタルトゥ。青木を見つけたらすぐに連絡できるように通信機の手配をお願い出来るかしら」
「……勿論だ。……今回の俺達の使命は、ニガヨモギの対抗策であるオートマトンの保護だ。青木は撃退するだけでいい。くれぐれも無理はするな……」
バタルトゥの指示に、頷くハンター達。
通信機を受け取ると、準備を開始する。
本隊から離れ、見回りの体をとって遺跡後方を歩いていたハンター達。
その異変に気付いたのは、1人のハンターだった。
「どうかしました?」
「……何か来てるぞ。負のマテリアルの気配がする」
振り返るハンターの目線の先。膨大な負のマテリアルを撒き散らしながら現れたその姿に、ハンター達は息を飲む。
「……やっぱり来たな。青木」
「やれやれ。抑えているつもりだったが、やはり隠密には向かんな」
ハンターの声に、肩を竦める青木。
どこか余裕のある様子に、ハンター達は黒い歪虚を睨みつける。
「対抗策を潰しに来たのか。お前もご苦労なこったな」
「女の子の為に必死になるなんて、随分と宗旨替えをしたものね?」
「……そんな無駄口を叩いていていいのか? 分かり易い策に敢えて乗ってやったんだが」
ハンターの問いかけにニヤリと笑い、槍を構える青木。
ハンター達は距離を取りながら、その殺気を感じ取って……。
1人のハンターが通信機を手にする。
「バタルトゥ、聞こえる? こちらハンター。今神殿後方で青木 燕太郎に接触したわ。支援をお願い」
『……バタルトゥだ。聞こえている。……急ぎそちらに向かう。それまで持ち堪えてくれ……』
「了解」
通信を終えたハンターはゆっくり青木を見据える。
「まもなく応援部隊が来るわよ。流石のあなたも部族会議の大首長率いる一個小隊を相手にするのは分が悪いんじゃない?」
「……そうだな。さっさとお前達を倒して中に入った方が良さそうだ」
言うなり、槍を振るう青木。繰り出された衝撃波で地面が抉れる。
「……さて。時間がない。そこを退いて貰おうか」
底冷えするような黒い瞳。
闇黒の魔人を前に、ハンター達は武器を構えた。
解説
■目的
ベスタハを訪れていた皆さんは、ベスタハ遺跡に存在するニガヨモギの対抗策を破壊しに来た青木と遭遇しました。
青木を撃退し、ベスタハ遺跡を守って下さい。
ハンターの皆さんは、バタルトゥに作戦の実行を依頼されてこの状況に居合わせた形になります。
青木に遺跡の破壊を許すと、オートマトンの稼働に影響が出て今後の戦いに非常に不利になることが予想されます。頑張って撃退してください。
なお、バタルトゥ達が到着した時点で青木は破壊を諦めて戦線を離脱します。
■成功条件:ベスタハ遺跡の機能の維持
■失敗条件:ベスタハ遺跡の大規模な破壊
■場所
渓谷の底、崖下になります。遺跡は基本地下に存在し、一部が地上に出ています。
近くに出入口はありませんが、崖の一部が壁となっており、壁は見えていますので穴が開けば入り込むのは容易です。
見張り中に青木と遭遇した為、遺跡についてはハンターさんの後方に位置しています。
天候は晴れ。岩と砂利が混じっている為足場が若干悪いですが、身を隠せるほど大きな岩はなく、これといった遮蔽物はありません。
■敵について
・青木 燕太郎
黒い装束に実を包み、切れ長な冷たい目が死神を彷彿とさせる魔人型の歪虚。
災厄の十三魔のハイルタイと蓬生の弟である『災狐』、ビックマーを吸収し、力を得ている。
青木の使用する技については、【龍奏】大規模と関連リプレイを参照。
今回の目的は、倒すことは目標とせず、遺跡の破壊を諦めさせて追い払うことです。
目的や手段を見誤った状態で接触すれば、即座に相応の代償が生じ得ます。
ご注意下さい。
■その他
便宜上バタルトゥが同行していますが、開戦直後は近くにいません。
白紙は描写しません。
質問板は立てて戴いても構いませんが、明確にすることで逆に厳しい状況になることがありますのでご注意ください。
質問する場合は出発24時間前までの質問を受け付けます。
ベスタハを訪れていた皆さんは、ベスタハ遺跡に存在するニガヨモギの対抗策を破壊しに来た青木と遭遇しました。
青木を撃退し、ベスタハ遺跡を守って下さい。
ハンターの皆さんは、バタルトゥに作戦の実行を依頼されてこの状況に居合わせた形になります。
青木に遺跡の破壊を許すと、オートマトンの稼働に影響が出て今後の戦いに非常に不利になることが予想されます。頑張って撃退してください。
なお、バタルトゥ達が到着した時点で青木は破壊を諦めて戦線を離脱します。
■成功条件:ベスタハ遺跡の機能の維持
■失敗条件:ベスタハ遺跡の大規模な破壊
■場所
渓谷の底、崖下になります。遺跡は基本地下に存在し、一部が地上に出ています。
近くに出入口はありませんが、崖の一部が壁となっており、壁は見えていますので穴が開けば入り込むのは容易です。
見張り中に青木と遭遇した為、遺跡についてはハンターさんの後方に位置しています。
天候は晴れ。岩と砂利が混じっている為足場が若干悪いですが、身を隠せるほど大きな岩はなく、これといった遮蔽物はありません。
■敵について
・青木 燕太郎
黒い装束に実を包み、切れ長な冷たい目が死神を彷彿とさせる魔人型の歪虚。
災厄の十三魔のハイルタイと蓬生の弟である『災狐』、ビックマーを吸収し、力を得ている。
青木の使用する技については、【龍奏】大規模と関連リプレイを参照。
今回の目的は、倒すことは目標とせず、遺跡の破壊を諦めさせて追い払うことです。
目的や手段を見誤った状態で接触すれば、即座に相応の代償が生じ得ます。
ご注意下さい。
■その他
便宜上バタルトゥが同行していますが、開戦直後は近くにいません。
白紙は描写しません。
質問板は立てて戴いても構いませんが、明確にすることで逆に厳しい状況になることがありますのでご注意ください。
質問する場合は出発24時間前までの質問を受け付けます。
マスターより
マスターより
お世話になっております。猫又です。
皆様に、【幻想】の連動の依頼をお届けします。
今回は近藤SDの依頼と密接に連動しております。
ここで食い止められないと、今後の連動に大きく影響します。
少人数での青木戦。厳しい戦いが予想されます。
どうぞお気をつけてお望みください。
それでは、ご参加を心よりお待ちしております。
お世話になっております。猫又です。
皆様に、【幻想】の連動の依頼をお届けします。
今回は近藤SDの依頼と密接に連動しております。
ここで食い止められないと、今後の連動に大きく影響します。
少人数での青木戦。厳しい戦いが予想されます。
どうぞお気をつけてお望みください。
それでは、ご参加を心よりお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/04/06 08:09
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
青木さんの能力共有卓 エステル・ソル(ka3983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2019/03/17 23:34:46 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/03/22 00:00:10 |
|
![]() |
相談卓 アルスレーテ・フュラー(ka6148) エルフ|27才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2019/03/23 19:53:18 |