ゲスト
(ka0000)
知追う者、日常生活を目指す
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/09/10 19:00
- リプレイ完成予定
- 2019/09/19 19:00
オープニング
●日常へ
エトファリカ連邦国の天ノ都から徒歩で二日ほど行ったところにある地域・師岬。そこでも例外なくシェオル型や妖怪との戦はあった。邪神との決着が少し遅ければ被害が大きくなっていたかもしれないという状況だった。
突然何かが変わったという気がしないために、とりあえず、なんとなく終わったんだという気持ちだった。まず人々を襲ったのは疲労だった。
そんな中、地域のトップたる大江 紅葉が高熱で寝込んだのは大江家にとっては想定内だという、むろん、心配はしていたが、表だって騒がないのは、他の家や民のためというのもあるだろう。
一週間すると紅葉は復活をする。まずはペットのウサギの世話という軽い物から始まり、柴犬の世話に続く。後者はただ撫でるだけ。
体力が回復すると紅葉は動き回る。
必要なところに必要なものを置くことが、地域活性化の重要課題だと考えている。
その結果、一つ、紅葉の結婚式をどうするかということを突き付けられていた。
紅葉と松永 光頼は結婚する旨は家同士および紅葉の上司である吉備 灯世には言ってある。
それに、里の人たちは感じ取って、なんとなく噂に上げている。いつ正式発表があるかとそわそわしているのだった。
「今、それどころではないですよ……まずは、秋の収穫を目指さないと……畑としてはまだ浅いのでどれだけとれるか、来年はどうするかということです。戦いの時、それほど被害がなかったとはいえ」
紅葉の言葉に夫となる光頼も同意する。
「そうです! バンジーで結婚式はどうですか! それなら、一瞬で終わります!」
光頼、高いところ大丈夫だけど、柵がないと、本当に一瞬で逝きかねない。
「く、紅葉……その、それはやめて、後日、ゆっくりと宴形式の方がいいと思う……よ」
光頼は真っ青で告げる。
「そうですよ! 年末に宴会でも、来年の収穫祭でも! そもそも、公表だけでもいいはずです」
紅葉がしっかり光頼の言葉に乗る。その背景は知らないが。
「だから、まず必要なのは、冬も快適に過ごせる場所に整えることです。それに、南の方の妖怪は来ないとは限りません。その防御などを考える必要があるのです」
紅葉は必要なこと一覧を家臣たちや光頼に見せる。
「分かりました」
「さすが、宗主です」
家臣たちはまなじりを抑えたりしつつ、感心していた。
「都にもいかないとですね……」
「あちらの屋敷もどうにかしないといけな……ん? そういえば、三家合同はどうするんですか?」
屋敷が壊れとか、今後どうなるか分からないということで、住居の軸を師岬に移していた。そのた、大江・吉備・松永の三家は都勤めのあるメンバーの宿として、無事だった旧大江家を再生する道を選んでいた。
戦いも終わったとなると、状況は変わる。
「それは師匠を含め話します」
光頼はその答えにうなずく。
今いきなり必要なことではない。ただ、考える必要があるのも事実だった。
●建設的に建設資材
「建設用資材を取りに行きます! まだ、雑魔は出る可能性があるため、ハンターも雇います」
紅葉がてきぱきと要件を決める。
「竹はたくさんありますし足場にはもってこいです。それに手入れすることで良き竹林になるはずです」
建築資材の木や石は別途集める必要はあるだろう。竹があることで足場になるし、別の物にも活用はできる。
「基本的に切り出しや運び出しは里の者でしますが、警備とか警備とか警備とかはハンターの方に頼みます」
「紅葉……警備しか言っていない……」
横で光頼が頭を抑えた。警備も重要だが、そこまで危険はないだろうという思いもある。しかし、用心は必要である。何かがあってからでは遅い。
「準備をするのです!」
依頼の内容やら、出かける準備やらし始めるのだった。
「筍生えてますでしょうか」
不意に紅葉は言う。
「無理です」
「そうですよね……生えてると、動いていそうですね」
「……」
光頼は嫌な予感がする。それはまあありうることだろう、雑魔化する何かは。
光頼は一緒に行くため、見回りはきちんとしようと心に決めるのだった。
竹取をする日、空は青く晴れ渡る。
弁当をもって現地に向かう。
一応、竹をとる道具などの荷物も考え、紅葉が魔導トラックを出した。
「出発です」
紅葉は意気揚々とトラックの運転席に座った。
この瞬間、見送りに出ていた柴犬たちは一目散に逃げだした。虎猫たちは屋根の上から見ていた。
大江家の家臣が、さりげなく光頼の馬の手綱を引いて、トラックから離す。
光頼が何か言うよりも早く、急発進するトラック。
その瞬間、光頼の表情がひきつった。
「到着時も離れてくださいませ……」
遠い目をする大江家の家臣。
「……あ、ああ……」
光頼は自分が運転できるようになる必要性を感じるのだった。
それ以外は特に問題のない竹取遠征への出発であった。
エトファリカ連邦国の天ノ都から徒歩で二日ほど行ったところにある地域・師岬。そこでも例外なくシェオル型や妖怪との戦はあった。邪神との決着が少し遅ければ被害が大きくなっていたかもしれないという状況だった。
突然何かが変わったという気がしないために、とりあえず、なんとなく終わったんだという気持ちだった。まず人々を襲ったのは疲労だった。
そんな中、地域のトップたる大江 紅葉が高熱で寝込んだのは大江家にとっては想定内だという、むろん、心配はしていたが、表だって騒がないのは、他の家や民のためというのもあるだろう。
一週間すると紅葉は復活をする。まずはペットのウサギの世話という軽い物から始まり、柴犬の世話に続く。後者はただ撫でるだけ。
体力が回復すると紅葉は動き回る。
必要なところに必要なものを置くことが、地域活性化の重要課題だと考えている。
その結果、一つ、紅葉の結婚式をどうするかということを突き付けられていた。
紅葉と松永 光頼は結婚する旨は家同士および紅葉の上司である吉備 灯世には言ってある。
それに、里の人たちは感じ取って、なんとなく噂に上げている。いつ正式発表があるかとそわそわしているのだった。
「今、それどころではないですよ……まずは、秋の収穫を目指さないと……畑としてはまだ浅いのでどれだけとれるか、来年はどうするかということです。戦いの時、それほど被害がなかったとはいえ」
紅葉の言葉に夫となる光頼も同意する。
「そうです! バンジーで結婚式はどうですか! それなら、一瞬で終わります!」
光頼、高いところ大丈夫だけど、柵がないと、本当に一瞬で逝きかねない。
「く、紅葉……その、それはやめて、後日、ゆっくりと宴形式の方がいいと思う……よ」
光頼は真っ青で告げる。
「そうですよ! 年末に宴会でも、来年の収穫祭でも! そもそも、公表だけでもいいはずです」
紅葉がしっかり光頼の言葉に乗る。その背景は知らないが。
「だから、まず必要なのは、冬も快適に過ごせる場所に整えることです。それに、南の方の妖怪は来ないとは限りません。その防御などを考える必要があるのです」
紅葉は必要なこと一覧を家臣たちや光頼に見せる。
「分かりました」
「さすが、宗主です」
家臣たちはまなじりを抑えたりしつつ、感心していた。
「都にもいかないとですね……」
「あちらの屋敷もどうにかしないといけな……ん? そういえば、三家合同はどうするんですか?」
屋敷が壊れとか、今後どうなるか分からないということで、住居の軸を師岬に移していた。そのた、大江・吉備・松永の三家は都勤めのあるメンバーの宿として、無事だった旧大江家を再生する道を選んでいた。
戦いも終わったとなると、状況は変わる。
「それは師匠を含め話します」
光頼はその答えにうなずく。
今いきなり必要なことではない。ただ、考える必要があるのも事実だった。
●建設的に建設資材
「建設用資材を取りに行きます! まだ、雑魔は出る可能性があるため、ハンターも雇います」
紅葉がてきぱきと要件を決める。
「竹はたくさんありますし足場にはもってこいです。それに手入れすることで良き竹林になるはずです」
建築資材の木や石は別途集める必要はあるだろう。竹があることで足場になるし、別の物にも活用はできる。
「基本的に切り出しや運び出しは里の者でしますが、警備とか警備とか警備とかはハンターの方に頼みます」
「紅葉……警備しか言っていない……」
横で光頼が頭を抑えた。警備も重要だが、そこまで危険はないだろうという思いもある。しかし、用心は必要である。何かがあってからでは遅い。
「準備をするのです!」
依頼の内容やら、出かける準備やらし始めるのだった。
「筍生えてますでしょうか」
不意に紅葉は言う。
「無理です」
「そうですよね……生えてると、動いていそうですね」
「……」
光頼は嫌な予感がする。それはまあありうることだろう、雑魔化する何かは。
光頼は一緒に行くため、見回りはきちんとしようと心に決めるのだった。
竹取をする日、空は青く晴れ渡る。
弁当をもって現地に向かう。
一応、竹をとる道具などの荷物も考え、紅葉が魔導トラックを出した。
「出発です」
紅葉は意気揚々とトラックの運転席に座った。
この瞬間、見送りに出ていた柴犬たちは一目散に逃げだした。虎猫たちは屋根の上から見ていた。
大江家の家臣が、さりげなく光頼の馬の手綱を引いて、トラックから離す。
光頼が何か言うよりも早く、急発進するトラック。
その瞬間、光頼の表情がひきつった。
「到着時も離れてくださいませ……」
遠い目をする大江家の家臣。
「……あ、ああ……」
光頼は自分が運転できるようになる必要性を感じるのだった。
それ以外は特に問題のない竹取遠征への出発であった。
解説
竹を取りに行く人たちの護衛。
ご飯を食べる。
雑魔いたらどうにかする。
●場所や状況
馬や徒歩で最短30分、荷物があり遅いと2時間くらいの竹やぶ。
紅葉が目をつけていたけれども、戦いが激化したため、利用できなかった。井戸等はないため、新鮮な水はその場では得られない。
里の人の竹取隊は適宜活動する。
雑魔が出るかもしれない。それは、竹になれなかった筍かもしれない。地下茎を鞭のように使ってくるかもしれない……ええ、かもしれない。出るなら一体だと思われるし、大きさはサイズ1。
●ハンターに求められることやできること
周辺や人物の警備。
NPCと話したり、交流すること。
など。
●同行NPC
・大江 紅葉 久々の安全なはずの外出。竹を見ては喜び、ねこじゃらし草を見ては喜びます。
・松永 光頼 そのうち、大江になる。竹藪の周囲の見回りに行く。
・竹取隊 20人ほど。里で建築資材を取りに行く班の人たち。馬やら牛やらと引っ張る道具など持っていく。
ご飯を食べる。
雑魔いたらどうにかする。
●場所や状況
馬や徒歩で最短30分、荷物があり遅いと2時間くらいの竹やぶ。
紅葉が目をつけていたけれども、戦いが激化したため、利用できなかった。井戸等はないため、新鮮な水はその場では得られない。
里の人の竹取隊は適宜活動する。
雑魔が出るかもしれない。それは、竹になれなかった筍かもしれない。地下茎を鞭のように使ってくるかもしれない……ええ、かもしれない。出るなら一体だと思われるし、大きさはサイズ1。
●ハンターに求められることやできること
周辺や人物の警備。
NPCと話したり、交流すること。
など。
●同行NPC
・大江 紅葉 久々の安全なはずの外出。竹を見ては喜び、ねこじゃらし草を見ては喜びます。
・松永 光頼 そのうち、大江になる。竹藪の周囲の見回りに行く。
・竹取隊 20人ほど。里で建築資材を取りに行く班の人たち。馬やら牛やらと引っ張る道具など持っていく。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
紅葉と光頼、結婚することは決まってますが、まずは足元固めです。
その結果、これまで通りな内容です。以前に比べれば安全は大きいかもしれません。しかし、それがよくわかるのは、まだまだ先でしょうか? 戦いが終わった、何かが変わった……とはいえ、まだ目の前のことでいっぱいいっぱい。
学校を建てるんだ、住む場所を整える、道を整える、橋を作る、図書館を建てるんだーなどすることは今後加速していくでしょう。そうなると、戦いが終わったという証になるのかも知れません。
さて、今回は日常に戻りつつある世界です。未来につなぐため。
よろしくお願いします。
紅葉と光頼、結婚することは決まってますが、まずは足元固めです。
その結果、これまで通りな内容です。以前に比べれば安全は大きいかもしれません。しかし、それがよくわかるのは、まだまだ先でしょうか? 戦いが終わった、何かが変わった……とはいえ、まだ目の前のことでいっぱいいっぱい。
学校を建てるんだ、住む場所を整える、道を整える、橋を作る、図書館を建てるんだーなどすることは今後加速していくでしょう。そうなると、戦いが終わったという証になるのかも知れません。
さて、今回は日常に戻りつつある世界です。未来につなぐため。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/09/18 01:18
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【相談卓】 メイム(ka2290) エルフ|15才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2019/09/10 04:46:19 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/09/07 14:55:26 |