ゲスト
(ka0000)
戦場を見に行こう
マスター:岡本龍馬

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/02/04 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/02/13 15:00
オープニング
●
とある街角に子供たちが集まっていた。
「俺もつれってってくれよ!」
「ヴォイドなんて楽勝だぜ!」
「俺の一振りはどんな敵でも一撃なんだぜ!」
そんな思い思いのことを話す子供たちに囲まれた一人の男ハンター、カルエスが苦笑いを浮かべる。
「お前らを連れて行ってやりたいのはやまやまなんだが…今回のはちょっと無理だな」
カルエスも、このセリフも何回目だろうな、と声には出さないながらに申し訳ないとは思っていた。
けれど彼らが想像しているほどヴォイドは甘い相手ではない。連れて行ったところで足手まといになるのが関の山だろう。
「つれってってくれよー」
「なーなー」
「いいだろー」
「前から言ってるけどな、ヴォイドは危ないんだぞ?」
「大丈夫だって! 俺の剣は最強だから!」
「ほらほら見ろよこの剣技」
そう言うと一人がおもむろに枝を振り回しだす。
「危ないからそれやめろ」
ペチペチと枝でたたかれるカルエス。
「…おい」
たいして痛くもないので放っておくことにしたものの、カルエスが一つのため息をつく。
「どうしたもんかね…」
楽しそうにたたいてくる子供たちを見ながら、カルエスはふと一つの名案を思い付いた。
「ついて行ってみたいか?」
「いいの!?」
「さすが話が分かるね!」
「まーあれだ。あんま期待すんなよ?」
約束を取り付けたことで、そそくさと作戦会議に移る子供たち。
…まだ具体的なことは何も言ってないんだけどな。楽しそうに話し合う子供たちを眺めながら、カルエスがポソッとつぶやいた。
しかしそのカルエス当人が、かっこいいところを見せてやろう、と静かに意気込んでいることを子供たちは知る由もなかった。
●
それから数日後、ハンター本部には他と趣を異にする依頼が掲載されていた。
『低級なヴォイドと戦うところをガキどもに見せてやってほしい。あくまで見せるだけでいい。 そもそもあいつらは戦う技術なんて持ってないしな』
「これは?」
「見学ツアーだそうよ。現実を見せるだとかなんとか言ってたわね」
依頼を選んでいるハンターたちの間で話題が広がる。
「子供たちも子供たちなりに考えることがあるってことなのかな」
「それはそうだとしてもだ。戦闘技術を持たない子供たちを連れて行くってのも随分な話に思えるけど?」
「どうせちょっとかっこつけたいんでしょ」
「あぁ、そういうことか」
…どこかでカルエスのくしゃみが聞こえた気がした。
とある街角に子供たちが集まっていた。
「俺もつれってってくれよ!」
「ヴォイドなんて楽勝だぜ!」
「俺の一振りはどんな敵でも一撃なんだぜ!」
そんな思い思いのことを話す子供たちに囲まれた一人の男ハンター、カルエスが苦笑いを浮かべる。
「お前らを連れて行ってやりたいのはやまやまなんだが…今回のはちょっと無理だな」
カルエスも、このセリフも何回目だろうな、と声には出さないながらに申し訳ないとは思っていた。
けれど彼らが想像しているほどヴォイドは甘い相手ではない。連れて行ったところで足手まといになるのが関の山だろう。
「つれってってくれよー」
「なーなー」
「いいだろー」
「前から言ってるけどな、ヴォイドは危ないんだぞ?」
「大丈夫だって! 俺の剣は最強だから!」
「ほらほら見ろよこの剣技」
そう言うと一人がおもむろに枝を振り回しだす。
「危ないからそれやめろ」
ペチペチと枝でたたかれるカルエス。
「…おい」
たいして痛くもないので放っておくことにしたものの、カルエスが一つのため息をつく。
「どうしたもんかね…」
楽しそうにたたいてくる子供たちを見ながら、カルエスはふと一つの名案を思い付いた。
「ついて行ってみたいか?」
「いいの!?」
「さすが話が分かるね!」
「まーあれだ。あんま期待すんなよ?」
約束を取り付けたことで、そそくさと作戦会議に移る子供たち。
…まだ具体的なことは何も言ってないんだけどな。楽しそうに話し合う子供たちを眺めながら、カルエスがポソッとつぶやいた。
しかしそのカルエス当人が、かっこいいところを見せてやろう、と静かに意気込んでいることを子供たちは知る由もなかった。
●
それから数日後、ハンター本部には他と趣を異にする依頼が掲載されていた。
『低級なヴォイドと戦うところをガキどもに見せてやってほしい。あくまで見せるだけでいい。 そもそもあいつらは戦う技術なんて持ってないしな』
「これは?」
「見学ツアーだそうよ。現実を見せるだとかなんとか言ってたわね」
依頼を選んでいるハンターたちの間で話題が広がる。
「子供たちも子供たちなりに考えることがあるってことなのかな」
「それはそうだとしてもだ。戦闘技術を持たない子供たちを連れて行くってのも随分な話に思えるけど?」
「どうせちょっとかっこつけたいんでしょ」
「あぁ、そういうことか」
…どこかでカルエスのくしゃみが聞こえた気がした。
解説
今回の目的は雑魔との戦闘を子供たちに見せてあげること、つまりは見学ツアーです。
なので倒すところを見せることも大事ではありますが、最重要事項は子供たちを全員安全に帰すことになります。
また、カルエス(闘狩人)が子供たちの引率としてついてきます。
雑魔情報
犬型の雑魔。犬の中では小型に分類されるサイズ。
基本的に噛みつき攻撃しかしてこない。しかし一度噛みつくとそれがなんであれ死ぬまで離さないという習性をもつ。
三体前後の群れで行動する。
なので倒すところを見せることも大事ではありますが、最重要事項は子供たちを全員安全に帰すことになります。
また、カルエス(闘狩人)が子供たちの引率としてついてきます。
雑魔情報
犬型の雑魔。犬の中では小型に分類されるサイズ。
基本的に噛みつき攻撃しかしてこない。しかし一度噛みつくとそれがなんであれ死ぬまで離さないという習性をもつ。
三体前後の群れで行動する。
マスターより
お初にお目にかかります。今回より参加させていただく岡本龍馬と申します。
さて今回の依頼ですが、子供たちにヴォイドと戦う、ということについて教えてあげるのが主な内容です。
かっこつけてみたり、先生面をしてみたり、思うままに参加していただければ幸いです。
あ、子供たちといってもガキンチョ三人組です。はい。
さて今回の依頼ですが、子供たちにヴォイドと戦う、ということについて教えてあげるのが主な内容です。
かっこつけてみたり、先生面をしてみたり、思うままに参加していただければ幸いです。
あ、子供たちといってもガキンチョ三人組です。はい。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/02/07 12:21
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 ピオス・シルワ(ka0987) エルフ|17才|男性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/02/03 22:59:22 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/01/31 19:58:22 |