ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】思い出にはしたくない
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/06/23 09:00
- リプレイ完成予定
- 2019/07/07 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
農耕推進地域ジェオルジから輸送されてきた花々が、ヴァリオス近郊の小さな村に届いた。
オートマトンの少年ディエス(kz0248)は、トパーズの精霊カイゼルの祠に花を飾るための手伝いに来ていた。
「俺様の祠に花を供えるとはな。まあ、良いんじゃねぇの」
カイゼルは、村人たちとディエスが協力して、祠の周辺に花を飾っていく様子を眺めていた。
「今ね、同盟では精霊たちに感謝を捧げるために、お花を飾る行事があるんだって」
「紫色の花が多いな。黄色の花もあるけどよ。あー、もしかして、紫色の花が多いのは、アメンスィ様のためか?!」
花に疎いカイゼルでも、村人たちが花を飾っていく意味が分かり、ご満悦だった。
紫色の花が多いのは、アメンスィをイメージしたものだ。
「カイゼル、久し振り~。今回は、可愛い子も連れてきたよ」
ラキ(kz0002)が、二匹の子犬を抱きかかえて、やってきた。
「ワンコだね。ホント、可愛いな」
ディエスがうれしそうに、子犬たちの頭を撫でていた。
「先日、動物の保護施設で譲渡会があって、この村に住む人が里親になることが決まったらしいよ」
早い話、保護施設から頼まれて、ラキが子犬たちを連れてきたのだ。
村人たちが、広場に集まり、小さなバザーを開いていた。
人々の楽しそうな様子を見て、カイゼルは複雑な気持ちになっていた。
「……俺様は……この世界を守りたい……」
村人たちは知らない。今後、この世界がどうなっていくのかという事実。
「カイゼル、思い出だけにはしたくないよね」
ラキが明るい笑みを浮かべた。
ディエスは少し不安な表情をしていたが、子犬たちを見ると優しい笑顔になっていた。
「ボクね、やっと決心がついたんだ。世界を守るとか、そんな大きなことはできないけど、身近な人たちの役に立ちたいって、今なら、はっきり言えるよ」
「……俺様としたことが、しんみりしちまったな。お前らの顔、見てると、まだやれることがあるんじゃねぇのかと、勘違いしちまうぜ」
カイゼルがそう告げると、ラキが人差し指を立てた。
「それって、勘違いじゃないよ。きっと、カイゼルの中に、そうした願いがあるから、そう思うってことだよ」
希望。それは、とても小さな欠片かもしれない。
だからこそ、拾い集めて、大きな未来へと繋げていきたい。
「さてっと、準備も整ったみたいだし、カイゼルの祠を祝う祭り、始まるよ!」
ラキが拳を上げて、村人たちを鼓舞した。
拍手が鳴り響く中、小さな村の祭りが始まった。
農耕推進地域ジェオルジから輸送されてきた花々が、ヴァリオス近郊の小さな村に届いた。
オートマトンの少年ディエス(kz0248)は、トパーズの精霊カイゼルの祠に花を飾るための手伝いに来ていた。
「俺様の祠に花を供えるとはな。まあ、良いんじゃねぇの」
カイゼルは、村人たちとディエスが協力して、祠の周辺に花を飾っていく様子を眺めていた。
「今ね、同盟では精霊たちに感謝を捧げるために、お花を飾る行事があるんだって」
「紫色の花が多いな。黄色の花もあるけどよ。あー、もしかして、紫色の花が多いのは、アメンスィ様のためか?!」
花に疎いカイゼルでも、村人たちが花を飾っていく意味が分かり、ご満悦だった。
紫色の花が多いのは、アメンスィをイメージしたものだ。
「カイゼル、久し振り~。今回は、可愛い子も連れてきたよ」
ラキ(kz0002)が、二匹の子犬を抱きかかえて、やってきた。
「ワンコだね。ホント、可愛いな」
ディエスがうれしそうに、子犬たちの頭を撫でていた。
「先日、動物の保護施設で譲渡会があって、この村に住む人が里親になることが決まったらしいよ」
早い話、保護施設から頼まれて、ラキが子犬たちを連れてきたのだ。
村人たちが、広場に集まり、小さなバザーを開いていた。
人々の楽しそうな様子を見て、カイゼルは複雑な気持ちになっていた。
「……俺様は……この世界を守りたい……」
村人たちは知らない。今後、この世界がどうなっていくのかという事実。
「カイゼル、思い出だけにはしたくないよね」
ラキが明るい笑みを浮かべた。
ディエスは少し不安な表情をしていたが、子犬たちを見ると優しい笑顔になっていた。
「ボクね、やっと決心がついたんだ。世界を守るとか、そんな大きなことはできないけど、身近な人たちの役に立ちたいって、今なら、はっきり言えるよ」
「……俺様としたことが、しんみりしちまったな。お前らの顔、見てると、まだやれることがあるんじゃねぇのかと、勘違いしちまうぜ」
カイゼルがそう告げると、ラキが人差し指を立てた。
「それって、勘違いじゃないよ。きっと、カイゼルの中に、そうした願いがあるから、そう思うってことだよ」
希望。それは、とても小さな欠片かもしれない。
だからこそ、拾い集めて、大きな未来へと繋げていきたい。
「さてっと、準備も整ったみたいだし、カイゼルの祠を祝う祭り、始まるよ!」
ラキが拳を上げて、村人たちを鼓舞した。
拍手が鳴り響く中、小さな村の祭りが始まった。
解説
場所は、ヴァリオス近郊の小さな村、トパーズの精霊カイゼルの祠。
【目的】
休日を過ごす
【状況】
祭りの準備が終わり、これから祭りが始まる頃。
【行動】
自由に行動する。
例えば、広場のバザーで買い食いする
子犬の里親になる村人と交流する
NPCと祭りを楽しむ
初対面だが、今回の出会いをきっかけに仲良くなる
交友関係のあるPCさんと祭りを楽しむ等
ただし、シナリオ内容から外れた行動をすると、描写が少なくなるため注意
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
ディエス(kz0248)、オートマトンの少年、見た目は15才、クルセイダー
カイゼル、トパーズの精霊。見た目は青年、口が悪いが、根は優しい
【目的】
休日を過ごす
【状況】
祭りの準備が終わり、これから祭りが始まる頃。
【行動】
自由に行動する。
例えば、広場のバザーで買い食いする
子犬の里親になる村人と交流する
NPCと祭りを楽しむ
初対面だが、今回の出会いをきっかけに仲良くなる
交友関係のあるPCさんと祭りを楽しむ等
ただし、シナリオ内容から外れた行動をすると、描写が少なくなるため注意
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
ディエス(kz0248)、オートマトンの少年、見た目は15才、クルセイダー
カイゼル、トパーズの精霊。見た目は青年、口が悪いが、根は優しい
マスターより
大林です。
こんな時だからこそ、【春郷祭】のシナリオをお届けします。
ゆっくり祭りを楽しみたいハンターさん向けに、少人数の依頼です。
決戦に備えて、英気を養う一助となれば幸いです。
それでは、のんびりお楽しみください。
こんな時だからこそ、【春郷祭】のシナリオをお届けします。
ゆっくり祭りを楽しみたいハンターさん向けに、少人数の依頼です。
決戦に備えて、英気を養う一助となれば幸いです。
それでは、のんびりお楽しみください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/06/29 03:53