ゲスト
(ka0000)
【血断】サード・リスタート
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 3~7人
- ユニット参加人数
- 現在7 / 0~7
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/07/12 07:30
- リプレイ完成予定
- 2019/07/26 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
私は、独りだった。
街中を歩くと、すれ違う人々の声が浮遊するように、私の心を過ぎていく。
ある日、私は見つけた。
演劇という素晴らしいものに。
私の心は、炎が舞い上がるように高揚した。
これが、私のやるべきことだと……。
そろそろ、準備を始めるとしよう。
世界は、私の手で作り上げていくのだ。
●
朝、目覚めると、台所から母親の声が聴こえてきた。
そうだな。
そろそろ、起きないと遅刻してしまう。
明日は、期末テストだ。
ここ最近は、あまり寝た気がしないが、体調は良いな。
朝食を済ませたら、出かけよう。
いつもの場所で、アイツが待っているからな。
●
グラウンド・ゼロ。
オート・パラディンの集団が、黒いマスティマを狙い、マテリアルレーザーで攻撃を仕掛けていた。
『しつこい!』
黒いマスティマは全ての攻撃を回避すると、すぐさまマテリアルライフルを解き放った。
直線上にいたオート・パラディンは多大なダメージにより爆発して消滅していく。
「……そう簡単にはいかないようだが、だからこそ、お前は私の脚本に相応しいのだよ」
黒いシルクハットを被り、白い仮面を付けた男……カッツォ・ヴォイ(kz0224)が、愛用の杖を振るい、さらにオート・パラディンたちを出現させ、黒いマスティマを取り囲んでいく。
『……断わると、言ったはずだ。いや、何度でも言う……あんたの思うようにはならない』
黒いマスティマに搭乗していたのは、クドウ・マコトであった。
カッツォは、滑稽だとでも言うように小さく笑っていた。
「ククク、お前も忘れた訳ではあるまい? 覚醒者たちの多くは、お前を裏切り者だと思っているのだぞ? そんなお前に、戻るところなど皆無。さあ、私の元へ来るのだ……クドウ・マコトよ」
『……あんた、本当にムカつくな。たとえ、堕ちた身だとしても、俺は、俺の意思で別の道を探し出す』
クドウがそう告げた後、黒いマスティマはショートワープし、オート・パラディンたちを擦り抜け、後方へと移動していく。
「我が配下たちよ、黒いマスティマの中にいるクドウ・マコトを引き摺りだせ。決して、殺してはならぬ……奴は、使えるからな」
オート・パラディンの集団は、カッツォの指示で、黒いマスティマを四方に陣取り、胴部を狙ってマテリアルブレードを叩き付けるが、破壊することまではできなかった。
『……うんざりだ』
クドウは、ここ数日、カッツォに狙われ続けて、体力を消耗していた。
黒いマスティマも、連日の戦闘で、残っている銃弾も残りわずかであった。
おそらく、カッツォは長期戦でクドウの体力を消耗させ、力尽きたクドウを捕まえるつもりなのだろう。作戦としては単純だが、生け捕りにするにはカッツォにとっては、地味に効率が良かった。
●
黒いマスティマが、オート・パラディンの集団と戦っている姿を目撃したというハンターたちが日に日に増えていった。
さすがに連日、目撃証言が続くのは妙だと感じたマクシミリアン・ヴァイス(kz0003)は、現場へと向かった。
「……間違いない。あのオート・パラディンは、カッツォの手下だ。おそらく黒いマスティマを操縦できるクドウ・マコトを自分の戦力として取り込むつもりなのだろう。ヤツが考えそうなことだ。できれば、俺は……クドウ・マコトを助けたい」
マクシミリアンの意見に共感したハンターたちが、ここに集結した。
今後こそ、クドウ・マコトを救出する。
そして、できれば、仲間として迎え入れたい。
その願いを実現する時が、ようやく来たのだ。
その刹那。
オート・パラディンの集団を目掛けて走り抜けようとした時だった。
錆びた骨のような装甲を持った四本足の巨体が姿を現した。
『我ハ……執行人ナリ。全テノ……人間ヲ、滅ボス……ソレガ、使命……』
右手には大鎌を持ち、その立ち姿は、まるで死神にも似ていた。
全ての人類を憎むような眼差しで、執行人と名乗った異形の者が、大鎌を振るった。
炎のようなオーラが飛来して、ハンターたちの行く手を阻む。
「まずは、こいつを倒した方が良さそうだな」
マクシミリアンは愛用の刀を構えて、攻撃態勢に入った。
果たして、本当にクドウを救うことができるのか?
そもそも、何が正しいことなのか?
渦巻く感情の中、ただひたすらに立ち向かうしかなかった。
多くのハンターたちは、邪神討伐を決意したのだから。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
私は、独りだった。
街中を歩くと、すれ違う人々の声が浮遊するように、私の心を過ぎていく。
ある日、私は見つけた。
演劇という素晴らしいものに。
私の心は、炎が舞い上がるように高揚した。
これが、私のやるべきことだと……。
そろそろ、準備を始めるとしよう。
世界は、私の手で作り上げていくのだ。
●
朝、目覚めると、台所から母親の声が聴こえてきた。
そうだな。
そろそろ、起きないと遅刻してしまう。
明日は、期末テストだ。
ここ最近は、あまり寝た気がしないが、体調は良いな。
朝食を済ませたら、出かけよう。
いつもの場所で、アイツが待っているからな。
●
グラウンド・ゼロ。
オート・パラディンの集団が、黒いマスティマを狙い、マテリアルレーザーで攻撃を仕掛けていた。
『しつこい!』
黒いマスティマは全ての攻撃を回避すると、すぐさまマテリアルライフルを解き放った。
直線上にいたオート・パラディンは多大なダメージにより爆発して消滅していく。
「……そう簡単にはいかないようだが、だからこそ、お前は私の脚本に相応しいのだよ」
黒いシルクハットを被り、白い仮面を付けた男……カッツォ・ヴォイ(kz0224)が、愛用の杖を振るい、さらにオート・パラディンたちを出現させ、黒いマスティマを取り囲んでいく。
『……断わると、言ったはずだ。いや、何度でも言う……あんたの思うようにはならない』
黒いマスティマに搭乗していたのは、クドウ・マコトであった。
カッツォは、滑稽だとでも言うように小さく笑っていた。
「ククク、お前も忘れた訳ではあるまい? 覚醒者たちの多くは、お前を裏切り者だと思っているのだぞ? そんなお前に、戻るところなど皆無。さあ、私の元へ来るのだ……クドウ・マコトよ」
『……あんた、本当にムカつくな。たとえ、堕ちた身だとしても、俺は、俺の意思で別の道を探し出す』
クドウがそう告げた後、黒いマスティマはショートワープし、オート・パラディンたちを擦り抜け、後方へと移動していく。
「我が配下たちよ、黒いマスティマの中にいるクドウ・マコトを引き摺りだせ。決して、殺してはならぬ……奴は、使えるからな」
オート・パラディンの集団は、カッツォの指示で、黒いマスティマを四方に陣取り、胴部を狙ってマテリアルブレードを叩き付けるが、破壊することまではできなかった。
『……うんざりだ』
クドウは、ここ数日、カッツォに狙われ続けて、体力を消耗していた。
黒いマスティマも、連日の戦闘で、残っている銃弾も残りわずかであった。
おそらく、カッツォは長期戦でクドウの体力を消耗させ、力尽きたクドウを捕まえるつもりなのだろう。作戦としては単純だが、生け捕りにするにはカッツォにとっては、地味に効率が良かった。
●
黒いマスティマが、オート・パラディンの集団と戦っている姿を目撃したというハンターたちが日に日に増えていった。
さすがに連日、目撃証言が続くのは妙だと感じたマクシミリアン・ヴァイス(kz0003)は、現場へと向かった。
「……間違いない。あのオート・パラディンは、カッツォの手下だ。おそらく黒いマスティマを操縦できるクドウ・マコトを自分の戦力として取り込むつもりなのだろう。ヤツが考えそうなことだ。できれば、俺は……クドウ・マコトを助けたい」
マクシミリアンの意見に共感したハンターたちが、ここに集結した。
今後こそ、クドウ・マコトを救出する。
そして、できれば、仲間として迎え入れたい。
その願いを実現する時が、ようやく来たのだ。
その刹那。
オート・パラディンの集団を目掛けて走り抜けようとした時だった。
錆びた骨のような装甲を持った四本足の巨体が姿を現した。
『我ハ……執行人ナリ。全テノ……人間ヲ、滅ボス……ソレガ、使命……』
右手には大鎌を持ち、その立ち姿は、まるで死神にも似ていた。
全ての人類を憎むような眼差しで、執行人と名乗った異形の者が、大鎌を振るった。
炎のようなオーラが飛来して、ハンターたちの行く手を阻む。
「まずは、こいつを倒した方が良さそうだな」
マクシミリアンは愛用の刀を構えて、攻撃態勢に入った。
果たして、本当にクドウを救うことができるのか?
そもそも、何が正しいことなのか?
渦巻く感情の中、ただひたすらに立ち向かうしかなかった。
多くのハンターたちは、邪神討伐を決意したのだから。
解説
場所は、グラウンド・ゼロ
ユニット同行可能(CAM、幻獣、ゴーレム系)
生身での参加も大歓迎
【状況】
黒いマスティマとオート・パラディンの集団が戦っている最中
【目的】
1.執行人(シェオル型歪虚)を倒す
2.オート・パラディンの集団をできるだけ倒して、黒いマスティマを守る
カッツォを倒すことより、クドウを説得することを優先
■出没した敵
カッツォ・ヴォイ(kz0224)
災厄の十三魔の一体。サイズ1。
機動力の高さ、カウンター能力の他、配下の自動兵器を強化する能力を持つ。
オート・パラディン(強化型)、10体
生物的なデザインの装甲を持つ人型自動兵器。サイズ3
嫉妬の眷属で、カッツォ・ヴォイの支配下
見た目以上の機動力を持つ。マテリアルレーザー、マテリアルブレードで攻撃する
執行人(シェオル型歪虚)、1体
人間が変質したとされる歪虚。サイズ3
骨にも似た装甲を持ち、四本足で移動する。非常に高い再生能力を持つ
戦闘力が高く、1体を倒すのに複数人のハンターで挑むことが推奨される
肉体は完全に歪虚となっているが、一部の自我は残されている。会話には応じない
二本の腕には、右手に大鎌、左手に楯。炎のようなオーラを飛ばして魔法攻撃を行う
■中立勢力
黒いマスティマ、一機。サイズ3
攻撃手段はマテリアルライフル、マテリアルショット、テールブレードなど
搭乗しているのは、クドウ・マコト。サイズ1
疲労しているが、パラディンの攻撃を回避する余力はある
■補足
ハンターの初期位置は、執行人(シェオル型歪虚)から50メートル離れた場所
オート・パラディン集団の前衛は、ハンターから100メートル離れた場所
■プレイヤー情報
パラディンを倒すことも必要だが、クドウに対する「説得の内容」が重要
カッツォは、クドウの弱みに付け込むことを言うため、要注意
ユニット同行可能(CAM、幻獣、ゴーレム系)
生身での参加も大歓迎
【状況】
黒いマスティマとオート・パラディンの集団が戦っている最中
【目的】
1.執行人(シェオル型歪虚)を倒す
2.オート・パラディンの集団をできるだけ倒して、黒いマスティマを守る
カッツォを倒すことより、クドウを説得することを優先
■出没した敵
カッツォ・ヴォイ(kz0224)
災厄の十三魔の一体。サイズ1。
機動力の高さ、カウンター能力の他、配下の自動兵器を強化する能力を持つ。
オート・パラディン(強化型)、10体
生物的なデザインの装甲を持つ人型自動兵器。サイズ3
嫉妬の眷属で、カッツォ・ヴォイの支配下
見た目以上の機動力を持つ。マテリアルレーザー、マテリアルブレードで攻撃する
執行人(シェオル型歪虚)、1体
人間が変質したとされる歪虚。サイズ3
骨にも似た装甲を持ち、四本足で移動する。非常に高い再生能力を持つ
戦闘力が高く、1体を倒すのに複数人のハンターで挑むことが推奨される
肉体は完全に歪虚となっているが、一部の自我は残されている。会話には応じない
二本の腕には、右手に大鎌、左手に楯。炎のようなオーラを飛ばして魔法攻撃を行う
■中立勢力
黒いマスティマ、一機。サイズ3
攻撃手段はマテリアルライフル、マテリアルショット、テールブレードなど
搭乗しているのは、クドウ・マコト。サイズ1
疲労しているが、パラディンの攻撃を回避する余力はある
■補足
ハンターの初期位置は、執行人(シェオル型歪虚)から50メートル離れた場所
オート・パラディン集団の前衛は、ハンターから100メートル離れた場所
■プレイヤー情報
パラディンを倒すことも必要だが、クドウに対する「説得の内容」が重要
カッツォは、クドウの弱みに付け込むことを言うため、要注意
マスターより
大林です。
【血断】連動シナリオをお届けします。
さらなる野心に取りつかれたカッツォ。
迷いながらも、未来を模索するクドウ。
マクシミリアンは、クドウを助けたいと思っています。
それぞれの想いが交差して、運命の歯車が動き出しました。
それでは、今回も気合の入ったプレイングを心からお待ちしております!
【血断】連動シナリオをお届けします。
さらなる野心に取りつかれたカッツォ。
迷いながらも、未来を模索するクドウ。
マクシミリアンは、クドウを助けたいと思っています。
それぞれの想いが交差して、運命の歯車が動き出しました。
それでは、今回も気合の入ったプレイングを心からお待ちしております!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/07/21 03:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/07/10 08:28:39 |
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【相談卓】撃退し、手にする値 ユメリア(ka7010) エルフ|20才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2019/07/11 20:29:07 |