ゲスト
(ka0000)
【王戦】後日譚 不屈の砦兵
マスター:柏木雄馬

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/06/24 19:00
- リプレイ完成予定
- 2019/07/03 19:00
オープニング
それは王国歴1019年、春の某日。今から数週間前の事──
長らく歪虚の侵攻を阻み続けて来たハルトフォート砦は、この日、ダンテ・バルカザール率いる空前の大軍勢を前に、遂に『陥落』の日を迎えようとしていた。
砦の周囲へ築かれた星型城塞部分も、下ベイリー(二の丸)部分も、戦況の悪化に伴って順次、放棄されていった。無限に湧き続けるかのような敵の大軍を相手に消耗し、防衛線を維持できなくなっていったからだ。
兵たちは後退し、上ベイリー(本丸)の城壁に拠って戦った。戦線を縮小することで火力の密度を維持しつつ、二の丸に敵を引き込んで出血を強いることで、押し寄せる敵に対抗しようとした。砦の本丸は小さな高台の上に建っており、その主城門へ辿り着くにはその丘の周りの斜路をグルリと一周しなければならない構造になっていた。その間、守兵は上から一方的に矢玉を浴びせ掛けることが出来、そこで少なくない敵戦力を削れる……はずだった。
だが、その構造を知るダンテは、歪虚たちに直接、その丘と城壁を登らせ始めた。通常ならあり得ぬ攻略法──だが、その無理無茶無謀をやり通すだけの身体能力と兵力が敵にはあった。
事前に用意してあった岩や油はすぐに尽きた。兵たちは危険を顧みずに胸壁から身を乗り出して、城壁を上って来る敵を直接、銃や弓で狙い撃ちにした。
「総員着剣! これより城壁に取りついた歪虚どもに銃撃を敢行する! 銃撃は1度のみ。俺の合図で一斉に行え! 3秒以上は姿を晒すな!」
城壁の守備を担当する1小隊を率いる士官、ジャスパー・ダービーが、周囲の部下たちに向かって命令を発した。すっかり枯れ果てた自身の声に(水が欲しいな……)などと場違いなことを思考しつつ、まるで他人事のように口から指示は出続けた。
「用意……今!」
号令と同時に、ジャスパーたちは一斉に胸壁から身を乗り出し、城壁を上って来る敵らに一斉射撃を浴びせて、すぐに引っ込んだ。
銃弾を受けた敵兵がバタバタと地面へ落ちていく音がして、ジャスパーはマスケット(滑腔銃)の装填を命じながら、「よくやった!」「その調子だ!」と部下らを褒めてやった。その賞賛を受け、泥だらけ、煤塗れになった若い部下たちがはにかみ、喜んだ。
ジャスパーの胸がチクリと痛んだ。元々、彼らはジャスパーの部下ではなかった。
彼の本来の任地は西海岸──イスルダ島からの大規模襲撃を警戒する『防人』だった。が、今回の傲慢軍襲来に際しては、早々に任地の放棄が命じられ、砦の守備に就いていた。
だが、長い激戦を経て砦の兵力は損耗し、ジャスパーの仲間たちも一人、また一人と失われていった。そんな小隊に宛がわれた若い補充兵──それが、元々は工廠区画で職人見倣いをしていたという、彼らだった。
まだ若い彼らを戦場に出す事に抵抗がないわけではなかった。だが、自分たちの明日すら知れぬこの状況下、彼らだけを特別扱いして守ってやることなどできようはずもない。ジャスパーが彼らに対して出来ることは……腐らず、自棄にならず、最後まで責任を以って指揮を執り続ける──それくらいがせいぜいだ。
「よし、もう一度いくぞ!」
狙い撃ちされぬよう、先程とはタイミングを変えて、ジャスパーは再度、銃撃の指示を出した。
「用意…………いまッ……!」
兵らが身を乗り出すより早く、城壁を駆け上って来た『何か』が胸壁を跳び越えた。自身の命と引き換えにリミッターを外した異界の兵たちが倍速を発揮しての事だった。
身を乗り出そうというタイミングで機先を制せられた兵たちが城壁の下で身を竦ませる。一方、その兵たちごと城壁を跳び越えて来た歪虚たちも、敵兵の姿を探してキョロキョロと周囲を見渡し……ようやく互いの視線が交差する。
沈黙は数秒──後、雄叫びと共に期せずして放たれる一斉射撃。その銃撃を受けて生き残った化け物たちが怒号と共にこちらへ飛び掛かろうとして、直前…… 敵の背後へ突入して来た『抜刀隊』が、銃剣で化け物たちを槍衾にした。
「完全に動かなくなるまで止めを刺して! ……ふー、危ない所でしたね、タイチョー? 褒めてくれても良いんですよ?」
今では抜刀隊の隊長に収まった元の部下、ノエラ・ソヌラがジャスパーに駆け寄り、えへん、と胸を逸らした。命を助けられた若い兵たちが、彼女を見て憧憬に目を輝かせる。……共に戦うようになって日の浅い彼らには、ノエラの普段のポンコツぶりはまだ知れ渡ってはいなかった。
「隊長……」
もう一人の若い部下、ルイ・セルトンが深刻な表情で呼び掛けた。
「ここはもうダメです。一刻も早く防衛線を下げるべきです」
……ルイは自他ともに認める『臆病者』だった。だが、これまで任務を放棄して逃げ出したことは一度もなかった。
ジャスパーは周囲へ視線を振って状況を確認した。……塔を挟んで向こう側の城壁部は、こちらと違って敵の突入を阻むことが出来ずに、既に虐殺の場と化していた。今、こちらに対する敵の圧力が小さいのは、敵がそちらを突破口に定めたからだ。橋頭保を確保し終えれば、すぐにこちらへも雪崩れ込んで来る。
(だが、退がると言ったって、これ以上、どこへ……)
ジャスパーが奥歯を噛み締めていると、司令部のあるタワーハウス(主塔)から発煙弾が打ち上げられた。主塔への集結を促す信号弾──攻城戦の最終局面で打ち上げられることになっていたものだった。
「これより攻囲を突破し、脱出する」
集まった生き残りの兵らに対し、砦司令ラーズスヴァンが宣言した。
絶望的なはずのその宣言に、兵らの士気は逆に上がった。不敗の猛将、生ける伝説──異種族でありながら、その腕っぷし一つで王国の将軍にまで上り詰めた男が、遂に戦場に出ようというのだ。
「お供します……!」
昔から戦歴を共にして来た将兵たちが、むしろ瞳を輝かせて志願した。彼らと指揮官を殿軍に残し、兵らはあらかじめ用意されていた地下トンネル(Gnomeの手による)から砦の外に出た。
ジャスパーは部下たちと共に生き残った。数多の犠牲を出しつつ敵の後陣を突破し、砦からの脱出を果たした。彼は彼の率いる若い部下たちへ、責任を果たしたのだ。
殿軍に残ったラーズスヴァンらは、最後まで敵を曳き付け、奮闘し…… 最後は砦の主塔を爆破して、諸共に敵を瓦礫に圧し潰したという……
●
そして、現在── イヴを倒した王国軍に、奇妙な報告がもたらされた。破壊された砦の跡に、なぜか未だに傲慢軍の戦力が張り付いているのだという。
王国はすぐに討伐隊を兼ねた調査隊を派遣することにした。その中に、自ら志願したジャスパーたちもいた。
「ハルトフォートは聖なる墓だ。あの場で戦い、死んでいった者たちの── それをいつまでも歪虚どもに『汚染』させておくわけにはいかない──」
長らく歪虚の侵攻を阻み続けて来たハルトフォート砦は、この日、ダンテ・バルカザール率いる空前の大軍勢を前に、遂に『陥落』の日を迎えようとしていた。
砦の周囲へ築かれた星型城塞部分も、下ベイリー(二の丸)部分も、戦況の悪化に伴って順次、放棄されていった。無限に湧き続けるかのような敵の大軍を相手に消耗し、防衛線を維持できなくなっていったからだ。
兵たちは後退し、上ベイリー(本丸)の城壁に拠って戦った。戦線を縮小することで火力の密度を維持しつつ、二の丸に敵を引き込んで出血を強いることで、押し寄せる敵に対抗しようとした。砦の本丸は小さな高台の上に建っており、その主城門へ辿り着くにはその丘の周りの斜路をグルリと一周しなければならない構造になっていた。その間、守兵は上から一方的に矢玉を浴びせ掛けることが出来、そこで少なくない敵戦力を削れる……はずだった。
だが、その構造を知るダンテは、歪虚たちに直接、その丘と城壁を登らせ始めた。通常ならあり得ぬ攻略法──だが、その無理無茶無謀をやり通すだけの身体能力と兵力が敵にはあった。
事前に用意してあった岩や油はすぐに尽きた。兵たちは危険を顧みずに胸壁から身を乗り出して、城壁を上って来る敵を直接、銃や弓で狙い撃ちにした。
「総員着剣! これより城壁に取りついた歪虚どもに銃撃を敢行する! 銃撃は1度のみ。俺の合図で一斉に行え! 3秒以上は姿を晒すな!」
城壁の守備を担当する1小隊を率いる士官、ジャスパー・ダービーが、周囲の部下たちに向かって命令を発した。すっかり枯れ果てた自身の声に(水が欲しいな……)などと場違いなことを思考しつつ、まるで他人事のように口から指示は出続けた。
「用意……今!」
号令と同時に、ジャスパーたちは一斉に胸壁から身を乗り出し、城壁を上って来る敵らに一斉射撃を浴びせて、すぐに引っ込んだ。
銃弾を受けた敵兵がバタバタと地面へ落ちていく音がして、ジャスパーはマスケット(滑腔銃)の装填を命じながら、「よくやった!」「その調子だ!」と部下らを褒めてやった。その賞賛を受け、泥だらけ、煤塗れになった若い部下たちがはにかみ、喜んだ。
ジャスパーの胸がチクリと痛んだ。元々、彼らはジャスパーの部下ではなかった。
彼の本来の任地は西海岸──イスルダ島からの大規模襲撃を警戒する『防人』だった。が、今回の傲慢軍襲来に際しては、早々に任地の放棄が命じられ、砦の守備に就いていた。
だが、長い激戦を経て砦の兵力は損耗し、ジャスパーの仲間たちも一人、また一人と失われていった。そんな小隊に宛がわれた若い補充兵──それが、元々は工廠区画で職人見倣いをしていたという、彼らだった。
まだ若い彼らを戦場に出す事に抵抗がないわけではなかった。だが、自分たちの明日すら知れぬこの状況下、彼らだけを特別扱いして守ってやることなどできようはずもない。ジャスパーが彼らに対して出来ることは……腐らず、自棄にならず、最後まで責任を以って指揮を執り続ける──それくらいがせいぜいだ。
「よし、もう一度いくぞ!」
狙い撃ちされぬよう、先程とはタイミングを変えて、ジャスパーは再度、銃撃の指示を出した。
「用意…………いまッ……!」
兵らが身を乗り出すより早く、城壁を駆け上って来た『何か』が胸壁を跳び越えた。自身の命と引き換えにリミッターを外した異界の兵たちが倍速を発揮しての事だった。
身を乗り出そうというタイミングで機先を制せられた兵たちが城壁の下で身を竦ませる。一方、その兵たちごと城壁を跳び越えて来た歪虚たちも、敵兵の姿を探してキョロキョロと周囲を見渡し……ようやく互いの視線が交差する。
沈黙は数秒──後、雄叫びと共に期せずして放たれる一斉射撃。その銃撃を受けて生き残った化け物たちが怒号と共にこちらへ飛び掛かろうとして、直前…… 敵の背後へ突入して来た『抜刀隊』が、銃剣で化け物たちを槍衾にした。
「完全に動かなくなるまで止めを刺して! ……ふー、危ない所でしたね、タイチョー? 褒めてくれても良いんですよ?」
今では抜刀隊の隊長に収まった元の部下、ノエラ・ソヌラがジャスパーに駆け寄り、えへん、と胸を逸らした。命を助けられた若い兵たちが、彼女を見て憧憬に目を輝かせる。……共に戦うようになって日の浅い彼らには、ノエラの普段のポンコツぶりはまだ知れ渡ってはいなかった。
「隊長……」
もう一人の若い部下、ルイ・セルトンが深刻な表情で呼び掛けた。
「ここはもうダメです。一刻も早く防衛線を下げるべきです」
……ルイは自他ともに認める『臆病者』だった。だが、これまで任務を放棄して逃げ出したことは一度もなかった。
ジャスパーは周囲へ視線を振って状況を確認した。……塔を挟んで向こう側の城壁部は、こちらと違って敵の突入を阻むことが出来ずに、既に虐殺の場と化していた。今、こちらに対する敵の圧力が小さいのは、敵がそちらを突破口に定めたからだ。橋頭保を確保し終えれば、すぐにこちらへも雪崩れ込んで来る。
(だが、退がると言ったって、これ以上、どこへ……)
ジャスパーが奥歯を噛み締めていると、司令部のあるタワーハウス(主塔)から発煙弾が打ち上げられた。主塔への集結を促す信号弾──攻城戦の最終局面で打ち上げられることになっていたものだった。
「これより攻囲を突破し、脱出する」
集まった生き残りの兵らに対し、砦司令ラーズスヴァンが宣言した。
絶望的なはずのその宣言に、兵らの士気は逆に上がった。不敗の猛将、生ける伝説──異種族でありながら、その腕っぷし一つで王国の将軍にまで上り詰めた男が、遂に戦場に出ようというのだ。
「お供します……!」
昔から戦歴を共にして来た将兵たちが、むしろ瞳を輝かせて志願した。彼らと指揮官を殿軍に残し、兵らはあらかじめ用意されていた地下トンネル(Gnomeの手による)から砦の外に出た。
ジャスパーは部下たちと共に生き残った。数多の犠牲を出しつつ敵の後陣を突破し、砦からの脱出を果たした。彼は彼の率いる若い部下たちへ、責任を果たしたのだ。
殿軍に残ったラーズスヴァンらは、最後まで敵を曳き付け、奮闘し…… 最後は砦の主塔を爆破して、諸共に敵を瓦礫に圧し潰したという……
●
そして、現在── イヴを倒した王国軍に、奇妙な報告がもたらされた。破壊された砦の跡に、なぜか未だに傲慢軍の戦力が張り付いているのだという。
王国はすぐに討伐隊を兼ねた調査隊を派遣することにした。その中に、自ら志願したジャスパーたちもいた。
「ハルトフォートは聖なる墓だ。あの場で戦い、死んでいった者たちの── それをいつまでも歪虚どもに『汚染』させておくわけにはいかない──」
解説
1.状況と目的
状況はOP本文の通り。
PCたちは調査隊の一員として王国に雇われ、傲慢軍の一部がまだうろついているというハルトフォート砦跡に赴いたハンターの一人となります。
敵を排除しつつ現地の調査を行い、その理由も見つけ出してください。
柏木分類『戦術系』兼『描写系』。「目的達成最優先。敵の存在も障害の一つに過ぎない」兼「キャラクターの描写自体が目的のシナリオ」となります。
2.舞台
ハルトフォート砦跡。外縁部の星型城塞部、元工廠区画、高台の下の下ベイリー(二の丸・元商業区画)、高台の上の上ベイリー(本丸)からなる。
先の激しい攻防戦により、その地上構造物の殆どが破壊され、廃墟の様な様相を呈している(地下トンネルの出口付近も激しく崩落)
3.敵戦力
球形関節を持つ人型古代兵器たち。主であるイヴや命令者であるダンテは既にいないが、内臓バッテリー(?)の様なもので動き、最後に受けた命令を忠実に継続している。
多数が砦跡をうろついている。特に本丸の辺りに多い。何かあちこち歩き回ったり、瓦礫を除けたりしている。
正のマテリアルを感知すると即攻撃。トリッキーな動きの格闘と、予備動作なしの怪光線発射が攻撃手段。
4.NPC
4a.ジャスパーとその部下たち
詳細は本文参照。
4b.ラーズスヴァン
砦司令。ドワーフ。本文参照。
その『最期』は砦を自爆させ、その崩落で敵を諸共に圧し潰したと伝えられている。
彼には古い兵らと幕僚たち、三人のドワーフ技師たちが付き従っていたという。
「? わしはまだ諦めんぞ!」
状況はOP本文の通り。
PCたちは調査隊の一員として王国に雇われ、傲慢軍の一部がまだうろついているというハルトフォート砦跡に赴いたハンターの一人となります。
敵を排除しつつ現地の調査を行い、その理由も見つけ出してください。
柏木分類『戦術系』兼『描写系』。「目的達成最優先。敵の存在も障害の一つに過ぎない」兼「キャラクターの描写自体が目的のシナリオ」となります。
2.舞台
ハルトフォート砦跡。外縁部の星型城塞部、元工廠区画、高台の下の下ベイリー(二の丸・元商業区画)、高台の上の上ベイリー(本丸)からなる。
先の激しい攻防戦により、その地上構造物の殆どが破壊され、廃墟の様な様相を呈している(地下トンネルの出口付近も激しく崩落)
3.敵戦力
球形関節を持つ人型古代兵器たち。主であるイヴや命令者であるダンテは既にいないが、内臓バッテリー(?)の様なもので動き、最後に受けた命令を忠実に継続している。
多数が砦跡をうろついている。特に本丸の辺りに多い。何かあちこち歩き回ったり、瓦礫を除けたりしている。
正のマテリアルを感知すると即攻撃。トリッキーな動きの格闘と、予備動作なしの怪光線発射が攻撃手段。
4.NPC
4a.ジャスパーとその部下たち
詳細は本文参照。
4b.ラーズスヴァン
砦司令。ドワーフ。本文参照。
その『最期』は砦を自爆させ、その崩落で敵を諸共に圧し潰したと伝えられている。
彼には古い兵らと幕僚たち、三人のドワーフ技師たちが付き従っていたという。
「? わしはまだ諦めんぞ!」
マスターより
ハンターたちの活躍により傲慢王イヴは倒された! Adiv連動【王戦】グランドフィナーレ、皆様、おめでとうございます。そして、お疲れ様でした!
そういうわけで、王戦の後日譚、陥落し、崩落したハルトフォート砦の一篇をお届けします。
なぜ、歪虚が陥落したはずのハルトフォートに留まっているのか? 彼らの目的、最後に受けた命令はいったい、何なのか──?
……まあ、難易度『普通』なので、皆様がご想像している通りの事だと思います(何
描写系でもありますので、様々な感慨をもって砦跡を訪れてみてください。ついでに『驚愕の真実』も見つけてあげてください。
そういうわけで、王戦の後日譚、陥落し、崩落したハルトフォート砦の一篇をお届けします。
なぜ、歪虚が陥落したはずのハルトフォートに留まっているのか? 彼らの目的、最後に受けた命令はいったい、何なのか──?
……まあ、難易度『普通』なので、皆様がご想像している通りの事だと思います(何
描写系でもありますので、様々な感慨をもって砦跡を訪れてみてください。ついでに『驚愕の真実』も見つけてあげてください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/06/30 18:11
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/06/20 00:29:45 |
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相談です・・・ サクラ・エルフリード(ka2598) 人間(クリムゾンウェスト)|15才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2019/06/23 17:27:00 |