ゲスト
(ka0000)
【血断】グラウンド・ゼロ防衛作戦
マスター:きりん

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在15人 / 4~15人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/07/22 09:00
- リプレイ完成予定
- 2019/07/31 09:00
オープニング
●歪虚の大群
今や、グラウンド・ゼロは夥しい数の歪虚で埋め尽くされていた。
様々なシェオル型歪虚を始めとし、雑魔まで含めればその総数は億を超えさらに増え続けている。
対するクリムゾンウエスト側は、エバーグリーンから回収したオートソルジャーなどの自動機械戦力に加え、邪神内に突入させるには練度が足りないハンターたちを動員し防衛に当たらせていた。
該当するハンターは、主に最近ハンターになったばかりのリアルブルーからの避難民や元強化人間や、実戦からしばらく離れていて勘が鈍っているハンターたちである。
受付嬢としての仕事の方を主任務としてたジェーンや、リアルブルーからの転移組である冴子や美紅もその中に該当していた。
「無理に接近しようとしないでください! 前衛は自動機械に任せて、私たちは後衛から攻撃するんです! 歪虚はまだまだ来ますよ!」
まだ状況判断が甘いところがある冴子と美紅を指揮しながら、ジェーンはグラウンドゼロを駆け抜ける。
放たれた矢が自動機械たちの隙間を縫って、遠くのシェオル型歪虚の一つであるシェオル・ビーストに突き刺さった。
怨嗟に満ちたシェオル・ビーストの咆哮が上がる。
空間が揺らめき、非実体の顎が自動機械の一体を捕らえ、実体化して噛み砕いた。
咀嚼するような仕草を見せるシェオル・ビーストの動きに連動し、実体化した顎も動く。
「どう見ても間合い外ですよ! 何ですかあれ!?」
双眼鏡で確認した冴子が驚愕の声を上げる。
今の攻撃方法を見たのはこれが初めてではないが、シェオル・ビーストの咆哮は原始的な恐怖を抱かせるに相応しいおぞましさだった。
「それだけじゃない……。さっきよりも、私たちが攻撃を加えるごとに攻撃射程が伸びてる。さっさと仕留めないと不味いよ」
肩と頬でスナイパーライフルのストックを支えながら、美玖が眉根を寄せる。
銃声が轟き、シェオル・ビーストが弾丸を受けて吹き飛んだ。
そこにジェーンが矢を放ち追撃する。
倒すことには成功したが、既に矢も弾丸も結構な量を消費していた。
まだまだ余裕はあるものの、想定以上のペースだ。
「シェオル型にしては柔らかいですが、それでも雑魔よりは硬いですね」
雑魔の多くを自動機械が仕留めてくれているが、その自動機械もシェオル・ビーストに薙ぎ倒されるものが多くなっている。
「本部に緊急防衛依頼を出しておきましたから、耐えれば邪神内突入に選ばれるような実力者たちが増援が来てくれるでしょう。それまで持ち応えられればあるいは……」
ジェーンは思案する。
シェオル・ビーストを始めとするシェオル型歪虚をどれだけ早く多く倒せるかが、防衛の鍵になりそうだ。
「まだまだ先は長いです。油断せずいきましょう。冴子、いざという時は回復を頼みますよ。美紅は私と同じ対象を狙ってください」
「はいっ!」
「分かりました」
冴子と美紅は元気よく返事をした。
戦闘は続いている。
●ハンターズソサエティ
依頼掲示板に多くの依頼が張り出されていた。
その中でも、一際目立つ依頼がある。
『グラウンド・ゼロ防衛作戦への参加願い』
依頼内容は、グラウンド・ゼロに転移してくる大量の歪虚たちを押し留め、クリムゾンウエストを防衛すること。
圧倒的な数的不利から負け戦なのは目に見えているが、グラウンド・ゼロが抜かれれば人類生息圏に攻め込まれ人類側にも多大な被害が出るだろう。
物量に呑み込まれるのが先か、それとも邪神内に突入したハンターたちが勝利するのが先か。
とにかく倒し続けて時間を稼ぐのだ。
目の前の敵を見逃すわけにもいかないのだから。
今や、グラウンド・ゼロは夥しい数の歪虚で埋め尽くされていた。
様々なシェオル型歪虚を始めとし、雑魔まで含めればその総数は億を超えさらに増え続けている。
対するクリムゾンウエスト側は、エバーグリーンから回収したオートソルジャーなどの自動機械戦力に加え、邪神内に突入させるには練度が足りないハンターたちを動員し防衛に当たらせていた。
該当するハンターは、主に最近ハンターになったばかりのリアルブルーからの避難民や元強化人間や、実戦からしばらく離れていて勘が鈍っているハンターたちである。
受付嬢としての仕事の方を主任務としてたジェーンや、リアルブルーからの転移組である冴子や美紅もその中に該当していた。
「無理に接近しようとしないでください! 前衛は自動機械に任せて、私たちは後衛から攻撃するんです! 歪虚はまだまだ来ますよ!」
まだ状況判断が甘いところがある冴子と美紅を指揮しながら、ジェーンはグラウンドゼロを駆け抜ける。
放たれた矢が自動機械たちの隙間を縫って、遠くのシェオル型歪虚の一つであるシェオル・ビーストに突き刺さった。
怨嗟に満ちたシェオル・ビーストの咆哮が上がる。
空間が揺らめき、非実体の顎が自動機械の一体を捕らえ、実体化して噛み砕いた。
咀嚼するような仕草を見せるシェオル・ビーストの動きに連動し、実体化した顎も動く。
「どう見ても間合い外ですよ! 何ですかあれ!?」
双眼鏡で確認した冴子が驚愕の声を上げる。
今の攻撃方法を見たのはこれが初めてではないが、シェオル・ビーストの咆哮は原始的な恐怖を抱かせるに相応しいおぞましさだった。
「それだけじゃない……。さっきよりも、私たちが攻撃を加えるごとに攻撃射程が伸びてる。さっさと仕留めないと不味いよ」
肩と頬でスナイパーライフルのストックを支えながら、美玖が眉根を寄せる。
銃声が轟き、シェオル・ビーストが弾丸を受けて吹き飛んだ。
そこにジェーンが矢を放ち追撃する。
倒すことには成功したが、既に矢も弾丸も結構な量を消費していた。
まだまだ余裕はあるものの、想定以上のペースだ。
「シェオル型にしては柔らかいですが、それでも雑魔よりは硬いですね」
雑魔の多くを自動機械が仕留めてくれているが、その自動機械もシェオル・ビーストに薙ぎ倒されるものが多くなっている。
「本部に緊急防衛依頼を出しておきましたから、耐えれば邪神内突入に選ばれるような実力者たちが増援が来てくれるでしょう。それまで持ち応えられればあるいは……」
ジェーンは思案する。
シェオル・ビーストを始めとするシェオル型歪虚をどれだけ早く多く倒せるかが、防衛の鍵になりそうだ。
「まだまだ先は長いです。油断せずいきましょう。冴子、いざという時は回復を頼みますよ。美紅は私と同じ対象を狙ってください」
「はいっ!」
「分かりました」
冴子と美紅は元気よく返事をした。
戦闘は続いている。
●ハンターズソサエティ
依頼掲示板に多くの依頼が張り出されていた。
その中でも、一際目立つ依頼がある。
『グラウンド・ゼロ防衛作戦への参加願い』
依頼内容は、グラウンド・ゼロに転移してくる大量の歪虚たちを押し留め、クリムゾンウエストを防衛すること。
圧倒的な数的不利から負け戦なのは目に見えているが、グラウンド・ゼロが抜かれれば人類生息圏に攻め込まれ人類側にも多大な被害が出るだろう。
物量に呑み込まれるのが先か、それとも邪神内に突入したハンターたちが勝利するのが先か。
とにかく倒し続けて時間を稼ぐのだ。
目の前の敵を見逃すわけにもいかないのだから。
解説
●概要
戦闘シナリオです。
大量に出現する歪虚たちを倒し続けてください。
●達成条件
・敵の全滅
・NPCの生存
●フィールド
[基本情報]
縦:30sq 横:30sq 高さ:5sq 設置物:有 NPC:有
種類:地上 天候:暗雲 時刻:昼 風:強風
戦場Image:グラウンド・ゼロ
[解説]
人類生存域外に広がる、広大な面積を誇る超重汚染地域です。
クリムゾンウエスト防衛戦の主戦場です。受け止め切れなければ甚大な被害が出る恐れがあります。
[設置物解説]
岩……高さ5sq。障害物として使うことができます。
[NPC解説]
ジェーン……受付嬢兼ハンター。疾影士。弓で射撃支援を主に行う。
冴子……リアルブルー人。ハンター。聖導師。回復支援を行う。美紅の下へ行きたがる傾向がある。
美紅……元イクシード・アプリ使用者。ハンター。猟撃士。スナイパーライフルによる狙撃支援を主とする。
●マップ
1マス=3sq
■=岩
○=敵初期位置(増援含む)
12345678910
A○ ○ ○○ ○ ○
B ■
C○ ○ ○○ ○ ○
D
E ■
F ■
G
H
I ■
J
●状況
PCとNPCはF~J列に配置してください。
NPCは3人纏めての行動が多く、PC側で指定がない限り近い位置に配置されます。
敵は12体初期配置で、10ラウンド目まで毎ラウンド12体の増援があります。
●敵
○シェオル・ビースト……120体
[基本情報]
ステータス傾向:攻撃特化 大きさ:4m 類型:四足/歪虚 体色:黒
移動力:7 通常攻撃:牙/魔法/射程1 スキル:怨嗟の牙
[解説]
シェオル型でも特に生物に対する憎悪が強い。柔らかい代わりに元々の攻撃力が高くさらに累積バフを持つ。
[スキル解説]
・怨嗟の牙……リアクション。ダメージを負った時に発動します。通常攻撃の射程が5、威力が10ずつ増加していきます。10回まで。
戦闘シナリオです。
大量に出現する歪虚たちを倒し続けてください。
●達成条件
・敵の全滅
・NPCの生存
●フィールド
[基本情報]
縦:30sq 横:30sq 高さ:5sq 設置物:有 NPC:有
種類:地上 天候:暗雲 時刻:昼 風:強風
戦場Image:グラウンド・ゼロ
[解説]
人類生存域外に広がる、広大な面積を誇る超重汚染地域です。
クリムゾンウエスト防衛戦の主戦場です。受け止め切れなければ甚大な被害が出る恐れがあります。
[設置物解説]
岩……高さ5sq。障害物として使うことができます。
[NPC解説]
ジェーン……受付嬢兼ハンター。疾影士。弓で射撃支援を主に行う。
冴子……リアルブルー人。ハンター。聖導師。回復支援を行う。美紅の下へ行きたがる傾向がある。
美紅……元イクシード・アプリ使用者。ハンター。猟撃士。スナイパーライフルによる狙撃支援を主とする。
●マップ
1マス=3sq
■=岩
○=敵初期位置(増援含む)
12345678910
A○ ○ ○○ ○ ○
B ■
C○ ○ ○○ ○ ○
D
E ■
F ■
G
H
I ■
J
●状況
PCとNPCはF~J列に配置してください。
NPCは3人纏めての行動が多く、PC側で指定がない限り近い位置に配置されます。
敵は12体初期配置で、10ラウンド目まで毎ラウンド12体の増援があります。
●敵
○シェオル・ビースト……120体
[基本情報]
ステータス傾向:攻撃特化 大きさ:4m 類型:四足/歪虚 体色:黒
移動力:7 通常攻撃:牙/魔法/射程1 スキル:怨嗟の牙
[解説]
シェオル型でも特に生物に対する憎悪が強い。柔らかい代わりに元々の攻撃力が高くさらに累積バフを持つ。
[スキル解説]
・怨嗟の牙……リアクション。ダメージを負った時に発動します。通常攻撃の射程が5、威力が10ずつ増加していきます。10回まで。
マスターより
初めまして、こんにちは。
マスターのきりんです。
今回のシナリオは【血断】連動シナリオとなっております。
フィールド外ではオートソルジャーなどの自動機械たちが戦っており、雑魔を始めとする比較的弱い歪虚を排除しています。
彼らがいないとPCやNPCが対応不可能な量を相手にする羽目になり兼ねないので、動かすことはできません。
シェオル・ビーストはPCやNPCが生きている限りフィールド外に出ることはありません。
リプレイではNPCは基本フェードアウトします。
関わりたい、反応が欲しい場合はPCの方から何かしらアクションを取って下さい。
それでは楽しんでくださいね。
マスターのきりんです。
今回のシナリオは【血断】連動シナリオとなっております。
フィールド外ではオートソルジャーなどの自動機械たちが戦っており、雑魔を始めとする比較的弱い歪虚を排除しています。
彼らがいないとPCやNPCが対応不可能な量を相手にする羽目になり兼ねないので、動かすことはできません。
シェオル・ビーストはPCやNPCが生きている限りフィールド外に出ることはありません。
リプレイではNPCは基本フェードアウトします。
関わりたい、反応が欲しい場合はPCの方から何かしらアクションを取って下さい。
それでは楽しんでくださいね。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/07/24 09:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【相談】防衛作戦、作戦本部 エステル・ソル(ka3983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2019/07/21 17:30:39 |
|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/07/18 20:33:34 |