ゲスト
(ka0000)
呑んでも飲まれるな!
マスター:赤山優牙

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/05/07 09:00
- リプレイ完成予定
- 2019/05/21 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
若き脚本家は憂いでいた。
恋愛は苦手なのに、どういう訳か、恋愛の脚本依頼が多いのだ。
「ハンター達を見本にし過ぎたせいで……僕の力じゃないのに、なぜか恋愛脚本家とか呼ばれてるんだよぉ!」
叫びながら酒を呷ると、ドンっとグラスをテーブルに叩きつける。
普段はこんな乱暴な事はしない。色々なストレスによるものだ。
「それじゃ、君は一体、何が描きたいのさ」
空になったグラスに酒を注いでいるのは、若き脚本家の親友である衣装屋だった。
この脚本家が立てた劇で必要な衣装を一手に引き受けている以上、脚本家が作品を作れなくなってしまっては商売に響く……という事情も、あるのかもしれない……。
「ふつーの、ふつーの、何気ない日常が描きたいんだ!」
「それはダメだな」
脚本家の願望にすぐさま衣装屋が答えた。
「な、なんで?」
「王侯貴族の日常なら庶民受けするかもしれないが、庶民の普通の日常をだな、普通に描いただけじゃ、インパクトに欠けるだろう」
「……やっぱりそうか……」
肩を落として残念がる脚本家。
恐らく、誰かに相談したが、似たような返事を受けたのだろう。
「……言えよ」
仕方ないなという態度で衣装屋は言い放った。
「え?」
「どうして、日常を描きたいんだ?」
そう深く尋ねられた事は無かったのだろう。脚本家は目を輝かせた。
グラスに入った酒がこぼれるのも気にせずに、フルフルと手が震えている。
「ダイナミックな物語はインパクトがあって、ドキドキしたり、ハラハラして楽しいかもしれない。だけど、そこに至る過程は絶対にあると思う。その過程の積み重ねが、何かの拍子で顔を出しただけで、本当に大事な事は、普段の日常の中にも、あると思うんだ」
「なるほど。確かに一理あるな」
「だけど……やっぱり、作品にするのは難しいのかな……」
諦め気味な親友の肩を衣装屋はポンと軽く叩いた。
「なに、そこは工夫だよ、工夫」
「工夫?」
首を傾げる脚本家。
衣装屋の不敵な笑みが無駄に怖い。
「ハンター達の日常を描けばいい」
「だけど、ただの日常じゃ、インパクトに欠け――」
「飲めばいい」
脚本家の言葉を遮って言い放った衣装屋の台詞に思わず耳を疑う。
目をキョトンとしていると、大事な事だったようで、もう一度、同じ台詞を衣装屋が発した。
「飲めばいい」
「いや、良く分からないよ」
「分かってないな! 日々、歪虚と戦う、我らのヒーローがだよ、色々な苦しみや悩みを抱えて、それでも戦い続ける所に、我々はグッとくるわけじゃないか!」
衣装屋の力説に脚本家は圧倒された。
確かにそうだ。いつもいつも、守られるばかりの自分達。
だけど、ハンターも人である事に変わらない。様々な葛藤があるはずだ。
「ハンター達の飲み会風景を題材に、そんな日常の風景を描く……いいかもしれない!」
「そうだろう! 酒の席となれば、本音が出るかもしれない。もしかして、『彼奴は単なる相棒だ』…とか言いつつ、実は好きだったとか、いや、もう、その場で『一目惚れした!』とか、なんかあるかもしれん!」
「な、なるほど! 素晴らしいよ!」
脚本家は親友である衣装屋の両手を熱く握った。
苦しい時、いつも、助けてくれる親友がいるという事が、こんなにも喜ばしい事なのかと感動する。
「まぁ、これぐらい、親友として当たり前の事だ。勿論、作品が出来た暁には、我が衣装屋を利用してくれたまえ」
商売も強引にねじ込んでくるあたり、いかにもいつもの衣装屋だなと、若き脚本家は思うのであった。
==========解説==========
●目的
飲み会に参加する
●解説
崖空都市ピースホライズンにある『空酎Bar』という名の酒場での飲み会に参加する。
ハンター達には“日頃の激戦を癒す為に”という理由で招待されている。
その為、報酬金は無いが、酒や食事代などは掛からない。
※重要※ 成人に達していない人は酒が飲めません(呑んでないけどその場の雰囲気で酔ったとかは可)。
●
若き脚本家は憂いでいた。
恋愛は苦手なのに、どういう訳か、恋愛の脚本依頼が多いのだ。
「ハンター達を見本にし過ぎたせいで……僕の力じゃないのに、なぜか恋愛脚本家とか呼ばれてるんだよぉ!」
叫びながら酒を呷ると、ドンっとグラスをテーブルに叩きつける。
普段はこんな乱暴な事はしない。色々なストレスによるものだ。
「それじゃ、君は一体、何が描きたいのさ」
空になったグラスに酒を注いでいるのは、若き脚本家の親友である衣装屋だった。
この脚本家が立てた劇で必要な衣装を一手に引き受けている以上、脚本家が作品を作れなくなってしまっては商売に響く……という事情も、あるのかもしれない……。
「ふつーの、ふつーの、何気ない日常が描きたいんだ!」
「それはダメだな」
脚本家の願望にすぐさま衣装屋が答えた。
「な、なんで?」
「王侯貴族の日常なら庶民受けするかもしれないが、庶民の普通の日常をだな、普通に描いただけじゃ、インパクトに欠けるだろう」
「……やっぱりそうか……」
肩を落として残念がる脚本家。
恐らく、誰かに相談したが、似たような返事を受けたのだろう。
「……言えよ」
仕方ないなという態度で衣装屋は言い放った。
「え?」
「どうして、日常を描きたいんだ?」
そう深く尋ねられた事は無かったのだろう。脚本家は目を輝かせた。
グラスに入った酒がこぼれるのも気にせずに、フルフルと手が震えている。
「ダイナミックな物語はインパクトがあって、ドキドキしたり、ハラハラして楽しいかもしれない。だけど、そこに至る過程は絶対にあると思う。その過程の積み重ねが、何かの拍子で顔を出しただけで、本当に大事な事は、普段の日常の中にも、あると思うんだ」
「なるほど。確かに一理あるな」
「だけど……やっぱり、作品にするのは難しいのかな……」
諦め気味な親友の肩を衣装屋はポンと軽く叩いた。
「なに、そこは工夫だよ、工夫」
「工夫?」
首を傾げる脚本家。
衣装屋の不敵な笑みが無駄に怖い。
「ハンター達の日常を描けばいい」
「だけど、ただの日常じゃ、インパクトに欠け――」
「飲めばいい」
脚本家の言葉を遮って言い放った衣装屋の台詞に思わず耳を疑う。
目をキョトンとしていると、大事な事だったようで、もう一度、同じ台詞を衣装屋が発した。
「飲めばいい」
「いや、良く分からないよ」
「分かってないな! 日々、歪虚と戦う、我らのヒーローがだよ、色々な苦しみや悩みを抱えて、それでも戦い続ける所に、我々はグッとくるわけじゃないか!」
衣装屋の力説に脚本家は圧倒された。
確かにそうだ。いつもいつも、守られるばかりの自分達。
だけど、ハンターも人である事に変わらない。様々な葛藤があるはずだ。
「ハンター達の飲み会風景を題材に、そんな日常の風景を描く……いいかもしれない!」
「そうだろう! 酒の席となれば、本音が出るかもしれない。もしかして、『彼奴は単なる相棒だ』…とか言いつつ、実は好きだったとか、いや、もう、その場で『一目惚れした!』とか、なんかあるかもしれん!」
「な、なるほど! 素晴らしいよ!」
脚本家は親友である衣装屋の両手を熱く握った。
苦しい時、いつも、助けてくれる親友がいるという事が、こんなにも喜ばしい事なのかと感動する。
「まぁ、これぐらい、親友として当たり前の事だ。勿論、作品が出来た暁には、我が衣装屋を利用してくれたまえ」
商売も強引にねじ込んでくるあたり、いかにもいつもの衣装屋だなと、若き脚本家は思うのであった。
==========解説==========
●目的
飲み会に参加する
●解説
崖空都市ピースホライズンにある『空酎Bar』という名の酒場での飲み会に参加する。
ハンター達には“日頃の激戦を癒す為に”という理由で招待されている。
その為、報酬金は無いが、酒や食事代などは掛からない。
※重要※ 成人に達していない人は酒が飲めません(呑んでないけどその場の雰囲気で酔ったとかは可)。
解説
●『空酎Bar』
床が一面、強化ガラスのようなもので出来ており、崖下が良く見える(高所恐怖症の人には恐怖かもしれない)。
店は貸し切りなので、いくら騒いでも平気だし、床が抜ける事はない。
ベランダがあり、バンジージャンプも可能。
酒は常識的な範囲のものが揃っている。ただし、リアルブルー産のものはない(類似品は可)。
食事はメシマズ帝国風ではなく、創作料理が主となる(プレイングで指定すればそれに似た何かを出す事も可能)。
客用の台所があったり、完全防音の懺悔部屋があったり、コスプレ用の衣装室があったり、ちょっと変わってるが、それらも使用可能。
●特別ルール
相談卓も判定や描写の参考とします。
また、相談卓にNPCがお題投げとか会話に参加する場合もあります。
(確実ではありませんが、相談卓の流れによっては顔出しします。ただし、リプレイ中にはNPCは登場しません)
●他
Q1:何を話せばいいか分かりません!
A1:参考程度にお題を出しておきます!
『好きな人』
『大失敗した事』
『取り消して欲しい事』
『恥ずかしい事』
『一番大事にしている事or物』
Q2:ただ黙って飲んでいたいんだけど。
A2:その行動を否定はしませんが、描写が極端に少なくなる可能性が高いです。また、判定はオープニングにある通り、脚本家が求めるものとなっていますので、ただ黙って飲んでいるだけだと、達成度はあがりません!
Q3:いつもの相方と一緒に参加したいんだけど~。
A3:今回はサポート枠が無く、偶然にも集まったメンバーで行いたいと思いますので、ご了承下さい。
Q4:模擬戦してもいいんですか?
A4:店が壊れるような戦いでなければ構いません(机や椅子が転がる程度なら可)。
Q5:お任せありなの?
A5:完全アドリブになりますが、それも可です(それに伴うあらゆる結果を了承されたとみなします)。
床が一面、強化ガラスのようなもので出来ており、崖下が良く見える(高所恐怖症の人には恐怖かもしれない)。
店は貸し切りなので、いくら騒いでも平気だし、床が抜ける事はない。
ベランダがあり、バンジージャンプも可能。
酒は常識的な範囲のものが揃っている。ただし、リアルブルー産のものはない(類似品は可)。
食事はメシマズ帝国風ではなく、創作料理が主となる(プレイングで指定すればそれに似た何かを出す事も可能)。
客用の台所があったり、完全防音の懺悔部屋があったり、コスプレ用の衣装室があったり、ちょっと変わってるが、それらも使用可能。
●特別ルール
相談卓も判定や描写の参考とします。
また、相談卓にNPCがお題投げとか会話に参加する場合もあります。
(確実ではありませんが、相談卓の流れによっては顔出しします。ただし、リプレイ中にはNPCは登場しません)
●他
Q1:何を話せばいいか分かりません!
A1:参考程度にお題を出しておきます!
『好きな人』
『大失敗した事』
『取り消して欲しい事』
『恥ずかしい事』
『一番大事にしている事or物』
Q2:ただ黙って飲んでいたいんだけど。
A2:その行動を否定はしませんが、描写が極端に少なくなる可能性が高いです。また、判定はオープニングにある通り、脚本家が求めるものとなっていますので、ただ黙って飲んでいるだけだと、達成度はあがりません!
Q3:いつもの相方と一緒に参加したいんだけど~。
A3:今回はサポート枠が無く、偶然にも集まったメンバーで行いたいと思いますので、ご了承下さい。
Q4:模擬戦してもいいんですか?
A4:店が壊れるような戦いでなければ構いません(机や椅子が転がる程度なら可)。
Q5:お任せありなの?
A5:完全アドリブになりますが、それも可です(それに伴うあらゆる結果を了承されたとみなします)。
マスターより
●挨拶とか
おはようございます! AdivMSの赤山です。世間は10連休ですね! 私は違いますが!
ちょっといつもと違った感じの依頼となっております。
どんな風なリプレイになるのか、私自身、未体験です。
大惨事になってしまうのか、それとも、黒歴史暴露大会になってしまうか……リプレイがアドリブになったらお察し下さい。
おはようございます! AdivMSの赤山です。世間は10連休ですね! 私は違いますが!
ちょっといつもと違った感じの依頼となっております。
どんな風なリプレイになるのか、私自身、未体験です。
大惨事になってしまうのか、それとも、黒歴史暴露大会になってしまうか……リプレイがアドリブになったらお察し下さい。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/05/10 00:13
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓! 紡伎 希(kz0174) 人間(クリムゾンウェスト)|14才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2019/05/06 15:00:52 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/05/06 14:47:56 |