ゲスト
(ka0000)
いい夢見たし今年こそ本気出す
マスター:十野誠

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/01/31 12:00
- リプレイ完成予定
- 2015/02/09 12:00
オープニング
●
「異世界に行ったら変われる……そう思っていた時期がありました――
元の世界だと、なにをやってもダメで。けれど、異世界に行ったら。イチからはじめられる場所なら……!
そう、思ってました……」
「あの。ご用件は……」
「けれど、残念ながら、この世界も現実なのよね。オレが現実でうまくやれるなんて……」
「え、えぇと。ご愁傷さま……? それより、ご用件は……」
「どうせ引きこもりですよ、だけど夢を見るぐらい良いじゃないか。オレにだってそれをするぐらいの自由は……」
目の前の男の様子に受付嬢は一つため息をつくと、彼をスルーして後ろに並んでいたハンターに向かって手招きをして先に受け付けを始める
――あ、次の方どうぞ。はい、この依頼ですね? 戦闘が発生する事がありますが、大丈夫ですか? わかりました。ではこちらが同じ依頼を受ける方の一覧で――
「だけど!」
「ちょーっと待っててくださいねー。はい。よく相談なさって行ってください。ご無事をお祈りしております……」
自分が後回しにされていることに気がついたのか、男が大きな声をあげるが、受付嬢はなだめるように声をかけると、そのまま先に案内したハンターの受付を済ませる。
「――で、なんでしょう?」
「そ、その態度は無いんじゃないか!?」
改めて視線を向けた受付嬢に、男は怯えた声をあげる
怖い目をしていただろうかーー?
思わず手元にあった手鏡を見て自分の顔つきを確認。いつもどおりね、大丈夫。
一つ咳払いをすると、彼女は改めて笑顔を浮かべて男に話かける。
「いらっしゃいませ、本日のご用件をおうかがいしま……」
「そこから!?」
「聞かなかったことにしてあげるって言ってるんです。
こほん。依頼の発注はアチラ。ハンターの悩み事相談は、また向こう。愚痴の垂れ流しに着きましては受け付けておりません。近場の酒場辺りでどうぞ」
「依頼です! 依頼を受けにきました!」
流れるように言葉をつなぐ女性に、男はあわてて言葉を返す。
男の様子は、いかにもかけだしのハンターと言ったところ。ただし、その防具にはいくつかの傷が残っており、戦闘には参加したことがあると思われる。
「では、ご希望の依頼はどちらでしょうか?」
「初夢で見たんですーー」
これまでダメだった自分が、異世界に来てもなにも変わらなかった自分が。魔法を使ってバッタバッタと雑魔を倒して大活躍。街を歩けば……
「あ、次の方どうーー」
「ごめんなさいおれがわるかったです」
「えぇぃ、泣きつかないでください。うっとうしい。
とりあえず、こちらと言うことでよいですか?」
腕にしがみつく男を振り払い、受付嬢は手元から一枚の依頼書を取り出す。
内容は、街道で商人などを襲うようになったゴブリンの退治依頼。
現れたゴブリンはいずれも並みの力を持つようだ。また、その巣まで倒す必要は無く、あくまでも街道に現れたものを倒すだけ。
簡単と言えば簡単な依頼だろう。
「えっと……」
「協力して戦っていただければ、難しくはありませんね」
どうでしょうか? と言う彼女に、男はぱあっ、と笑みを浮かべる。
「ここに女神がいた!」
「あー、はいはい。さっさと行ってください。面倒ですから」
男は受付を済ませると、彼女を何度も拝みながら窓口を後にしていく。
それを見送ると、受付嬢は後ろに残っていたハンター……貴方達にひどく申し訳なさそうな顔を見せて告げた。
「えぇと、すみません。アレと一緒に行っていただけませんか? ゴブリン退治」
「異世界に行ったら変われる……そう思っていた時期がありました――
元の世界だと、なにをやってもダメで。けれど、異世界に行ったら。イチからはじめられる場所なら……!
そう、思ってました……」
「あの。ご用件は……」
「けれど、残念ながら、この世界も現実なのよね。オレが現実でうまくやれるなんて……」
「え、えぇと。ご愁傷さま……? それより、ご用件は……」
「どうせ引きこもりですよ、だけど夢を見るぐらい良いじゃないか。オレにだってそれをするぐらいの自由は……」
目の前の男の様子に受付嬢は一つため息をつくと、彼をスルーして後ろに並んでいたハンターに向かって手招きをして先に受け付けを始める
――あ、次の方どうぞ。はい、この依頼ですね? 戦闘が発生する事がありますが、大丈夫ですか? わかりました。ではこちらが同じ依頼を受ける方の一覧で――
「だけど!」
「ちょーっと待っててくださいねー。はい。よく相談なさって行ってください。ご無事をお祈りしております……」
自分が後回しにされていることに気がついたのか、男が大きな声をあげるが、受付嬢はなだめるように声をかけると、そのまま先に案内したハンターの受付を済ませる。
「――で、なんでしょう?」
「そ、その態度は無いんじゃないか!?」
改めて視線を向けた受付嬢に、男は怯えた声をあげる
怖い目をしていただろうかーー?
思わず手元にあった手鏡を見て自分の顔つきを確認。いつもどおりね、大丈夫。
一つ咳払いをすると、彼女は改めて笑顔を浮かべて男に話かける。
「いらっしゃいませ、本日のご用件をおうかがいしま……」
「そこから!?」
「聞かなかったことにしてあげるって言ってるんです。
こほん。依頼の発注はアチラ。ハンターの悩み事相談は、また向こう。愚痴の垂れ流しに着きましては受け付けておりません。近場の酒場辺りでどうぞ」
「依頼です! 依頼を受けにきました!」
流れるように言葉をつなぐ女性に、男はあわてて言葉を返す。
男の様子は、いかにもかけだしのハンターと言ったところ。ただし、その防具にはいくつかの傷が残っており、戦闘には参加したことがあると思われる。
「では、ご希望の依頼はどちらでしょうか?」
「初夢で見たんですーー」
これまでダメだった自分が、異世界に来てもなにも変わらなかった自分が。魔法を使ってバッタバッタと雑魔を倒して大活躍。街を歩けば……
「あ、次の方どうーー」
「ごめんなさいおれがわるかったです」
「えぇぃ、泣きつかないでください。うっとうしい。
とりあえず、こちらと言うことでよいですか?」
腕にしがみつく男を振り払い、受付嬢は手元から一枚の依頼書を取り出す。
内容は、街道で商人などを襲うようになったゴブリンの退治依頼。
現れたゴブリンはいずれも並みの力を持つようだ。また、その巣まで倒す必要は無く、あくまでも街道に現れたものを倒すだけ。
簡単と言えば簡単な依頼だろう。
「えっと……」
「協力して戦っていただければ、難しくはありませんね」
どうでしょうか? と言う彼女に、男はぱあっ、と笑みを浮かべる。
「ここに女神がいた!」
「あー、はいはい。さっさと行ってください。面倒ですから」
男は受付を済ませると、彼女を何度も拝みながら窓口を後にしていく。
それを見送ると、受付嬢は後ろに残っていたハンター……貴方達にひどく申し訳なさそうな顔を見せて告げた。
「えぇと、すみません。アレと一緒に行っていただけませんか? ゴブリン退治」
解説
依頼自体は、街道に出没するようになったゴブリンの群の討伐依頼となります。
なお、ゴブリンが街道に出なくなるのであれば、群を全滅させる必要はありません。
目撃されているゴブリンの群は6体ほどの1グループです。
被害を受けているのは、徒歩の商人になります。
5・6人で連れ立って歩いていた商人が被害を受けなかったことから、ごく少人数の人々を選んで攻撃していると思われます。
襲撃が発生した街道は、幅が8メートルほどで、道の両脇に木々が植えられています。
木々の間は、2メートルから3メートルほど。
ゴブリンはこれらの木々の間を通り、被害者に対して攻撃を仕掛けていたとの事です。
また、今回、皆さんと共に駆け出しハンターが1人同行します。
プロフィールは以下の通り。
レベル:1
名前 :秋田 剣(リアルブルー出身)
ジョブ:魔術師
性格 :思いこみが強いが打たれ弱い。また、おだてにも弱い。
装備品:ワンド/ローブ(いずれも未強化)
スキル:マジックアロー/集中
サルヴァトーレ・ロッソからではなく、リアルブルーから転移した覚醒者となります。
依頼においては、指示がなければ真っ正直に街道を歩き、ゴブリンを見つけ次第マジックアローで攻撃を行います。その際の攻撃対象はもっとも近くにいるゴブリンとなります。
なお、ゴブリンが街道に出なくなるのであれば、群を全滅させる必要はありません。
目撃されているゴブリンの群は6体ほどの1グループです。
被害を受けているのは、徒歩の商人になります。
5・6人で連れ立って歩いていた商人が被害を受けなかったことから、ごく少人数の人々を選んで攻撃していると思われます。
襲撃が発生した街道は、幅が8メートルほどで、道の両脇に木々が植えられています。
木々の間は、2メートルから3メートルほど。
ゴブリンはこれらの木々の間を通り、被害者に対して攻撃を仕掛けていたとの事です。
また、今回、皆さんと共に駆け出しハンターが1人同行します。
プロフィールは以下の通り。
レベル:1
名前 :秋田 剣(リアルブルー出身)
ジョブ:魔術師
性格 :思いこみが強いが打たれ弱い。また、おだてにも弱い。
装備品:ワンド/ローブ(いずれも未強化)
スキル:マジックアロー/集中
サルヴァトーレ・ロッソからではなく、リアルブルーから転移した覚醒者となります。
依頼においては、指示がなければ真っ正直に街道を歩き、ゴブリンを見つけ次第マジックアローで攻撃を行います。その際の攻撃対象はもっとも近くにいるゴブリンとなります。
マスターより
きれいなお姉さんは好……いえなんでもありません(げふん)
1月も終わりに近づこうと言うのに、今更のように初夢を思い出したような依頼となります。
お気に召しましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
あ、秋田君については、好きにいぢっていただいて構いません。
喜びます(主にマスターが)。
1月も終わりに近づこうと言うのに、今更のように初夢を思い出したような依頼となります。
お気に召しましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
あ、秋田君については、好きにいぢっていただいて構いません。
喜びます(主にマスターが)。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/02/08 17:14
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/01/28 19:15:20 |
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![]() |
相談卓! 仁川 リア(ka3483) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/01/31 04:12:53 |