ゲスト
(ka0000)
【陽光】ドールハウス・ワンダーランド
マスター:のどか

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 不明
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- サポート
- 現在0人 / 0~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/07/06 07:30
- リプレイ完成予定
- 2019/07/20 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
その日、依頼を受けたハンター達は旧霧の山にある廃屋敷を訪れていた。
先の歪虚王との戦いに際して精霊の元へと返したこの山は、たちこめていた霧もすっかり晴れ、緑と生命に溢れる豊かな場所へと変わっていた。
否、これこそがこの山の本当の姿だったのだろう。
廃屋敷は事実上この山を支配していたジャンヌ・ポワソンが居住していた場所だ。
精霊の祠の傍に残されたそれは、今はもう誰も住んでいないものの、この山奥で取り壊すのも手間であるため、これまで放置されたままでいた。
訪れたのは他でもない。
コレクター――今はダンテリオと名乗る、ジャンヌの傍人の情報を得るためだ。
ハンター達と数度の接触例があるダンテリオだが、それまで彼に関する情報はほとんどと言って良いほどなかった。
と言うのも彼がそもそも決まった名前を持たない――というところに起因するのだが、それを知る者は少なくともオフィスやソサエティには存在していない。
土地そのものが浄化された今、自然発生であれ歪虚が出てくるということはそうそうない。
そのため昨今多方面に人手が必要であることも鑑みて少人数での調査となったが、結果としてこれが悪手だった。
ハンター達がまず向かったのは「かつてコレクターの部屋」と思われる一室。
先の屋敷攻略の際に彼が待ち構えていたコレクションルームである。
壁一面に打ち付けられた棚に色とりどりの沢山のドールハウスが並ぶ。
激しい戦闘があった結果、いくつかは棚ごと修復不能なまでに壊れてしまっていた。
床にも大量のハウス用のミニチュアや人形が転がっている。
それらも粉々になってしまったものから健在なものまでさまざまだ。
何か糸口になるものがあれば――手分けして捜索を始めた時、その声は響き渡った。
『――おや、まさかお客様がいらっしゃるとは思いませんでしたよ』
屋敷の中にどこからともなく響き渡る飄々とした声。
ダンテリオ――かつての記録から、ハンター達は咄嗟にそれを理解する。
『ああいえ、おくつろぎになってくださって構わないのですよ。私も放置してしまった忘れ物を取りに来ただけでありますがゆえ』
忘れ物……?
ハンターらは眉をひそめる。
『そこに見えるでしょう。私のコレクションですよ。少々入用になりましてね……まあ、半分は趣味も兼ねておりますが。大人しく回収させていただけるならそれで良し。私も手出しはいたしません。片腕がちょっと調子の悪いものでしてね、あまり無理はしたくないのです』
とはいえ……と、ダンテリオは自らその申し出を棄却する。
『そうもいかないようでございますか? 困りましたね……陛下も全力でとおっしゃられていたのでお相手してさしあげてもよろしいのですが、それでコレクションが破壊されるのも忍びない』
前回の戦いでそれなりの損壊が出たことは先も見た通り。
彼もまたそれを覚えている。
『こうしましょう。ゲームをしませんか?』
そして嬉しそうな声で彼は提案した。
『なに、簡単な鬼ごっこです。私が鬼で、みなさんは逃げる。私は持ち歩く鳥かごへと捕まえた方を1人1人丁寧に閉じ込める。逃げている方はそこから仲間を助けても良いし、自分だけ逃げ続けてもいい。日没――あと1時間ほどの後、1人でも捕まっていない方がいればあなた方の勝利。私は諦めて帰ります。しかし全員が捕まってしまったら――』
――みなさんには死んでいただきましょうか。
溜めるように息を吸ってから放たれた言葉に、思わず緊張が走った。
『厳密には死ぬわけでは無いのですが、まあ、みな様にとっては同じことでしょう』
そう言い加えて、彼は細かいルールを話し始める。
ゲームをゲームとして成り立たせるための禁止事項だ。
1.屋敷の外(外壁含む)に出ない
2.鬼にタッチされたのに無理に抵抗をしない
3.ゲーム中、故意にダンテリオのコレクションを破壊しない
『この3つをされてしまってはゲームの意味がありませんからね。お守りいただきましょう。契約破棄には厳罰を――が心情でございますがゆえ、ご留意ください』
含めるように、笑い声と共に言い放つ。
『さて、いかがです? 10数えるまでに答えを出していただきましょうか。日没までの時間を稼がれてもかないませんしね。ささ、お答えを』
――ゲームしますか?
――それとも戦いますか?
●解説
▼目的
A:ゲームに勝利する
B:ダンテリオを撃退する
▼概要
本シナリオはAとBから目標を選び達成していただきます。
必ず全員で同じ目標を設定してください。
統一されていない場合はAであるものとし、齟齬が生まれるプレイングは採用しないものとします。
また最初の申し出を受けて平和的にさよならしても構いませんが、その場合はシナリオ失敗となります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
その日、依頼を受けたハンター達は旧霧の山にある廃屋敷を訪れていた。
先の歪虚王との戦いに際して精霊の元へと返したこの山は、たちこめていた霧もすっかり晴れ、緑と生命に溢れる豊かな場所へと変わっていた。
否、これこそがこの山の本当の姿だったのだろう。
廃屋敷は事実上この山を支配していたジャンヌ・ポワソンが居住していた場所だ。
精霊の祠の傍に残されたそれは、今はもう誰も住んでいないものの、この山奥で取り壊すのも手間であるため、これまで放置されたままでいた。
訪れたのは他でもない。
コレクター――今はダンテリオと名乗る、ジャンヌの傍人の情報を得るためだ。
ハンター達と数度の接触例があるダンテリオだが、それまで彼に関する情報はほとんどと言って良いほどなかった。
と言うのも彼がそもそも決まった名前を持たない――というところに起因するのだが、それを知る者は少なくともオフィスやソサエティには存在していない。
土地そのものが浄化された今、自然発生であれ歪虚が出てくるということはそうそうない。
そのため昨今多方面に人手が必要であることも鑑みて少人数での調査となったが、結果としてこれが悪手だった。
ハンター達がまず向かったのは「かつてコレクターの部屋」と思われる一室。
先の屋敷攻略の際に彼が待ち構えていたコレクションルームである。
壁一面に打ち付けられた棚に色とりどりの沢山のドールハウスが並ぶ。
激しい戦闘があった結果、いくつかは棚ごと修復不能なまでに壊れてしまっていた。
床にも大量のハウス用のミニチュアや人形が転がっている。
それらも粉々になってしまったものから健在なものまでさまざまだ。
何か糸口になるものがあれば――手分けして捜索を始めた時、その声は響き渡った。
『――おや、まさかお客様がいらっしゃるとは思いませんでしたよ』
屋敷の中にどこからともなく響き渡る飄々とした声。
ダンテリオ――かつての記録から、ハンター達は咄嗟にそれを理解する。
『ああいえ、おくつろぎになってくださって構わないのですよ。私も放置してしまった忘れ物を取りに来ただけでありますがゆえ』
忘れ物……?
ハンターらは眉をひそめる。
『そこに見えるでしょう。私のコレクションですよ。少々入用になりましてね……まあ、半分は趣味も兼ねておりますが。大人しく回収させていただけるならそれで良し。私も手出しはいたしません。片腕がちょっと調子の悪いものでしてね、あまり無理はしたくないのです』
とはいえ……と、ダンテリオは自らその申し出を棄却する。
『そうもいかないようでございますか? 困りましたね……陛下も全力でとおっしゃられていたのでお相手してさしあげてもよろしいのですが、それでコレクションが破壊されるのも忍びない』
前回の戦いでそれなりの損壊が出たことは先も見た通り。
彼もまたそれを覚えている。
『こうしましょう。ゲームをしませんか?』
そして嬉しそうな声で彼は提案した。
『なに、簡単な鬼ごっこです。私が鬼で、みなさんは逃げる。私は持ち歩く鳥かごへと捕まえた方を1人1人丁寧に閉じ込める。逃げている方はそこから仲間を助けても良いし、自分だけ逃げ続けてもいい。日没――あと1時間ほどの後、1人でも捕まっていない方がいればあなた方の勝利。私は諦めて帰ります。しかし全員が捕まってしまったら――』
――みなさんには死んでいただきましょうか。
溜めるように息を吸ってから放たれた言葉に、思わず緊張が走った。
『厳密には死ぬわけでは無いのですが、まあ、みな様にとっては同じことでしょう』
そう言い加えて、彼は細かいルールを話し始める。
ゲームをゲームとして成り立たせるための禁止事項だ。
1.屋敷の外(外壁含む)に出ない
2.鬼にタッチされたのに無理に抵抗をしない
3.ゲーム中、故意にダンテリオのコレクションを破壊しない
『この3つをされてしまってはゲームの意味がありませんからね。お守りいただきましょう。契約破棄には厳罰を――が心情でございますがゆえ、ご留意ください』
含めるように、笑い声と共に言い放つ。
『さて、いかがです? 10数えるまでに答えを出していただきましょうか。日没までの時間を稼がれてもかないませんしね。ささ、お答えを』
――ゲームしますか?
――それとも戦いますか?
●解説
▼目的
A:ゲームに勝利する
B:ダンテリオを撃退する
▼概要
本シナリオはAとBから目標を選び達成していただきます。
必ず全員で同じ目標を設定してください。
統一されていない場合はAであるものとし、齟齬が生まれるプレイングは採用しないものとします。
また最初の申し出を受けて平和的にさよならしても構いませんが、その場合はシナリオ失敗となります。
解説
【A】
ダンテリオの誘いを受け入れ、ゲームの参加契約をします。
[ルール]
牢屋鬼のような鬼ごっこ。
ダンテリオにタッチされたPCはダンテリオが持ち運ぶ「鳥かご」へ収容される。
捕まったPCは「会話」以外のすべてのアクションを行うことができない(物理的に不可能となる)。
捕まっていないPCは「鳥かご」を奪う・ないし破壊することで仲間の救出が可能。
破壊は仲間へダメージが入ることもあるため注意。
スキルの使用や攻撃による抵抗はご自由に。
ダンテリオも行う。ただしこれにより「重体」「再起不能」「死亡」にはしない。
[禁止行為]
・故意に屋敷の外へ出る行為(外壁含む)
・タッチされたのに抵抗(スキルの使用含む)する行為
・屋敷内のドールハウスとミニチュアを故意に破壊する行為
≪抵触したら該当PCにペナルティが課せられる≫
[勝敗条件]
日没後(1時間後)1人でも捕まっていない状態であればPCの勝利
全てのPCが「鳥かご」に入ったらダンテリオの勝利
≪ダンテリオが勝利した場合PCは死亡する≫
【B】
ダンテリオの誘いを断り、実力行使で撃退する。
ただしダンテリオも容赦がないため、≪「重体」や「再起不能」となったPCへはトドメを刺そうとする≫ものとする。
▼戦場
「旧霧の山屋敷」
3階+地下貯蔵庫の作りの木造建築。
内部は大小合わせて数十もの部屋が存在する。
屋敷そのものに特殊な仕掛けはない。
先の戦闘で崩壊している部屋が多く足場は悪い。
ダンテリオは屋敷のどこに人がいるかが分かる。
それが誰かまでは分からない。
以前行われた部屋の入れ替えは行われないこととする。
▼敵勢力
「ダンテリオ」
かつてはコレクターと名乗っていた赤い燕尾服の執事。
丁寧な物腰と、わざとらしいほどの笑顔がトレードマーク。
大量の現代火器を所有しており、状況に応じて使い分けて戦う。
また歪虚として何らかの力を持っているようだが……
ダンテリオの誘いを受け入れ、ゲームの参加契約をします。
[ルール]
牢屋鬼のような鬼ごっこ。
ダンテリオにタッチされたPCはダンテリオが持ち運ぶ「鳥かご」へ収容される。
捕まったPCは「会話」以外のすべてのアクションを行うことができない(物理的に不可能となる)。
捕まっていないPCは「鳥かご」を奪う・ないし破壊することで仲間の救出が可能。
破壊は仲間へダメージが入ることもあるため注意。
スキルの使用や攻撃による抵抗はご自由に。
ダンテリオも行う。ただしこれにより「重体」「再起不能」「死亡」にはしない。
[禁止行為]
・故意に屋敷の外へ出る行為(外壁含む)
・タッチされたのに抵抗(スキルの使用含む)する行為
・屋敷内のドールハウスとミニチュアを故意に破壊する行為
≪抵触したら該当PCにペナルティが課せられる≫
[勝敗条件]
日没後(1時間後)1人でも捕まっていない状態であればPCの勝利
全てのPCが「鳥かご」に入ったらダンテリオの勝利
≪ダンテリオが勝利した場合PCは死亡する≫
【B】
ダンテリオの誘いを断り、実力行使で撃退する。
ただしダンテリオも容赦がないため、≪「重体」や「再起不能」となったPCへはトドメを刺そうとする≫ものとする。
▼戦場
「旧霧の山屋敷」
3階+地下貯蔵庫の作りの木造建築。
内部は大小合わせて数十もの部屋が存在する。
屋敷そのものに特殊な仕掛けはない。
先の戦闘で崩壊している部屋が多く足場は悪い。
ダンテリオは屋敷のどこに人がいるかが分かる。
それが誰かまでは分からない。
以前行われた部屋の入れ替えは行われないこととする。
▼敵勢力
「ダンテリオ」
かつてはコレクターと名乗っていた赤い燕尾服の執事。
丁寧な物腰と、わざとらしいほどの笑顔がトレードマーク。
大量の現代火器を所有しており、状況に応じて使い分けて戦う。
また歪虚として何らかの力を持っているようだが……
マスターより
おはようございます、のどかです。
今回、久しぶりに超ハードシナリオをお届けします。
相応の覚悟と対策で臨んでくださいませ。
日和って成立しなくてもよいのですよ……ふふふ、その場合は情報が得られないまま先の展開へと進んでいくだけです。
補填シナリオを出す余裕はありません←
シナリオ「【陽光】ジャンヌとアメリア」が時期を同じくして出ておりますが、同日の事件ではないので参加に制約などはございません。
彼がなぜ再びこの地を訪れたのかは、そっちにちょこっと書いてあります。
ただPL情報パートなので、興味のある方はご覧くださいませ。
質問がございましたら別途卓を立ててルミちゃんまでどうぞ。
ご参加をお待ちしております。
今回、久しぶりに超ハードシナリオをお届けします。
相応の覚悟と対策で臨んでくださいませ。
日和って成立しなくてもよいのですよ……ふふふ、その場合は情報が得られないまま先の展開へと進んでいくだけです。
補填シナリオを出す余裕はありません←
シナリオ「【陽光】ジャンヌとアメリア」が時期を同じくして出ておりますが、同日の事件ではないので参加に制約などはございません。
彼がなぜ再びこの地を訪れたのかは、そっちにちょこっと書いてあります。
ただPL情報パートなので、興味のある方はご覧くださいませ。
質問がございましたら別途卓を立ててルミちゃんまでどうぞ。
ご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/07/21 01:57
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【質問卓】ルミちゃんに質問! ボルディア・コンフラムス(ka0796) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2019/07/02 12:37:09 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/07/02 09:39:59 |
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【相談卓】廃屋敷の中で 百鬼 一夏(ka7308) 鬼|17才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2019/07/05 22:58:49 |