ゲスト
(ka0000)
戦場のアマリリス~ふるさと
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在15人 / 1~25人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~25
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/09/18 07:30
- リプレイ完成予定
- 2019/10/02 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●これまでのお話とこれからのお話
ポカラという村がありました。
同盟領の奥の奥にある田舎の村ですが、丘の上にあり石造りの建物が並ぶなど立地にそぐわない立派な場所でした。
数年前、大型の歪虚「パルサラス」に襲われ壊滅。歪虚は建物の破壊を優先していたようでハンターの活躍もあり人的被害はほぼありませんでした。
後日、理由が判明。
実は、村の地中深くに歪虚「嫉妬王ラルヴァ」の腕が眠っていたのです。
大型の樹木型歪虚が壊滅後に駐屯部隊のみ残っていた同所を急襲し、占領。根を地中に伸ばし掘り起こしてラルヴァの腕を掘り当てます。大樹歪虚はハンターの活躍により討伐されましたが、腕は回収されました。
残された村の跡地は、建物だけではなく地中深くまで引っ掻き回されてしまいました。地下水脈やら地盤やらまで根こそぎやられた形です。
完全な、壊滅。
しかもこれだけにとどまらず、森の奥からさらに歪虚が攻めて来ます。
森の奥に相当マイナスマテリアルがたまっていたのでしょう。
しかし、ポカラ村跡地付近に留まっていた監視部隊がハンターの援軍を呼びながら抵抗を続けるうち、森の奥からラスボスである浮遊城「パレスクリスタル」がやって来ました。
これを激しい戦闘の末、撃破。
通常では考えられない量のマイナスマテリアル――森の奥に溜まっていたほとんどの量でしょう――が、この時消滅したのです。
その後、森の奥から歪虚の侵攻はありません。
この機会に、丘の上から川沿いに場所を移した新しい村として、本格的にポカラを復興させることになりました。
旧ポカラに駐屯していたアマリリス商会のモータルは、同商会が買い取り運営するセル鉱山から旧ポカラ村民と同鉱山から有志を募り、復興作業に着手するのでした。
新しいポカラ村は、森から木を切り出し材木として売る林業の村とする予定です。
なぜなら、アマリリス商会代表のアマリリスことアムの正体は、新興船舶業マッケレル商会の家出した令嬢、アムアリス・マッケレルだからです。父の事業との連携はもちろん、東方との交易活性化を見越して需要の伸びる造船業への進出を視野に、村の経済面を支えるつもりなのです。
そして、村の復興作業の第一段階である簡易住宅と役所、復興広場が完成したことで祝勝会を兼ねた復活祭が開かれることになりました。
もちろん、ハンターたちも招待すべく、オフィスに関係者の招待案内が届くのでした。
●それぞれの物語
そのころ、フラ・キャンディ(kz0121)は。
「フラは、これからどうするんじゃ?」
蒸気工業都市「フマーレ」のチョコレート専門店「チョコレート・ハウス」のテラス席でフラの後見人、ジル・コバルトが聞きます。
「どうする、ってどういうこと?」
「故郷のエルフの隠れ里に戻るのか、それともこのままワシと一緒に暮らすのか」
ココアを飲んでいたフラが聞くと、ジルは優しい瞳で言い直します。
「戻れないよね。ボク、『百人目のエルフ』として期待されて旅立ったんだから。村の代表として立派に生きて……」
「その、『立派に生きる』とは?」
「え?」
フラ、ぐるぐる考え始めました。答えは出ないようで、難しい顔をし始めましたね。
「それじゃ、いまやってみたいことは何じゃ?」
「あの人のこと、知りたい。みんなのことも。故郷のこと教えてもらって、いつか行ってみたいな!」
そこのころ、南那初華(kz0135)。
「リアルブルーに戻るかこっちに留まるか……それで、どう答えたの?」
極彩色の街「ヴァリオス」の一角で自転車修理屋台を開いていた自称「戦場詩人」のダイン・グラマンが聞いています。前回の依頼のお話のようですね。
「好きでこっちに来たわけじゃないけどこっちで一生懸命やって来たし……でもお父さんとお母さんのことは心配だし……」
街角屋台「Pクレープ」で生地を混ぜていた初華、どっちつかずな様子で答えます。
「どうしていいか分からなくて……泣いちゃって……倒れそうになったら助けてもらっちゃった」
えへ、と顔を上げます。ちょっと涙目。
「仲間がいるっていいことだね。みんなにもどうするか聞いてみたらどう?」
「う、うん。……じゃ、ダインさんは?」
「流れ者に故郷はないさ」
そのころ、イ寺鑑(kz0175)。
「鑑さん、招待状が届いておるぞ」
農業推進地「ジェオルジ」のどん詰まりにある寒村「タスカービレ」の領主、セコ・フィオーリが鑑に手紙を差し出します。
「……ああ、この間の戦いの祝勝会ですか。お祝いなら特産品を持って駆けつけましょう」
というわけで、タスカービレ特産のチクワとハウスワイン「レ・リリカ」を持参することにしました。
そのほか、レイン魔法美術塾生にも招待状が届けられます。
美術塾、その後指導者のレインが出資者に「一流のハンターと絵描きはもちろん、魅力的な女性にすることを教育指針にします」と説得して成功したみたいですね。生徒たちは辞めずにすんでいます。
というわけで、当日はアマリリス商会の主要メンバーもそろいにぎやかに飲食を楽しむことになりそうです。
●これまでのお話とこれからのお話
ポカラという村がありました。
同盟領の奥の奥にある田舎の村ですが、丘の上にあり石造りの建物が並ぶなど立地にそぐわない立派な場所でした。
数年前、大型の歪虚「パルサラス」に襲われ壊滅。歪虚は建物の破壊を優先していたようでハンターの活躍もあり人的被害はほぼありませんでした。
後日、理由が判明。
実は、村の地中深くに歪虚「嫉妬王ラルヴァ」の腕が眠っていたのです。
大型の樹木型歪虚が壊滅後に駐屯部隊のみ残っていた同所を急襲し、占領。根を地中に伸ばし掘り起こしてラルヴァの腕を掘り当てます。大樹歪虚はハンターの活躍により討伐されましたが、腕は回収されました。
残された村の跡地は、建物だけではなく地中深くまで引っ掻き回されてしまいました。地下水脈やら地盤やらまで根こそぎやられた形です。
完全な、壊滅。
しかもこれだけにとどまらず、森の奥からさらに歪虚が攻めて来ます。
森の奥に相当マイナスマテリアルがたまっていたのでしょう。
しかし、ポカラ村跡地付近に留まっていた監視部隊がハンターの援軍を呼びながら抵抗を続けるうち、森の奥からラスボスである浮遊城「パレスクリスタル」がやって来ました。
これを激しい戦闘の末、撃破。
通常では考えられない量のマイナスマテリアル――森の奥に溜まっていたほとんどの量でしょう――が、この時消滅したのです。
その後、森の奥から歪虚の侵攻はありません。
この機会に、丘の上から川沿いに場所を移した新しい村として、本格的にポカラを復興させることになりました。
旧ポカラに駐屯していたアマリリス商会のモータルは、同商会が買い取り運営するセル鉱山から旧ポカラ村民と同鉱山から有志を募り、復興作業に着手するのでした。
新しいポカラ村は、森から木を切り出し材木として売る林業の村とする予定です。
なぜなら、アマリリス商会代表のアマリリスことアムの正体は、新興船舶業マッケレル商会の家出した令嬢、アムアリス・マッケレルだからです。父の事業との連携はもちろん、東方との交易活性化を見越して需要の伸びる造船業への進出を視野に、村の経済面を支えるつもりなのです。
そして、村の復興作業の第一段階である簡易住宅と役所、復興広場が完成したことで祝勝会を兼ねた復活祭が開かれることになりました。
もちろん、ハンターたちも招待すべく、オフィスに関係者の招待案内が届くのでした。
●それぞれの物語
そのころ、フラ・キャンディ(kz0121)は。
「フラは、これからどうするんじゃ?」
蒸気工業都市「フマーレ」のチョコレート専門店「チョコレート・ハウス」のテラス席でフラの後見人、ジル・コバルトが聞きます。
「どうする、ってどういうこと?」
「故郷のエルフの隠れ里に戻るのか、それともこのままワシと一緒に暮らすのか」
ココアを飲んでいたフラが聞くと、ジルは優しい瞳で言い直します。
「戻れないよね。ボク、『百人目のエルフ』として期待されて旅立ったんだから。村の代表として立派に生きて……」
「その、『立派に生きる』とは?」
「え?」
フラ、ぐるぐる考え始めました。答えは出ないようで、難しい顔をし始めましたね。
「それじゃ、いまやってみたいことは何じゃ?」
「あの人のこと、知りたい。みんなのことも。故郷のこと教えてもらって、いつか行ってみたいな!」
そこのころ、南那初華(kz0135)。
「リアルブルーに戻るかこっちに留まるか……それで、どう答えたの?」
極彩色の街「ヴァリオス」の一角で自転車修理屋台を開いていた自称「戦場詩人」のダイン・グラマンが聞いています。前回の依頼のお話のようですね。
「好きでこっちに来たわけじゃないけどこっちで一生懸命やって来たし……でもお父さんとお母さんのことは心配だし……」
街角屋台「Pクレープ」で生地を混ぜていた初華、どっちつかずな様子で答えます。
「どうしていいか分からなくて……泣いちゃって……倒れそうになったら助けてもらっちゃった」
えへ、と顔を上げます。ちょっと涙目。
「仲間がいるっていいことだね。みんなにもどうするか聞いてみたらどう?」
「う、うん。……じゃ、ダインさんは?」
「流れ者に故郷はないさ」
そのころ、イ寺鑑(kz0175)。
「鑑さん、招待状が届いておるぞ」
農業推進地「ジェオルジ」のどん詰まりにある寒村「タスカービレ」の領主、セコ・フィオーリが鑑に手紙を差し出します。
「……ああ、この間の戦いの祝勝会ですか。お祝いなら特産品を持って駆けつけましょう」
というわけで、タスカービレ特産のチクワとハウスワイン「レ・リリカ」を持参することにしました。
そのほか、レイン魔法美術塾生にも招待状が届けられます。
美術塾、その後指導者のレインが出資者に「一流のハンターと絵描きはもちろん、魅力的な女性にすることを教育指針にします」と説得して成功したみたいですね。生徒たちは辞めずにすんでいます。
というわけで、当日はアマリリス商会の主要メンバーもそろいにぎやかに飲食を楽しむことになりそうです。
解説
復興の道として、現状復旧ではなく新たな村を立ち上げる道を選んだ川沿いの新ポカラ村(仮)で、戦勝祝い兼復活祭をして盛り上がるので、参加して飲食歓談してください。
◆スケジュール
・日中
建物の建設や川沿いの製材施設や切り出した樹木を受け入れたり船着き場となる港「津」を整備したりといった土木作業のほか、新たな村に必要な作業を手伝います。また、夜の復活祭の準備もできます。役所で都市整備計画に参加することもできます(実現するかは別として)。
・夕方~夜
祝勝会兼復活祭として、役所前広場でかがり火をつけ飲食。ステージで盛り上げてもよし、炊き出し部隊に加わって調理や給仕をしてもよし。ひたすら飲み食いしてもよし。夜は簡易宿舎が用意されていますので(大部屋~個室まであり)ご心配なく。テントを張る人もいますね。飲食物の持ち込みも歓迎のようで。
◆NPC
・南那初華
日中は飲食店街予定地でお手伝い。主に内装に必要なものを製作手伝いしています。夜は少し給仕。
・フラ・キャンディ
日中は作業所間の伝令や手荷物運び。
・イ寺鑑
日中は建築物築造の手伝い。夜は少しチクワ焼きなど。
・レイン魔法美術塾生徒たち
日中は主にお針子さん。夜は自由行動。きゃいきゃい。
・アマリリス商会
アムは役所で村の都市整備計画会議など。
モータルはビルドムーバーで土木作業。
バモスはアムの執事として傍に控えるなど。
メイスンは石工らしく建設物建造。特に土台となる石切りなど。黙々。
なお、資金は十分にあるため献金などはきっぱりと断られます。
登録NPCはなにやらいずれもスイッチ入りやすい状態のようです。
ユニットを土木作業に参加させることもできます。森への偵察に出てもOK。もちろん、働かず交流のみでも問題ありません。
◆スケジュール
・日中
建物の建設や川沿いの製材施設や切り出した樹木を受け入れたり船着き場となる港「津」を整備したりといった土木作業のほか、新たな村に必要な作業を手伝います。また、夜の復活祭の準備もできます。役所で都市整備計画に参加することもできます(実現するかは別として)。
・夕方~夜
祝勝会兼復活祭として、役所前広場でかがり火をつけ飲食。ステージで盛り上げてもよし、炊き出し部隊に加わって調理や給仕をしてもよし。ひたすら飲み食いしてもよし。夜は簡易宿舎が用意されていますので(大部屋~個室まであり)ご心配なく。テントを張る人もいますね。飲食物の持ち込みも歓迎のようで。
◆NPC
・南那初華
日中は飲食店街予定地でお手伝い。主に内装に必要なものを製作手伝いしています。夜は少し給仕。
・フラ・キャンディ
日中は作業所間の伝令や手荷物運び。
・イ寺鑑
日中は建築物築造の手伝い。夜は少しチクワ焼きなど。
・レイン魔法美術塾生徒たち
日中は主にお針子さん。夜は自由行動。きゃいきゃい。
・アマリリス商会
アムは役所で村の都市整備計画会議など。
モータルはビルドムーバーで土木作業。
バモスはアムの執事として傍に控えるなど。
メイスンは石工らしく建設物建造。特に土台となる石切りなど。黙々。
なお、資金は十分にあるため献金などはきっぱりと断られます。
登録NPCはなにやらいずれもスイッチ入りやすい状態のようです。
ユニットを土木作業に参加させることもできます。森への偵察に出てもOK。もちろん、働かず交流のみでも問題ありません。
マスターより
ふらっと、深夜です。
これまでも最後みたいなシナリオはありましたが、これが本当のラストの依頼となるでしょう。
本当に、これまでのご参加に感謝いたします。
もちろん以前の参加はなくとも復興に手を貸したいという人の参加も歓迎でございます。自らの故郷に思いをはせるなど、キャラの節目にしやすいシナリオかと思います。
AFOの個人的ラストは未来への遺産隠しでした。DTSは始まりの島でバカンスして平和を満喫。
FNBは、失われた故郷の転生作業で締めたいと思います。
では、よろしくお願いします。
これまでも最後みたいなシナリオはありましたが、これが本当のラストの依頼となるでしょう。
本当に、これまでのご参加に感謝いたします。
もちろん以前の参加はなくとも復興に手を貸したいという人の参加も歓迎でございます。自らの故郷に思いをはせるなど、キャラの節目にしやすいシナリオかと思います。
AFOの個人的ラストは未来への遺産隠しでした。DTSは始まりの島でバカンスして平和を満喫。
FNBは、失われた故郷の転生作業で締めたいと思います。
では、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/10/01 00:40